活動記録

SSH

1年次のミニ探究で検証をしました!

1年次(80回生)の「理数探究基礎」では、前期にミニ探究としてクラスごとにセイリングカー、風車、グライダーを使った探究入門をしています。4月以降、探究のガイダンスから始まり、研究テーマの設定や検証の計画を行ってきました。

6月5日(木)の5・6限には、ミニ探究の検証として、実際に実験をしてデータをとりました。各クラス工夫をこらしながら班員と相談して試行錯誤を繰り返し、実験をおこなっていました。なかなかうまくできなかったり、装置が壊れたりなどのハプニングもありながらも、生徒たちのとても楽しそうに実験に取り組んでいる姿が印象的でした。

今後は結果をまとめて、7月17日(木)の前期生徒研究発表会に向けて準備をしていきます。

 

Q-1でベスト8に選ばれました!

朝日放送テレビの「Q-1 ~U18が未来を変える★研究発表SHOW~2025年大会」のセミファイナルが、5月31日(土)に渋谷で開催され、科学部地学系研究班が発表しました。

発表した内容は「豪州NSW州南東部Bingi Bingi Point複合深成岩体のマグマ分化末期の環境―露頭調査と角閃石の波状累帯構造の解析に基づいて―」でした。学会などとは違う雰囲気で、カメラや関係者の方々が多くいる会場の中、緊張しながらもしっかり発表ができました。さまざまな分野の審査員からのするどい質問にも丁寧に答えることができました。

結果はベスト8に選出され、7月21日(月祝)に大阪万博内の会場で発表させていただく機会を獲得しました!
残念ながらファイナルへの進出はできませんでしたが、次の発表でも、さらによい発表ができるようにチーム一丸で取り組んでいきます! 

2年次の探究活動が本格的に始まりました

毎週金曜日の午後は、2年次の探究活動「理数探究・科学倫理」の時間です。

5月30日(金)の授業では、各班が「プレ検証」を行いました。
「プレ検証」とは、自分たちで設定した研究テーマについて、実際に一度検証してみようという時間です。
考えていたよりうまく操作ができなかったり、材料が足りなかったり、試行錯誤しながら実験や検証をしていました。

なかなか思ったように進まなかった班が多かったようですが、班員と相談しながら進めていました。何よりもみんな楽しそうに実験をしていたのが印象的でした。

科学部が日本地球惑星科学連合(JpGU)2025大会で発表しました

5月25日(日)に幕張メッセで開催された、日本地球惑星科学連合(JpGU)2025大会の高校生ポスター発表で科学部マグマ班が「豪州NSW州南東部Bingi Bingi Point複合深成岩体のマグマ分化末期の温度・圧力環境(その2)」というテーマで発表しました。

幕張メッセの広い会場で、全国の高校から120件以上のポスター発表が行われました。大学の先生や大学生、全校の高校生など多くの方に興味をもって発表を聞いていただきました。生徒自身も他校の発表や専門的な研究発表を聴講でき、充実した発表会となりました。
6月初旬に結果発表があります。

3年次を対象にアントレプレナーシップガイダンスを行いました

5月考査最終日の5月21日(水)に、3年生対象のアントレプレナーシップ教育ガイダンスを実施しました。

本校のアントレプレナーシップ教育は今年度からスタートした本校SSH第Ⅱ期の柱の1つで、課題研究で身につけた能力をどのように社会へつなげていくかをテーマとした研究開発です。

ガイダンスでは、SSH推進部長の川勝教諭から、これまでの課題研究でやってきたことは、起業するプロセスとよく似ており、自ら課題を見つけ、解決することに挑戦できる能力を身につけてほしいという話がありました。

3年次の課題研究もいよいよ最終段階です。ガイダンスを受けて、新たな視点での展開を期待しています。