活動記録

SSH

令和7年度スーパーサイエンスハイスクール(Ⅱ期)の内定をいただきました!

令和7年度SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の内定をいただきました!

姫路東高校は令和2年度にSSHの指定を受けていて、今年度でⅠ期が終了します。

来年度からⅡ期目がスタートします。

研究開発課題は「国際的に活躍する「出る杭」となる人材の育成と科学技術人材の裾野の拡大」です。

来年度も学校全体で探究活動に取り組み、「出る杭」を育てます。

 

第72回 日本生態学会大会で発表を行いました

令和7年3月16日(日)に札幌コンベンションセンターで、第72回日本生態学会が行われ、高校生ポスター発表で、科学部生物系研究部ニハイチュウ班が発表を行いました。研究テーマは「ニハイチュウの生育に最適なpHの解明 -飼育・培養液の作成のための基礎研究-」です。質疑応答にも丁寧に対応していました。多くの専門家と議論し、ご助言をいただくことができました。

 

 

 

第27回化学工学会学生発表会で口頭発表を行い、奨励賞を受賞しました

令和7年3月8日(土)に第27回化学工学会学生発表会がオンラインで開催されました。この発表会は、高校生、高専生、大学生(4年まで)が対象です。全国から集まった学生が口頭発表を行い、特に優れていると評価された発表には優秀賞や奨励賞が与えられます。

姫路東高校からは、科学部物理系研究部磁性流体班が口頭発表を行いました。研究テーマは「磁性流体に加える外部磁力と形成されるスパイク底面の形状の関係を解明する方法の提案-ヘレショウセルを用いる方法-」です。オンラインで、また、12分という限られた時間の中で、自分たちの研究について「わかってもらいたい!」という気持ちをもって丁寧に説明していました。

審査の結果、奨励賞を受賞しました。

 

日本金属学会2025年春期(第176回)講演大会でポスター発表を行い、ポスター優秀賞(全国3位)を受賞しました

令和7年3月8日(土)に東京都立大学南大沢キャンパスで日本金属学会2025年春期(第176回)講演大会 高校生・高専学生ポスター発表が行われ、科学部物理系研究部磁性流体班の生徒がポスター発表を行いました。発表テーマは「磁性流体に加える外部磁力と形成されるスパイク底面の形状の関係をヘレショウセルを用いて解明する方法の提案」です。参加生徒は自分の言葉で研究について丁寧に説明していました。また、多くの専門の方と意見交換を行い、助言をいただくこともできました。審査の結果、優秀な発表には日本金属学会長賞、最優秀賞ポスター賞、優秀ポスター賞が与えられます。姫路東高校は、ポスター優秀賞(全国3位)を受賞しました。

 

日本農芸化学会で科学部がポスター発表を行い、銀賞(全国2位)を受賞しました

令和7年3月7日(金)に札幌コンベンションセンターで日本農芸化学会2025年度札幌大会 ジュニア農芸化学会2025が行われ、今年度は全国から39の高校・高等専門学校が集まりました。

姫路東高校からは科学部生物系研究部が参加し、ポスター発表で銀賞(全国2位相当)を受賞しました。発表のテーマは「ニハイチュウの飼育・培養に最適なpHの解明」です。「自分たちの研究についてわかってほしい」という強い思いを胸に、堂々と発表し、質疑応答にも丁寧に対応しました。他校の高校生や専門家など多くの人と議論を重ね、有意義な時間を過ごすことができました。

第3回薬学への誘いに参加しました

令和7年3月8日(土)に神戸薬科大学で第3回「薬学への誘い」が行われ、1、2年次の生徒8名が参加しました。

今回は「臨床薬学研究室」と「薬化学研究室」の2つの研究室を訪問しました。

臨床薬学研究室では、血圧測定と聴診の手技を体験しました。心臓の位置を確かめるためにVRゴーグルを使用して、どの位置に聴診器をあてればよいかなども体験しました。

薬化学研究室では、どのように新薬が開発されるのかついて教えていただきました。実習では蛍光性物質を実際に合成し、その液性による蛍光特性の変化の観察を行いました。

参加した生徒たちは、さまざまな機器を使って実習を行い、薬学と言っても幅広い領域の内容を学ばなければならないことを実感していました。

令和6年度 第3回探究情報交換会を行いました

令和7年2月25日(火)に姫路東高校百周年記念館で「令和6年度第3回探究情報交換会」を行い、本校教員の他、兵庫県内の高校教員や近隣小中学校教員あわせて25名が参加しました。

