子どもみらい類型

子どもみらい類型

教育入門Ⅰ


6月11日(火)、第1回の幼稚園・保育園実習を行いました。
小雨がぱらつく中でしたが、本年度子どもみらい類型1年生の幼稚園・保育園実習がスタートしました。
最初は緊張から戸惑う姿も見られましたが、園児の笑顔に包まれて生徒たちの表情も次第に緩み、最後には名残惜しそうに手を振って子どもたちと別れていました。
今年度も11月まで近隣の5園(三田慈愛幼・三田あさひ幼・北摂中央幼・光の子保・若草保)に協力いただき、計6回の幼稚園・保育園実習を行います。次回は25日(火)です。

教育入門Ⅱ


 6月5日(水)に再来週に控えた第二回小学校実習に向けて、事前学習を行いました。今回のテーマは、実習に向けての心構えです。まずは、個々で実習の観点をまとめ、次にグルーピングでそれぞれの観点に対しての「必要とされる行動」や「留意点・注意点」を考えていきました。最後に各実習班ごとに、発表を行いました。発表の内容は、前回の実習の経験もあり、児童の反応を見るために、机間巡視を行うなど、具体的な内容が多く含まれていました。今回の授業で、今後の実習での行動がより明確にできたのではないでしょうか。これからの実習を楽しみにしております。
 
 

教育入門Ⅱ

 5月29日(水)、「安全教育とボランティア」のテーマで特別講義を行いました。講師は県立舞子高等学校環境防災科長 諏訪清二教諭です。
 諏訪先生は新聞はもちろんテレビやラジオにも数多く出演されるなど防災教育の専門家で、豊富な経験と高い見識に裏打ちされた言葉は生徒達の心に強く響きました。
特に、「がんばろう」という言葉は「がんばらなくてもいい人たち」が「がんばっても先の見えない人たち」に向けて言う言葉という面がある、というお話しからは多くのことを考えさせられました。
 

教育入門Ⅰ

 5/28(火) 3・4限 「救急救命」というテーマで、三田市消防署・救急係の田中氏、石原氏、吉岡氏に実習指導をしていただきました。
 初めに全体講義で、心肺蘇生法とAEDの手順を実践とボードでわかりやすく説明していただきました。その後、班に分かれ、心肺蘇生法の流れとAEDの使い方を体験し、実際の現場の動きを確認することができました。すぐにはうまくいかないこともありましたが、生徒は熱心に実習に取り組み、充実した実習となりました。

教育入門Ⅱ 模擬授業


5月8日(水)、15日(水)の2週に渡り、「模擬授業」を行いました。
7つのグループに分かれ、小学校2年生から5年生までの算数の教科書から授業を行う内容を選んでいきました。
8日は、グループに分かれてから、教科書を見てどの内容を授業で行うかを決めるところからスタートしました。内容が決まると、画用紙や模造紙など用いて、小学生にどうしたら伝わるのかを、考えていきました。本番の授業では、前に立って話すことも慣れていないところもあり、思うように伝わらない班がありました。
15日は、1回目の模擬授業のよかったところ、改善点を振り返り、話し合い、もう一度授業計画を練り直しました。どの班も説明の仕方、教材の工夫や、話す方向が改善されていてとてもよい模擬授業ができました。
 
 

教育入門Ⅰ グループエンカウンター・野外活動

 2週連続で、神戸YMCAの山本亮司先生にご指導いただきました。
 先週5/7は、グループエンカウンターをおこない、交流を深め仲間作りをする方法を学びました。前半は柔道場で、コミュニケーションを図りながらグループを作ったり、そのグループで課題に挑戦したりしながら、実際に仲間作りを体験しました。後半は教室で、「ムシムシデパート」などの活動を通じ、自分と他者を受容するということを学びました。
 本日5/14のテーマは「野外活動」でした。三田市から子どもみらい類型に「三田市サマーキャンプ」の企画依頼があった、という設定で、三田市の小学生5~6年生60人を対象にした夏休み2泊3日のキャンプを計画しました。50分間で企画からプレゼンテーション準備までを行いましたが、限られた時間の中で考えを出し合い、工夫を凝らしたものができあがりました。最後に山本先生から、人と接するときには、「一面的、部分的」でなく、その人「全体」をとらえることが大切だ、ということを教えていただきました。
 2週にわたりさまざまな活動を体験し、みな楽しみながらも仲間作りについてしっかり考えることができました。

