活動記録

2024年8月の記事一覧

SKYSEF2024で最優秀賞(口頭発表の部)を受賞しました!

令和6年8月20日(火)~23日(金)に静岡県で「21世紀の中高生による国際科学技術フォーラム(SKYSEF)」が清水テルサ(静岡県)で開催されました。これは国内だけでなく、イタリア、台湾、タイ、グアムからも高校生が来日し、参加する国際的なフォーラムです。今年度は、国内12校、海外11校から高校生が集まりました。

 
 

 姫路東高校からは科学部地学系マグマ班の生徒4名が参加し、「Late Magma Differentiation of Bingi Bingi complex, Southeast NSW, Australia-Based on Oscillatory Zoned Structure of Amphiboles of Granitoids-」というタイトルでポスター発表と口頭発表を行いました。この発表は、今年1月にオーストラリアで調査した岩石についての内容で、口頭発表の部で最優秀賞(1位相当)を受賞しました。

 

発表の他に、基調講演や班ごとのワークショップなどのプログラムもありました。発表や説明等、すべて英語で行われます。生徒たちは、さまざまな国の高校生と積極的にコミュニケーションをとり、意見交換を行いました。

 

 

 

 

SSH生徒研究発表会でポスター発表を行いました

令和6年8月6日(水)~8日(金)に神戸国際会議場で「SSH生徒研究発表会」が行われ、全国のSSH指定校の生徒がポスター発表(全231件)を行いました。姫路東高校は、科学部地学系マグマ班が「西南日本山陽帯と山陰帯のマグマ分化末期の熱水残液循環の比較-深成岩の角閃石から発見した波状累帯構造を指標とする提案-」というタイトルでポスター発表を行いました。この研究は、科学部が先輩から後輩へと受け継がれており、専門的で非常に高度な内容です。そのため多くの難しい質問をいただきましたが、生徒はすばらしい対応をみせていました。「高校生で本当にここまでできたのか?」という疑いの目が向けられるほどの内容でしたが、生徒たちは自分たちが進めている研究について堂々と発表しました。残念ながら最終選考には選ばれませんでしたが、多くの人と議論したり、他校の発表を聴講することができ、有意義な時間を過ごすことができました。