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SSH研修報告

令和5年度SSH研修報告会

令和5年度SSH研修として,各学年で希望者を募り企業研修,関東研修,関西研修,台湾研修を行ってきました。これらの研修での経験を発表し,全校生徒と広く成果を共有することを目的として,「SSH研修報告会」を実施しました。

   

 

台湾研修

〈台湾研修4日目〉姫路駅到着 解散です!

ついに4日間の台湾研修が終了しました。研修最終日、飛行機の到着が1時間ほど遅れたものの、高速道路のルートを変更したおかげで予定よりも早く姫路駅に到着することができました。土曜日の遅い時間にも関わらず、3名の先生方にお出迎えいただきました。心温まる歓迎に感謝の気持ちでいっぱいです。寒い中お待ちいただき、本当にありがとうございました。

 
今回の研修では、ホームステイや研究発表、共同実験、そして大学での実験など、充実したプログラムをすべて無事に終えることができました。生徒たちは国境を越えた交流を通じて、多くの学びや貴重な体験を得たようです。この経験が、今後の成長の糧となることを願っています。

 
これからも、このような国際交流の機会を大切にし、生徒たちとともに新たな挑戦に取り組んでいきたいと思います。

〈台湾研修4日目〉帰国しました。

生徒9名、職員3名無事に関西国際空港に到着しました。便は1時間遅れの到着となりましたが、高速の利用を阪神高速に変更して当初の予定通りに着くよう帰ります。到着予定は21:30です。

〈台湾研修4日目〉故宮博物院

研修の最後の目的地は 故宮博物院 でした。中に展示されている美術品や歴史的資料は非常に多く、1日あっても回り切れないほどの規模です。幸いにも添乗員さんが解説をしてくださり、展示物について詳しく知ることができました。生徒たちも興味深く耳を傾け、貴重な文化体験を楽しんでいる様子でした。

〈台湾研修4日目〉朝食

おはようございます。

全員体調良好です。

朝はホテルでバイキングです。今日は世界三大博物館の一つである故宮博物院に向かいます。

企業研修

令和6年度 企業研修(第2研修・サイエンスキャンプ)

12月10日11日に、株式会社ダイセルで企業研修(サイエンスキャンプ)を行いました。

1年生19名が参加し、「地球の環境問題を分析する」「シュミレーション技術を使ってみる」「サイエンスで機能を設計する」「構造が違う分子を徹底的に分けきる」というテーマの4班に分かれて実験・研究をさせていただきました。

高校で学ぶ以上の内容でしたが、ダイセルの研究員の方々が熱心に教えてくださり、研究内容を理解して取り組むことができました。

研究のまとめとして、最後に各班発表を行いました。どの班も、実験内容だけでなく、結果を分析して考察することができました。ダイセルの社員の方々にもたくさん質問をしていただき、さらに内容を深めることができました。

株式会社ダイセルのみなさんには、実験や考察をする楽しさを教えていただき、とても良い経験になりました。お忙しい中対応していただき、本当にありがとうございました。

<企業研修>事前学習会を行いました

11月8日(金)に,企業研修の事前学習会がありました。

 

来月行われる第2研修(サイエンスキャンプ)に向けて,

研究内容について㈱ダイセル様より説明をいただいた後,

事前準備等についても確認し,説明会後はそれぞれのテーマに分かれて学習会を行いました。

 

<企業研修>第1研修に参加しました

7月19日に,1年生希望者が㈱ダイセルを訪れ,企業研修第1研修を行いました。

オリエンテーションを受けた後,iParkなどの施設を見学し,企業で行われている研究活動を体感しました。

その後の若手研究者との座談会では,研究現場の最前線で活躍されている女性研究者の方などから研究や進路について生徒間でも活発な意見交換が行われました。

次回の第2研修に向けて,これから準備を進めていきます。

㈱ダイセルのみなさま、ありがとうございました。

<企業研修>令和6年度は79回生が参加します

7月12日(金)に,企業研修の事前指導がありました。

今年度の参加希望者は1年生の19名。

事前指導では,SSH担当者より本研修の目的・内容,第1研修に向けてのオリエンテーションがありました。

企業研修(第2研修・サイエンスキャンプ)

