SSH
第1回探究情報交換会を行いました
令和6年7月4日(木)に第1回探究情報交換会を行いました。テーマは「課題研究のテーマ決定について」で、本校教員の他、他の高校や近隣中学校の教員、姫路市教育委員会の職員など計23名が参加しました。
はじめに、姫路南高校の実践発表、姫路東高校の実践発表を行い、それぞれの学校での探究活動の現状について、具体的な実践例を交えながらお話いただきました。
その後、班別で情報交換を行いました。どの学校もテーマの決定や生徒への助言など、探究活動を行う上での課題を抱えており、他校の先生方の意見を聞いて、その課題を共有しました。また、中学校では探究活動を行うのが難しいという現状も教えていただきました。中学校での様子と高校での様子を互いに知ることができ、また、中学校での探究活動がなぜ「難しい」のかについても議論を深めることができました。
第2回は12月初旬に行う予定です。
アラカルト講座&サイエンスカフェを行いました
令和6年6月21日(金)に1年次を対象とした「アラカルト講座」と全年次の希望者を対象とした「サイエンスカフェ」を行いました。
「アラカルト講座」では、12名の先生方に研究の専門分野や社会との関係等についての講義をしていただきました。生徒たちは自身が希望する2つの講座を受講しました。どの講座でも専門的な内容をわかりやすく説明していただき、探究活動の進め方や自分の進路について考えるためのアドバイスもたくさんいただきました。講義後、友人と受講した講座の内容について話し合う生徒の姿をたくさん見かけました。生徒たちの興味関心の幅が広がり、とても充実した時間となりました。
三田村 宗樹 先生 大阪公立大学 名誉教授 |
岸本 直子 先生 関西学院大学工学部 教授 |
鶴田 宏樹 先生 神戸大学価値創発部門長・准教授 |
柴田 正輝 先生 福井県立大学恐竜学研究所 教授 |
斗内 政吉 先生 大阪大学レーザー科学研究所 教授 |
亀井 康富 先生 京都府立大学生命環境科学研究科分子栄養学研究室 教授 |
山田 隆子 先生 姫路大学看護学部 准教授 |
野村 美治 先生 アース製薬株式会社研究開発本部 研究部アドバイザー |
瀬戸山 晃一 先生 京都府立医科大学医学基盤教育部長 大学院医学研究科医学生命倫理学 主任教授 医学部医学科人文・社会科学教室 教授 |
増田 弘治 先生 京都府立医科大学人文・社会科学教室 研修員 讀賣新聞大阪本社 記者 |
鳴沢 真也 先生 兵庫県立大学自然・環境科学研究所 専任講師 |
伊藤 美津枝 先生 シスメックス株式会社臨床戦略・学術本部 学術二部 シニアプランナー |
アラカルト講座の様子 |
トコジラミの実験の様子 |
アラカルト講座終了後、講師の先生方と自由に会話ができる「サイエンス・カフェ」を行いました。1年次だけでなく、探究活動の進め方や進路に悩む2年次と3年次の生徒も集まり、自分の受講した講座以外の先生のお話を聞いたり、講座内で気になったことを質問したり、進路についての相談をしたりしました。また、生徒だけでなく、教員も参加し、計23名が先生方との会話を楽しみました。終始笑い声が絶えず、話が尽きることもなく、あっという間の時間でした。
日本地球惑星科学連合(JpGU)2024年大会でポスター発表を行いました
令和6年5月26日(日)に幕張メッセ(千葉県)で日本地球惑星科学連合(JpGU)2024年大会の「ポスター発表」に科学部のマグマ班とオーストラリア班が参加し、ポスター発表を行いました。
テーマは、マグマ班が「西南日本山陽帯と山陰帯のマグマ分化末期の熱水残液循環の比較 -深成岩の角閃石から発見した波状累帯構造で推定-」、オーストラリア班が「豪州NSW州南東部沿岸Bingi Bingi Point複合深成岩体の形成過程」です。どちらも角閃石から発見した波状累帯構造に関する研究についての発表で、マグマ班は国内の岩石、オーストラリア班は海外の岩石を対象としています。発表を通して、専門家や他校の高校生など、多くの方と議論を行うことができました。
京都大学で岩石薄片の分析をさせていただきました
令和6年5月11日(土)、12日(日)に京都大学でEPMA分析をさせていただきました。
今回分析した岩石は、令和6年1月末のオーストラリア海外研修で採取した岩石試料の薄片です。校内で偏光顕微鏡を用いて薄片を調べた結果、角閃石から波状累帯構造が複数見つかり、成分を詳しく調べるため、京都大学にあるEPMA分析装置を使わせていただきました。参加した生徒は、京都大学大学院の学生から分析装置の使い方を教わった後、一般の高校生では普段扱えないような分析に生徒自ら取り組みました。今後、分析の結果を処理するプログラムを組んで研究をすすめます。
EPMA(Electron Probe Micro Analizer):X線ビームを照射して、3μm範囲内の成分を分析する装置
理数探究の授業が始まりました!
