活動記録

SSH

【SSH】日本分子生物学会で、本校科学部生徒が発表しました

 12/2(金)、千葉市の幕張メッセにて、第46回日本分子生物学会年会が開催され、本校科学部生物系研究部2グループの4名が発表しました。発表テーマは以下の2つです。

 ・蠕虫型ニハイチュウが片利共生する軟体動物の腎嚢における生育場所に対応する極帽形態の形成過程
  (イカやタコの腎臓に寄生している微生物「ニハイチュウ」の、寄生部位とその形態の関係についての研究です。)
 ・サボテン(ブリンチュウPachycereus pringlei)の刺座の配列方程式の決定
  (「ブリンチュウ」というサボテンの、トゲのはえ方を数式で表す研究です。)

 口頭発表に引き続きすぐにポスター発表で、大変慌ただしい学会発表でしたが、それぞれの形態に対応して、素晴らしい発表を行いました。多くの専門家と有意義な議論をすることができました。

日本分子生物学会① 日本分子生物学会③

日本分子生物学会④ 日本分子生物学会②

日本分子生物学会⑤ 日本分子生物学会⑥

【SSH】「探究活動教員研修会」を実施しました

 12/8(水)、本校Future Lab EASTにて探究活動の校内教員研修会を実施しました。講師に愛知県立明和高等学校のSSH研究開発主任である日高正貴氏をお招きし、本校の職員20名が参加しました。明和高校は平成23年度よりSSH指定を受け、以来3期にわたってグローバル化社会で活躍する科学技術系人材の育成を目指した教育活動に取り組んでいる学校です。

 今回の講演では、明和高校での探究活動の授業展開例やそのための工夫、生徒を指導する際の注意点や現状の課題などについて、お話しいただきました。質疑応答でも、理数教科ではない教員がどのように生徒と関わっていくべきか、生徒の探究活動のモチベーションを上げるにはどうすべきか、といった点を深く話していただきました。

 本講演を、今後の生徒の探究活動だけでなく、本校の教育活動全体にいかしていきたいと思います。コロナウイルス禍の第8波が懸念される中、講演にお越しくださった日高先生には厚く御礼申し上げます。

(講演会の様子)

探究活動教員研修会① 探究活動教員研修会②

探究活動教員研修会③ 探究活動教員研修会④

【SSH】令和4年度高等学校課題研究情報交換会を開催しました

 12月5日(月)、14:00より、本校百周年記念館大ホールにて、「令和4年度 高等学校 課題研究 情報交換会」を開催しました。この会は、各校で行われている課題研究の内容について情報交換を行い、日頃の課題研究の成果や課題を共有する目的で開催しました。本校の教員以外に、近隣の高等学校から11名の先生が参加し、探究活動の指導について話し合いました。

 情報交換会では、まず、近隣のSSH指定校である姫路西高校、龍野高校および本校の、探究活動の実践発表を行いました。その後、6名程度のグループ4つに分かれ、各学校での探究活動に関する課題について情報交換を行い、最後に参加者全員で共有しました。情報交換では「テーマ設定での教員の関わり方」、「生徒の考えが深まる助言の工夫」、「専門外の教員の探究活動への関わり方」といったテーマのもと活発な議論が行われ、充実した時間となりました。

 参加した教員からは、「他校の現状を知ることができ、刺激になった。」、「各校が抱えている悩みは似ており、それのどのように向き合うかを考えていきたい」、「各校の悩みを共有できることは、大きなメリットだと感じる」、などの感想が聞かれました。

(実践発表の様子)

課題研究情報交換会① 課題研究情報交換会② 

課題研究情報交換会③

(情報交換の様子)

課題研究情報交換会④ 課題研究情報交換会⑤

 課題研究情報交換会⑥

【SSH】科学部が第95回日本生化学大会で発表し、高校生発表の銅賞を受賞しました

 11/11(金)、第95回日本生化学大会(主催:日本生化学会)が名古屋国際会議場で行われ、本校の科学部から生物系研究部の2グループが以下の発表を行いました。

 ・蠕虫型ニハイチュウが片利共生する軟体動物の腎嚢における生育場所に対応する極帽形態の形成過程
 ・歪みを修正してサボテン(ブリンチュウPachycereus pringlei)の刺座の配列方程式を決定する

 口頭発表ののちポスター発表を行いました。ポスター発表の1時間15分の間、入れ替わり立ち代わり、高校生、大学生・大学院生、大学教員の方々と積極的に討議し、多くの視点からのアドバイスをいただくことができました。また、ニハイチュウ班が高校生発表の銅賞を受賞しました。

(発表の様子)

日本生化学大会① 日本生化学大会②

日本生化学大会③ 日本生化学大会④

日本生化学大会⑤ 日本生化学大会⑥

【SSH】「数学に関する研究発表会」に参加しました

 11/5(土)、「数学に関する研究発表会」が、主催である龍野高校で行われ、本校の科学部生物系研究部サボテン班の生徒2名が参加しました。

 発表会ではまず、神戸大学理学研究科の渋川元樹助教による動画を視聴し、課題研究と高校数学の位置づけや、高校数学の学習法などについて学びました。また、折り紙を用いた多面体の作成を通じて、幾何に関する知見を深めることができました。

 午後からは参加生徒12名による口頭発表が行われ、本校生徒はサボテンの刺座に関する数学的研究について発表しました。他校の発表でも積極的に討議し、有意義な一日となりました。

(当日の様子)

数学に関する研究発表会① 数学に関する研究発表会②

数学に関する研究発表会③ 数学に関する研究発表会④