2021年9月の記事一覧
令和3年9月28日 課題研究「院生プレゼン」
創造科学科6期生(1年生)の39名が本校において課題研究の第1回目の授業を受けた。
この授業では、自然科学の最先端の研究に触れ、科学に対する興味関心を深め、神戸大学の大学院生の指導を受けながら実際に自然科学の研究テーマを設定し実験・観察を行っていく。
第1回目の授業では、神戸大学の大学院生8名に来校いただき、それぞれ大学で行っている物理・化学・生物分野の研究内容のプレゼンテーションをしていただいた。その後、その中で興味をもった分野について自分たちで研究したいことを話し合った。院生の方から研究の魅力を聞きながら、好奇心をもってテーマを考えていた。
令和3年9月22日 創造応用IS「探究活動③」
創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの3回目の探究活動と、研究報告会を行った。
数学分野では、統計学の講義を受けた後、電車の乗車人数やアンケート調査の有効性、スポーツにおける統計など考えたテーマについて大学の先生とより具体的に研究内容や研究方法についての相談を行った。
物理分野では、大まかに決めた研究テーマについて、大学の先生の助言のもと、具体的な実験計画を立てた。
化学分野では、磁性流体の活用法を考えるため、実際に磁性流体の作製にとりかかった。普段の実験ではあまり使用することのない器具の扱いに苦戦しつつも、原料となる物質を回収できた。
生物分野では、植物内の水などの液体の動きに着目して大学の先生の助言をいただきながら実際に行う実験方法を考えた。
都市工学分野では、コンビニの配置についてどのように研究を進めてくのか、研究方法や研究を行う際の定義について確認を行った。
研究報告会では、全分野が集まり、研究の進捗状況の報告を行った。研究テーマや研究目的、研究方法を発表し、お互いに意見を交換した。他の分野の研究報告を聞き互いに刺激を受け次回からの研究にいかしていく。
令和3年9月21日 創造基礎B「前期最終発表会」
本校同窓会館ゆ~かり館において、本校創造科学科6期生(1年)が創造基礎B 前期最終発表会「“次世代が選ぶまち”KOBEの実現にむけて、高校生の力を発揮しよう!」を行った。ゲストとして、長田区役所総務部まちづくり課から課長の平岩正行氏、まちづくり推進係長の杉山純一氏、兵庫県企画県民部ビジョン局ビジョン課から大町充弘氏、シチズンシップ共育企画の東末真紀氏の4名をお招きし、講評を行っていただいた。同じ課題についてABの二つに分かれ中間発表を行ったが、最終発表ではAB合同で発表する班もあり、解決策の提案をおこなった。質疑応答や、ゲストからいただいた講評を受け、研究に対する理解を深めたり改善点を見出したりすることができた。今後、各班はコメント等を参考に企画を修正し、実践活動を行っていく予定である。
なお、今回は保護者向けにライブストリーミング配信を行った。
各班の発表の内容は以下の通りである。(発表順)
4班A「10代の少年少女へ、本の世界にご招待!~名谷駅ストーリーウォークの提案~」
4班B「本は人生のバネになる。~シニア向け名谷マイクロライブラリー~」
3班A・B「ビーサン装備で健康LvUP!!―親子卓球大会―」
1班A「長田坂“fun”クラブ」
1班B「NAGATA CRAFT for Teens~長田の名所をマイクラで~」
5班A・B「Mission 3A ~駒ヶ林☆空地リユース大作戦~」
2班A・B「獅子ケ池PR、始めます。~写真で伝える映え自然~」
令和3年9月18日「日経SDGsフォーラム高校生SDGsコンテスト」
創造科学科5期生(2年)3名が、日本経済新聞社主催「日経SDGsフォーラム高校生SDGsコンテスト」の決勝大会に、オンラインで出場した。全国から56校の応募があり、本校は決勝校の10校に選ばれ、発表した。生徒は1年生の創造基礎の活動で駒ヶ林にアーティストを呼び込む活動として、動画やホームページを作成する「神戸駒ヶ林×アーティスト プロジェクト」という活動を行った。その成果をもとに今回発表を行った。質疑応答では、日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリストの村上芽氏から質問を受けた。惜しくも受賞することはできなかったが、他校の活動を知ることもでき、今後の研究にも役立つものとなった。
日経SDGsフォーラム 高校生SDGsコンテストHP
https://career-edu.nikkeihr.co.jp/category01/sdgscontest/
生徒作成HP「神戸駒ヶ林×Art」
https://sites.google.com/view/komagabayashixart/home?authuser=0
令和3年9月15日 創造応用IS「探究活動②」
創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの探究活動の2回目を行った。
数学分野では、神戸大学の先生から統計学の講義を受け、知識や理解を深めながら研究テーマの決定に向けて活動を行った。
物理分野では、大阪大学の先生、院生の方からアドバイスを受けながら研究テーマについてより掘り下げて内容を考え、研究テーマの決定に向けて話し合った。
化学分野では、前回出し合ったテーマの中で具体的にどのような研究を行うのかを検討した。それぞれの興味・関心を実際に研究としてどのように形にしていくのかを神戸大学の先生にアドバイスをいただきながら話し合った。
生物分野では、前回に出し合った研究テーマについて研究目的や実験方法などを明確にして実際にどのような実験をしていくのかを神戸大学の先生のご指導のもと考えた。
都市工学分野では、身近な都市である三宮における公共施設の配置についてなど、研究内容の具体的な案を出し合い、大阪大学の先生のアドバイスのもと検討した。
令和3年9月8日 創造応用IS「探究活動①」
創造科学科5期生(2年生)の理系(32名)が創造応用ISの授業で、自分たちで設定した研究テーマについて研究していく探究活動を開始した。
第1回目となる今回は各々が考えてきた研究テーマ、研究内容を出し合い、そのテーマについてお互いに意見を出し合って議論を行った。実際に研究として成り立つのか、実験が行えるのか、研究にどのような科学的視点を盛り込んでいくのか、など多角的な視点から意見を出し合った。そのうえで大学の先生方から助言をいただきながらテーマの絞り込みを行った。今後、絞り込んだテーマをより具体的にどのような実験で何を調べていくのか掘り下げていき研究テーマを決めて実験を行っていく予定である。
今年度は、主に
数学分野:神戸大学 稲葉 太一 先生
物理分野:大阪大学 小田原 厚子 先生
化学分野:神戸大学 秋本 誠志 先生
生物分野:神戸大学 源 利文 先生
都市工学分野:大阪大学 澤木 昌典 先生
に各分野でご指導、ご助言をいただきながら研究を進めていく。