兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
有馬高等学校のホームページへようこそ! |
学年・専門部
人と自然科 福祉施設花壇植え付けボランティアに行ってきました
人と自然科では、日頃の実習で学んだ技術を活用し、様々な活動を行い学びを深化させています。その一つとしてあげられるのが、公共施設での花壇装飾活動です。先日も3年生の授業で地元三田市役所にある花時計の植栽活動を行いました。
三田市役所前広場 花時計の植栽を行いました・・に関する記事はこちら
5月考査が終わった5月25日(水)人と自然科農業クラブ役員生徒10名が篠山市にある福祉施設「丹南精明園」を訪れ、花壇植え付け活動を行いました。農業クラブでは13年前からこの活動を継続して行っています。 この日は自分たちで栽培したベゴニアやサルビア、マリーゴールド、ペチュニアなどの草花苗約1000鉢を持参しました。
活動では園内5カ所の協同花壇、プランタを装飾します。まずは元肥となる化成肥料、有機質肥料を施し、小型機械を操作し耕耘した後、整地します。機械操作や農具の使用も、日頃の実習の経験があるため手慣れたものです。
そして自分達ででデザインを決め、花苗を配置してきます。それぞれの花壇で責任者を決め、配置していきます。
園の門を入って正面にある巨大な協同花壇。今年はどうやら黄色・橙が印象的なマリーゴールドを周辺に配置し、サークルを描くようにペチュニア、サルビアを配置していく作戦のようです。3年生の先輩が2年生に教えながら作業を進めていきます。
そして配置した草花苗を、定植していきます。
コロナ渦前は施設利用者の方と一緒に植えていたのですが、今は感染リスクを考え農業クラブの生徒だけで植え付けていきました。早くコロナが収まり、交流しながら一緒に植え付けできる時が来て欲しいですね。作業の終盤利用者の方が花壇の周りまで近づいて見に来て下さり、どんどん増えていくお花を嬉しそうに眺めておられました。
約2時間かけて植え付け作業は終了。最後に花壇の周囲を清掃し、灌水したら完成です。
完成した作品はこちら。施設の前庭が一気に明るくなりました。
そして一番大きな協同花壇。テーマは「宇宙(そら)」。明るめの色で装飾した花壇右側が昼間、紫など暗めの色で装飾した左側が夜を現し、黄色のマリーゴールドで三日月を表現しました。日頃の学びが生きてますね。
このままでもきれいですが、これから夏になるとさらに株が張り、ボリュームが増します。楽しみですね。
園を訪れた際は是非ご覧下さい。
福祉講演会(点字講習会)
5月26日(木)福祉系列3年生に向けて、点訳ボランティアサークル「どんぐり」さんより講師をお招きし、点字講習会を実施しました。
点字の成り立ちや概要、規則性など細かくご指導いただきました。さらに点字一覧表を見ながら実際に点字を打つことにチャレンジしました。力の入れ具合が難しい!手首が痛くなる!など一筋縄ではいかない様子でした。
そのあとに、パソコンでの入力を体験してみて、なんと軽快に進められること!修正も一瞬です。その違いに驚きました。そのように、便利なものがなかったとしても、街中で「何か困ったことはありませんか?」と一声かけられる人がたくさん増えると、より豊かな社会につながると感じました。
どんぐりさん、お忙しい中ありがとうございました。
人と自然科 農業クラブ農業鑑定競技会校内予選会実施
5月考査が終わり、有馬高校は有高祭(文化祭)にむけシフトチェンジです。やっと終わった5月考査中、人と自然科では農業クラブ農業鑑定競技会の校内予選会が開催されていました。
全国の高校で農業を学ぶ生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが各種競技会で別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれており、9万人の頂点を目指す、農業高校生あこがれの場です。
昨年有馬高校が会場となった、第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会運営頑張りましたに関する記事はこちら
各種競技の中で有馬高校が得意としているのが「農業鑑定競技会」です。農業鑑定競技会は、日頃農業に関する学習で得た知識・技術を活かし、鑑定・判定を通して問題を解答します。出題数は40問で、農業生物、種子、肥料、機械機具、・・・等々を20秒または40秒というわずかな時間で鑑定・判定します。先日農業クラブの生徒が出展したイオンモール伊丹のイベントでも、子どもたちに鑑定競技を体験してもらいました。
農業クラブ イオンモール伊丹農業イベントに参加しましたに関する記事はこちら
校内大会の前に農場の先生方が、範囲となる実物や写真を実習室に展示し、生徒は事前に自主的に学習をしています。
そしていよいよ、科目総合実習の5月考査も兼ねた校内予選会。机の上に植物や造園材料、病気や害虫の写真が並べられ、生徒はじっくり観察しながら問題を解いています。
ちなみに今回校内予選会で出題された問題をいくつか紹介します。
次のうちアブラナ科の植物でないのはどれですか?