今年度最後となる今回は「年間計画の工夫について」をテーマとして、姫路市立白鷺小中学校と姫路東高校が実践発表を行いました。また、株式会社Study Valleyによる講演「STEAMライブラリーの活用について」もありました。

株式会社Study Valleyによる講演

姫路市立白鷺小中学校による実践発表

会の後半には、班別での情報交換も行われ、各校での探究活動の成果や課題について話し合い、共有することができました。また、各班で話し合った内容を全体でも共有しました。他の高校や近隣の小中学校の探究活動の現状を知ることができ、今後の探究活動について考える有意義な時間となりました。

 

 

「理系女子と科学倫理を考える日~第4回Girl's Expo with Science Ethics」を開催しました

令和7年2月11日(火・祝)に、アクリエひめじで「理系女子と科学倫理を考える日~第4回Girl's Expo with Science Ethics」を開催しました。このイベントは、「Girl's Expo」として理系女子の育成の推進を目的とした、女子を中心とした課題研究発表会であり、また、「Science Ethics」として科学倫理教育に対する理解を深めるための、科学倫理に関する課題研究の成果発表会でもあります。今年度は、兵庫県内外の小中学生、高校生や女性研究者、大学・企業関係者、専門家など、1000名以上が参加しました。

午前は全体会を行いました。

<全体会の内容>

 (1) Girl's Expo 基調講演「研究も子育ても」 講師:佐藤 春実 氏(神戸大学 学長補佐)

 (2) 高校生による口頭発表(自然科学、科学倫理)

基調講演では、神戸大学 学長補佐 佐藤 春実 氏をお招きし、「研究も子育ても」という演題でご講演いただきました。研究と子育ての両立や女性研究者としての悩みなど、佐藤先生ご自身の経験を交えてお話しいただきました。

高校生による口頭発表では、姫路西高校、龍野高校、淡路三原高校、姫路東高校(自然科学、科学倫理)が発表しました。質疑応答では専門家の方や姫路東高校の生徒、他校生徒からさまざまな質問があり、闊達な議論をすることができました。また、科学部のSSHアメリカ海外研修(国際学会)についての報告がありました。

 

午後は、高校生と小中学生の発表(ポスター、口頭)と聴講、女性研究者によるポスター発表の聴講を行いました。

高校生と小中学生の発表では、他校の高校生や小中学生が自然科学をテーマとした課題研究の発表を行い、姫路東高校も選抜班が自然科学や科学倫理をテーマとした課題研究の発表を行いました。聴講者に合わせて英語での発表を行う班もありました。どの発表も質疑応答で盛り上がり、闊達な議論が行われていました。

女性研究者によるポスター発表では、大学生や大学院生、大学の研究者の方々がご自身の研究について説明してくださいました。専門的な内容を高校生にもわかるように説明してくださり、多くの生徒が集まり、聴講しました。

同会場では、日ごろの課題研究や大学生活などについて、大学院生や大学生と気軽に話すことのできる「サイエンスカフェ」や各大学や企業の取組について知ることのできる「大学・企業ブース」もありました。

また、保護者対象の講演会も行われました。認定NPO法人ささえあい医療人権センターCOML 理事長 山口 育子 氏を講師としてお招きし、「一度きりの人生、お子さんが後悔なく精一杯生きるために」という演題でご講演いただきました。

 会場内のいたるところで発表や議論が行われていました。生徒たちは、事前に配布されたプログラムをもとにどの発表を聴講するか等の計画を立てて今イベントに臨みましたが、それでも時間が足りないと感じているようでした。

