活動記録

「理系女子と科学倫理を考える日~第5回International Girls' Expo with Science Ethics」を開催しました

令和8年2月7日(土)に、アクリエひめじで「理系女子と科学倫理を考える日~第5回 International Girls' Expo with Science Ethics」を開催しました。このイベントは、「Girls' Expo」として理系女子の育成の推進を目的とした、女子を中心とした課題研究発表会であり、また、「Science Ethics」として科学倫理教育に対する理解を深めるための、科学倫理に関する課題研究の成果発表会でもあります。今年度も、兵庫県内外の小中学生、高校生や女性研究者、大学・企業関係者、専門家など、1000名以上が参加しました。さらに今年からは「International」を頭につけ、外国籍の研究者の方に多数参加していただき、英語でのポスター発表ブースも新たに設けました。

午前は全体会を行いました。

<全体会の内容>

 (1) Girl's Expo 基調講演「音でつながる昆虫たち 聴覚コミュニケーションの不思議と研究者の道」
            講師:上川内あづさ氏(名古屋大学大学院 理学研究科 教授)

 (2) 高校生による口頭発表(自然科学、科学倫理)

基調講演では、名古屋大学の上川内あづさ 氏をお招きし、「音でつながる昆虫たち 聴覚コミュニケーションの不思議と研究者の道」という演題でご講演いただきました。身近な昆虫を研究対象にされているご自身の経験から、研究の大変さとそれ以上の魅力や楽しさをお話いただきました。

高校生による口頭発表では、姫路西高校、ノートルダム清心女子高校、姫路東高校(自然科学、科学倫理)が発表しました。科学部生物系研究部ニハイチュウ班は「ニハイチュウの生活環の解明に向けて(Towards Understanding the Life Cycle of Dicymids)」というテーマで英語での口頭発表を行いました。質疑応答では専門家の方や姫路東高校の生徒、他校生徒からさまざまな質問があり、活発な議論をすることができました。

 

午後は、高校生と小中学生の発表(ポスター、口頭)と聴講、女性研究者によるポスター発表の聴講を行いました。

高校生と小中学生の発表では、他校の高校生や小中学生が自然科学をテーマとした課題研究の発表を行い、姫路東高校も選抜班が自然科学や科学倫理をテーマとした課題研究の発表を行いました。英語発表ブースでは、各年次で選抜された班が入れ替わって英語で発表をしました。英語発表ブース以外にも聴講者に合わせて英語での発表を行う班もありました。どの発表も質疑応答で盛り上がり、活発な議論が行われていました。さらに今回は本校で開講している姫路城学発表もあり、多くの方に聴講していただきました。

女性研究者によるポスター発表では、大学生や大学院生、大学の研究者の方々11名がご自身の研究について説明してくださいました。専門的な内容を高校生にもわかるように説明してくださり、多くの生徒が集まり、聴講しました。

同会場では、日ごろの課題研究や大学生活などについて、大学院生や大学生と気軽に話すことのできる「サイエンスカフェ」や各大学や企業の取組について知ることのできる「大学・企業ブース」もありました。今年の大学・企業ブースが13ブースあり大変にぎわっていました。なかでも、姫路市が管理するメタバース空間「学習プラットフォーム」体験ブースでは、イベントのようすをそのプラットフォームで配信しました。

また、保護者対象の講演会も行われました。九州大学大学院 医学研究院保健学部門講師の丸山マサ美 氏を講師としてお招きし、「『着眼大局 着手小極』 ‐百尺の竿頭さくらに一歩を進む‐」という演題でご講演いただきました。

  会場内のいたるところで発表や議論が行われていました。特に今年は英語での発表も多くみられました。生徒たちは、事前に配布されたプログラムをもとにどの発表を聴講するか等の計画を立てて今イベントに臨みましたが、それでも時間が足りないと感じているようでした。