この野菜の科名を答えなさい。
この栽培用具の名称を答えなさい。
以下の接ぎ木写真のなかで「切り接ぎ」を答えなさい。
このような問題が40問続き、正答率で競います。そして分野園芸の上位8名、分野造園の上位6名が7月に開催される県大会に出場する権利を得ます。(学年は問いません。)そして今年の農業鑑定競技会県大会は有馬高校の体育館で開催されます。出場できなかった生徒は運営で活躍しましょう。
ちなみに昨年は、人と自然科の生徒が県大会分野造園で最優秀賞(1位)を受賞し全国大会に出場。全国大会においても優秀賞を受賞することができました。
昨年の兵庫県大会意見発表会&農業鑑定競技会にて最優秀賞を含む大活躍に関する記事はこちら
昨年の第72回日本学校農業クラブ全国大会農業鑑定競技会にて優秀賞受賞に関する記事はこちら
今回有馬高校の代表に選ばれる皆さん。先輩の活躍に続き、今年も全国大会に出場できるように、そして日本一を目指し頑張って準備していきましょう。
人と自然科 ブドウのジベレリン処理を行いました
有馬高校人と自然科では、ベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しています。
5月20日(金)1年生と3年生クラインガルテン専攻生で、ブドウ栽培で重要な作業の一つ、ジベレリン処理を実施しました。
5月考査の真っ最中ですが、ベリーAの蕾の幅が約1.8mmを超えてきたため、無核化(種無しにすること)のために行う作業であるジベレリン処理の適期となりました。この時期を逃すと全てのブドウに種が残ってしまうため、土日前で試験勉強への影響が少ない金曜日の試験終了後に実習を行いました。(ちなみにジベレリンは農薬でなく植物ホルモン剤です。)
まず整房、摘穂作業が完璧にできているか確認します。
そして100ppmに希釈したジベレリン液をカップに入れ、花穂(つぼみの固まり)一つ一つ丁寧に液に浸していきます。
ポイントはカップの中で花穂をゆすり、空気を抜き、まんべんなく液が付着させること。そして花穂全体を液に浸すことです。(上部が浸されていないと、その部分だけ種が残ります。)
そして浸した後花穂をゆすり(トントンたたき)、余分な液を落とします。この作業をすることにより、液の揮発による薬害(ジベレリンの成分濃くなりつぼみを痛めること)を防ぎます。
一穂も残さないように全員で協力し、全ての花穂に液をジベレリン液に浸しました。作業は予定通り1時間弱で無事終了です。
5月考査は残りあと3日。家にかえってしっかり学習しましょう。
順調に生育したら、9月には在校生、保護者を対象としたブドウ販売会が実施されます。
美味しいブドウが収穫できるよう頑張りましょう。
人と自然科 三田市役所前広場 花時計の植栽を行いました。
みなさん、三田市役所前の芝生広場に、花時計が設置されているのはご存じでしょうか。
2019年に三田市三輪地区の方から寄贈された花時計。実は設置当初から、有馬高校人と自然科の生徒が自分たちで栽培した草花苗を植栽しています。5月18日(水)人と自然科3年生環境コースの生徒が花時計を訪れ、春の植栽活動を行いました。
今回のテーマは『ストライプ』ペチュニア・アゲラタム・サルビア・マリーゴールドの花苗、約120ポットを利用し表現しました。まずは持参した花苗を配置していきます。
そして移植ごてを使って植え付けていきます。さすが3年生。慣れた手つきで作業を進めていきます。
最後に箒を使って周囲を清掃し、約1時間半かけて完成しました。
完成した花時計はこちらです。 これから夏にかけてどんどん株が大きくなり、さらにボリューム感が増してきます。色とりどりの花が並び、とってもきれいですね。一気に春~初夏を感じる花時計に生まれ変わりました。
三田市役所を訪れた際は是非ご覧ください。
76回生総合的な探究の時間~三田市の魅力化④発表~
