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【SSH】第1回サイエンス・ラボを実施しました
7月16日(金)の放課後の時間に、近隣の中学校4校の希望生徒(計30名)を対象に、第1回サイエンス・ラボを実施しました。
今回の講座は、「デンプンの色を変えよう!(化学)」「アルコール発酵を体験!(生物)」「英語実験で酵素を実感!(化学・生物)」「砂で分かる!図形の性質(数学)」の4講座でした。参加生徒は積極的に意見を言ったり、実験に取り組んだりと、とても楽しそうに体験していました。
第2回サイエンス・ラボは、8月23日(月)14:00より実施します。対象は姫路市内の中学生で、申込締切は8月2日(月)です。興味のある中学生は、ぜひ参加して下さい!(申込については、本校ホームページのトップページをご覧ください。)
(デンプンの色を変えよう!) (アルコール発酵を体験!)
(英語実験で酵素を実感!) (砂で分かる!図形の性質)
【SSH】SSH通信 第12号を発行しました
【SSH】データサイエンスコンテストのキックオフイベントに参加しました
7月11日(日)の9時30分より、兵庫「咲いテク」推進委員会主催の「第2回 データサイエンスコンテスト」のキックオフイベントが、リモート形式で行われました。本校からは2年次の生徒2名が参加します。
コンテストでは、台湾の生徒2名とオーストラリアの生徒2名を加えた6人チームで活動し、外国人向けの日本旅行のプランを、ビッグデータをはじめとする、さまざまなデータに基づいて作成します。日ごろのコミュニケーションやプランの提出、プレゼンテーションは、全て英語で行います。
これから旅行プランの作成が始まっていきます。決勝に残れるように頑張ってください!
(データサイエンスコンテストの様子)
【SSH】「探究評価研修会」を実施しました
6月30日(水)の15時30分より本校教員を対象とした「探究評価研修会」を、本校百周年記念館にて行いました。京都教育大学より村上忠幸教授をお招きして、探究活動の評価について、その意義や手法、他の高校の実践例などについてご講演いただき、研修を行いました。
(探究評価研修会の様子)
【SSH】アラカルト講座を実施しました
6月18日の5~6時間目、1年次生全員を対象に「アラカルト講座」を実施し、各分野の専門家の先生方9名から講演をいただきました。なお、緊急事態宣言下のため、県外の4名の先生方についてはZOOMを用いて、オンラインでのご講演となりました。生徒は前半・後半で異なる2講座を選び、研究の面白さや勉強することの意味、科学倫理などについて学びました。講義の後には積極的な質問も多く見られ、充実した時間になりました。
<アラカルト講座>
① 川村教一先生(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科教授)
演題:「自然科学探究への誘い -科学の論理-」
② 濵中裕明先生(兵庫教育大学大学院理数系教科マネジメントコース教授)
演題:「射影幾何学の入り口」
③ 岸本直子先生(摂南大学理工学部機械工学科教授)
演題:「古典や理科の勉強は必要か」(オンライン講演)
④ 鈴木美香先生(京都大学iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門特定研究員)
演題:「良い研究の条件ってなんだろう」(オンライン講演)
⑤ 寶田馨先生(シスメックス株式会社元新事業本部長)
演題:「企業での開発と高校での勉強」
⑥ 野村美治先生(アース製薬株式会社研究開発本部研究部)
演題:「害虫による被害と虫ケア用品(殺虫剤)の開発について」
⑦ 瀬戸山晃一先生(京都府立医科大学大学院医学研究科医学生命倫理学主任教授)
演題:「生命倫理とはなに? -生命の倫理を考える必要性と重要性-」(オンライン講演)
⑧ 増田弘治先生(読売新聞大阪本社地方部次長 京都駐在)
演題:「科学は幸福をもたらすのか」(オンライン講演)
⑨ 瓜生原葉子先生(同志社大学商学部准教授)
演題:「行動科学で社会課題を解決する! -臓器移植-」
<アラカルト講座 生徒の感想(一部抜粋)>
- 「ただ知識を暗記するだけ、テクニックを覚えるだけでは将来役に立たない」ということが印象に残っています。自分でなぜ?という視点・考えを持つことを大切にしたいです。また、英語はとても重要なんだと話を聞いていて思いました。学生のうちにできることをしっかりやっていきたいです。
- 普段は考えないことや、目には入っているのに深く考えずに流していることの中に大事なものが多くあると感じました。答えがあるものだけでなく、答えのないものについても考えることで立派な大人に近づくのだと思いました。
- 生命倫理についての考え方が国ごとに違っていたりして、正解がないので、自分の考えを持つことができ、これからの学びに生かしていこうと思いました。進化していく科学をどこまで利用していいのかという疑問は、これからの時代に特に必要になる考えだと思いました。
- わたしが受けたのは、出生前診断とか臓器移植、というどちらも少し重いテーマだったのですが、だからこそ大切なんだと理解することができました。特に臓器移植は前々から考えなければいけないと思っては先延ばしにしていたことだったので、いいきっかけになりました。帰ってからも、母と改めてじっくりと臓器移植について話すことができて、とてもいい経験になりました。
- 私は文系に進もうと思っていますが、理系分野の面白さをとてもよく感じました。また、社会に出ると理系文系関係なく手を取り合って問題に取り組んでいくことが大切だということ、知って無駄なことは何一つないということを学んだので、前向きに高校生活を送っていきたいと思いました。
<サイエンスカフェ>
アラカルト講座終了後、「サイエンスカフェ」を実施し、来校された講師の先生方4名と希望生徒19名が交流し、自由な雰囲気の中で、普段の授業では学べない貴重なお話を伺いました。
<サイエンスカフェ 生徒の感想(一部抜粋)>
- 講師の先生方の質問に対する返答は想像をはるかに上回るものばかりで、知らない世界でのことはとても面白かったです。また、講師の先生に自分の話を聞いてもらうことで、夢のために頑張る決心がつきました。ありがとうございました。
- 色々な経験をされてきた先生方のお話を聞くことができて、文理選択や将来のことなど改めて自分の将来について考える良いきっかけになりました。とてもいい経験になったので、もっと定期的に開催して、今回は参加しなかった子たちにも参加してほしいです。