教育入門Ⅱ


5月1日(水)、「初等教育入門」と題して、武庫川女子大学文学部教育学科の藤本勇二先生に特別講義をしていただきました。
3年前まで現場の小学校の先生をしておられた藤本先生は、実際に大学で行われている授業をアレンジしながらユーモアたっぷりにわかりやすい授業をしていただけました。
小学校の先生として大切なことを、「繰り返す」「身近から」「問題は子どもが解決する」の3つをテーマに掲げて話されました。ゲームを交えた楽しい活動の中に、教職を目指す心構えや理想の教師論など真剣な話もあり、生徒達は楽しみながらも藤本先生の話に聞き入っていました。
小学校実習での観点などについても話して下さり、有意義な2時間を過ごすことが出来ました。

教育入門Ⅰ


4月23日(火)、第1回の教育入門Ⅰは、若手教師パワーアップセミナー「元気が一番」塾を主宰されている教育サポーター仲島正教先生をお迎えして、「教職の魅力」について特別講義を行いました。
26年の教職経験に裏打ちされた鋭い視点と講演回数2100回を超える話術で、生徒達はみるみる間に話に引き込まれていきました。「先生は子どもの未来への応援者だ」という言葉に共感し、教職への思いを強くした生徒が多くいました。
次回は「ラーニングマップ演習」です。

教育入門Ⅱ(初等音楽について)


4月17日(木)、神戸海星女子学院大学心理子ども学科准教授の南夏世先生に初等音楽について講義をしてもらいました。
楽譜の歴史から始まり、ドレミはイタリア語であること。そして、なぜ楽譜が5線になったかというと見やすいからであることなど、驚きの連続でした。
講義の後半からは、実際に楽譜を皆で書いていき、何の曲かあてるゲームをしました。音符に合わせて口ずさみながら、楽しそうに答えていました。
音楽にあまり興味がなかった生徒も今回の講義で、ピアノを弾けるようになりたいなどの感想が多く見受けられました。
次週も南夏世先生に来ていただいて、講義を予定しています。
 

子どもみらい類型 3期生ガイダンス

4月12日(金)、入学したばかりの子どもみらい類型3期生に、2期生が教育入門Ⅰの授業内容についてプレゼンテーションを行いました。
5つのグループが模造紙を使った説明や寸劇など工夫を凝らして、教育入門の授業を楽しく紹介しました。3期生たちも笑顔で先輩達のプレゼンテーションを楽しんでいました。

教育入門Ⅱ(課題研究発表会)

2年間の教育入門の総括として、子どもみらい類型2年生が課題研究発表会を行いました。
自分が作成した小学校学習指導案を基に5分間の模擬授業を行いました。5つのグループに分かれ、同時に5人が模擬授業を行ったあとグループ内全員が評価をします。
慣れ親しんだ友人の前とはいえ、どの生徒も緊張感をにじませながら5分間の授業に臨みました。教具やワークシートを準備してきて、本物の授業さながらの発表もありました。
助言者として、神戸親和女子大学の清水篤先生に講評をいただきましたが、指導案の仕上がりや発表の態度に対して高い評価をいただきました。
今回の発表会の代表者11名は12日(火)に行われる2年生全体の課題研究発表会で発表します。

教育入門Ⅱ


2月13日(水)、子どもみらい類型1期生最後の小学校実習を行いました。
主に授業見学やノート点検をさせていただきましたが、中には1時間の授業をさせていただいた生徒もいました。どの生徒も1年間ですっかり児童達と仲良くなり、最後の実習に寂しさを感じていました。
生徒の実習の記録から感想を紹介します。「(前略)児童の成長をもっと見たいと思いました。いつか立派な教員になってまた学校に行きたいと思います。今までお世話になりました。ありがとうございました。」
全9回の実習を通して、どの小学校でも温かく生徒達を迎えていただきました。生徒達は将来の夢への思いをいっそう強くし、残り1年間の学校生活をしっかりと取り組むものと思います。お世話になった小学校の先生方と子どもたちに、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

教育入門Ⅰ


2月12日(火)3・4限、1年生第1回の小学校実習を行いました。当初5日(火)に予定していた実習がインフルエンザ流行の影響で中止になったため、初めての小学校実習となりました。
緊張のお世話になった小学校は、ゆりのき台小学校、けやき台小学校、あかしあ台小学校、すずかけ台小学校、学園小学校の5校です。元気いっぱいの児童達に迎えられ、緊張感の中、実習がスタートしました。
児童の前で自己紹介をさせていただいたり早速授業見学をさせていただいたり充実の2時間を過ごしました。生徒達は来年度1年間同じ小学校で実習をさせていただきます。

教育入門Ⅱ


2年生の教育入門Ⅱでは、昨年11月から課題研究に取り組んでいます。小学校実習での体験を元に、各自が小学校国語または算数の1時間分の学習指導案を作成します。
まずは実習でお世話になっているクラスを指導するという設定で学年・教材・単元を選び、児童観と教材観を書きます。続いて単元の目標と本時の目標を設定し、本時の学習展開を考えます。
今回は多くの生徒が下準備を終えてパソコンでの入力作業に臨みました。慣れないキーボードの操作に戸惑いながらも真剣に取り組んでおり、指導案の内容にも充実した内容が期待できます。全員が学習指導案を完成させて、3月初めに課題研究の発表会を行う予定です。
来週から2回はいよいよ最後の小学校実習です。