英語科の授業で課題研究の発表を行いました

1年次 英語表現、2年次 コミュニケーション英語Ⅱの授業で、自然科学の課題研究についての発表を行いました。令和7年1月21日に行った生徒研究後期発表会でのポスターを英語で発表し、質疑応答もすべて英語で行いました。「理系女子と科学倫理を考える日~第4回Girl's Expo with Science Ethics」がいよいよ来週11日(火・祝)に開催されます!この授業で学んだことを活かして、発表する生徒は当日、英語でも対応します。

他校の生徒研究発表会でポスター発表を行いました

令和7年2月1日(土)に兵庫県立龍野高等学校で生徒研究発表会が行われ、2年次2班8名の生徒が参加し、ポスター発表を行いました。

発表タイトルは「照度や光の色の違いによる豆苗の変化」と「ガムテープによる摩擦発電」です。

生徒たちは「他校での発表会で発表したい」と自ら希望し、参加しました。全員、科学部に所属しておらず校外での発表は初めてでしたが、当日は自分たちの言葉でしっかりと説明し、質疑応答にも丁寧に対応していました。

京都大学でEPMA分析をしました

令和7年2月1日(土)に京都大学でEPMA分析をさせていただきました。

この分析会は、京都大学理学部が実施している「高大連携事業COCOUS-R2024」に参加している科学部生徒が、自ら京都大学に依頼し、実現したものです。

科学部地学系研究部マグマ班の生徒が取り組んでいるマグマ分化末期についての研究での一環で、当日は生徒7名が参加しました。今回の分析は、角閃石の研究から得られた「マグマ分化末期の温度や圧力」の成果が本当に正しいのかを検証することを目的としています。酸化鉄鉱物や長石の化学組成を測定し、鉱物温度計を用いて鉱物ができた時の環境を明らかにしようとするものです。

参加生徒は 大学院生からEPMA分析の理屈や方法について教えていただき、自身が操作しながら分析を行いました。

今後も研究を継続し、今回の分析結果は来年度の論文作成に活用する予定です。

     

第17回サイエンスフェアin兵庫で発表しました

令和7年1月26日(日)に第17回サイエンスフェア in 兵庫「飛び込め科学の世界 繋ぐこれからの未来」が神戸大学統合研究拠点、甲南大学ポートアイランドキャンパス、兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス、クリエイティブラボ神戸CLIKの4会場で開催されました。

サイエンスフェアin兵庫は、兵庫県の高校生の科学技術分野における研究や実践の拡大・充実・活性化を図るための交流を促進(高大接続)し、将来の日本を担う若者の科学技術分野への期待と憧れを増大させることを目的としたイベントです。

姫路東高校からは4班17名が参加し、発表を行いました。

<発表テーマ>

・身近な物を使って色のついた線香花火を作る(化学分野)

・雲の形で今後の天気は予想できるか(地学分野)

・糖の種類と醗酵速度の関係(生物分野)

・ペットボトルフリップの成功率とペットボトルの種類の関係(物理分野)

 

発表や質疑応答を通して、他校の高校生や教員、大学生や専門の方々と議論することで、自分たちの研究について共有し、知識を深めることができました。また、他校の発表を聴講したりさまざまなブースに参加することで参加生徒たちの興味の幅が広がり、有意義な時間を過ごすことができました。

プラズマ・核融合学会「第22回高校生シンポジウム」で科学部が発表しました

令和7年1月25日に金沢大学角間キャンパスで「第22回高校生シンポジウム 未来を拓くプラズマ科学と先端技術~集まれ高校生研究者!~」が開催され、科学部物理系研究部磁性流体班が口頭発表およびポスター発表を行いました。

これは一般社団法人プラズマ・核融合学会主催のシンポジウムで、これからの世界を担う高校生が最先端の科学や技術に触れ、自ら考える機会の提供を目的として行われています。

発表テーマは「磁性流体に加える外部磁力と形成されるスパイク底面の形状の関係を解明する方法の提案 ーヘレショウセルを用いる方法ー 」です。口頭発表とポスター発表、質疑応答を通して全国から集まった高校生と議論を重ねることができました。

発表に対する審査結果は後日発表される予定です。

 