総合学科2年次生は、総合的な探究の時間で「三田市の魅力化」について考えてきました。第4回目の本日は、ポスターにまとめたものをそれぞれ発表していきました。
・三田市の概要
・三田市の課題
・三田市の魅力化
・PRしたいこと
などについて、アイデアを持ち寄り各班でまとめて発表しました。クラスによってギャラリーウォークやプレゼンテーションを実施し、しっかりと見たり聞いたりすることができました。
次回より、個人でテーマを決め、自分なりの探究がスタートします。社会の課題に目を向け、自分なりの解決を考えていこうと思います。
人と自然科 地域自然保護 フィールドワークその3 有馬富士公園の生きものに触れよう
6月4日(火)人と自然科学校設定科目『地域自然保護』の授業で、生き物観察に関する夢プログラムを体験しました。
フィールドワークその2 天文を通したありまふじ夢プログラムを体験 に関する記事はこちら
この日は有馬富士公園内にある、三田市自然学習センター(壁からおしりが突き出ているクワガタムシ「つよしくん」が目印です)を拠点に活動しました。
人と自然科3年生学校設定科目「地域自然保護」では、県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。現在は、実際に有馬富士公園で実践されている夢プログラムを体験していますが、この日は三田市自然学習センターの長谷川コミュニケーター・吉田コミュニケーターのお二人にお世話になり、公園内の生きものの触れるプログラムを体験しました。
体験の前に、自然学習センターがどのような想いを持って普段子どもたちにプログラムを提供しているのか、そして実際12月向け、どのような考えをもってプログラムを企画したら良いのか、様々な視点からアドバイスをいただきました。
お話をいただいた後は学習センターの展示の説明です。(下のクワガタムシが、建物の外におしりを突き出している「つよしくん」です。)
幼い頃に訪れたことがある生徒も多く、懐かしさを感じると共に、体験を通して来館者に楽しみながら自然を学んでもらうための様々な工夫を知ることもできました。
そしていよいよ屋外に飛び出します。
管理のために切り倒した樹木を園内に設置し、そこに集まる生きものを観察できるような工夫や、湿地を再生している場所など、来園者が生きものと触れ合える工夫が随所に見られました。
そして樹木はもちろん、園路や手すりに目を向けると様々な昆虫が・・・みんなで捕獲のため走り出します。
10センチ以上の産卵管をぶら下げて飛んでいる「ウマノオバチ」や手塚治虫が愛し、名前の元となった「オサムシ」・・・
ちょっと怖いけど手にのせると可愛い「マイマイガ」の幼虫やブドウなど果樹の害虫でもある「アワフキムシ」・・・
「ハラビロトンボ」などのトンボ類・蝶類や日本で一番大きいテントウムシ「カメノコテントウ」とそのエサとなる「ヤナギルリハムシ」・・・・
などなど様々な昆虫を捕獲・観察することができ、みな大興奮・・・ここでタイムアップということで学習センターに戻ります。
終了後の振り返りでは「ぜひ今日の体験を参考に、高校生らしいアイデアで体験プログラムを企画して下さい。そして自然学習センターは未就学児から小学生までのプログラムが主なので、参考にさせて下さい。楽しみにしています」
とエールをいただきました。約2時間のプログラムでしたが、有馬富士公園の生物多様性が感じられる体験でした。コミュニケーターの長谷川さん、吉田さん興味深いプログラムをありがとうございました。
次回、5月考査終了後には、緑の環境クラブの皆さまにお世話になり、里山管理に関する夢プログラムを体験する予定です。楽しみですね。
人と自然科1年生 スイートコーンの栽培も順調です(スイートコーン発芽率調査・定植作業)
