日誌

2018年8月の記事一覧

福井県原子力発電所避難所


8月26日に福井県原子力発電所の広域避難訓練が行われ、本校に福井県高浜町の住民の方105名がバス4台で到着しました。三田市は福井県原子力発電所の避難先の1つになっており、今回は本校での訓練が行われました。7月に防災ジュニアリーダー合宿に参加した本校生徒もボランティアとして参加しました。

(写真は読売新聞 平成30年8月27日より)

ハニーFM「ハイスクール特派員登場」生放送出演

 8月21日(火)ハニーFM「ハイスクール特派員登場」生放送に水泳部1年生選手1名とマネージャー1名、オーストラリア短期海外研修参加生徒2年生2名が出演しました。
 水泳部の2人は入部のきっかけがそれぞれ異なり、選手の人は、小学校より水泳を始めて、中学校では水泳部がなく、高校で念願の水泳部に入ることができたそうです。マネージャーの人は、部活動見学で優しい先輩ばかりでその雰囲気に魅かれたそうです。日頃の練習はメニューが個人ごとに決まっており、泳ぎの速い選手では1日3km泳ぐそうで、泳いでいるとどれだけ泳いだかわからなくなることもあるそうです。8月29日に丹有地区大会、9月2,3日に県の新人戦があり、選手は自己ベストの更新に向けて練習に励んでおり、マネージャーはタイムの計測などで選手を支えており、選手、マネージャー共に今後の活動への意気込みを語ってくれました。
 続いて、オーストラリア短期海外研修参加者2名は、7月26日~8月8日の2週間、オーストラリアで経験したことについて話してくれました。
 参加した動機は、友達が昨年度参加した様子を聞いて興味がわいたことや、一度日本以外の国に訪れてみたかったとのことでした。
 まず、オーストラリアは日本とは季節が真逆の冬で、朝夕の気温は7℃ほどに下がり寒く感じましたが、日中は23℃ほどに上がり、暑いくらいで、1日の中に四季があるようだと気候の違いについて話してくれました。動物園ではコアラのほかにもカンガルーやエミュー、ワラビーなどオーストラリアならではの動物に沢山出会えたようです。
 参加者は皆、1人1家庭にホームスティをしたそうです。休日にはホームスティ先の家族とゴールドコーストや世界で初めてジェットコースターが作られたムービーワールドというパークなどの観光地を訪れ、楽しく過ごしたそうです。
 現地の学校では研修生向けの英語の授業を受けたり、現地の学生と一緒に授業を受けたりしたそうです。中でも一緒にアニメーションを作ったり、ドラマのシーンを撮影したりとアクティブな授業がとても楽しかったそうです。他にもアボリジニの文化について点描画を描いたり、オーストラリアの歴史や文化を学ぶ機会があったそうです。学校での昼食はホストファミリーが日本のお弁当にあたるランチボックスを持たせてくれたそうです。
 最後に、特に印象に残ったことについて話してくれました。1人の参加者は、1日目は帰りたいと思ったけれど、みんなとすぐ打ち解け、すぐに楽しくなったとのことでした。また、英語は今まではすべて理解しなければいけないと思っていたけれど、少しずつ理解していけばいいということがわかったそうです。そして、今までで英語は一番苦手な教科でしたが、帰国してからは英語の夏期課題もすらすらと進み、勉強することがとても楽しくなったそうです。もう1人の参加者は、最初は英語が聞き取れなかったのですが、ホストファミリーや現地の学生がとてもフレンドリーに気軽に話しかけてくれて、最後には英語で話すことが楽しくなったそうです。また、今までネガティブ思考だったのですが、研修に参加して、自分でやってみよう、やってみないとわからない、とプラス思考に変わったそうです。
 参加者2人共、まだまだ感動が冷めやらぬ、充実した短期海外研修だったことが伝わってくる放送でした。

中学生のみなさんへ 第2回オープンハイスクール(8月24日)のお知らせ

第2回オープンハイスクール(8月24日)のお知らせ
台風などによる天候異常の時の取り扱いにつきましては、以下のとおり対応します。(中学生用案内に記載しています)
① 午前7時現在、「三田市」に大雨、洪水、暴風、大雪等の警報(海上警報は除く)が発表されているときは、オープン・ハイスクールは中止します。
② 「阪神地域に警報」と報道されていても、「三田市」に警報が発表されていなければオープン・ハイスクールは実施します。

ゆりのき台指定避難所見学会に参加


8月18日(土)、本校が所在している三田市ゆりのき台の、指定避難所見学会に、本校生徒3名と教員1名が参加しました。この行事は地域の防災に力を入れている、ゆりのき台自治会主催で、地域の方、市役所の方、三田市消防署員、ゆりのき台中学生、三田西陵高校生が参加しました。避難所となる体育館見学、防災倉庫資材見学、救急車の呼びかけ練習、AEDを使った救急救命訓練を行いました。いざというときに備えて日頃からの訓練の大切さがよくわかりました。

西日本豪雨災害現地ボランティア活動

8月4日(土)、教員3名と有志の生徒9名の計12名で、岡山県倉敷市真備町の災害ボランティアに参加しました。炎天下の作業でしたが、体調不良者を出すことなく無事ボランティア活動を終えることができました。

復興作業を手伝わせていただいたお宅は2階まで水に浸かり、家具や畳はほとんど廃棄しなければならない状況で、我々も家財の搬出作業を手伝わせていただきました。倉敷市立真備図書館の駐車場には、建物の2階の高さほどに積み上げられた廃棄物の山がありました。教育活動の一環とはいえ、作業の様子を撮影することを快く許可してくださった家主様に心より感謝しております。また作業中も、作業終了後も、我々の体調を常に気遣ってくださり、飲み物や食事をふるまってくださったことにも大変感激しました。家主様とそのご親族のみなさま、本当にありがとうございました。

近隣のホームセンターにも豪雨災害の爪痕が、いまだに大きく残されていました。そして歩道を完全にふさぐように積み上げられた家財や廃棄物も、ボランティア活動を終えた我々の記憶に深く刻まれました。至る所に洪水で流されたものが残され、今後も復興作業がまだまだ必要であることを痛感しました。

被災地でのボランティア活動を支えるべく、至る所でボランティアに取り組む人たちを応援しておられる方々がいらっしゃいました。上の写真はボランティア活動を終えた我々に、飲み物やかき氷を無償でふるまってくださった方々のテント前の様子です。冷たいおしぼりや、かき氷の味は、我々の疲れ切った身体に染み渡るような心地よさと美味しさでした。

この度の岡山県倉敷市真備町でのボランティア活動を直接的に、あるいはそっと陰から支えてくださった多くの方々に、心の底より感謝しております。また大切なお子様をこのような酷暑の中、快く被災地に送り出してくださった保護者様にも感謝の気持ちでいっぱいです。みなさま、本当にありがとうございました。