理数探究基礎(1年次)、理数探究・科学倫理(2年次)、理数探究(3年次)の今年度の授業が始まりました。
1年次と2年次は、それぞれ初回の授業でSSH推進部長の川勝主幹教諭から姫路東高校のSSH研究開発テーマや探求と探究の違い、探究で大切なことなどについての講義を受けました。また、2年次は科学倫理についてのガイダンスも受けました。次回の授業では班別に分かれ、テーマを設定します。
3年次は、昨年度の研究を継続して取り組みます。
SSH通信を発行しました
SSH通信第42号(令和6年度 第1号)を発行しました。
https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/himehigashi-hs/NC3/wysiwyg/file/download/1/10328
探究活動に関する校内研修を行いました
令和6年4月9日(火)に「本校SSHに関する探究活動(課題研究)」というテーマで校内研修を行い、全教員が参加しました。SSH推進部長の川勝主幹教諭が、姫路東高校のSSHの概要や課題探究についてなど例を用いて説明しました。また、昨年度までのSSHのおもな活動や実績についての紹介もありました。
さっそく今週から理数探究の授業が始まります。今年度も研修等を行い、情報を共有しながら、全教員、全生徒で探究活動に取り組みます。
<校内研修の資料(一部抜粋)>
<ホームページに掲載している資料(一部抜粋)>
令和5年度版 高等学校における科学倫理教育のロールモデルーその目的と方法ー
https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/himehigashi-hs/NC3/wysiwyg/file/download/1/10265
聞くに聞けない課題研究の32の疑問への現場からの助言
https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/himehigashi-hs/NC3/wysiwyg/file/download/1/10266
花王スタディツアーに参加しました
令和6年4月2日(火)、3日(水)に科学部生物系研究部サボテン班の2名が花王スタディツアーに参加しました。このツアーは、JSEC2023最終審査会(全国大会)で花王賞または花王奨励賞を受賞した高校生が花王株式会社から招待され参加することができるツアーです。
1日目は、花王すみだ事業場で花王ミュージアムや研究所を見学し、研究者の方との交流を楽しみました。そこでは、実際に使用されている研究室を見学したり、研究者の方から直接、研究方法について教えていただきました。また、2日目は、花王茅場町事業場でJSEC2023受賞者による研究発表があり、他校の生徒との意見交換を行いました。
両日ともにとても充実した時間を過ごすことができました。
日本金属学会 2024年春期(第174回)講演大会で最優秀賞を受賞しました!
以前(3月15日)に、日本金属学会2024年春期(第174回)講演大会について掲載しましたが、その結果が発表され、科学部物理系研究部磁性流体班の2名が最優秀賞を受賞しました!
日本農芸化学会でポスター発表を行いました
令和6年3月26日(火)に東京農業大学で日本農芸化学会2024年度東京大会が行われ、ジュニア農芸化学会で、科学部生物系研究部サボテン班の2名が「サボテン種に共通な刺座配列の螺旋方程式と種固有性」というテーマでポスター発表を行いました。ジュニア農芸化学会とは、日本農芸化学会が将来のバイオ科学とバイオ技術の発展を期して設けた「高校生による研究発表会」で、今年度は5年ぶりの対面での開催となりました。会場には、全国の高校生が集まり、計78件のポスター発表が行われました。サボテン班の2名は、他校の生徒や大学教員、研究者の方々と活発な議論を行い、充実した時間を過ごしました。
第3回探究情報交換会を行いました
令和6年3月21日(木)に第3回探究情報交換会を行い、22名が参加しました。「年間計画について」をテーマとして、はじめに姫路西高等学校と姫路東高等学校が実践発表を行い、その後班別の情報交換会を行いました。
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どの学校でも発表会を行っていますが、詳細な年間計画を立てることの難しさを感じており、探究を進める上での悩み等を共有することができました。また、互いの実践内容を聞き、探究活動や評価等、活発な意見交換を行うことができました。
第71回日本生態学会大会でポスター発表を行いました
令和6年3月17日(日)に、第71回日本生態学会大会がZoom(オンライン)で開催されました。高校生ポスター発表会に、科学部生物系ニハイチュウ班が参加し、「片利共生する軟体動物の腎嚢表面の形状による蠕虫型ニハイチュウの棲み分け」というテーマでポスター発表を行いました。
また、発表後は「みんなのジュニア生態学講座-高校生と研究者との交流会」にも参加しました。生態学に関連するアカデミア内外で大活躍中の3名の先生方から、ご自身の研究内容や仕事内容だけでなく、生態学に関わりを持ったきっかけ等について教えていただきました。
第20回日本物理学会Jr.セッション(2024)で口頭発表を行いました
令和6年3月16日(土)に、第20回日本物理学会Jr.セッション(2024)がZoom(オンライン)で開催されました。事前審査を経て、科学部物理系磁性流体班の5名が「外部磁力による磁性流体のスパイク形成の条件」というテーマで口頭発表を行いました。本校を含め88校が発表し、フリーディスカッションも行われました。他校の生徒とも活発な意見交換ができました。
審査の結果は後日、発表される予定です。
京都大学ポスターセッション2023で最優秀賞を受賞しました!