令和6年度生徒研究後期発表会を行いました

令和7年1月21日(火)に令和6年度生徒研究後期発表会を行いました。この発表会は、1年次生が9月から行ってきた課題研究についての研究成果の発表、2年次理系生徒が4月から行っている課題研究についての中間発表の場となっています。どちらも自然科学をテーマとする研究についての発表で、1年次生や2年次理系生徒の他、2年次文系生徒も聴講参加しました。

生徒たちは、事前に配布されている発表要旨集を参考に、どの班の発表を聴講するか計画を立てて発表会に臨みました。ポスターにはグラフや表を利用するだけでなく、レイアウトや文字の大きさにも工夫が見られました。発表では、ポスターを指しながら自分の言葉で伝えようとする生徒が多くいました。また、聴講者の中には積極的に質問する生徒が多くおり、議論が盛り上がって時間が足りない班もありました。

<発表研究テーマの例>

1年次

2年次

・キウイの種子の数は胎座・質量によってどう変化するのか

・オジギソウの葉の閉じる速さ         

・マリモの葉緑体の比較

・白いパンケーキをつくるには

・より明るい自作ランタンを作ろう

・雲の形だけで天気は予測できるか

・塩漬けの塩分濃度と抗菌作用の関係

・身近なもので曇り止めを作る

・バナナのシュガースポットの比率と糖度の関係

・クッキーの硬さと甘さの関係

発表会には運営指導委員の先生方をはじめ、他校の先生方や地元企業の方も参加され、さまざまな視点からご助言をいただくことができました。

また、校外研修参加者の活動報告も行いました。オンラインで行われ、「兵庫県南部研修」「SSH小・中学生・高校生 探究活動合同発表会」「国連津波の日高校生サミット」に参加した生徒が自身が参加したそれぞれの活動について報告し、共有しました。

発表会の結果、優秀だと評価された班は、2月11日(火・祝)にアクリエひめじで行われる「理系女子と科学倫理を考える日~第4回Girl's Expo with Science Ethics」で発表を行う予定です。

 

令和6年度第2回運営指導委員会を行いました

令和7年1月21日(火)に、令和6年度 第2回運営指導委員会を行い、運営指導委員の先生方、兵庫県教育委員会の主任指導主事、本校教員36名が参加しました。

はじめに、SSH推進部長の川勝和哉主幹教諭が本校におけるSSH事業の概要を説明し、1年次主任と2年次主任が各年次での探究活動の様子等について説明しました。その後、運営指導委員の先生方から、SSH事業に関するご助言をいただきました。また、同日行った生徒研究後期発表会の感想もいただきました。「Ⅰ期目のまとめのような雰囲気で、生徒たちが無理なく楽しめていることが感じられる発表会だった」「生徒のレベルが上がり、成長を感じた」など、嬉しいお言葉をいただいた一方で、「ポスターに伝えたいことが表しきれていない」など、まだ残されている課題についても触れていただき、参加者全員で共有することができました。

SSHⅠ期目最後の運営指導委員会として、有意義な時間となりました。ご助言いただいたことを全教員で共有し、これからも全員で楽しみながら取り組みます。

<運営指導委員の先生方>

文教大学   非常勤講師 久田 健一郎 先生
神戸大学   名誉教授 波田 重煕  先生(書面参加)
京都教育大学 名誉教授 村上 忠幸  先生
九州大学大学院医学研究院保健学部門  講師 丸山 マサ美 先生(書面参加)
元公益財団法人中谷医工計測技術振興財団 参与

寶田 馨   先生

久田 健一郎 先生

村上 忠幸  先生

寶田 馨  先生

 

 

令和6年度科学倫理生徒研究発表会を行いました

令和6年12月23日(月)に令和6年度科学倫理生徒研究発表会を行いました。2年次理系生徒が、それぞれ研究している自然科学のテーマに関連する科学倫理をテーマとした研究の発表です。賛成、反対などさまざまな視点でテーマについて考え、ディベートを行いながら研究を進めてきました。

当日は、2年次理系生徒が発表し、1年次全生徒、2年次文系生徒が聴講しました。

どの班も質疑に対して丁寧に対応し、意見交換を行っていました。

答えのない問いに対する自分たちの考えをお互いに述べ、議論することができました。

 
   

