活動記録

SSH

生徒研究前期発表会を実施しました!

 2026年7月16日(木)に本校にて、生徒研究前期発表会を実施しました。3年次理系生徒は「理数探究」の自然科学に関する探究活動について、昨年度から継続してきた研究成果の発表を行い、1年次生徒は「理数探究基礎」ミニ探究について研究成果の発表を行いました。3年次文系生徒および2年次は聴講者として参加しました。また、助言者の先生方をはじめ、運営指導委員、他校の高校教員や近隣中学校の生徒、教員の方々にお越しいただきました。それぞれの発表を通してプレゼンテーション能力を育成するとともに、質疑応答・意見交換の機会をもつことにより、今後の探究活動への方向づけを行うことを目的とし実施しました。

 

〈生徒の感想〉

・私たちが今まで行ってきた実験の内容をたくさんの人に知ってもらい、興味深いと思ってもらえるように準備を頑張ってきました。思った通りにいかないことが多かったですが、それも含めて考察を深めることができたので、良い機会だったと思います。

・はじめての実験で、これくらいでいいやと思っていたけれど、全くデータが足りなかったり不備があったりして準備の大切さに気づきました。次からはどんな些細なこともメモをとり、少しの差でも実験を行い、データの不備がないようにしたいです。

・1年次の発表では、説明が端的にまとめられていて、ポスターも図や色を効果的に使っていて声もハキハキととても分かりやすく発表できていてすごいなと思いました。3年次の発表では、仮説の視点が面白かったり、比較画像やグラフを使って説明している班がとても多くて視覚的に分かりやすく、印象に残りやすい発表でした。次の自分たちの発表にも活かしていきたいと思います。

 

 午後からは第1回運営指導委員会が行われ、指導委員の先生方から、SSH指定校としての今後の方針に関する助言や生徒研究前期発表会の講評をいただきました。生徒が様々なことを経験し、探究力を身につけられるよう、この貴重なご意見を今後の研究に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。

 

第1回探究情報交換会を行いました。

令和8年7月3日(金)に第1回探究情報交換会を行いました。テーマは「課題研究のテーマ決定について」で、本校教員全員を対象とした他、他の高校や近隣小・中学校の教員17名が参加しました。

はじめに、賢明女子学院高等学校、姫路市立白鷺小中学校の実践発表、姫路東高校の実践発表を行い、それぞれの学校での探究活動の現状について、具体的な実践例を交えながらお話いただきました。

 

その後、班別で情報交換を行いました。どの学校もテーマの決定や生徒への助言など、探究活動を行う上での課題を抱えており、他校の先生方の意見を聞いて、その課題を共有しました。
また、小・中学校では地域探究を実施している学校が多く、地域によっては課題が限られており、今後のテーマ設定に不安を抱えていることや、探究活動内で、高校や社会に繋がるどんな力を養っていけばよいのかが難しいことを教えていただきました。それぞれの学校や校種での課題を共有することができ、今後の探究活動の参考となるとても有意義な時間となりました。

 

第2回は10月15日(木)に「進路と探究活動」をテーマに実施予定です。
令和8年7月16日(木)には、本校の生徒研究前期発表会を予定しております。ぜひお越しください。

R8 生徒研究前期発表会 募集案内

 

アラカルト講座、サイエンス・カフェを実施しました!

2026年6月24日(水)に1年次を対象とした「アラカルト講座」を行いました。

今年度は13名の先生方に研究の専門分野や社会との関係等についての講義をしていただきました。

 

講師 所属 テーマ
 柴田 正輝 先生

 福井県立大学

恐竜学部 教授

恐竜学 ~化石から恐竜を復元する科学~ 
岸本 直子 先生 

関西学院大学

工学部 教授 

航空宇宙工学に関わる研究と仕事 
鳴沢 真也 先生 

兵庫県立大学

自然・環境科学研究所 専任講師

宇宙人おる?おらん?だから、どーなん?

(地球外知的生命探査概論) 

福本 優 先生 

兵庫県立人と自然の博物館

研究員 

暮らしと都市をつなぐ研究 
太田 菜央 先生 

兵庫県立人と自然の博物館

研究員 

コミュニケーションってなんだろう?

ー鳥の求愛行動から考えるー 

松本 修二 先生 

姫路市手柄山温室植物園

研究員 

絶滅危惧種を守る

ー植物園における域外保全ー 

アクマタリエワ

ジャクシルク 先生

東京大学附属図書館アジア研究図書館

UーPARL 特任研究員 

ことばを記録する:危険言語とその世界 
浅井 一秀 先生 

アース製薬株式会社

研究開発本部 赤穂研究部 

理系への誘(いざな)い

地球(アース)には科学が詰まってる!! 