令和6年3月16日(土)に、京都大学が主催する高校生のポスター発表「京都大学ポスターセッション2023」が開催され、科学部の地学系マグマ班がポスター発表を行いました。この企画は、発表を通じて高校生が日頃の課題探究活動の成果を披露するもので、各都府県選考を通過した都府県代表校が集まりポスター発表を行います。今年度は、31校が集まり、発表を行いました。兵庫県代表として選出されたのは姫路東高校科学部の地学系マグマ班です。2名が参加し、「山陽帯花崗岩類の角閃石から発見した波状累帯構造からマグマ分化末期の熱水残液の循環を推定する」というテーマでポスター発表を行いました。
当日参加の高校生による投票結果、大学関係者による「発表要旨による事前審査」及び「ポスター発表による当日審査」ともに1位で、その結果、最優秀賞を受賞することができました。
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日本金属学会 2024年春期(第174回)講演大会でポスター発表を行いました
令和6年3月12日(火)に、東京理科大学で行われた「日本金属学会 2024年春期(第174回)講演大会」の高校生ポスターセッションに科学部の物理系磁性流体班の2名が参加し、ポスター発表を行いました。発表テーマは「外部磁力による磁性流体のスパイク形成の条件(その2)」で、専門の方々からの質問にも丁寧に対応していました。
高校生ポスター賞の受賞者は後日、発表される予定です。
SSH通信を発行しました
SSH通信 第39号を発行しました。
第39号には、先日行った「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」について掲載しています。
本ホームページ内、SSHのトップページ下部に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」を開催しました
令和6年2月12日(月・振休)に姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」の展示場や会議室で「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」を開催しました。このイベントは、理系女子の育成を促進する(Girl's Expo)場と科学倫理をテーマとする研究(Science Ethics)の発表の場を本校が提供するものです。今年度は約1000人が参加し、本校生徒や兵庫県内の高校生や中学生、県外の高校生や小中学生も発表しました。
はじめに、基調講演として東北大学副学長 大隅典子 氏に「Science Needs Girls, Girls Need Science」というテーマでご講演いただきました。「理数系のリテラシーは男女でほぼ差がないにも関わらず、進学先として工学系や自然科学系を選択しない理由が偏見や刷り込みであるとすれば、それは大きな損失である」と話され、大学での女子学生の取り組みについてもお話していただきました。
その後、本校生徒や他校生徒が口頭発表を行いました。
午後からは、ポスター発表や口頭発表を行いました。
聴講するだけでなく、発表に対して積極的に質問する生徒の姿が多く見られ、どの班の発表でも活発な意見交換が行われていました。また、発表者は、自分たちの研究についての質問に丁寧に対応していました。英語での発表を行っている班には多くの外国人の先生が集まり、英語での議論もありました。
同会場には企業や大学によるブースがあり、多くの生徒が訪れました。大学生と意見交換を行うサイエンスカフェもあり、生徒たちは大学生活や今勉強していることなどを聞き、先輩との会話を楽しみました。
別会場では、バイオジェン・ジャパン株式会社 三井貴子 氏を講師としてお招きして、保護者のための講演会を行いました。講演会の中で、ご自身の高校進学の際、通学時間などを優先して自分の志望校へ進学しなかったことを、約30年間後悔していたことについてのお話がありました。今は充実した日々を過ごされていますが、当時の後悔は、大学進学後も就職後も続いていたそうです。また、製薬会社であっても文系出身者が多く勤務していることや、企業での女性管理職が増えてきていることについても教えていただきました。バイオジェンのサマープログラム研修(アメリカ)に本校生徒が参加したことが社内で話題になっていること、その研修で生徒の成長の速さに驚いたことについてもお話されました。
保護者の方や専門機関の方、他校の生徒など、多くの方との関わりを通して自然科学や科学倫理への興味がさらに高まっています。
「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」まで、あと3日!