プログラミング講座を行いました

令和6年12月20日(金)にプログラミング講座を行い、生徒9名、教員4名が参加しました。講師は株式会社AVADの谷山詩温さんです。はじめに、「スペースブロックを利用した計測×AI×制御とは?」というテーマで講義をしていただき、その後、探究学習・プログラミング教材「スペースブロック」を用いて実際にプログラムを組みました。谷山さんの「こんな社会があったらいいな、こんな世の中になったらいいなを作ろう」という言葉をヒントに、各自、学校生活や普段の生活の困りごとからプログラムを考えました。

その後、各自が考えたプログラムを発表し、共有しました。

実践を通して、AIをどのように活用するかについて考え、プログラミングに対する興味や関心が深まりました。

 

SSH小・中学生・高校生 探究活動合同発表会を行いました

令和6年12月16日(月)に姫路市立広嶺中学校で、SSH小・中学生・高校生 探究活動合同発表会を行いました。姫路市立城北小学校6年生、姫路市立広峰小学校6年生、姫路市立広嶺中学校2年生が参加し、運営スタッフとして姫路東高校からは生徒57名が参加しました。

当日は、発表会と高校教員による実験講座(6講座)を行いました。

発表会では、各学校の児童生徒が、自分たちが取り組んでいる探究活動について発表しました。小学生の発表に対して高校生が質問する等、合同発表会ならではのやり取りが見られました。

実験講座では、小・中学生が積極的に取り組み、質問している姿が多く見られました。参加した高校生からは「小学生の発表のレベルの高さに驚いた。このような発見があるのは交流会の良さだと思う。」「小学生や中学生とともに実験を行うことを通して、話し合いの大切さを改めて感じた。」などの感想が得られています。

SSHアメリカ海外研修(国際学会)6日目

最終日です。日本への帰国日となりました。

体調不良や飛行機の遅延などのトラブルもなく、無事に帰国することができました。

AGU24は、今まで参加した「高校生ポスター発表」や「ジュニアセッション」とは異なり、専門の研究者の発表会です。事前の論文審査を経て、許可されたものだけが発表できる世界最大級の学会です。高校生で参加しているのは姫路東の生徒4人だけでした。

機内では、今回の研修についての思いを文章で記録に残し、各自ふり返りをしていました。また、搭乗までの待ち時間には、互いに感じたこと、今後の進路希望を共有していました。研修やAGUでの発表経験を今後どのように活かすか、将来を語る生徒の目は輝いていました。

令和6年1月のオーストラリア海外研修から始まった、この研究が終わりを迎えます。

令和7年2月11日(火・祝)にアクリエ姫路で行われる「理系女子と科学倫理を考える日~第4回Girl's Expo with Science Ethics~」で、まとめを発表する予定です。

たくさんご支援をいただき、ありがとうございました。

SSHアメリカ海外研修(国際学会)5日目

研修5日目、AGUでの発表当日となりました。姫路東の発表は12月13日(金)8:30〜12:20(現地時間)です。

AGU24では、令和6年1月のオーストラリアでの調査から始まった研究についての発表を行います。「どのように伝えるといいのか」「想定される質問は?」「それに対する返答は?」など、生徒たちは、アメリカに来てからも直前までずっと議論を重ね、準備してきました。

会場に到着すると、すでに多くの研究者がポスターの準備をしていました。定刻を待たず、いろんなところで研究者の説明が始まります。

生徒たちは自分たちのポスターを見ている研究者たちに「Hi!」と自ら声をかけ、自分たちの研究について理解してもらおうと懸命に説明していました。

 さまざまな国の専門の方々に1対1で対応し、議論をする生徒たちの表情は生き生きとしていて「研究についてわかってもらいたい」という気持ちが伝わるプレゼンでした。「君たちのような若い研究者の卵を育てていきたい。応援している。」と言ってくださる方もいらっしゃいました。

発表終了後は、他の研究者の発表を聴講しました。

世界で通用する英語の必要性や、国際学会に参加することの重要性など、たくさんのことを実感した1日となりました。

いよいよ明日、帰国します。