12月7日,8日と株式会社ダイセルで,サイエンスキャンプとして企業研修を行いました。

参加した1年生希望者16名は4グループに分かれ,企業での研究活動を疑似体験させていただきます。

普段,使用されている専門の機器を用いた研究に,初めはとまどいながらも2日目には事前学習会で調べてきた内容なども活用しながら,実験を進めることができました。

 

 

研究のまとめとして最後は各班発表を行い,株式会社ダイセルの社員の方々にたくさんの質問をしていただきました。研究内容は,シミュレーション技術・膜分離技術・サイエンスでの商品開発・マイクロプラスチックに関するもので,高校で学ぶ以上のものも含まれましたが,どの生徒も最後は自信を持って研究報告を行うことができました。

お忙しいところ,対応してくださった株式会社ダイセルのみなさん,本当にありがとうございました。今後の探究活動・課題研究につながるとてもよい機会となりました。

 

企業研修(第2研修・サイエンスキャンプ) 事前学習会

11月15日(水)に,本校で第2研修(サイエンスキャンプ)に向けての事前学習会がありました。

第2研修では,テーマ別に研究班に分かれて,企業で研究活動を行い,その成果を発表します。

お世話になる(株)ダイセルより,北川様にお越しいただき,テーマ別の研究課題の設定の仕方についてお話しいただきました。

その後,研究班に分かれて研究課題や事前準備として必要なことなどを話し合いました。

第2研修は,12月7日~8日に予定されています。

参加生徒は,当日までに研究テーマに関わるさまざまなことを調査してから研究に臨みます。

 

 

令和5年度 企業研修(第1研修)

企業連携プログラムとして,本年度より企業研修を実施しています。これは,1年を通したプログラムで,第1研修では施設研修や研究者の方との交流会を,第2研修ではグループに分かれて,専門的な施設で研究を行うというものです。

 

7月20日,(株)ダイセルにて第1研修があり,1年生の希望生徒16名が参加しました。

研究施設イノベーションパークを訪れ,研究内容や実験装置,機器について説明を受けるほか,若手研究者との座談会では,研究生活などについてお話をしていただきました。生徒からのたくさんの質問にも答えていただき,第1研修は大変盛り上がりました。

第2研修は,12月に行われます。それまでに,グループ・テーマ決め,事前学習を進め,実験・研究に臨みます。

(株)ダイセルのみなさん,お忙しい中我々のためにご対応いただき,ありがとうございました。

 

 

関東研修

【関東研修】3日目 東京大学生産技術研究所・松久研究室訪問

関東研修も最終日がやってきました。

3日目は東京大学生産技術研究所の松久直司先生の研究室を訪問しました。

ゴムのように伸びる、伸縮性導体をもちいた次世代のウェアラブルデバイスの研究などを説明していただきました。

その後は松久先生の研究室内を見せていただきました。研究室内の器具を細かく説明していただき、器具を使った実演などもしていただきました。研究室見学後は、松久先生と一緒に昼ごはんを食べながら個別に質問を聞いていただきました。

3日間を通して、多くの研究者の方や企業の方と接する機会があり、共通して感じたことは「質問をしなさい」と言われていたことでした。聞くだけでなく、分からないことや、興味があることを質問するということが大切であると感じました。

3日間の経験を今後の進路や自身の探究活動に活かして欲しいです。

【関東研修】2日目 つくばサイエンスツアー

関東研修2日目の研修が終了しました。

午前中は筑波実験植物園、地図と測量の科学館に行ってきました。筑波実験植物園では生物多様性の話や絶滅危惧種についての解説を聞いた後、園内を自由散策し世界の生態を観察しました。

