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「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本に参加しました
令和6年10月23日(水)、24日(木)に熊本城ホール(熊本県)で行われた「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本に、科学部の生徒3名(寺田悠哉、宮下翔真、岡本莉空)が参加しました。このサミットは、熊本地震や令和2年7月豪雨といった自然災害の経験や教訓を次世代へ継承し、将来の防災・減災のリーダーの育成と世界各国の”きずな”を一層深めることを目的に、11月5日「世界津波の日」に合わせて、2016年から毎年国内各地で開催されています。今年度は「熊本の教訓を世界へ そして未来へ」というテーマで開催され、国内78校と海外43か国・地域の高校生、約520人が参加しました。
1日目(23日)は、開会式および分科会、レセプションが行われました。分科会では、地学をベースとした授業や兵庫県南部地震研修など、姫路東高校が取り組んでいる防災・減災教育について発表しました。その後、各校の発表をもとに班ごとに議論し、複数ある部屋ごとに提言をまとめました。議論はすべて、英語で行われます。最初は、海外の高校生の積極的な姿に戸惑う生徒もいましたが、自分の考えを相手に伝えようと積極的に発言していました。
2日目(24日)は、総会、閉会式が行われました。総会では、1日目の分科会でまとめた提言をもとに提案された今サミットの共同宣言「くまもと”きずな”宣言」を採択しました。
この2日間で、さまざまな国の高校生と交流し、”きずな”を深めることができました。また、防災・減災について闊達な議論を行い、理解を深めることができました。
「兵庫県南部地震と防災研修」を行いました(1年次)
令和6年10月3日(木)に「兵庫県南部地震と防災研修」を行い、1年次生全員が参加しました。この研修は、地球科学をベースとした学校設定科目「自然科学探究基礎Ⅰ」の学習の一環として行われています。
10月1日(火)に事前学習として、研修の意義や目的、兵庫県南部地震について学びました。
当日は、北淡震災記念公園内の野島断層保存館と人と防災未来センターを訪問しました。
<野島断層保存館での様子>
<人と防災未来センターでの様子>
震災についての講義を受けたり、野島断層や震災時の模型、写真などの資料を実際に見ることによって、自然災害の科学的理解を深めました。また、地震災害の記録から、防災の社会行動的側面の知識の重要性も学びました。
日本地質学会で最優秀賞を受賞しました
令和6年9月8日(日)に山形大学で行われた日本地質学会第131年学術大会Jrセッションで、科学部地学系研究部マグマ班がポスター発表を行い、最優秀賞を受賞しました!
日本地質学会での発表の詳細は、先日掲載した活動記録をご覧ください。
五国SSH連携プログラム「地学オリンピック講座」を行いました
令和6年9月29日(日)に姫路東高校で、五国SSH連携プログラム「地学オリンピック講座」を行いました。地学オリンピックの問題を解いたり、それに関係する実験や実習を通して、地学に対する興味・関心を深めるとともに、地学オリンピックに挑戦しようとする意欲を養うことを目的とした講座です。7校29名(本校含む)の高校生が参加し、川勝和哉主幹教諭から地学についての講義を受け、地学オリンピック過去問題を用いて、問題の意図や考え方について話し合いました。また、グループごとに地質図の作図演習も行いました。終始、議論が途切れることはなく、あっという間の時間でした。議論の中で、「そうやったんや!」「中学校で学んだ知識がつながっている!」という声が多数聞こえ、気づきの多い有意義な時間となりました。
←本校にある偏光顕微鏡を用いた岩石薄片の観察
「理系女子と科学倫理を考える日 ~Girl’s Expo with Science Ethics~」の募集要項をUPしました
「理系女子と科学倫理を考える日 ~Girl’s Expo with Science Ethics~」の募集要項をUPしました。
発表、見学ともに事前申し込みが必要です。
奮ってお申込みください。アクリエひめじでお待ちしています!
