2022年3月の記事一覧
絶滅危惧種オオツルコウジの保全活動
オオツルコウジは照葉樹林の林床に生育する常緑低木です。普通種のヤブコウジに似ていますが2回りほど大型です。
兵庫県南部のオオツルコウジ群落に、要注意外来植物のトキワツユクサが侵入し、オオツルコウジの生育に悪影響を与えています。そのため、自然科学部ではオオツルコウジ群落の保全のために、昨年に続き3月27日にトキワツユクサの除草作業を行いました。
トキワツユクサは、除草をしても茎の一節からも発芽再生するので、どのようにしたら生育を抑制できるのか、除草場所のモニタリングについても今後行う予定です。
絶滅危惧種 オオツルコウジ |
除草作業 |
トキワツユクサの除草前 |
トキワツユクサの除草後 |
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