単位制設立理念
全日制普通科高校としてのこれまでの伝統と実績を基盤に、生徒が個性に応じて教科・科目を主体的に学習する、21世紀にふさわしい魅力と特色を有する学校づくりをめざします。
単位制
丁寧なガイダンスにより、生徒一人ひとりの能力・適性、興味・関心に応じた、「学び」を可能にする新しいシステムです。学年によるカリキュラムの区分を設けず、3年間で必要な単位を修得して卒業します。目標を持って積極的に学ぼうとする人に最適です。
カリキュラム
高校で学習する内容には、全員が必ず学習しなければならない「必須科目」と、多くの科目の中から自分で選べる「選択科目」があります。「選択必須科目」「選択科目」は60科目以上あります。東高の単位制システムでは、少人数学習や学校の特色を生かした幅広い選択科目が用意されています。
一年次では他の普通科高校のカリキュラムと大きな違いはありませんが、二、三年次と進むにしたがって選択科目の割合は広がり、自分の興味・関心や適性、進路希望などにあわせた学習ができるようになります。3年次では必修科目が10単位以下で、選択科目は20単位以上になります。
科目選択
学年制では、文系・理系という大きな枠組みだけでしたが、生徒一人ひとりの興味・関心や適性、進路希望などにあわせてきめ細かく対応しているため、科目選択のパターンが細分化して講座数が大幅に増加しています。しかも、少人数授業であるため、より濃密な指導が行われています。
学習指導
(1)生徒の興味・関心や適性、進路希望に応じた集団編成が行われています。
1年次7集団編成 → 2年次8集団編成 → 3年次9集団編成
(2)少人数指導による学習が行われています。20名以下の授業も多くあります。
(3)2学期制で50分授業で6時限まで。
ただし、火、金曜日は7時限まで授業を実施。
(4)講座選択パターンが類似しているグループで授業を実施しているため、時間割
変更が可能となり、原則として自習時間はありません。生徒は、授業中の空き
時間のない時間割を組んでいます。
(5)隣接する世界文化遺産姫路城・県立歴史博物館・姫路市立美術館・城郭セン
ターなどの文化的施設を最大限に活用し、特色ある体験的学習を行っていま
す。
(6)「総合的な探究の時間」などを活用し、大学・企業・各種研究機関・卒業生
(社会人・現役大学生)などと連携した、キャリア教育(将来の生き方を考える
プログラム)が展開されています。