STEAM教育実践モデル校

「兵庫型STEAM教育」

 
兵庫高校は令和2年度から3年間、兵庫県教育委員会から「STEAM教育実践モデル校事業」指定校に選ばれました。
Society.5.0時代において、国内外で活躍できる「未来を創造する力」を備えたリーダーを育成するため、社会を担う創造力の基礎を身に付け、文理分断を脱却した新しい学び(STEAM教育)の本格実施に向け、体制づくりやカリキュラム開発を行います。


◆Society.5.0の詳細については内閣府のホームページをご覧ください。

◆STEAM教育の参考資料
 文部科学省「新学習指導要領の趣旨の実現とSTEAM教育
 経済産業省「未来の学校
 経済産業省「21世紀の教育・学習
 兵庫県教育委員会「STEAM教育実践モデル校事業リーフレット

テーマ:再建の意気高く、人類の最前線で要石となる人財の育成~Vision Our Future, Design My Future~

概 要:「ポスト・コロナ」の時代において、困難を乗り越え、社会の最前線で活躍できる文理融合型の高度な資質・能力を備えたリーダーを育成することを目的とし、ICT、IoT活用やBYOD(Bring Your Own Device)を活用して教科横断的に学ぶPBL(Problem-Based Learning/ Project-Based Learning)型授業を構想する。
 
→詳細は、こちら

◆本校の取組みが朝日新聞EduAに掲載されました!(2022.01.13)
「Society5.0」へ向けたモビリティーのあり方を模索 兵庫県立兵庫高校のSTEAM教育
報告書
取り組みのハイライト

STEAM

令和5年11月30日 秋季STEAM講座

 期末考査最終日、今回のSTEAM講座はSTEAM係を対象とした講座を実施した。タッチ決裁や交通系ICカードでも使われている技術NFC(near field communication)を体験し、学校生活のどんな場面に生かせるかを考えるという内容であった。短時間ではあったが、身近なところにあるが仕組みの知らなかった技術に触れるワクワクと、自分たちならどう使うだろうかという探究心がくすぐられるような講座だった。

 

 

令和5年11月11日 オープンハイスクール_STEAM活動説明

 400名を超える多くの中学生とその保護者の方にご来場いただいた、兵庫高校のオープンハイスクール。今年度もSTEAM係を代表して2名の生徒が、本校のSTEAM教育について説明を担当しました。半年の間に自分たちが経験してきたことを、自分たちなりの言葉で説明することは緊張もあったと思いますが、その頑張りのおかげで、来場者アンケートの結果では、9割以上の方にSTEAM教育の魅力を感じてもらえたようです。

 まだまだ自分たちでできることが少ない現状ですが、今回のことを励みに残り半年の活動も頑張ってほしいと思います。

 

  

令和5年8月9日 KOBE研修事後学習

KOBE研修の事後学習を行いました。昨年度に引き続き、株式会社ダイヘンの杉原様にもオンラインでご参加いただきました。内容は、フィールドワークに出かけて学んだ内容を、別分野に参加した生徒たちにプレゼンするという内容でした。参加した生徒たちにとっては、神戸にある3つの分野の最先端技術について学ぶことができる非常に有意義な時間となったと思います。3つの分野が必ず進路に直結するとは限らないですが、自分の知らなかった分野についての視野が開けた生徒もいるのではないでしょうか。将来、地元神戸が世界に誇る技術の継承をする生徒や、その一端を担う分野へ飛び込む生徒が1人でも多く出てくれるきっかけになれば、ここまでのKOBE研修のプログラムにも価値が出てくると思う。

  

令和5年8月3日 KOBE研修(ロボット分野)

KOBE研修の第3弾は、ロボット分野のフィールドワークとして株式会社ダイヘン六甲営業所に行きました。まず、これまで行ってこられた事業や製作されているロボットについてのお話を聴きました。その後、2班ごとに見学コースと体験コースに分かれて、交互にお世話になりました。

「ロボットを作る」という言葉の裏には、ロボットのソフトウェアやハードウェアを設計する人、お客さんのニーズを聴きとる人、売り込む人、メンテナンスをする人などたくさんの人の努力が合わさっていることを学ぶことができました。教科書の勉強だけではなく、その知識をどのように使うか、他の人と協力してよいものを作り上げることの大切さを学んだフィールドワークでした。

