活動記録

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第15回 東京理科大学 坊っちゃん科学賞研究論文コンテスト(高校部門)で優良入賞を受賞しました

令和6年11月10日(日)に東京理科大学で「坊っちゃん科学賞」研究論文コンテスト発表会が行われました。「坊ちゃん科学賞」は、中高生の科学への興味・関心を高める方策として毎年開催されている、高校生による論文コンテスト発表会です。研究論文審査の結果、科学部地学系研究部マグマ班、物理系研究部磁性流体班、生物系研究部サボテン班が優良入賞(全国3位相当)を受賞し、生物系研究部ニハイチュウ班が佳作を受賞しました。

優良入賞を受賞した3班の論文は、「坊ちゃん科学賞」の作品集に掲載されます。

地学系研究部マグマ班

角閃石から発見した波状累帯構造から

マグマ分化末期の熱水残液の循環を解明する

物理系研究部磁性流体班

外部磁力によって磁性流体にスパイクが形成される条件(その2)
生物系研究部サボテン班

サボテン種に共通な刺座配列方程式と種固有の変数(その2)

 

 

第68回宇宙科学技術連合講演会でポスター発表を行いました

令和6年11月5日(火)にアクリエひめじ(姫路市)で行われた第68回宇宙科学技術連合講演会ジュニアセッションで科学部物理系研究部磁性流体班がポスター発表を行いました。発表テーマは「磁性流体に加える外部磁力と形成されるスパイク底面の形状の関係を解明する方法の提案-ヘレショウセルを用いる方法」です。自分たちの研究について伝えようと、ひとつひとつの質疑に丁寧に対応していました。また、専門家の方々と議論し意見交換することができました。

「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本に参加しました

令和6年10月23日(水)、24日(木)に熊本城ホール(熊本県)で行われた「世界津波の日」2024高校生サミットin熊本に、科学部の生徒3名(寺田悠哉、宮下翔真、岡本莉空)が参加しました。このサミットは、熊本地震や令和2年7月豪雨といった自然災害の経験や教訓を次世代へ継承し、将来の防災・減災のリーダーの育成と世界各国の”きずな”を一層深めることを目的に、11月5日「世界津波の日」に合わせて、2016年から毎年国内各地で開催されています。今年度は「熊本の教訓を世界へ そして未来へ」というテーマで開催され、国内78校と海外43か国・地域の高校生、約520人が参加しました。

1日目(23日)は、開会式および分科会、レセプションが行われました。分科会では、地学をベースとした授業や兵庫県南部地震研修など、姫路東高校が取り組んでいる防災・減災教育について発表しました。その後、各校の発表をもとに班ごとに議論し、複数ある部屋ごとに提言をまとめました。議論はすべて、英語で行われます。最初は、海外の高校生の積極的な姿に戸惑う生徒もいましたが、自分の考えを相手に伝えようと積極的に発言していました。

2日目(24日)は、総会、閉会式が行われました。総会では、1日目の分科会でまとめた提言をもとに提案された今サミットの共同宣言「くまもと”きずな”宣言」を採択しました。

この2日間で、さまざまな国の高校生と交流し、”きずな”を深めることができました。また、防災・減災について闊達な議論を行い、理解を深めることができました。

 

「兵庫県南部地震と防災研修」を行いました(1年次)

令和6年10月3日(木)に「兵庫県南部地震と防災研修」を行い、1年次生全員が参加しました。この研修は、地球科学をベースとした学校設定科目「自然科学探究基礎Ⅰ」の学習の一環として行われています。

10月1日(火)に事前学習として、研修の意義や目的、兵庫県南部地震について学びました。

当日は、北淡震災記念公園内の野島断層保存館と人と防災未来センターを訪問しました。

<野島断層保存館での様子>

<人と防災未来センターでの様子>

震災についての講義を受けたり、野島断層や震災時の模型、写真などの資料を実際に見ることによって、自然災害の科学的理解を深めました。また、地震災害の記録から、防災の社会行動的側面の知識の重要性も学びました。

日本地質学会で最優秀賞を受賞しました

令和6年9月8日(日)に山形大学で行われた日本地質学会第131年学術大会Jrセッションで、科学部地学系研究部マグマ班がポスター発表を行い、最優秀賞を受賞しました!

 

 日本地質学会での発表の詳細は、先日掲載した活動記録をご覧ください。

https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/himehigashi-hs/NC3/blogs/blog_entries/view/121/b8864598309bb461734e16305c102470?frame_id=218