1年生が4月から栽培を開始しているスイートコーン。
人と自然科1年生 ブドウとスイートコーンの栽培が始まりました・・・に関する記事はこちら
播種後一週間が経ち、無事発芽していますね。
まずは発芽率を調査しましょう。自分が播種した種子の中で発芽した数を数え、計算します。
種苗会社によると80%保障です。覆土の厚さなど間違っていなければ100%に近い発芽率になるはずです。
そして5日後さらに成長し、発芽した苗を圃場に移植する「定植」の作業をしました。
今回スイートコーンは、株間(苗と苗の間の距離)30cm、並木植え(隣同士で植えること)で定植しました。
まずは自分の区画に苗を並べていきます。
移植ごてで植え穴を堀り、根鉢を崩さないように植えていきましょう。
ポイントは雨やかん水の水がたまるように、「ウォータースペース(water space)」を設けることです。約1時間で定植作業は終了・・・ここで予報通り雨が降ってきました。とても良いタイミングです。
今後も7月の収穫に向け、追肥や除草、土寄せ・・・など頑張って管理しましょう。そして収穫に来てくれる園児に美味しいスイートコーンを届けましょう。
人と自然科1年生 ブドウの栽培順調です(ブドウ摘穂・誘引・整房作業)
1年生が4月から栽培を開始しているベリーA。5月に入って気温が上がり、順調に生育しています。
人と自然科1年生 ブドウとスイートコーンの栽培が始まりました・・・に関する記事はこちら
新梢が伸び、花穂(つぼみの固まり)も大きくなってきましたね。
この日からスタートした作業は、摘穂・誘引・整房作業です。
「摘穂」は、結果枝(実を付ける枝)に2~3穂付いているつぼみの固まりを1つにする作業です。ハサミで丁寧に摘んでいきます。
完了したらテープナーという道具を使って植えに伸びようとしている枝を針金にとめていきます。この作業を「誘引」と言います。
この時枝を折らないように、ねじりながら下に向ける「捻枝」という技術があり、これが難しい・・・。
そして誘引が終わると「整房」という作業が待っています。
「整房」とは、房の形を整える作業。現在ブドウはつぼみの状態で、その数は数百個。このままではうまく実がつかなかったり、とてつもなく大きな房になってしまうので、つぼみのうちにハサミで摘みながら数を制限していきます。
ベリーA の栽培では、最終的に1房75粒を目標とします。(詳しく話すと長くなるので、続きは人と自然科に入学して勉強しましょう。)今回はつぼみの塊(車)15にしていきました。左の写真が整房前、右は整房後の写真です。細かい作業で大変ですが、生徒は丁寧に1房1房作業をしていきました。
いよいよ今週末には種なしブドウにするためのジベレリン処理を学ぶ予定です。この日までに上記の作業を済ませておく必要があります。美味しいブドウを収穫できるように、頑張っていきましょう。
人と自然科 地域自然保護 フィールドワークその2 天文を通したありまふじ夢プログラムを体験
5月10日(火)人と自然科3年地域自然保護の授業、現地研修2回目、天文を通したありまふじ夢プログラムを体験するため、有馬高校を訪れました。
人と自然科3年生学校設定科目「地域自然保護」の授業では、今年も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。
地域自然保護 今年もスタートしました(オリエンテーション)に関する記事はこちら
現地フィールドワークその1 有馬富士公園を知ろうに関する記事はこちら
今回はさんだ天文クラブ代表、加瀬部さんにホストとしてお世話になりました。さんだ天文クラブの皆さまは三田市の野外活動センターにある天文台を拠点に活動されていますが、有馬富士公園でも昼間の天体観測(太陽の観察など)や夜の天体観測などの体験プログラムを実施されています。
