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【SSH】第46回兵庫県総合文化祭で、科学部物理系研究部が最優秀賞を、生物系研究部・地学系研究部が優良賞を受賞しました
11月4日(金)~6日(日)、第46回兵庫県総合文化祭において自然科学部門の発表がバンドー神戸青少年科学館で行われました。5日(土)は口頭発表とポスター発表、6日(日)はポスター発表のみの審査が行われました。本校からは3グループが、以下のテーマで発表しました。
・外部磁力の強度と磁性流体のスパイクの形状(科学部物理系研究部)
・腎臓でのニハイチュウの極帽形態の形成過程(科学部生物系研究部)
・揖保川花崗閃緑岩の角閃石の微細構造(科学部地学系研究部)
審査の結果、本校科学部の物理系研究部が物理分野の最優秀賞を受賞し、来年度の全国総合文化祭への出場が決まりました。また、生物系研究部も優良賞とパネル発表賞、地学系研究部も優良賞を受賞し、発表した全てのグループが結果を残すことができました。
(発表の様子)
【SSH】「令和4年度 高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学」に参加しました
11/3(木・祝)、「令和4年度 高大連携課題研究合同発表会 at 京都大学」が開催され、本校の1年次生2グループ、計8名が参加し、探究活動の成果を発表しました。
発表会では、まず京都大学大学院人間・環境学研究科の酒井敏教授より、記念講演が行われました。ノーベル賞受賞者や有名な科学者の名言から、研究者としてのあるべき態度や、常識にとらわれないことの重要さを学びました。その後、15分(発表時間8分、質疑応答5分、アドバイスシート記入2分)のポスター発表を2回、行いました。発表した内容は、
・プロペラの質量と発生する電圧との関連性について
・より遠くへ飛ぶ紙飛行機とは
の研究でした。他校の生徒や大学院生、大学の教員の方々からアドバイスをいただいたり、他校の生徒の探究活動の発表を聴いたりと、充実した時間となりました。
(発表の様子)
【SSH】東海大学付属高輪台高校「SSH成果報告会」に参加しました
10月29日(土)、東海大学付属高輪台高校で行われた「SSH成果報告会」に、本校の1年次生3名、2年次生3名の計6名が参加し、科学倫理に関するディベート、英語での学校紹介や研究発表を行いました。
◇ ディベート
〇 9:35~10:25 「高校現代文明論」公開授業に参加
東海大学付属高輪台高校の1年生と、科学倫理に関するディベートとして「日本は、技術流出を防止するために、外国との共同事業・研究を禁止すべきである」というテーマで討論を行いました。本校生徒は否定側での主張を行いました。結果としては引き分けで、「異なる立場どうしで議論を深めようという態度が見られ、素晴らしい」と、評価していただきました。
◇ 英語での発表
〇10:35~12:45 英語口頭発表
〇13:30~14:50 英語でのSSH活動ポスター発表:
(Title:The Relationship between Blade Dimensions and Voltagefor Wind Turbines)
(題名:プロペラから得られる電圧と羽根の長さまたは幅との関係)
本校紹介、および探究活動の研究成果を、英語でプレゼンテーションしました。東海大学付属高輪台高校の生徒と、他のSSH指定校の生徒約20名およびタイ王国の2つの学校の生徒約100名が聴衆でした。口頭発表のあと、ポスター発表も英語で行いました。質疑応答も英語で行い、苦労しながらも、質問者との議論を交わしました。
(生徒の感想)
- ディベートに向けてしっかり準備をしてきたつもりでしたが、いざ始まるととても緊張しました。もっと整理してしたり、優先順位を考えることができれば、もっと良かったな、いう後悔と、討論することの難しさ・楽しさを知ることができ、自分の世界が広がったと思います。また、遠く離れた学校の方々と同じテーマで議論する、ということだけでも、大きな刺激になりました。
- 他校の発表を聴き、仮説や根拠、実験手法など、すべてに説得力があり、私たちも見習わないといけないな、と思いました。ポスター発表では、私たちとは着眼点の異なる意見をいただいたり、外国の先生からお褒めの言葉をいただいたりと、とてもいい経験をすることができました。
- 英語で他国の方にも通じるようにプレゼンする難しさ、メンバーと協力することの大切さなど、この発表会だけでなく発表会に向けての準備も含めて、非常に多くの気づきを、身をもって感じることができた。特に、英語を話せるようになると、見える世界がもっと広がることが分かったので、これからの学習にも積極的に取り組んでいきたい。
コロナウイルス禍の中ですが、発表する経験の機会をくださった東海大学付属高輪台高校の関係者の方々に、深く御礼申し上げます。
【SSH】TAMAサイエンスフェスティバルに参加しました