令和6年2月12日(月・振休)に開催予定の本校主催の研究発表会「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」まで、あと3日となりました。姫路駅北側の姫路市観光案内所前にもポスターを掲載していただいています。
JSEC2023で科学部が受賞した花王奨励賞の表彰式がありました
令和6年2月8日(水)に、花王株式会社(東京)から上席主任研究員の方が来校され、科学部生物系サボテン班の2名が表彰状をいただきました。この表彰状は、昨年12月に行われた「JSEC2023最終審査会」で受賞したものです。表彰された生徒2名は4月に花王株式会社からの招待で、東京工場や施設を見学させていただき、今回表彰された研究の発表も行う予定です。
校長室での表彰式のあと、生物教室で講義をしていただき、科学部の生徒たちが参加しました。
研究者としての働き方、企業内の職種について、新商品開発までの流れなどについての内容で、生徒たちが進路について考える際、参考になることをたくさん教えていただきました。講義後半の質疑応答では、多くの質問が出ましたが、ひとつひとつ丁寧に対応していただき、生徒たちにとってとても有意義な時間となりました。
第16回サイエンスフェア in 兵庫に参加しました
令和6年1月21日(日)に、第16回サイエンスフェア in 兵庫「科学技術が創る希望の未来」がポートアイランド(甲南大学ポートアイランドキャンパス・神戸大学統合研究拠点・兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス)で開催されました。このイベントは、兵庫県のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校16校が集まり、日々の研究成果を発表するイベントで、本校からは1班が口頭発表で、4班がポスター発表で参加しました。
口頭発表・ポスター発表とも、他校の生徒や先生ら多くの聴衆に堂々と発表し、また、積極的に意見を交換することができました。発表以外でも、他の学校の発表を聴いたり、シールラリーに参加したりなどして、サイエンスフェアを一日満喫し、有意義な時間を過ごすことができました。
英語コミュニケーションⅠの授業で英語でのポスター発表を行っています(1年次)
令和6年2月5日(月)からの「英語コミュニケーションⅠ」の授業で、1年次が英語でのポスター発表を行っています。授業で使われているポスターは、1月19日(金)に本校で実施した「令和5年度 後期生徒研究発表会」で使用したもので、それぞれの班がポスターを利用しながら、自分たちの研究内容を英語で発表しています。発表時間は約5分、質疑応答の時間は約3分で、すべて英語で行われています。質問に対してどのように答えるか相談するときは「Please give us a moment to discuss our answer. 」と言うなど、一方的な発表ではなく、聴講者とコミュニケーションをとりながら発表を行っていました。また、積極的に英語で質問する生徒の姿も見られました。
英語によるポスター発表の授業は、2月9日(金)までに1年次全クラスで行う予定です。
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2月12日(月・振休)に行われる「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」まであと6日。発表の有無によらず、みんなでイベントに向けての準備を進めています。
「令和5年度 第2回運営指導委員会」を行いました
本校SSH事業のより効果的な推進のために専門家の先生方からご指導・ご助言をいただく場として、令和6年1月19日(金)に「令和5年度 兵庫県立姫路東高等学校スーパーサイエンスハイスクール 第2回運営指導委員会」を行い、本校運営指導委員の5名の先生にご参加いただき、本校教員35名が出席しました。
<運営指導委員の先生>
文教大学 非常勤講師 | 久田 健一郎 様 |
神戸大学 名誉教授 | 波田 重煕 様 (書面) |
京都教育大学 名誉教授 | 村上 忠幸 様 |
九州大学大学院医学研究院保健学部門 講師 | 丸山 マサ美 様 (書面) |
元公益財団法人中谷医工計測技術振興財団 参与 | 寶田 馨 様 |
本校SSH推進部長の川勝和哉主幹教諭が本校SSH事業の説明を行い、その後、1年次主任と2年次主任が各年次における探究活動についての説明を行いました。
同日に行った生徒研究発表会にもご参加いただいた運営指導委員の先生方からは、「年々レベルが上がっている。」「これまでの課題が改善されていた。」「生徒の発表すべて見たかった。時間が足りなかった。」など高い評価をいただきました。また、今後の本校SSH事業の推進に関するご助言をいただくこともできました。
「令和5年度 後期生徒研究発表会」を行いました
令和6年1月19日(金)に「令和5年度 後期生徒研究発表会」を行いました。
はじめに、3つの校外研修「東京博物館研修」「兵庫県南部地震と防災研修」「地方創生班(2年次)」についての活動報告をオンラインで行いました。「東京博物館研修」では国立科学博物館および日本科学未来館訪問について、「兵庫県南部地震と防災研修」では野島断層および人と防災未来センター訪問について、「地方創生班(2年次)」では太市フォトコンテストについて、参加した生徒が報告を行いました。
その後、本校体育館で、午前に1年次生徒が、午後に2年次生徒が研究発表を行いました。
1年次は、ミニ探究での取組を活かして、9月から班ごとに研究していたテーマについて、それぞれ発表を行いました。どのポスターも表や図、写真等が用いられており、自分の言葉で説明しようとする姿勢が多く見られました。