この日の天気は晴れ時々曇り。雲がかかる前に・・・・まずは屋外にて、昼間の天体観測のプログラム体験です。特殊な望遠鏡を用いて太陽の観察を行いました。
レンズをのぞくと、特殊なフィルターを通し、赤色の太陽を観察することができます。何人かの生徒は、太陽の表面からまるで炎が噴き出しているようなプロミネンスを観察することができました。(後半は雲がかかってしまい、プロミネンスが監査鵜できなかったようです。
観察会が終わった後は、大ホールに戻り、さんだ天文クラブの活動紹介や夢プログラムの活動、天体についてのお話を頂きました。
先ほどの観察した太陽について詳しく解説いただき、金星など昼間に観察できる天文を通した体験プログラム、ISSや天の川、流れ星など身近に観察できる夜空について、近年の有馬富士公園来場者数の変化などスライドを用いて様々な内容について紹介していただきました。
そして恒例の天体距離クイズ。生徒に1cm強のチョコ玉と3mmほどのラムネ玉が配布され、地球・月・太陽の距離クイズが出題されました。
地球の直径がチョコ玉の12mm、月の直径がラムネ玉の3mmとすると、太陽の直径はおおよそ直径140cmになります。そしてこの大きさに縮小すると、地球と月の距離は38cmの位置にあります。その場合地球のチョコ玉と140cmの太陽の距離はどのくらい離れた場所に位置しますか?という問題です。皆さん分かりますか?
正解は150mです。結構離れた距離になりますね。最後に民間企業の人事・新人教育のご経験がある加瀬部さんより、10ヶ月後に卒業を迎える生徒に、社会人とは何か・・・と言うテーマでエールをいただきました。
さんだ天文クラブの加瀬部さん、興味深い夢プログラムをありがとうございました。最後に天気が良いので集合写真、やる気満々の20名です。
次回は三田市自然学習センターのコミュニケーターから、公園の自然を活用したプログラムを体験する予定です。
福祉講演会(薬剤師の仕事について)
令和4年5月11日(水)、2・3年「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、薬剤師の先生より、薬剤師になるまでの道のりや仕事について、薬の種類や服用など多方面にわたってご講義いただきました。
昨今、新型コロナにおけるワクチン接種や治療薬の開発などの話題も多く、薬について考える機会も多いと思います。実は薬の開発には長い年月と莫大な開発費用がかかっているとお伺いし、新型コロナワクチンの開発がとても早かった背景にはどのようなことがあるのか、考えるきっかけをいただいたように思います。
また、薬の種類や服用方法、飲み合わせのお話など、私たちの生活に密着したお話もしていただきました。自分の「かかりつけ薬局・薬剤師」を決めておくことで、薬の重複を防いだり、相談をしたりすることが可能です。今後、地域社会で病院・施設・薬局などが連携していくことも大切であると感じました。
お忙しい中講演に来てくださり、ありがとうございました。
人と自然科 地域公開講座 フラワーアレンジメントチャレンジ教室開講
5月10日(火)人と自然科3年生学校設定科目「フローラルアート」の授業で、地域公開講座チャレンジ教室が開講しました。
同日開講した「クラインガルテン」は地域の方を受講生としてお招きし、野菜と果樹の栽培方法を生徒と一緒に学ぶ授業ですが、「フラワーアレンジメントチャレンジ教室」は、2年生の「フローラルアート」で学んだフラワーアレンジメントの基礎知識や技術を活かし、教えながらさらにアレンジメント技術を向上させるという講座です。
同日開講地域公開講座「クラインガルテン」に関する記事はこちら
今年度は定員を大きく超える20名からの応募があり、その中から厳正なる抽選で選ばれた10名の受講生の方が抽選で決定。開講式を迎えました。
