活動記録

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JSEC2023で花王奨励賞を受賞しました!

 令和5年12月9日(土)、10日(日)に日本科学未来館で行われた JSEC2023(第21回 高校生・高専生 科学技術チャレンジ)最終審査会(全国大会)で本校科学部の生物系サボテン班が「刺座配列を示すサボテン種に共通な螺旋方程式と種固有の変数(その2)」というテーマで発表し、花王奨励賞を受賞しました。

 JSECとは、全国の高校生や高等専門学校生を対象とした科学技術の自由研究コンテストで、1次・2次予選を通過して全国大会に進み、上位に入賞した者は、「国際学生科学技術フェア(ISEF)」への出場権を手にすることができます。

 生徒たちは会場到着後、限られた時間の中で最終審査会に向けてのポスターの作成や発表練習を行い、審査会に臨みました。

 ISEFにはわずかに手が届きませんでしたが、上位12位に入賞することができました。また、さまざまなテーマの研究に触れることで興味や知識を深めることができました。

 また、同大会で科学部物理系磁性流体班が入選しました。

第46回日本分子生物学会で科学部が発表しました

 令和5年12月8日(金)に神戸国際展示場で行われた第46回日本分子生物学会で、本校科学部の生物系サボテン班と生物系ニハイチュウ班が発表しました。

 サボテン班は「サボテン種に共通な刺座配列の螺旋方程式と種ごとの違い」というテーマで、ニハイチュウ班は「片利共生する軟体動物の腎嚢表面の形状による蠕虫型ニハイチュウの棲み分け(2)」というテーマでそれぞれ口頭発表とポスター発表を行いました。研究内容が伝わるようにきちんと説明し、質問にもしっかりと答えていました。

令和5年度 第2回探究情報交換会を行いました

12月5日(火)に探究活動に関する情報交換会を行い、27名が参加しました。はじめに、「Canvaの効果的利用について」というテーマで、株式会社AVAD 谷山詩温氏にご講演いただき、タブレットを用いて演習も行いました。

その後、「効果的なプレゼンテーションについて」というテーマで県立龍野高等学校、県立姫路東高等学校の2校による実践紹介を聴きました。

最後に、班別の情報交換を行い、各校の取組や課題について話し合い、各班で話し合った内容を全体で共有しました。ポスターや論文の作成等、どの学校もまとめの時期に差し掛かっており、さまざまな学校の活動内容や課題を共有することができました。

科学部が神戸大学「高校生・私の科学研究発表会2023」で優秀賞を受賞しました

 令和5年11月23日(木・祝)に神戸大学で行われた「高校生・私の科学研究発表会2023」に本校科学部が参加しました。

 生物系サボテン班が「サボテンに共通な刺座配列方程式と種特異性」というテーマで、物理系磁性流体班が「外部磁力による磁性流体のスパイク出現条件」というテーマで、口頭発表とポスター発表を行い、生物系ニハイチュウ班は「片利共生する軟体動物の腎嚢表面の形状による蠕虫型ニハイチュウの棲み分け(その2)」というテーマでポスター発表を行いました。また、地学系マグマ班が「角閃石の微細構造から推定する熱水残液循環」というテーマで口頭発表とポスター発表を行い、第1位に相当する優秀賞を受賞しました。

 

  大学の教員の方々からアドバイスをいただいたり、他校の生徒の発表を聴いたりと、充実した時間となりました。

科学部が令和5年度課題研究合同発表会に参加しました

令和5年11月3日(金・祝)に京都大学で行われた「令和5年度高大連携課題研究合同発表会」に本校科学部生徒が参加しました。

はじめに京都大学農学研究科森林科学専攻の北島薫教授による講演がありました。

その後のポスター発表で、地学系マグマ班、生物系ニハイチュウ班、生物系サボテン班、物理系磁性流体班がそれぞれ発表を行いました。

それぞれの班の発表に対して京都大学の先生方からアドバイスをいただいたり、他校の生徒と意見交換を行う等、参加した生徒たちは有意義な時間を過ごすことができました。

 

 

論理表現Ⅱ(英語科)の授業で科学倫理についての発表を行いました

11月6日(月)~10日(金)に「論理表現Ⅱ(英語科)」の授業で2年次が科学倫理についての発表を行いました。

科学倫理について興味のあることを班ごとに調べ、英語を用いてパワーポイントを作成し、発表しました。発表や質疑応答はすべて英語で行われ、普段聞きなれない専門用語をみんながわかるように言い換えたり、図を用いて説明するなど、班ごとに工夫が見られました。