2年次の理系生徒は自然科学をテーマとする研究の中間発表、文系生徒は科学倫理をテーマとする研究の発表を行いました。どの班も活発な意見交換が行われていました。また、原稿に頼らずポスターをうまく利用しながら発表したり、聴講者の反応に合わせて説明する班も見られました。
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この発表会の結果、優秀だと評価された班は、2月12日(月・振休)にアクリエひめじで行われる「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」で発表する予定です。
令和5年度 科学倫理生徒研究発表会を行いました
12月21日(木)に科学倫理生徒研究発表会を行いました。
2年次理系生徒は自然科学についてのテーマで研究すると同時に、各班のテーマに関連する科学倫理についてもテーマを設定し、探究活動を進めています。今回の発表会は今年度新たに行った発表会で、2年次理系生徒が科学倫理に関する探究活動について研究成果を発表し、2年次文系生徒と1年次生徒が聴講しました。
はじめに、各教室で、オンラインで京都府立医科大学大学院教授の瀬戸山晃一先生に「生命倫理・科学倫理を学ぶ意義と発表と質疑応答での留意事項」というテーマで基調講演をしていただきました。
その後、体育館に移動し、8分の発表と3分の質疑応答を1回として合計6回の発表会を行いました。どの班でも聴講者は積極的に質問し、発表者も丁寧に対応していました。また、原稿に頼らず、ポスターを用いて自分の言葉で説明しようとする生徒も複数いました。
この発表会で特に優秀な班を選別し、選ばれた班は2月12日(月・祝)にアクリエひめじで行われる「Girl's Expo with Science Ethics」で発表します。
2年次探究班主催「太市の魅力フォトコンテスト」結果発表
2年次の課題研究「地方創生」班が、探究活動の一環として、姫路市太市地区を舞台としたフォトコンテストを企画・運営しました。
初めての試みでわからないことばかりでしたが、どういった段取りが必要かを姫路市政策局ひめじ創生戦略室と連携して学び、自治会や筍組合のご協力を得て、開催することができました。
そして、令和5年11月19日(日)に、「太市の魅力フォトコンテスト」結果発表会及び授賞式を、太市中公民館にて開催しました。(共催:太市連合自治会 協賛:太市筍組合)
当日の司会や表彰はすべて生徒自身で行い、行事の企画・運営、自治会等との連携など、貴重な経験をすることができました。
結果については以下のリンクに、入賞作品を作品名・受賞者と一緒に掲載しています。(ペンネームでの受賞者は、ペンネームでの紹介にさせていただきます)
結果発表用HP>>>フォトコンテスト専用HP
JSEC2023で花王奨励賞を受賞しました!
令和5年12月9日(土)、10日(日)に日本科学未来館で行われた JSEC2023(第21回 高校生・高専生 科学技術チャレンジ)最終審査会(全国大会)で本校科学部の生物系サボテン班が「刺座配列を示すサボテン種に共通な螺旋方程式と種固有の変数(その2)」というテーマで発表し、花王奨励賞を受賞しました。
JSECとは、全国の高校生や高等専門学校生を対象とした科学技術の自由研究コンテストで、1次・2次予選を通過して全国大会に進み、上位に入賞した者は、「国際学生科学技術フェア(ISEF)」への出場権を手にすることができます。
生徒たちは会場到着後、限られた時間の中で最終審査会に向けてのポスターの作成や発表練習を行い、審査会に臨みました。
ISEFにはわずかに手が届きませんでしたが、上位12位に入賞することができました。また、さまざまなテーマの研究に触れることで興味や知識を深めることができました。
また、同大会で科学部物理系磁性流体班が入選しました。
第46回日本分子生物学会で科学部が発表しました
令和5年12月8日(金)に神戸国際展示場で行われた第46回日本分子生物学会で、本校科学部の生物系サボテン班と生物系ニハイチュウ班が発表しました。
サボテン班は「サボテン種に共通な刺座配列の螺旋方程式と種ごとの違い」というテーマで、ニハイチュウ班は「片利共生する軟体動物の腎嚢表面の形状による蠕虫型ニハイチュウの棲み分け(2)」というテーマでそれぞれ口頭発表とポスター発表を行いました。研究内容が伝わるようにきちんと説明し、質問にもしっかりと答えていました。
令和5年度 第2回探究情報交換会を行いました
12月5日(火)に探究活動に関する情報交換会を行い、27名が参加しました。はじめに、「Canvaの効果的利用について」というテーマで、株式会社AVAD 谷山詩温氏にご講演いただき、タブレットを用いて演習も行いました。
その後、「効果的なプレゼンテーションについて」というテーマで県立龍野高等学校、県立姫路東高等学校の2校による実践紹介を聴きました。
最後に、班別の情報交換を行い、各校の取組や課題について話し合い、各班で話し合った内容を全体で共有しました。ポスターや論文の作成等、どの学校もまとめの時期に差し掛かっており、さまざまな学校の活動内容や課題を共有することができました。
科学部が神戸大学「高校生・私の科学研究発表会2023」で優秀賞を受賞しました
令和5年11月23日(木・祝)に神戸大学で行われた「高校生・私の科学研究発表会2023」に本校科学部が参加しました。
