活動記録

SSH

【SSH】東京博物館研修を実施しました

 9月30日(金)~10月2日(日)、本校希望生徒25名(1年次生16名、2年次生9名)による東京博物館研修を、国立科学博物館および日本科学未来館にて実施しました。

 10月1日は国立科学博物館で理学の基礎に関する展示を主に見学しました。日本最大の展示数を誇るだけあって、生徒は各自の興味のある展示の豊富さに驚いていました。2日は日本科学未来館で工学や科学と社会のつながりに関する研修を行いました。ここでは科学倫理に関するビデオ展示もあり、時間を惜しんで見入っていました。2日間の研修において、研究者との対話を通じて、課題研究の新しい視点を得ることができました。

〔東京科学博物館〕

東京博物館研修① 東京博物館研修②

東京博物館研修③ 東京博物館研修④

 

〔日本科学未来館〕

東京博物館研修⑤ 東京博物館研修⑥

東京博物館研修⑦ 東京博物館研修⑧

 

【SSH】第3回サイエンス・ラボを実施しました

 9月26日(月)の放課後に第3回サイエンス・ラボを実施しました。今回は、近隣の中学校5校から計47名の生徒が参加してくれました。

 今回の講座は、「摩擦係数を測定しよう(物理)」「牛乳からプラスチックをつくろう(化学)」「n進法について(数学)」「トリックアートを楽しもう(生物)」の4講座でした。参加した中学生は、実験に先立って仮説を立てたりパソコンでデータを処理したり、とテーマに関する課題の発見や解決にむけて積極的に取り組んでいました。

 

〔摩擦係数を測定しよう(物理)〕

素材の種類の違いによって、摩擦がどのように違うか実験を行い、そのデータをExcelを使って分析しました。

  

 

〔牛乳からプラスチックをつくろう(化学)〕

牛乳から生分解性プラスチックを作成しました。牛乳の成分の違いによる影響も予想しました。

  

 

〔n進法について(数学)〕

誕生日あてゲームの原理を考えながら、2進法について学びました。

  

 

〔トリックアートを楽しもう(生物)〕

錯視図形を見ながら、錯視の原理や、錯視の効果を高める方法について考えました。

 

【SSH】日本植物学会でポスター発表しました

 9月17日(土)、京都府立大学にて行われた日本植物学会第86回大会に、本校科学部生物系研究部サボテン班が参加し、 ポスター発表を行いました。サボテンのトゲの配列がらせんを描いていることを明らかにし、その方程式を求めるという新しい視点の研究で、多くの研究者から高い評価を得ました。

日本植物学会① 日本植物学会②

日本植物学会③ 日本植物学会④

【SSH】日本動物学会で高校生ポスター賞を受賞しました

 9月10日(日)、早稲田大学にて開催された日本動物学会 第53回早稲田大会で、本校2年次の岸上栞菜さんがポスター発表を行いました。タコやイカの腎臓で生息するニハイチュウという寄生虫の、成長過程の研究を発表しました。なお、この研究は大阪大学SEEDSプログラムを活用し、同大学の古谷秀隆教授の指導を得て、科学部生物系研究部として行っています。

 本研究は、優れた研究におくられる「高校生ポスター賞」を受賞しました。また、今年中に古谷先生と連名で論文を投稿することになっています。

日本動物学会① 日本動物学会②

日本動物学会③ 日本動物学会④

日本動物学会⑤

【SSH】2年次 理数探究・科学倫理 ディベートを行いました 

 夏休み中、2年次理系生徒は探究活動の一環として、ディベートを行いました。

 今後、科学倫理について探究を進めるには、ある立場に立って意見を主張したり、異なる立場から別の意見を聞いたうえで議論したりする必要があります。これらの議論を深める練習として、「救急車の利用は有料にすべきか」、「自動運転自動車を導入すべきか」などのテーマを設定し、賛成または反対の立場のグループをつくってディベートを行いました。

 どのグループのディベートでも、想定される質問にどう答えるか、説得力のある主張をするためにどうすればよいか、といった工夫が見られました。このディベートの経験を生かして、今後の科学倫理の研究では質の高い議論をしてほしいと思います。

ディベートの様子① ディベートの様子②

ディベートの様子③  ディベートの様子④

(ディベートの様子)