最後には自分たちの発表の内容に関するクイズを出題し、聴講している生徒たちはクイズに答えながら、自分の理解度を確認していました。

第47回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会で発表しました

 令和5年度11月11日(土)にバンドー神戸青少年科学館で行われた「第47回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会」に科学部が発表しました。

 研究発表では、生物系サボテン班が「サボテンに共通な刺座配列方程式と種特異性」のテーマで生物系優秀賞を、物理系磁性流体班が「外部磁力による磁性流体のスパイク出現条件」で物理系優良賞を、地学系マグマ班が「角閃石の微細構造から推定する熱水残液循環」で奨励賞を受賞しました。生物系サボテン班は、ポスター発表でも同テーマで優秀賞を受賞しました。

 

 生物系サボテン班は令和6年度近畿地区合同発表会への出場権を獲得しました。

English Cafe開催中です!

ALTや友人と英語によるコミュニケーションを楽しむEnglish Cafeを昼休みに開催しています。10月のEnglish Cafeのテーマは「Halloween」でした。

手のひらサイズのかぼちゃを使ってジャックオランタンを制作したり、カードゲームやインストラクションゲームを行ったり、毎日異なる内容の開催でした。

説明や会話はすべて英語で行われます。参加した生徒はさまざまな活動を通して英会話を楽しんでいます。

日本地質学会で奨励賞を受賞しました!

令和5年9月17日(日)に京都大学で開催された日本地質学会第130年学術大会のジュニアセッションで本校科学部地学系マグマ班が「西南日本山陽帯と山陰帯のマグマ分化末期の熱水残液の循環―深成岩の角閃石から発見される波状累帯構造から―」というテーマでポスター発表を行い、奨励賞を受賞しました。

また、マグマ班のこの研究は、第67回日本学生科学賞の全国大会へ進出しています。

 

数学理科甲子園2023に出場しました

令和5年10月28日(土)に甲南大学で数学理科甲子園2023が行われ、本校から2年次6名が出場しました。

数学、理科、科学技術等に関する基本的な問題や応用問題、総合問題をチームで協働して競う大会で、今年度は61校(366名)が参加しました。

全員奮闘しましたが、上位15チームによる本選に残ることはできず、予選敗退となってしまいました。

参加生徒たちは、「夏季休業中から準備してきたが、実力を出し切れずに不完全燃焼に終わり、とても悔しい。」「勉強して問題へのアプローチの方法や考え方、知識が広がった。」と話していました。今回の悔しさを胸に、数学オリンピック予選など次の大会に向けて準備を進めています。

理数探究の授業でディベートを行いました(2年次)

10月27日(金)の理数探究の授業で、2年次が班で取り組んでいる科学倫理をテーマとした探究でディベートを行いました。

各班ごとにテーマに対して複数の立場から意見を述べた後、反駁を行い主張をまとめました。また、ディベートを行っていない班の生徒はその様子を聴講しました。

準備の様子 当日の様子(1) 当日の様子(2) 当日の様子(3)
準備の様子 ディベートの様子①  ディベートの様子②  ディベートの様子③

ディベートとその振り返りを通して、追加で調べたり班内で検討を行い、研究の最終結論をまとめていきます。

12月に開催を予定している科学倫理の発表に向けての準備を進めています。

プログラミング体験講座を行いました

10月19日(木)にプログラミング体験講座を行い、本校生徒8名と本校教員11名が参加しました、

株式会社AVADの谷山 詩温 氏を講師としてお招きし、「Canva を用いたホームページ作成」と「スペースブロックを用いたプログラミング音楽の作成」の2つのテーマで研修を行いました。

はじめに情報デザインを意識したバナー広告を作成しました。その後、「スペースブロック」というプログラミング教材を用いて音楽を作成し、最後に作成したバナーと音楽を組み合わせて動画にしました。

自分で実際に作成することで、プログラミングを身近に感じ、自分のアイデアを形にする楽しさを感じることのできた講座でした。

 

本校で開催した講座が、スペースブロックのHPに掲載されましたので、こちらもご覧ください。

https://spaceblock.jp/article/balpcALXxAEHwJVeWFUCa

1年次探究活動の検証が始まりました

1年次の探究活動の検証が始まりました。

ミニ探究の経験を活かして、班別に仮説を立て、その仮説を検証しています。

班ごとにテーマが異なるため、検証方法によっては化学教室や調理教室、校舎外などのさまざまな場所で活動を行っています。

実験器具の使い方等、初めてのことも多く、班員全員で協力して進めています。

理数探究基礎テーマ検討会を行いました(1年次)

