活動記録

SSH

第20回日本物理学会Jr.セッション(2024)で口頭発表を行いました

令和6年3月16日(土)に、第20回日本物理学会Jr.セッション(2024)がZoom(オンライン)で開催されました。事前審査を経て、科学部物理系磁性流体班の5名が「外部磁力による磁性流体のスパイク形成の条件」というテーマで口頭発表を行いました。本校を含め88校が発表し、フリーディスカッションも行われました。他校の生徒とも活発な意見交換ができました。

審査の結果は後日、発表される予定です。

京都大学ポスターセッション2023で最優秀賞を受賞しました!

令和6年3月16日(土)に、京都大学が主催する高校生のポスター発表「京都大学ポスターセッション2023」が開催され、科学部の地学系マグマ班がポスター発表を行いました。この企画は、発表を通じて高校生が日頃の課題探究活動の成果を披露するもので、各都府県選考を通過した都府県代表校が集まりポスター発表を行います。今年度は、31校が集まり、発表を行いました。兵庫県代表として選出されたのは姫路東高校科学部の地学系マグマ班です。2名が参加し、「山陽帯花崗岩類の角閃石から発見した波状累帯構造からマグマ分化末期の熱水残液の循環を推定する」というテーマでポスター発表を行いました。

当日参加の高校生による投票結果、大学関係者による「発表要旨による事前審査」及び「ポスター発表による当日審査」ともに1位で、その結果、最優秀賞を受賞することができました。

 

 

 

 

日本金属学会 2024年春期(第174回)講演大会でポスター発表を行いました

令和6年3月12日(火)に、東京理科大学で行われた「日本金属学会 2024年春期(第174回)講演大会」の高校生ポスターセッションに科学部の物理系磁性流体班の2名が参加し、ポスター発表を行いました。発表テーマは「外部磁力による磁性流体のスパイク形成の条件(その2)」で、専門の方々からの質問にも丁寧に対応していました。

高校生ポスター賞の受賞者は後日、発表される予定です。

 

SSH通信を発行しました

SSH通信 第39号を発行しました。

第39号には、先日行った「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」について掲載しています。

本ホームページ内、SSHのトップページ下部に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

 

 

「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」を開催しました

令和6年2月12日(月・振休)に姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」の展示場や会議室で「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」を開催しました。このイベントは、理系女子の育成を促進する(Girl's Expo)場と科学倫理をテーマとする研究(Science Ethics)の発表の場を本校が提供するものです。今年度は約1000人が参加し、本校生徒や兵庫県内の高校生や中学生、県外の高校生や小中学生も発表しました。

はじめに、基調講演として東北大学副学長 大隅典子 氏に「Science Needs Girls, Girls Need Science」というテーマでご講演いただきました。「理数系のリテラシーは男女でほぼ差がないにも関わらず、進学先として工学系や自然科学系を選択しない理由が偏見や刷り込みであるとすれば、それは大きな損失である」と話され、大学での女子学生の取り組みについてもお話していただきました。

 その後、本校生徒や他校生徒が口頭発表を行いました。

午後からは、ポスター発表や口頭発表を行いました。

聴講するだけでなく、発表に対して積極的に質問する生徒の姿が多く見られ、どの班の発表でも活発な意見交換が行われていました。また、発表者は、自分たちの研究についての質問に丁寧に対応していました。英語での発表を行っている班には多くの外国人の先生が集まり、英語での議論もありました。

同会場には企業や大学によるブースがあり、多くの生徒が訪れました。大学生と意見交換を行うサイエンスカフェもあり、生徒たちは大学生活や今勉強していることなどを聞き、先輩との会話を楽しみました。

 

 別会場では、バイオジェン・ジャパン株式会社 三井貴子 氏を講師としてお招きして、保護者のための講演会を行いました。講演会の中で、ご自身の高校進学の際、通学時間などを優先して自分の志望校へ進学しなかったことを、約30年間後悔していたことについてのお話がありました。今は充実した日々を過ごされていますが、当時の後悔は、大学進学後も就職後も続いていたそうです。また、製薬会社であっても文系出身者が多く勤務していることや、企業での女性管理職が増えてきていることについても教えていただきました。バイオジェンのサマープログラム研修(アメリカ)に本校生徒が参加したことが社内で話題になっていること、その研修で生徒の成長の速さに驚いたことについてもお話されました。

保護者の方や専門機関の方、他校の生徒など、多くの方との関わりを通して自然科学や科学倫理への興味がさらに高まっています。

「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」まで、あと3日!