開講式では校長先生から「今年で21年目を迎える歴史あるフラワーアレンジチャレンジ教室ですが、生徒が一般の方に教えることによって知識・技術の定着につながります。受講生の皆さんも生徒との交流を楽しみながら学んで下さい。」と挨拶をいただきました。
その後はお互いの自己紹介からスタートです。
自己紹介の後は早速講座のスタートです。第1回目となるこの日は、「ラウンドアレンジメント」に挑戦します。
「ひょうごの達人事業」を活用しお世話になっている、フラワーアレンジメント講師宮本先生(有馬高校人と自然科の卒業生で、在学中フラワーアレンジメントを専門的に学び、卒業後も各種コンテストなどで入賞されるなど活躍している先生です)から全体説明の後、早速製作スタートです。
吸水性スポンジをセットし、花をさしてさすときはスポンジを持たず器を持つことが重要です。
今回はカーネーションを中心にレザーリーフファン・アセビなどの花材を使いました。まず底辺から、器の縁に合わせて平行にさし、次にトップの花を中心に指します。その後、中間にさす花を正三角形になるように配置し、間にグリーンカーネーションを配置していきます。生徒は2年生で学んだ内容、そして事前に復習した内容を想い出しながら丁寧に指導していました。
約1時間半かけて完成した作品がこちら。
素敵なアレンジメントが完成しましたね。
フラワーアレンジメントチャレンジ教室は今回も含めて7回行われ、生徒は様々な知識や技術を習得するとともに、コミュニケーション能力も身につけます。これからどのような作品ができるか楽しみですね。1年間どうぞよろしくお願いします。
人と自然科 ひとはく連携セミナー1回目 西日本のタンポポについて学ぶ
5月6日(金)人と自然科1年生「人と自然」の授業で、ひとはく連携セミナーがスタートしました。有馬高校人と自然科と県立人と自然の博物館の間では生徒のセミナー受講について協定を結んでおり、1年生学校設定科目「人と自然」の授業で年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の専門員から、各分野のユニークかつ専門的な講義を直接受講することができます。
有馬高校から約2キロ、みんなで歩いて移動します。こんな何気ない時間も楽しいですね。
さて、記念すべき第1回目の講義は「西日本のタンポポについて」と題し、鈴木武研究員からお話をいただきました。鈴木先生はシダ植物などを中心とした植物研究の第一人者で、中でもタンポポについて多くの資料を収集し、研究されています。
有馬高校周辺で観察されるタンポポは在来種のカンサイタンポポ・シロバナタンポポの他、外来種のセイヨウタンポポも確認できます。まずは写真や模型などを使いながらタンポポの花のつくりを学び、その見分け方について説明いただきました。
次にタンポポに似ている植物について教えていただきました。過去有馬高校の先輩方に「タンポポを摘んできて」課題を出したところ、たくさんの人が間違えて持ってきたのが「ブタナ」。花がタンポポに似ていますが背が高いのが特徴です。他にもモモイロタンポポやノゲシなどの植物が間違われやすいのだそうです。
そして図鑑にも載っていないであろうたくさんのタンポポを紹介いただきました。たとえばレモン色の花びらが特徴のヤマサトタンポポやカンサイタンポポとセイヨウタンポポの雑種など、写真を見ながら珍しいタンポポを紹介いただきました。
他にもタンポポの成長過程やなぜ「タンポポ」という名が付いたのか・・・などなど専門的な内容を学ぶことができました。
そして最後に、鈴木先生のご趣味でもあるネズミについてもお話しいただきました。
剥製や鈴木先生が飼育されているネズミを持ってきていただき、「ネズミ」と「マウス」の違いや、スミスネズミなど日本にしか生息していないネズミ、江戸時代から人工的に交配されペットとして飼われていた白黒模様が特徴の「パンダネズミ」について紹介。実際に触れ合いながら学ぶことができました。
