創造科学科ブログより抜粋
令和3年5月12日 創造応用IS 「数学探究」
本校において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で数学分野の探究活動を行いました。
「A4用紙を道具を用いず正確に三つ折りする方法」「傘を忘れる確率を考える」など、身近にある疑問を数学の幾何、確率を用いて考えました。普段の授業の学びをどのように活用していくかを考える機会になりました。
またその考えを他の人が納得できるように互いに説明をしあいました。探究活動において、自分たちの研究の内容や考えをしっかりと他者に伝えることも大切です。
令和3年5月11日創造基礎A「兵庫県の未来のことを考えよう」
本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科6期生(1年)を対象に、兵庫県企画県民部ビジョン課の森川智弘氏から「兵庫県の未来のことを考えよう」というテーマで講義を実施した。ゴールデンウイークの課題として、兵庫県将来構想研究会「兵庫県将来構想試案」の今後30年の大潮流(1.人口減少・超高齢化、2.自然の脅威、3.テクノロジーの進化、4.世界の成長と一体化、5.経済構造の変容、6.価値観と行動の変容)について各自で質問を考えた。これをもとに班内で共有し、森川氏に質問を投げかけた。次回5月18日は、6つのビジョンの方向性「個性の追求」「開放性の徹底」「つながりの再生」「集中から分散へ」「美の創出」「次世代への責任」について議論する予定である。
令和3年5月11日創造基礎B FW長田区役所
創造科学科6期生(1年)が「創造基礎B」の授業の一環で、長田区役所を訪問した。「広報」をテーマにした1班は広報相談担当の山橋係長と東間氏、「美しいまちづくり」をテーマにした2班は協働推進担当の吉田係長と坂元氏、「地域活性化イベント」をテーマにした3班は事業推進担当の上達係長と皆木氏、「地域主体のまちづくり」をテーマにした5班はまちづくり推進担当の杉山係長と齋藤氏から各テーマの現状と課題、長田区の施策について説明を受けた。今後それぞれのテーマに沿って、地域に出て活動をしていく予定である。なお、「名谷図書館」をテーマにした4班は、当該施設が休館日であったため、校内でテーマ学習をおこなった。
令和3年4月28日 創造応用IS 「物理探究」
本校において、創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で物理分野の探究活動を行いました。
今回のテーマは「天井までの高さを正確に求める」です。定規や三角定規、分度器、たこ糸等与えられたものを組み合わせ、講堂の天井までの高さをできるだけ正確に測定する方法を探究しました。考えた方法が実際には上手くいかず、ショックを受けながらも粘り強く測定を繰り返しました。失敗から考え、根気強く研究に取り組むことは探究活動において非常に大切なことです。
最後に結果報告を行うと、実際の高さと僅かな差で高さを求められているグループもありました。
令和3年4月20日創造基礎B「神戸市の施策と長田区の現状」
本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科6期生(1年)40名を対象に、長田区まちづくり課課長の平岩正行氏をお招きし、「神戸市の施策と長田区の現状、そのまちづくりの取り組みについて」というテーマで講義をしていただいた。神戸市が「若者に選ばれる」魅力あるまちづくりに向けた施策や課題についての講義をしていただいた。本講義は、本校と長田区との連携協定(平成30年)にもとづき、「創造基礎B」の導入として行われたものである。
続いて、講義を受けて地域課題研究のテーマ設定を行うワークショップを実施した。8人5班に分かれテーマを設定した。長田区まちづくり課の職員3名もテーマ設定のアドレスや情報提供を行ってサポートをしていただいた。今後、各班がAB2つに分かれ同じテーマで活動していく。
〈各班のテーマ〉
1班 広報-広報誌の取材-
2班 美しいまちづくり-獅子ヶ池の自然-
3班 地域活性化イベント-ストリートピアノ、ビーチサンダル-
4班 神戸市の課題-図書館を中心に名谷の活性化-
5班 地域主体のまちづくり-駒ヶ林の活性化-