生物系サボテン班が「サボテンに共通な刺座配列方程式と種特異性」というテーマで、物理系磁性流体班が「外部磁力による磁性流体のスパイク出現条件」というテーマで、口頭発表とポスター発表を行い、生物系ニハイチュウ班は「片利共生する軟体動物の腎嚢表面の形状による蠕虫型ニハイチュウの棲み分け(その2)」というテーマでポスター発表を行いました。また、地学系マグマ班が「角閃石の微細構造から推定する熱水残液循環」というテーマで口頭発表とポスター発表を行い、第1位に相当する優秀賞を受賞しました。
大学の教員の方々からアドバイスをいただいたり、他校の生徒の発表を聴いたりと、充実した時間となりました。
科学部が令和5年度課題研究合同発表会に参加しました
令和5年11月3日(金・祝)に京都大学で行われた「令和5年度高大連携課題研究合同発表会」に本校科学部生徒が参加しました。
はじめに京都大学農学研究科森林科学専攻の北島薫教授による講演がありました。
その後のポスター発表で、地学系マグマ班、生物系ニハイチュウ班、生物系サボテン班、物理系磁性流体班がそれぞれ発表を行いました。
それぞれの班の発表に対して京都大学の先生方からアドバイスをいただいたり、他校の生徒と意見交換を行う等、参加した生徒たちは有意義な時間を過ごすことができました。
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論理表現Ⅱ(英語科)の授業で科学倫理についての発表を行いました
11月6日(月)~10日(金)に「論理表現Ⅱ(英語科)」の授業で2年次が科学倫理についての発表を行いました。
科学倫理について興味のあることを班ごとに調べ、英語を用いてパワーポイントを作成し、発表しました。発表や質疑応答はすべて英語で行われ、普段聞きなれない専門用語をみんながわかるように言い換えたり、図を用いて説明するなど、班ごとに工夫が見られました。
最後には自分たちの発表の内容に関するクイズを出題し、聴講している生徒たちはクイズに答えながら、自分の理解度を確認していました。
第47回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会で発表しました
令和5年度11月11日(土)にバンドー神戸青少年科学館で行われた「第47回兵庫県高等学校総合文化祭自然科学部門発表会」に科学部が発表しました。
研究発表では、生物系サボテン班が「サボテンに共通な刺座配列方程式と種特異性」のテーマで生物系優秀賞を、物理系磁性流体班が「外部磁力による磁性流体のスパイク出現条件」で物理系優良賞を、地学系マグマ班が「角閃石の微細構造から推定する熱水残液循環」で奨励賞を受賞しました。生物系サボテン班は、ポスター発表でも同テーマで優秀賞を受賞しました。
生物系サボテン班は令和6年度近畿地区合同発表会への出場権を獲得しました。
English Cafe開催中です!
ALTや友人と英語によるコミュニケーションを楽しむEnglish Cafeを昼休みに開催しています。10月のEnglish Cafeのテーマは「Halloween」でした。
手のひらサイズのかぼちゃを使ってジャックオランタンを制作したり、カードゲームやインストラクションゲームを行ったり、毎日異なる内容の開催でした。
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説明や会話はすべて英語で行われます。参加した生徒はさまざまな活動を通して英会話を楽しんでいます。
日本地質学会で奨励賞を受賞しました!
令和5年9月17日(日)に京都大学で開催された日本地質学会第130年学術大会のジュニアセッションで本校科学部地学系マグマ班が「西南日本山陽帯と山陰帯のマグマ分化末期の熱水残液の循環―深成岩の角閃石から発見される波状累帯構造から―」というテーマでポスター発表を行い、奨励賞を受賞しました。
また、マグマ班のこの研究は、第67回日本学生科学賞の全国大会へ進出しています。
数学理科甲子園2023に出場しました
令和5年10月28日(土)に甲南大学で数学理科甲子園2023が行われ、本校から2年次6名が出場しました。
数学、理科、科学技術等に関する基本的な問題や応用問題、総合問題をチームで協働して競う大会で、今年度は61校(366名)が参加しました。
全員奮闘しましたが、上位15チームによる本選に残ることはできず、予選敗退となってしまいました。
参加生徒たちは、「夏季休業中から準備してきたが、実力を出し切れずに不完全燃焼に終わり、とても悔しい。」「勉強して問題へのアプローチの方法や考え方、知識が広がった。」と話していました。今回の悔しさを胸に、数学オリンピック予選など次の大会に向けて準備を進めています。
理数探究の授業でディベートを行いました(2年次)
10月27日(金)の理数探究の授業で、2年次が班で取り組んでいる科学倫理をテーマとした探究でディベートを行いました。
各班ごとにテーマに対して複数の立場から意見を述べた後、反駁を行い主張をまとめました。また、ディベートを行っていない班の生徒はその様子を聴講しました。
準備の様子 | ディベートの様子① | ディベートの様子② | ディベートの様子③ |
ディベートとその振り返りを通して、追加で調べたり班内で検討を行い、研究の最終結論をまとめていきます。
12月に開催を予定している科学倫理の発表に向けての準備を進めています。
プログラミング体験講座を行いました
10月19日(木)にプログラミング体験講座を行い、本校生徒8名と本校教員11名が参加しました、
株式会社AVADの谷山 詩温 氏を講師としてお招きし、「Canva を用いたホームページ作成」と「スペースブロックを用いたプログラミング音楽の作成」の2つのテーマで研修を行いました。
はじめに情報デザインを意識したバナー広告を作成しました。その後、「スペースブロック」というプログラミング教材を用いて音楽を作成し、最後に作成したバナーと音楽を組み合わせて動画にしました。
