自然科学

【生物班】第72回日本生化学会近畿支部例会で研究発表

5月16日にアクリエ姫路で日本生化学会近畿支部例会が開催され、研究者に混ざって高校生も研究発表を行いました。龍野高校から生物班(湧水湿地の植物群落保全方法の検証)と課題研究2班(飼育環境とミナミヌマエビの褪色変化の関係 バイオエタノール生成に向けた枝豆のさやの糖化に関する研究)が発表しました。

 審査の結果、ミナミヌマエビ班が高校生の部で優秀賞を受賞しました。班員5名のうち4名が生物班に所属しており、日ごろの研究発表などの経験が課題研究でも生かすことができたと思います。SSH生徒研究発表会にも龍野高校代表として活躍してくれることを期待しています。

【生物班】 兵庫県生物学会総会で研究発表

手柄山交流ステーションで開催された兵庫県生物学会第80回大会で学会員にまざって研究発表をさせていただきました。

今回の発表テーマは昨年の「高校生・わたしの科学研究発表会2025」で口頭発表をおこない生物学会長賞(生物分野最優秀賞)を受賞した、「湧水湿地の保全管理方法の検証」のほか、「生物多様性龍高プラン」と「簡易防獣柵の効果についての検証」についてポスター発表を行いました。

研究発表の後、姫路水族館の竹田正義氏から「淡水ガメ調査50年を振り返る 調査からわかること」の演題でお話いただきました。また、実際に水族館内の研究施設の見学や説明をしていただきました。

 

【生物班】播磨の絶滅危惧種展で活動報告

手柄山温室植物園んで開催中の「播磨の絶滅危惧種展」で生物班が地域の生物多様性の保全活動について来場者にポスターをつかって解説しました。

 龍野高校では自然科学部と授業課題研究生物多様性班が地域の自然や生きものを題材に研究活動を行っています。今回は、県内ではたつの市にしか自生していないヒシモドキについての現状と、生息域外保全。たつの市の湧水湿地で行っているサギソウなどの湿生植物群落の保全活動について解説しました。

 来場者だけでなく、植物園の職員のみなさんにも発表を聞いていただきました。

 

 なお、姫路市のチョウであるジャコウアゲハの蛹化時期にかさなり、多くの幼虫が園内をさまよいながら蛹化に適した場所を探していました。1か月後には多くのジャコウアゲハが乱舞しているかもしれません。

 

【生物班】西播磨ビジョンフォーラム(実践交流会)に参加しました

 生物班や課題研究生物多様性班が中心になって取り組む、龍高生による地域の自然や生きもの保全活動「生物多様性龍高プラン」は、西播磨県民局より「地域づくり活動応援事業」に採択されています。同時に、龍野高校生物班は「西播磨地域ビジョン推進チーム」のメンバーです。

3月22日西播磨総合庁舎で「西播磨地域ビジョンフォーラム」が開催され、龍野高校から生物班2名が参加しました。

 ポスターセッションでは、「生物多様性龍高プラン」の具体的な内容や、今年成果のあった「湧水湿地の保全管理方法の検証」「たつの市の絶滅危惧植物ヒシモドキの龍野西中学での生息域外保全」について説明しました。グループワークでは、西播磨の11校の高校生や、一般枠の社会人が各班にわかれて話し合いました。テーマは「地域の強みを生かした賑わいと活力のあるまちづくり、地域に住み続けたい・選んでもらえる西播磨~次世代につなぐ、元気西播磨~」です。様々な活動を取り組む、幅広い年代のメンバーによりさまざまな意見がかわされました。このグループセッションでは龍野高校から参加した、二名が司会者とグループを代表した発表者を務めました。

 高校生だけでなく、世代をこえて地域で活動している多くの人と交流でき有意義な会でした。

 

 

 

 

【生物班】いきもの調査に参加

3月14日太子町まちづくり課主催の、太子町総合公園柳池でいきもの調査を行いました。年に一度、池の水を抜いてどのような生きものがいるのか、県立大学自然研究会や環境カウンセラーの指導のもと生きものを実際に採集しながら調査しています。

 今回の調査では、ウシガエルのオタマジャクシが大量に採取できました。ウシガエルは生態系に大きな影響をあたえるために、特定外来生物に指定されており、飼育はもちろん成体の移動も法律で禁止されています。

 この池では兵庫県ではたつの市のため池一か所にしか自生地のない絶滅危惧種ヒシモドキの生息域外保全をおこなっています。自生地のヒシモドキはため池の水抜きの後、ウシガエルやブラックバスの駆除によりアメリカザリガニが大量増殖し絶滅寸前になりました。その後ウシガエルが近隣のため池より移動、繁殖したことでヒシモドキは絶滅を回避することができました。

 アメリカザリガニは、食用ガエルとして輸入されたウシガエルのエサとして同時に日本にやってきました。野生のウシガエルの解剖をするとじっさいにアメリカザリガニが捕食しているのをみることができます。

 外来種とはいえ生態系の保全に重要なキーストーン種であることが分かります。

 水抜きをした柳池の全景

 生きもの採集 

ウシガエルのオタマジャクシ 成体まで2年かかる

 

コイと稚ゴイ

 

イシガメ 在来種

イラストにすると…