西川 和良 先生 

株式会社ダイセル イノベーション・パーク

首席技師 

企業での研究活動紹介

有機化合物を用いた製品開発 

本丸 勝也 先生 

兵庫ベンダ工業株式会社

代表取締役社長 

実学のすすめ~「好き」を社会につなげる 
権 哲昊 先生 

monoAI technology 株式会社

AIーX コンサルティング事業部 部長 

AIとXRで未来を作る 
瀬戸山 晃一 先生 

京都府立医科大学大学院

医学研究科 教授 

生命倫理(バイオエシックス)とは何か?

~その基本原則と具体的事例を考えてみる~ 

鶴田 宏樹 先生 

神戸大学

バリュースクール 教授 

価値創造の考え方 

 生徒たちは自身が希望する2つの講座を受講しました。どの講座でも専門的な内容をわかりやすく説明していただき、探究活動の進め方や自分の進路について考えるためのアドバイスもたくさんいただきました。講義後、友人と受講した講座の内容について話し合う生徒や、講師の先生に質問をしている生徒の姿をたくさん見かけました。生徒たちの興味関心の幅が広がり、とても充実した時間となりました。

 

 アラカルト講座終了後、講師の先生方と自由に会話ができる「サイエンス・カフェ」を行いました。1年次だけでなく、探究活動の進め方や進路に悩む2年次や3年次の生徒も集まり、多くの生徒が参加しました。自分の受講した講座以外の先生のお話を聞いたり、講座内で気になったことを質問したり、進路についての相談をしたりと、話が尽きることがなく、あっという間の時間でした。生徒だけでなく、教員も参加し、先生方との会話を楽しみました。

 

2年次の「理数探究・科学倫理」が本格的に始まりました

2年次(80回生)の「理数探究・科学倫理」では、各グループに分かれてテーマを設定し、3年次前期まで継続して探究を行います。4月以降、先輩の先行研究や1年次の研究、自分の興味のあることや疑問に思うことを基に、グループで話し合い、テーマ設定を行ってきました。

6月5日(金)の授業では、各班が「プレ検証」を行いました。「プレ検証」とは、自分たちで設定した研究テーマについて、実際に一度検証してみようという時間です。 

考えていたよりうまく操作ができなかったり、材料が足りなかったり、試行錯誤しながら実験や検証をしていました。方針が見えた班もあれば、想定していた実験・検証方法がうまくいかなかった班もありました。今後はデータを取ったり、検証方法を再考したりとそれぞれの班で相談しながら進めていきます。

1年次のミニ探究で検証を行いました

1年次(81回生)の「理数探究基礎」では、前期にミニ探究としてクラスごとにセイリングカー、風車、グライダーを使った探究入門をしています。4月以降、探究のガイダンスから始まり、研究テーマの設定や検証の計画を行ってきました。

6月4日(木)の5・6限には、ミニ探究の検証として、実際に実験をしてデータをとりました。各クラス工夫をこらしながら班員と相談して試行錯誤を繰り返し、実験をおこなっていました。なかなかうまくできなかったり、装置が壊れたりなどのハプニングがありながらも、生徒たちのとても楽しそうに実験に取り組んでいる姿が印象的でした。

今後は結果をまとめて、7月16日(木)の前期生徒研究発表会に向けて、ポスター作成や発表練習などの準備をしていきます。

 

JpGU2026年大会で科学部マグマ班が発表しました

5月24日(日)に幕張メッセで開催された日本惑星科学連合が主催するJpGU2026(JpguーAGU Joint Meeting)で、本校科学部地学系研究部マグマ班が発表を行いました。

「有色鉱物の累帯構造を指標として岩石が形成された環境を推定する―ニュージーランド南島北部の深成岩~変成岩について―(Evaluation of Environmental Conditions of Plutonic to Metamorphic Rocks Using Mineral Zoning -Evidence from the Northern South Island, New Zealand-)」という発表テーマで、今年1月に実施したニュージーランドでの海外調査について報告しました。

幕張メッセの広い会場で、全国の研究者、大学教授、大学院生など多くの方々にポスター発表を聞いていただき、貴重なアドバイスをたくさんいただきました。また、他の研究発表を聞いたり、さまざまな研究機関や大学等のブースを訪れて情報交換などを行い、大変有意義な学会となりました。

 

 

本校生徒が東京大学で発表しました

4月18日(土)に東京大学駒場キャンパスにて世界的な哲学者ピーター・シンガー氏(プリンストン大学名誉教授)による特別講演会がありました。その講演会に先立って、応用倫理学に関心をもつ学生や若手研究者が交流セッションを行い、唯一高校生の発表者として、本校3年次の射場千晶さんが英語で発表を行いました。