鈴木先生、楽しく興味深い講義を本当にありがとうございました。次回は6月3日「生物多様性と私たち」をテーマに山﨑健史研究員より講義、ならびにフィールドワークをいただく予定です。今から楽しみですね。
人と自然科 令和4年度 クラインガルテン開講しました
5月10日(火)人と自然科地域公開講座クラインガルテン(市民農園)がいよいよ開講しました。人と自然科3年生 学校設定科目「クラインガルテン」は、1.2年生で学んできた野菜、果樹の栽培技術を活かし、地域の方に教えながらより深く学ぶという授業です。今年は2つの新聞社から取材を受けたということもあり、2.3倍という多数の応募から抽選で選ばれた地域の方10名が来校され、開講式、並びに夏野菜苗の定植作業を行いました。
開講式では校長先生から、今年で22回目を迎えるクラインガルテンの歴史について説明があり「多数の応募の中から選ばれた皆さま、生徒と一緒に行う野菜や果樹の栽培実習を是非とも有意義な時間にして下さい」とのことばをいただきました。
そして生徒と受講生がそれぞれ自己紹介。1年間の活動に向けた意気込みをお互い発表しました。
開講式終了後は、早速農場に向かい、トマトやナス・キュウリ・レタス・キャベツなどの苗を定植しました。
生徒は今まで学んできた栽培方法を想い出し、苗を植える深さや、株と株の間隔など、丁寧に説明アドバイスをしながら実習を進めていきました。
この授業は11月まで毎週火曜日に実施され、秋の農業祭では実際に栽培した野菜も販売する予定です。また次週からはブドウの栽培にも挑戦します。1年間どうぞよろしくお願いします。
75回生 芸術鑑賞会(学年の日)
4月28日(木)、75回生は学年の日を兼ねた芸術鑑賞会として、宝塚歌劇の観劇を実施しました。当日は晴天に恵まれ、劇場へ向かうまでの「花の道」を楽しそうに歩く皆の姿に、こちらも笑みがこぼれました。ゲートを入り、フォトスポットである大看板の前で、早速記念写真を撮る人も。劇場に入り、着席後は徐々に期待が高まります。いよいよ開演です。演目は、星組公演「めぐり会いは再びnext generation」・「グランカンタンテ」の2部構成。楽しくも圧巻の演技に皆、魅了され、終演後は「かっこいいー」、「また来たい!」などの声が聞かれました。100年を超える歴史ある総合芸術「宝塚歌劇団」にふれる機会を持つことができた3学年は、有高祭で劇に取り組むことになっています。今回の経験を少しでも生かせると良いですね。
人と自然科 農業クラブ イオンモール伊丹農業イベントに参加しました
5月8日(日)イオンモール伊丹にて農業イベント「農業を知ろう!学ぼう!体験しよう!」が開催され、本当農業クラブ本部役員と、農業クラブ専門班「フラワーアレンジメント班」の生徒が参加しました。
ゴールデンウイークの最終日、母の日に開催されたこのイベントは、小学校低学年の子どもたちを対象に、農業について楽しく学び、体験することで身近に感じてもらおうというものです。伊丹市、尼崎市の小学校で事前にチラシが配布されていたこともあって、開店前から長い行列ができていました。
10:00になり早速イベントスタートです。今回は3つの内容でイベントを盛り上げました。まずは農業クラブフラワーアレンジメント班によるコサージづくり体験です。授業や放課後の部活動で身につけた技術を活かし、子どもたちに優しく教えてあげます。今回は母の日と言うことでカーネーションの花も準備しました。
先週末に神戸市北区にある北神戸田園スポーツ公園で開催された「でんスポアドベンチャーフェスタ」で経験していただけあってか、慣れた様子で教えていました。
限定100名で参加券を配布しましたが、開店後1時間で配布終了。大人気でした。