自分で実際に作成することで、プログラミングを身近に感じ、自分のアイデアを形にする楽しさを感じることのできた講座でした。
本校で開催した講座が、スペースブロックのHPに掲載されましたので、こちらもご覧ください。
1年次探究活動の検証が始まりました
1年次の探究活動の検証が始まりました。
ミニ探究の経験を活かして、班別に仮説を立て、その仮説を検証しています。
班ごとにテーマが異なるため、検証方法によっては化学教室や調理教室、校舎外などのさまざまな場所で活動を行っています。
実験器具の使い方等、初めてのことも多く、班員全員で協力して進めています。
理数探究基礎テーマ検討会を行いました(1年次)
10月6日(金)に1年次理数探究基礎の研究テーマ検討会を行い、本校教員20名が参加しました。
生徒が作成した研究計画書の中から、担当教員だけでは判断できないものや全体で検討したいもの等を取り上げ、どのように研究を進めていくかを探究活動の担当教員全員で話し合いました。
「兵庫県南部地震と防災」研修へ行きました
令和5年10月5日(木)に「兵庫県南部地震と防災」研修として、北淡震災記念公園 野島断層保存館(兵庫県淡路市)と、人と防災未来センター(兵庫県神戸市)に行きました。
9月29日(金)に事前研修として、防災研修を行う意味や兵庫県南部地震について学びました。
当日は、野島断層を実際に見ることによって自然災害の科学的理解を深め、また、人と防災未来センターで地震災害の記録を学ぶことによって防災の社会行動的側面の知識の重要性を学びました。
第3回 Girl's Expo with Science Ethics について
令和6年2月12日(月・祝)にアクリエひめじで開催予定の第3回 Girl's Expo with Science Ethicsのポスター、募集要項、参加申込書を掲載しています。
発表は小学生から高校生まで参加可能です。
ぜひご参加ください!
詳細は「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」のページでご確認ください。
日本植物学会で優秀賞を受賞しました!
9月9日(土)に北海道大学札幌キャンパスで開催された日本植物学会第87回大会の高校生ポスター発表で、本校科学部(サボテン班)が「サボテン種ごとの刺座配列の螺旋方程式の系統的な違い」というテーマで全国2位に値する優秀賞を受賞しました。
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多くの審査員に研究内容を説明し、誠実に質疑応答をしていました。
サボテンの刺座の配列を数式で表現し、種ごとの特徴を明らかにした視点がユニークであると高く評価されました。
日本動物学会で発表しました
山形大学小白川キャンパスで開催された日本動物学会第94回山形大会(9/7~9/9)において、9月9日(土)に高校生ポスター発表があり、本校科学部生物系生物班(ニハイチュウ班)の生徒2名が、「片利共生する軟体動物の腎嚢表面の形状における蠕虫型ニハイチュウの棲み分け(2)」というタイトルでポスター発表を行いました。
発表時間は短かったですが、大学の先生や全国から集まった高校生と研究を通して交流することができました。学会からは高校生ポスター賞をいただきました。
発表のほかにも「動物学ひろば」という催しがあり、全国のさまざまな研究機関の研究者の方と交流することができました。学会には1日だけの参加でしたが、とても充実した1日になりました。
東京博物館研修に行きました
8月28日(月)、29日(火)の1泊2日で、25名の生徒が参加し、東京博物館研修を行いました。
1日目は国立科学博物館で常設展を見学しました。多くのはく製や化石、標本や体験ブースなどがあり、参加者は実際に自分の目で見て気づいたことや疑問などを友人と話していました。また、研究者の方に積極的に説明を求める生徒もいました。約6時間半の滞在でしたが、「時間が足りなかった。」という生徒の声が多かったです。
2日目は日本科学未来館を訪問しました。特別展「月でくらす展」と常設展を見学しました。IPS細胞をテーマにした倫理の問題を扱うブースや月での無重力体験など、気づいたり、考えたりする体験が多かったです。
本物に触れることで実感をともない、自然科学への興味・関心が深まった2日間でした。
【国立科学博物館での様子】
【日本科学未来館での様子】
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科学倫理・生命倫理研修会を行いました
8月25日(金)に本校百周年記念館で科学倫理・生命倫理研修会を行いました。
まずはじめに、京都府立医科大学 医学基盤教育部長 大学院医学研究科 医学生命倫理学 主任教授 兼 医学部医学科 人文・社会科学教室 教授 瀬戸山 晃一 先生 に「高校での生命倫理の教育が今なぜ必要なのか~その意義と実践」というテーマで講演していただきました。
京都府立医科大学 医学基盤教育部長 大学院医学研究科 医学生命倫理学 主任教授 医学部医学科 人文・社会科学教室 教授
瀬戸山 晃一 先生 |
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その後、本校科学部生徒を対象として、瀬戸山 晃一先生に生命倫理をテーマとして、また本校主幹教諭 SSH推進部長 川勝和哉が科学倫理をテーマとした模擬授業を行いました。
その後、参加教員によるグループ協議を行い、情報を共有しました。
グループ協議には、瀬戸山先生にもご参加いただき、活発な意見交換が行われました。
科学部筑波学園都市研修に行ってきました!