地図と測量の科学館では国土地理院の仕事内容や測量の歴史を学びました。

午後からは筑波宇宙センター、地質標本館に行ってきました。筑波宇宙センターでは油井亀美也宇宙飛行士に偶然お会いすることができ、一緒に写真を撮らせてもらいました。

地質標本館では地球の歴史から日本の歴史、兵庫を中心にした地質の説明をしていただきました。

【関東研修】1日目 株式会社ダイセル・国立科学博物館

関東研修1日目が無事終了しました。

1日目は株式会社ダイセルと国立科学博物館に研修に行きました。

株式会社ダイセルではオフィス見学と小河社長の講演をしていただきました。社長のご厚意で社長室の見学もさせていただきました。

昼からは国立科学博物館に移動し研修を行いました。日本館、地球館と見学するところが多く、時間が足りないという生徒もいました。

明日はつくば市内の4つの研究、実験施設で研修を行います。

令和5年度 関東研修(3日目)

令和5年8月9日(水),関東研修の最終日です。

昨日つくば市から東京へ移動し,本日は本校卒業生である東京大学先端科学技術研究センター
松久直司准教授の研究室を訪問しました。

松久先生は昨年の6月29日に「MIT Technology Review Innovator Under 35 Global」を受賞され,
今世界で最も注目を浴びる若手研究者の一人です。また「日本を変える研究者30人」の一人にも
選ばれ,メディアにも数多くご出演されています。

今回は先生のご専門分野である「インタラクティブ電子デバイス」とはどういったものか,を
高校生にもわかりやすくご講演いただき,また実際に研究・開発をされている場面を見学させて
いただきました。生徒たちからもたくさんの質問が出て,活発に意見交換がなされていました。

その後14:48に東京を出発し,17:45に姫路に到着します。

3日間の研修はとても貴重な体験となりました。普段目にすること,耳にすることができない
「ホンモノ」がすぐそこにあり,数多くのことを学びました。
校長先生からのお話にもあった「金剛不壊」の精神で自分のやりたいことをこれから見つけ
これから邁進していってくれると信じています。

【東京大学先端科学技術研究センター】

令和5年度 関東研修(2日目)

令和5年8月8日(火),関東研修の2日目です。

昨日夕方につくば市に到着し,朝からつくばサイエンスツアーを実施しました。
午前中は,地図と測量の科学館,高エネルギー加速器研究機構
午後からは,筑波宇宙センター(JAXA),地質標本館,サイエンススクエアつくば
合計5か所で研修を行いました。

つくば市には数多くの研究施設が集約しており,多様な分野の研究成果をじかに体験・見学ができます。
それぞれが密接に関連しているため,各研修場所での学びが他の施設での学びとリンクしています。
本校の関東研修では,JAXAなど普段立ち入ることのない施設内でガイドをしていただきました。

数多くの「ホンモノ」と出会い,よい化学反応を起こしてくれると期待しています。

【地図と測量の科学館】
測量技術の歴史や古地図の展示などがあります。ロビーの日本地図は3D眼鏡で見ると地形が浮かび上がります。

【高エネルギー加速器研究機構】
残念ながら実際の実験の様子を見学することはできませんでしたが,職員の方の説明や
コミュニケーションプラザ内で粒子や加速器関連技術の研修を行いました。

【筑波宇宙センター(JAXA)】
日本の宇宙開発の拠点であるJAXAの見学は本研修の目玉です。
実際に「きぼう」運用管制室や宇宙飛行士養成エリアを見学させてもらいました。
また売店コーナーには宇宙食なども販売しており,お土産としても好評でした。

【地質標本館】
豊富な化石,鉱物などの標本や映像などで地球の成り立ちを学びました。
1年生は地学に関する授業を行っていないので,係の方の説明は貴重な体験となりました。