教育入門Ⅰ


 1/29(火)3・4限の教育入門Ⅰは、三田市教育委員会の福本八重歌先生に小学校の先生の仕事についてお話をして頂きました。
 最初に「小学校の先生の仕事は、何があるか考えてみよう」ということで、生徒一人一人が発表していきました。その発表の内容を福本先生が、計画・準備・指導・会議打ち合わせ・研修・環境整備・事務の項目に分けて、説明されました。
 次に、「来週の小学校実習に向けて、児童とどう接するか」をテーマにグループワークを行い、代表者が紙に書いて発表していきました。多い意見として、「笑顔で接すること」、「児童と同じ目線に立って接すること」など様々な意見がでました。
 最後に、先生から生徒に伝えたいこととして、「見守る」「見極める」「見わたす」「見つめる」の4つを大切にしてほしい。そして、「見下す」「見おろす」ことだけは、しないでほしいとのことでした。生徒は、実習を一週間後に控え、実際に自分が教壇に立ったことをイメージしながら集中して話を聞いていました。
 
 

教育入門Ⅰ

 1/22(火)3・4限の教育入門Ⅰは、1/15(火)に引き続き演劇実習です。芸術鑑賞でお世話になった劇団自由人会の代表 森もりこ先生にご指導いただきました。今日のテーマは演劇の基礎である「エチュード」です。
 まず、授業の導入に発声練習をしました。早口言葉、付け足し言葉、外郎売りの発声です。手振りも加えます。やっている内にどんどん身体が熱くなっていくぐらいみんな必死です。その後、生徒が5班に分かれ、それぞれの場面、役だけを設定し、台本を使わずその場の受け答えを基に台詞を作っていき即興劇(エチュード)にしました。
 15分ほど練習時間をとって順番に発表していきます。さすがに子どもみらい類型、恥ずかしがりながらもどの班も立派に演じ切りました。最後に森先生のお言葉がありました。「言葉は最後の語尾までしっかりしゃべる。相手が自分のかけた言葉でどんな顔をするのかを見る。自分が成長しないと言葉は相手に通じない、いろいろなことをたくさん吸収してすばらしい人間になってください。」
 


教育入門Ⅰ


今回は「自己表現としての演劇」と題して、(株)劇団自由人会代表の森もりこさんに演劇講座を行っていただきました。
森さんは昨秋の本校芸術鑑賞会で、演劇『カーリーの青春』のメイソンおばさんを演じておられた方です。
授業は生徒の自己紹介から始まり、保育士だった頃のご自身のエピソードや演劇に対する思いを語られました。また、後半は「あおうえおの歌」を使った発声練習や歌舞伎の「外郎売」口上部分のテキストを使った早口言葉の練習を行いました。
生徒達は最初は気恥ずかしさもありましたが、次第に表情が明るくなり、最後は和やかな雰囲気で授業を終えました。次回も森さんによる演劇講座の第2回です。

教育入門Ⅰ



「子どもの発達を支えるもの」と題して特別講義を行いました。講師は、武庫川女子大学文学部教育学科の中本秋夫教授です。
ドラえもんの誕生日に隠された数字の秘密をきっかけに、人に寄り添うこと、人を支えることについて、ユーモアと具体例を交えながら話していただきました。
中本先生の非常に温かい語り口に生徒達の表情も和らぎ、あっという間の100分間でした。次回の教育入門Ⅰは年明けになります。テーマは「自己表現としての演劇実習」です。

教育入門Ⅰ・Ⅱ


今回の教育入門Ⅰ・教育入門Ⅱでは実習の振り返りを行いました。(11/27教育入門Ⅰ、11/28教育入門Ⅱ)
年内の実習を終え、幼稚園・保育園実習、小学校実習それぞれに学びや気付きを文章にまとめていきました。その後、幼稚園・保育園実習を終えた1年生はお世話になった園に礼状を書きました。2年生は小学校宛に年賀状を書きました。また、引率担当者一人一人から実習の振り返りと講評、アドバイスを行いました。3学期は1年生の小学校実習がスタートします。

教育入門Ⅱ


第6回小学校実習を行いました。
小学生にすっかり名前を覚えてもらえ、廊下の端に高校生の姿が見えるとすぐに駆け寄って、「○○せんせ~い」と手を引いて教室の中に連れて行く子どもたちもいました。
今回も授業補助やノート点検に始まり、校内の清掃活動等にも時間いっぱいまで取り組んでいました。
次回は実習の振り返りを行います。