10月6日(金)に1年次理数探究基礎の研究テーマ検討会を行い、本校教員20名が参加しました。

生徒が作成した研究計画書の中から、担当教員だけでは判断できないものや全体で検討したいもの等を取り上げ、どのように研究を進めていくかを探究活動の担当教員全員で話し合いました。

「兵庫県南部地震と防災」研修へ行きました

令和5年10月5日(木)に「兵庫県南部地震と防災」研修として、北淡震災記念公園 野島断層保存館(兵庫県淡路市)と、人と防災未来センター(兵庫県神戸市)に行きました。

9月29日(金)に事前研修として、防災研修を行う意味や兵庫県南部地震について学びました。

当日は、野島断層を実際に見ることによって自然災害の科学的理解を深め、また、人と防災未来センターで地震災害の記録を学ぶことによって防災の社会行動的側面の知識の重要性を学びました。

第3回 Girl's Expo with Science Ethics について

令和6年2月12日(月・祝)にアクリエひめじで開催予定の第3回 Girl's Expo with Science Ethicsのポスター、募集要項、参加申込書を掲載しています。

発表は小学生から高校生まで参加可能です。

ぜひご参加ください!

詳細は「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」のページでご確認ください。

 

                        2024GESE チラシ.pdf

日本植物学会で優秀賞を受賞しました!

9月9日(土)に北海道大学札幌キャンパスで開催された日本植物学会第87回大会の高校生ポスター発表で、本校科学部(サボテン班)が「サボテン種ごとの刺座配列の螺旋方程式の系統的な違い」というテーマで全国2位に値する優秀賞を受賞しました。

 多くの審査員に研究内容を説明し、誠実に質疑応答をしていました。

サボテンの刺座の配列を数式で表現し、種ごとの特徴を明らかにした視点がユニークであると高く評価されました。

日本動物学会で発表しました

山形大学小白川キャンパスで開催された日本動物学会第94回山形大会(9/7~9/9)において、9月9日(土)に高校生ポスター発表があり、本校科学部生物系生物班(ニハイチュウ班)の生徒2名が、「片利共生する軟体動物の腎嚢表面の形状における蠕虫型ニハイチュウの棲み分け(2)」というタイトルでポスター発表を行いました。

発表時間は短かったですが、大学の先生や全国から集まった高校生と研究を通して交流することができました。学会からは高校生ポスター賞をいただきました。

発表のほかにも「動物学ひろば」という催しがあり、全国のさまざまな研究機関の研究者の方と交流することができました。学会には1日だけの参加でしたが、とても充実した1日になりました。

 

東京博物館研修に行きました

8月28日(月)、29日(火)の1泊2日で、25名の生徒が参加し、東京博物館研修を行いました。

1日目は国立科学博物館で常設展を見学しました。多くのはく製や化石、標本や体験ブースなどがあり、参加者は実際に自分の目で見て気づいたことや疑問などを友人と話していました。また、研究者の方に積極的に説明を求める生徒もいました。約6時間半の滞在でしたが、「時間が足りなかった。」という生徒の声が多かったです。

2日目は日本科学未来館を訪問しました。特別展「月でくらす展」と常設展を見学しました。IPS細胞をテーマにした倫理の問題を扱うブースや月での無重力体験など、気づいたり、考えたりする体験が多かったです。

本物に触れることで実感をともない、自然科学への興味・関心が深まった2日間でした。

 

【国立科学博物館での様子】

【日本科学未来館での様子】

 

 

 

 

 

科学倫理・生命倫理研修会を行いました

8月25日(金)に本校百周年記念館で科学倫理・生命倫理研修会を行いました。

まずはじめに、京都府立医科大学 医学基盤教育部長 大学院医学研究科 医学生命倫理学 主任教授 兼 医学部医学科 人文・社会科学教室 教授 瀬戸山 晃一 先生 に「高校での生命倫理の教育が今なぜ必要なのか~その意義と実践」というテーマで講演していただきました。

 

 

 

 

京都府立医科大学 医学基盤教育部長

 大学院医学研究科 医学生命倫理学 主任教授

 医学部医学科 人文・社会科学教室 教授 

 

瀬戸山 晃一 先生

 

その後、本校科学部生徒を対象として、瀬戸山 晃一先生に生命倫理をテーマとして、また本校主幹教諭 SSH推進部長 川勝和哉が科学倫理をテーマとした模擬授業を行いました。

その後、参加教員によるグループ協議を行い、情報を共有しました。

グループ協議には、瀬戸山先生にもご参加いただき、活発な意見交換が行われました。