https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/himehigashi-hs/NC3/SSH/page_20211208102937
日本植物学会第88回大会でポスター発表を行いました
令和6年9月16日(月)に、ライトキューブ宇都宮で行われた日本植物学会第88回大会 高校生ポスター発表で、科学部生物系研究部のサボテン班がポスター発表を行いました。タイトルは「サボテンの刺座とトウモロコシの穎果・葉、ヒメムカシヨモギ、アレチヌスビトハギの葉の規則的な配列の類似性」です。昨年度、研究を進めていたサボテンの刺座配列の螺旋方程式を用いて、今年度はサボテン以外の植物についても同じように螺旋方程式を用いることができるかを研究しています。今回の発表では、トウモロコシやヒメムカシヨモギ、アレチヌスビトハギについて研究した内容について発表を行いました。たくさんの助言や質問をいただき議論することができました。生徒たちは有意義な時間を過ごしました。
日本動物学会第95回大会 高校生発表で優秀賞を受賞しました
令和6年9月14日(土)に、長崎大学で行われた日本動物学会第95回大会の高校生発表で、科学部生物系研究部のニハイチュウ班がポスター発表を行い、優秀賞を受賞しました!発表のタイトルは「ニハイチュウ培養液に最適なpHの解明」です。参加生徒は、自分たちの研究について、いきいきと楽しそうに発表し、さまざまな方と議論を重ねました。また、有益な助言をたくさんいただきました。参加生徒は、今回の発表でいただいた助言や質問をすべて記録し、今後の研究に活かそうとする姿も見られました。
日本地質学会でポスター発表を行いました
令和6年9月8日(日)に山形大学で行われた日本地質学会第131年学術大会 Jrセッションで、科学部地学系マグマ班がポスター発表を行いました。タイトルは、「オーストラリア南東部ニュー・サウス・ウエールズ州南東部沿岸Bingi Bingi Pointの複合深成岩体のマグマ分化末期の環境 ―角閃石の波状累帯構造に基づいて―」で、昨年度行ったオーストラリア海外研修で採取した試料から発見した波状累帯構造について発表しました。聴講のために多くの方が集まり、与えられた時間を超えても議論が続きました。審査結果は後日発表される予定です。
また、同日に行われたポスターコアタイムで、SSH推進部長の川勝和哉主幹教諭がポスター発表を行いました。タイトルは、「高校生の海外での露頭調査と岩石鉱物学的研究-「高校生らしさ」とは何か-」で、今までの多くの高校生の発表に対する反応に対しての違和感や思いを述べられました。多くの方が共感し、自由闊達な意見交換が行われました。
五国SSH連携プログラム「DNA情報を探究活動に利用する」に参加しました
令和6年8月27日(火)に県立小野高等学校で、五国SSH連携プログラム「DNA情報を探究活動に利用する」が行われました。2年次生徒5名が参加し、自身の口腔上皮のDNAを用いて、ALDH2(アルデヒド脱水素酵素)や嗅覚受容体遺伝子(OR6A2)の分析を行いました。ALDH2とはアセトアルデヒドを分解する酵素です。また、OR6A2とは人間が持つ嗅覚受容体遺伝子のうちの一つで、パクチーの好き嫌いがこの遺伝子に関係しているといわれています。電気泳動法を用いて自身の遺伝子がどんな型なのかを調べ、アルコールを分解しやすい遺伝子なのかを分析したり、パクチーのにおいの好き嫌いが遺伝子の分析結果と一致するのかを確認しました。自身の遺伝子を用いた実験に、参加生徒は夢中で取り組みました。
SKYSEF2024で最優秀賞(口頭発表の部)を受賞しました!
令和6年8月20日(火)~23日(金)に静岡県で「21世紀の中高生による国際科学技術フォーラム(SKYSEF)」が清水テルサ(静岡県)で開催されました。これは国内だけでなく、イタリア、台湾、タイ、グアムからも高校生が来日し、参加する国際的なフォーラムです。今年度は、国内12校、海外11校から高校生が集まりました。
姫路東高校からは科学部地学系マグマ班の生徒4名が参加し、「Late Magma Differentiation of Bingi Bingi complex, Southeast NSW, Australia-Based on Oscillatory Zoned Structure of Amphiboles of Granitoids-」というタイトルでポスター発表と口頭発表を行いました。この発表は、今年1月にオーストラリアで調査した岩石についての内容で、口頭発表の部で最優秀賞(1位相当)を受賞しました。
発表の他に、基調講演や班ごとのワークショップなどのプログラムもありました。発表や説明等、すべて英語で行われます。生徒たちは、さまざまな国の高校生と積極的にコミュニケーションをとり、意見交換を行いました。