10月30日(日)、東京都立多摩科学技術高校主催「TAMAサイエンスフェスティバル」がリモートで実施され、本校から科学部生物系研究部サボテン班、生物系研究部ニハイチュウ班、物理系研究部コンペイトウ班の3グループがオンラインで、それぞれの発表を行いました。
この発表は東京薬科大学と連携しており、大学の教員や大学院生が多く質問に訪れます。また、発表はoViceというバーチャル空間内で、各生徒がパソコンからアクセスし、ライブで行いました。プレゼンテーションとともに、盛んな議論を行うことができました。現地に行かなくとも、プログラムの中に自分も入り込み、発表している気分になったようでした。
(サボテン班)
(ニハイチュウ班)
(コンペイトウ班)
【SSH】「数学・理科甲子園2022」に参加しました
10月29日に「数学・理科甲子園2022」が、甲南大学で行われ、本校の2年次生6名が出場しました。
参加全55校で行われた予選(個人戦・チーム戦)では全員が奮闘しましたが、上位13校による本選に残ることはできず、予選敗退となってしまいました。
出場生徒からは、「見たことのない問題と接したとき、どうすれば答えにたどりつけるのかを考える力の必要性を感じた」、「チームで正解したときの嬉しさは、いつものテストでマルをもらうのとは別の嬉しさだった!」、「チームのみんなと知恵や知識を出し合って考える中で、学んだり考えたりすることは、改めて面白いと感じた」などの感想が聞かれ、全員が良い経験を積むことができました。
【SSH】東京博物館研修を実施しました
9月30日(金)~10月2日(日)、本校希望生徒25名(1年次生16名、2年次生9名)による東京博物館研修を、国立科学博物館および日本科学未来館にて実施しました。
10月1日は国立科学博物館で理学の基礎に関する展示を主に見学しました。日本最大の展示数を誇るだけあって、生徒は各自の興味のある展示の豊富さに驚いていました。2日は日本科学未来館で工学や科学と社会のつながりに関する研修を行いました。ここでは科学倫理に関するビデオ展示もあり、時間を惜しんで見入っていました。2日間の研修において、研究者との対話を通じて、課題研究の新しい視点を得ることができました。
〔東京科学博物館〕
〔日本科学未来館〕
【SSH】第3回サイエンス・ラボを実施しました
9月26日(月)の放課後に第3回サイエンス・ラボを実施しました。今回は、近隣の中学校5校から計47名の生徒が参加してくれました。
今回の講座は、「摩擦係数を測定しよう(物理)」「牛乳からプラスチックをつくろう(化学)」「n進法について(数学)」「トリックアートを楽しもう(生物)」の4講座でした。参加した中学生は、実験に先立って仮説を立てたりパソコンでデータを処理したり、とテーマに関する課題の発見や解決にむけて積極的に取り組んでいました。
〔摩擦係数を測定しよう(物理)〕
素材の種類の違いによって、摩擦がどのように違うか実験を行い、そのデータをExcelを使って分析しました。
〔牛乳からプラスチックをつくろう(化学)〕
牛乳から生分解性プラスチックを作成しました。牛乳の成分の違いによる影響も予想しました。
〔n進法について(数学)〕
誕生日あてゲームの原理を考えながら、2進法について学びました。
〔トリックアートを楽しもう(生物)〕
錯視図形を見ながら、錯視の原理や、錯視の効果を高める方法について考えました。
【SSH】日本植物学会でポスター発表しました
9月17日(土)、京都府立大学にて行われた日本植物学会第86回大会に、本校科学部生物系研究部サボテン班が参加し、 ポスター発表を行いました。サボテンのトゲの配列がらせんを描いていることを明らかにし、その方程式を求めるという新しい視点の研究で、多くの研究者から高い評価を得ました。
【SSH】日本動物学会で高校生ポスター賞を受賞しました
9月10日(日)、早稲田大学にて開催された日本動物学会 第53回早稲田大会で、本校2年次の岸上栞菜さんがポスター発表を行いました。タコやイカの腎臓で生息するニハイチュウという寄生虫の、成長過程の研究を発表しました。なお、この研究は大阪大学SEEDSプログラムを活用し、同大学の古谷秀隆教授の指導を得て、科学部生物系研究部として行っています。
本研究は、優れた研究におくられる「高校生ポスター賞」を受賞しました。また、今年中に古谷先生と連名で論文を投稿することになっています。
【SSH】2年次 理数探究・科学倫理 ディベートを行いました
夏休み中、2年次理系生徒は探究活動の一環として、ディベートを行いました。
今後、科学倫理について探究を進めるには、ある立場に立って意見を主張したり、異なる立場から別の意見を聞いたうえで議論したりする必要があります。これらの議論を深める練習として、「救急車の利用は有料にすべきか」、「自動運転自動車を導入すべきか」などのテーマを設定し、賛成または反対の立場のグループをつくってディベートを行いました。
どのグループのディベートでも、想定される質問にどう答えるか、説得力のある主張をするためにどうすればよいか、といった工夫が見られました。このディベートの経験を生かして、今後の科学倫理の研究では質の高い議論をしてほしいと思います。
(ディベートの様子)