発表テーマは「The Significance of Vegan Identity and Ethical Impact of Caltivated Meat(ヴィーガンのアイデンティティの重要性と培養肉がもたらす倫理的影響)」です。射場さんの研究は、昨年度の「生物探究」という授業で実施した科学倫理の探究活動によるもので、本校が主催するInternational Girls' Expo with Science Ethicsで発表をしたところ、来場されていた早稲田大学の方のご尽力によって、このような場で発表させていただくことになりました。ピーター・シンガー氏をはじめ、世界から集まった専門家の前で発表することにとても緊張していましたが、発表した内容についてより深い議論ができ、非常に貴重な機会となりました。

「理系女子と科学倫理を考える日~第5回International Girls' Expo with Science Ethics」を開催しました

令和8年2月7日(土)に、アクリエひめじで「理系女子と科学倫理を考える日~第5回 International Girls' Expo with Science Ethics」を開催しました。このイベントは、「Girls' Expo」として理系女子の育成の推進を目的とした、女子を中心とした課題研究発表会であり、また、「Science Ethics」として科学倫理教育に対する理解を深めるための、科学倫理に関する課題研究の成果発表会でもあります。今年度も、兵庫県内外の小中学生、高校生や女性研究者、大学・企業関係者、専門家など、1000名以上が参加しました。さらに今年からは「International」を頭につけ、外国籍の研究者の方に多数参加していただき、英語でのポスター発表ブースも新たに設けました。

午前は全体会を行いました。

<全体会の内容>

 (1) Girl's Expo 基調講演「音でつながる昆虫たち 聴覚コミュニケーションの不思議と研究者の道」
            講師:上川内あづさ氏(名古屋大学大学院 理学研究科 教授)

 (2) 高校生による口頭発表(自然科学、科学倫理)

基調講演では、名古屋大学の上川内あづさ 氏をお招きし、「音でつながる昆虫たち 聴覚コミュニケーションの不思議と研究者の道」という演題でご講演いただきました。身近な昆虫を研究対象にされているご自身の経験から、研究の大変さとそれ以上の魅力や楽しさをお話いただきました。

高校生による口頭発表では、姫路西高校、ノートルダム清心女子高校、姫路東高校(自然科学、科学倫理)が発表しました。科学部生物系研究部ニハイチュウ班は「ニハイチュウの生活環の解明に向けて(Towards Understanding the Life Cycle of Dicymids)」というテーマで英語での口頭発表を行いました。質疑応答では専門家の方や姫路東高校の生徒、他校生徒からさまざまな質問があり、活発な議論をすることができました。

 

午後は、高校生と小中学生の発表(ポスター、口頭)と聴講、女性研究者によるポスター発表の聴講を行いました。

高校生と小中学生の発表では、他校の高校生や小中学生が自然科学をテーマとした課題研究の発表を行い、姫路東高校も選抜班が自然科学や科学倫理をテーマとした課題研究の発表を行いました。英語発表ブースでは、各年次で選抜された班が入れ替わって英語で発表をしました。英語発表ブース以外にも聴講者に合わせて英語での発表を行う班もありました。どの発表も質疑応答で盛り上がり、活発な議論が行われていました。さらに今回は本校で開講している姫路城学発表もあり、多くの方に聴講していただきました。

女性研究者によるポスター発表では、大学生や大学院生、大学の研究者の方々11名がご自身の研究について説明してくださいました。専門的な内容を高校生にもわかるように説明してくださり、多くの生徒が集まり、聴講しました。

同会場では、日ごろの課題研究や大学生活などについて、大学院生や大学生と気軽に話すことのできる「サイエンスカフェ」や各大学や企業の取組について知ることのできる「大学・企業ブース」もありました。今年の大学・企業ブースが13ブースあり大変にぎわっていました。なかでも、姫路市が管理するメタバース空間「学習プラットフォーム」体験ブースでは、イベントのようすをそのプラットフォームで配信しました。

また、保護者対象の講演会も行われました。九州大学大学院 医学研究院保健学部門講師の丸山マサ美 氏を講師としてお招きし、「『着眼大局 着手小極』 ‐百尺の竿頭さくらに一歩を進む‐」という演題でご講演いただきました。

  会場内のいたるところで発表や議論が行われていました。特に今年は英語での発表も多くみられました。生徒たちは、事前に配布されたプログラムをもとにどの発表を聴講するか等の計画を立てて今イベントに臨みましたが、それでも時間が足りないと感じているようでした。

科学部が県総文で最優秀賞を受賞し、全国総文出場へ

11月7日(金)~9日(日)に開催された、第49回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会において、本校科学部の物理系研究部、生物系研究部、地学系研究部がそれぞれ口頭発表、ポスター発表に出場しました。

その結果、口頭発表の物理分野、生物分野、地学分野の各分野すべての発表で最優秀賞を受賞しました!
受賞した3件の研究は来年の7月に秋田県で開催される、全国総合文化祭あきた総文2026に出場します。

発表した研究テーマ
物理分野「ラビリンスパターンと磁束密度、粘度の関係」

生物分野「ニハイチュウの生活環の解明に向けて」

地学分野「角閃石の波状累帯構造の温度・圧力」