令和5年8月17日~19日の2泊3日で筑波学園都市研修に行ってきました。
25名の生徒が参加し、筑波宇宙センター(JAXA)や筑波実験植物園、地図と測量の科学館、つくばエキスポセンター、地質標本館、サイエンス・スクエアつくば、サイバーダイン・スタジオの7つの施設を訪問し、見学しました。
見学時には、ただ見るだけでなく近くにいる研究員に自ら声をかけディスカッションする姿が見られました。研究員から講義を受けたり、実際に見ることで自然科学への興味・関心がさらに深まった3日間でした。
地図と測量の科学館(国土地理院) | サイバーダイン・スタジオ |
筑波実験植物園(国立科学博物館) | 地質標本館(産業技術総合研究所) |
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サイエンス・スクエアつくば | つくばエキスポセンター |
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筑波宇宙センター(JAXA) |
令和5年度 わくわく実験教室を行いました
8月12日(土)に科学部と生活創造部共催で「わくわく実験教室」を行いました。
姫路市内の小学生9名とその保護者が、科学部による「虹の結晶を作ろう!」と、生活創造部による「無重力パフェ~アイスをつくろう~」の2つの実験を行いました。
◆科学部「虹の結晶をつくろう!」
ビスマスという金属の塊をコンロでとかして液体状にしたのち、ゆっくりと冷やして凝固させることで、キラキラと虹色に輝く結晶をつくりました。この実験を通して、地下の熱いマグマが地上で冷えて鉱物になる過程を実感してもらいました。また「結晶」という言葉をキーワードにして身の周りの結晶からできている物質についても考えました。
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◆生活創造部「無重力パフェ~アイスをつくろう~」
アイスクリームやメレンゲを作りながら、氷点降下と卵の泡立ちの様子を観察しました。参加した子どもたちは「なぜこんなに早く凍るのか」「メレンゲのふわふわの泡はなぜできるのか」などに疑問をもちながら調理していました。調理を通して科学のおもしろさについて実感してもらいました。
全国総文【物理部門】で奨励賞を受賞しました!
7月29日(土)~31日(月)に鹿児島大学で開催された、全国高等学校総合文化祭2023かごしま総文自然科学部門において、本校の科学部物理系研究部磁性流体班が兵庫県代表として研究発表し、奨励賞を受賞しました!
「外部磁力の強度と磁性流体のスパイクの形状」というテーマで発表し、磁性流体に磁力を与えてできるスパイクの形状を丁寧に観察し、磁力の強度との関係性を明らかにした基礎的な研究です。
参加した生徒は、全国のさまざまな研究発表を聞いて、多くの刺激を受けていました。
研究発表のほかに巡検研修にも参加し、鹿児島の発酵食品に関する講義と味噌づくり体験をしました。一人2kgもの味噌を仕込んで持って帰りました。
最終日には生徒交流会、記念講演などもあり充実した全国総文となりました。
応援していただいたみなさま、ありがとうございました。
科学部が出前授業を行いました
7月29日(土)に荒川公民館主催の、姫路市内の小学生を対象とした出前授業を行いました。
科学部の生徒が講師を務め、「虹の結晶を作ろう!」と題して、ビスマスという金属の結晶づくりを姫路市内の小学生に体験してもらいました。
ビスマスの塊をコンロでとかして液体状にしたのち、ゆっくりと冷やして凝固させると虹色に輝く結晶ができます。このビスマスの結晶を静かにピンセットで引きあげると、美しいビスマス本来の姿をした結晶が取り出せます。この実験を通して、地下の熱いマグマが地上で冷えて鉱物となり、それらが集まって岩石になる過程を実感してもらいました。
令和5年度 第1回サイエンス・ラボを行いました
7月21日(金)に近隣中学校に通う中学生を対象に第1回サイエンス・ラボを行いました。
中学生38名が、理科4講座、数学1講座の計5講座の中から希望の講座を選び、参加しました。
食塩など家にあるものでできる実験やロウソクを用いた実験、見え方についての講座、酵母を用いた実験、砂を利用した図形の性質の講座を通して、身近な科学の面白さを体験してもらうことができました。
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