  

  

令和5年7月26日 KOBE研修(DS分野)

KOBE研修の第2弾は、データサイエンス分野のフィールドワークに行きました。プログラムとしては、①公益財団法人 計算科学振興財団FOCUSにてスーパーコンピュータやシミュレーションについてのお話を聴き ②理化学研究所に移動して、佐藤副センター長から、スーパーコンピュータ富岳についての講義を受けた後、富岳の実物を見せていただきました。最後に ③神戸医療産業都市の概要説明と、兵庫県立大学の大島先生から「データの重要性について」の講義をしていただきました。

ひとつひとつのお話が非常に興味深く、生徒たちも積極的に質問をしていました。また、スーパーコンピュータ富岳を間近で見ることができたことも、生徒たちには非常に興味深かったようでした。

  

令和5年7月24日 KOBE研修(医療分野)

KOBE研修の第1弾として、医療分野のフィールドワークに行きました。プログラムとしては、①神戸市立神戸アイセンター病院院長 栗本 康夫先生によるiPS細胞を用いた再生医療の最前線の話を聴き、 ②国際くらしの医療館・神戸にて、神戸医療産業都市の説明を受けたのち、最先端医療機器の見学や歯髄再生医療についての説明を聴きました。最後に ③公益社団法人 NEXTVISIONの和田浩一様によるVISIONセンターの役割についてお話と、和田様が実際に使用しているICTツールを紹介してもらいました。

どの内容も高校生には難しい内容ではありましたが、生徒たちは自分なりにメモを取りながら真剣に聞き入っていました。

 

  

令和5年7月18日 NIKKEI STEAMシンポジウム参加

5月から2か月にわたるオンラインミーティングなどの準備期間を経て、77回生STEAM係が初めてNIKKEI STEAMシンポジウムに参加した。参加部門は「DIS STEAMゼミ」に参加し、テーマは「ICTで未来を変える。学びの学生生活。」という内容で、自分たちがICTを活用することで学校をよりよくするために必要なシステムを企画するという部門で、生徒たちは「生徒も先生も、使うアプリケーションが多くて困っている」という観点から、独自のポータルサイトにまとめることを提案した。資料提出時間のギリギリまで議論し、スライドを作成や発表練習に取り組んだ結果、全14の高校大学からなる出場チームのうち、審査員特別賞の2チームに選ばれました。

今回のシンポジウム参加をきっかけに、彼らのワクワクが加速することと、兵庫高校のSTEAM教育への取り組みが一歩前進できることを期待している。

令和5年7月13・14日 78回生 総合的な探究の時間×STEAM

78回生の総合的な探究の時間として、「担任団による総合的な探究の時間×STEAM」の講座を実施しました。

生徒は、自分の興味関心に応じた講座に応募し、先生方の趣向を凝らした講座に参加しました。

その様子を写真で紹介します。

 

【スポーツアナリストに挑戦!!】

 

【一緒に映画でも見ませんか?】

 

【理系の料理】

 

【自分の歩き方を調べよう】

 

【AI love English】

 

【中世教会建築を探る】

 

【古典×日本史 教科横断クイズ】

 

【音楽 × 数学の世界~MathMagic~ 】

 

【 生物調査 in English】

 

令和5年7月10・11日 夏季STEAM講座

78回生STEAM係発足から約3か月。

1学期の最も大きな活動として、夏季STEAM講座を1年生を対象に実施した。

講座は、7月10日(月)にドローン班・3Dプリンタ班・レーザー加工機班が実施し、翌11日(火)はVR班・RFID班が実施した。

 

各班とも、プレ講座で先輩たちにもらったアドバイスを参考にブラッシュアップを重ね、実習パートでは工夫を凝らした体験を提供できた。

しかし、準備で想定していたこと以上のことが起こることも実習を伴う講義には付き物。初歩的な準備不足から、班同士の連絡・確認不足なども経験することになった。

失敗を経験し、悔しい思いをすることで、生徒たちも臨機応変な対応が求められることや、想定する内容を広げて考えることの大切さを学ぶことができたはずである。

 

【ドローン班】

  

【3Dプリンタ班】

  

【レーザー加工機班】

  

 

【VR班】

  

【RFID班】