令和6年2月12日(月・振休)に開催予定の本校主催の研究発表会「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」まで、あと3日となりました。姫路駅北側の姫路市観光案内所前にもポスターを掲載していただいています。

JSEC2023で科学部が受賞した花王奨励賞の表彰式がありました

令和6年2月8日(水)に、花王株式会社(東京)から上席主任研究員の方が来校され、科学部生物系サボテン班の2名が表彰状をいただきました。この表彰状は、昨年12月に行われた「JSEC2023最終審査会」で受賞したものです。表彰された生徒2名は4月に花王株式会社からの招待で、東京工場や施設を見学させていただき、今回表彰された研究の発表も行う予定です。

   

校長室での表彰式のあと、生物教室で講義をしていただき、科学部の生徒たちが参加しました。

研究者としての働き方、企業内の職種について、新商品開発までの流れなどについての内容で、生徒たちが進路について考える際、参考になることをたくさん教えていただきました。講義後半の質疑応答では、多くの質問が出ましたが、ひとつひとつ丁寧に対応していただき、生徒たちにとってとても有意義な時間となりました。

第16回サイエンスフェア in 兵庫に参加しました

令和6年1月21日(日)に、第16回サイエンスフェア in 兵庫「科学技術が創る希望の未来」がポートアイランド(甲南大学ポートアイランドキャンパス・神戸大学統合研究拠点・兵庫県立大学神戸情報科学キャンパス)で開催されました。このイベントは、兵庫県のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校16校が集まり、日々の研究成果を発表するイベントで、本校からは1班が口頭発表で、4班がポスター発表で参加しました。

口頭発表・ポスター発表とも、他校の生徒や先生ら多くの聴衆に堂々と発表し、また、積極的に意見を交換することができました。発表以外でも、他の学校の発表を聴いたり、シールラリーに参加したりなどして、サイエンスフェアを一日満喫し、有意義な時間を過ごすことができました。

 
   

英語コミュニケーションⅠの授業で英語でのポスター発表を行っています(1年次)

令和6年2月5日(月)からの「英語コミュニケーションⅠ」の授業で、1年次が英語でのポスター発表を行っています。授業で使われているポスターは、1月19日(金)に本校で実施した「令和5年度 後期生徒研究発表会」で使用したもので、それぞれの班がポスターを利用しながら、自分たちの研究内容を英語で発表しています。発表時間は約5分、質疑応答の時間は約3分で、すべて英語で行われています。質問に対してどのように答えるか相談するときは「Please give us a moment to discuss our answer. 」と言うなど、一方的な発表ではなく、聴講者とコミュニケーションをとりながら発表を行っていました。また、積極的に英語で質問する生徒の姿も見られました。

英語によるポスター発表の授業は、2月9日(金)までに1年次全クラスで行う予定です。

   
   

2月12日(月・振休)に行われる「第3回 Girl's Expo with Science Ethics」まであと6日。発表の有無によらず、みんなでイベントに向けての準備を進めています。

「令和5年度 第2回運営指導委員会」を行いました

本校SSH事業のより効果的な推進のために専門家の先生方からご指導・ご助言をいただく場として、令和6年1月19日(金)に「令和5年度 兵庫県立姫路東高等学校スーパーサイエンスハイスクール 第2回運営指導委員会」を行い、本校運営指導委員の5名の先生にご参加いただき、本校教員35名が出席しました。

<運営指導委員の先生>

文教大学 非常勤講師 久田 健一郎  様
神戸大学 名誉教授 波田 重煕  様 (書面)
京都教育大学 名誉教授 村上 忠幸  様
九州大学大学院医学研究院保健学部門 講師 丸山 マサ美  様 (書面)
元公益財団法人中谷医工計測技術振興財団 参与 寶田 馨  様

 本校SSH推進部長の川勝和哉主幹教諭が本校SSH事業の説明を行い、その後、1年次主任と2年次主任が各年次における探究活動についての説明を行いました。

同日に行った生徒研究発表会にもご参加いただいた運営指導委員の先生方からは、「年々レベルが上がっている。」「これまでの課題が改善されていた。」「生徒の発表すべて見たかった。時間が足りなかった。」など高い評価をいただきました。また、今後の本校SSH事業の推進に関するご助言をいただくこともできました。