【サイエンススクエアつくば】
産業技術総合研究所が研究している,最新の科学技術がショールームで展示してあります。
私たちの生活が,改めて科学技術で支えられていることを実感できたと思います。

関西研修

関西研修2日目<令和6年度>

8月28日(水)に関西研修(2日目)を実施しました。

午前中は,京都大学大学院理学研究科を訪問し,杤尾豪人教授に講義をしていただきました。「生命現象をタンパク質の立体構造から理解する」と題して,タンパク質の結晶を原子レベルで立体的に可視化する方法や,タンパク質に分子が結合することで,生体の維持や機能発現に重要な役割を果たすこと等を教えていただきました。

午後は,京都大学野生動物研究センターを訪問しました。村山美穂教授に「野生動物保全:遺伝子からできること」と題して,動物の遺伝子を解析することで,性別や血縁関係,食べたもの等が分かり,保全に役立つということを教えていただきました。また研究室見学や,和やかな雰囲気で大学院生との懇談をさせていただきました。

関西研修1日目<令和6年度>

8月27日(火)に関西研修(1日目)を実施しました。

神戸大学大学院人間発達環境学研究科の助教の木伏先生,清水先生による研究内容の紹介をしていただきました。その後,ご指導頂きながらの模擬研究を行いました。

木伏先生の班では,スポーツ用骨盤ベルトは跳躍高・着地安定性の改善に貢献するのか?というテーマで,実際に片足立ちをしたりジャンプをしたりして,ベルトを着けた場合と着けなかった場合の地面反力を測定しました。

清水先生の班では,他者の指先の動きに潜在的に協調するか?というテーマで,2人ペアでお互いを指さして,1人が指を動かしたときにもう1人はどのように指を動かしてしまうのかを,加速度計を用いて測定しました。

関西研修2日目<令和5年度>

2023(令和5)年8月23日(水)に関西研修(2日目)を実施しました

今日は神戸大学大学院人間発達環境学研究科の近藤徳彦教授をはじめ総勢8名の先生方にご指導頂きながらの,模擬研究を行いました。運動生理学や筋活動,心理学などさまざまなプログラムが実施されました。どの研究でも最先端の設備や理論を学びながら研究を進めました。最後には,自身が行った研究の内容や成果を発表し,互いに質疑応答も行うことができました。

関西研修1日目<令和5年度>

2023(令和5)年8月22日(火)に関西研修(1日目)を実施しました。

午前中は,京都大学大学院理学研究科の杤尾豪人教授の研究室を訪問しました。「生体高分子の立体構造から生命現象を理解する」と題した講演では,分子同士の正確な相互認識が生体の機能発現に重要であり,原子レベルで立体構造を可視化して理解することが必要であることを教わりました。また,研究室の紹介や研究内容をより詳しくPC上で解説を加えても頂きました。気軽に質問できる雰囲気もあり,大学や研究職への質問も出ていました。

午後は,神戸大学大学院人間発達環境学研究科の近藤徳彦教授をはじめ総勢8名の先生方のご協力を頂き,模擬研究を行いました。各先生に生徒2~3名という大変恵まれた環境で研究を行います。本日は,研究内容の紹介と課題を頂き,明日行われる模擬研究の準備を行いました。

関西研修〈令和4年度〉

 8月9日に、SSH事業として関西研修が行われました。

 2年生の生徒を中心に24名が参加し、京都大学や関西光科学研究所を訪れ講義を受けました。実験装置などに直接触れることで、最新の研究について理解を深めました。

①   京都大学 杤尾教授による研究内容と研究室紹介

研究室所属の学生の方にも解析方法についての説明や研究機器の紹介をしていただきました。

②  関西光科学研究所 畑研究員によるサイエンスセミナーと実験棟紹介 

 

 暑い中ではありましたが、どの生徒も熱心に講義を受け、充実した研修の機会となりました。