2つ目は農業クラブ本部役員による、農業鑑定クイズコーナーです。
有馬高校人と自然科のように、高校で農業を学ぶ生徒は誰もが体験するのが農業鑑定。日頃の実習や座学で学んだ農業に関する知識をもとに40問の問題を解いていきます。この農業鑑定は正答率を競う競技でもあり、全国約9万人の農業高校生が日本一を目指し挑戦しています。
昨年第72回日本学校農業クラブ全国大会農業鑑定競技会にて優秀賞受賞の記事はこちら
こちらも開始と同時に子どもたちがどんどん挑戦していました。時にはお家の人と相談しながら頑張って解いていました。
最後に正答数によっておもちゃのプレゼント。少し難しかったですか?この日250人分の解答用紙を準備していましたが足りなくなり、増刷するほど大人気コーナーでした。そしてこの日全問正解した人は11名。金メダルをプレゼントしました。是非人と自然科に入学して下さい!!待ってます。
3つ目は草花苗、野菜苗の販売です。
春休みから栽培している草花苗、野菜苗は今が植え時。1鉢60円~販売しました。ペチュニアやトレニアが人気でしたね。ご購入いただきました皆さまありがとうございました。
イベントを頑張っていたら、やはり今回も出てきてくれました。人と自然科の生徒が実習を頑張っていると姿を現す妖精さん「ひとっしー」です。
姿を現した瞬間、子どもたちから「はっぱちゃんだー」
一気に人が集まり、握手を求められるなど、一緒に写真撮影を楽しんでいました。大人気ですね。
10時から始まったイベントは16時に無事終了。人と自然科の取組みをまとめたパネルやパンフレットもご覧いただき、農業、そして人と自然科の学びを理解してもらえるとても良い時間となりました。
今回のイベントでお世話になりました皆さま本当にありがとうございました。
「産業社会と人間」
5月7日(土)の「産業社会と人間」は、「キャリアデザインのすすめ」と適性検査の振り返りをしました。
最初に35名のWILLスタッフの紹介から始まり、6月10日の科目選択にさきがけて、自分の人生がどうありたいか、自分の適性はどのようなものかを考える授業でした。
自分の得意なこと、やりたいこと、しなければならないことを考え、自分の将来の人生につなげていきます。
適性検査の振り返りでは、自分が興味を持っている学問や、適性のある職業をピックアップして資料を参照しながら詳しく調べていきました。自分の気づかないあらたな一面を発見できた生徒も少なからずいたのではないでしょうか。
「産業社会と人間」
5月6日の「産業社会と人間」は、ブレーンストーミング(アイデアの集団発想法)を行いました。5人1組になって、1つのテーマについて自由にアイデアを出し合い、話し合って優先順位を決め、ポスターにして発表しました。
今回のテーマは、
「食堂の売り上げを上げるには」
「三田市を魅力的にするには」
「集中して勉強するには」
「異性にモテるには」
「図書館の貸し出し数を増やすには」
「有高のイメージをアップするには」
以上6つの中から1つ選び、協力し合って作業を進めました。
作業中はとても活発に意見を出し合い、話し合いはどのグループも大変盛り上がっていました。発表も堂々と行い、アクティブラーニング世代を感じさせるものでした。
この発想法は、必ずしも結論を導き出すためのものではなく、自分の考えを他者とのコミュニケーションをとおして深めていくことを目的としています。このような作業をとおして、有高総合学科生は、社会の中で協力してさまざまな問題を解決する力を身につけていきます。
人と自然科 地域自然保護 現地フィールドワークその1 有馬富士公園を知ろう
人と自然科3年生学校設定科目『地域自然保護』では、いよいよ有馬富士公園での活動がスタートです。
学校でのオリエンテーション 地域自然保護 今年もスタートしましたに関する記事はこちら
早速有馬富士公園を訪れ、実際に公園を運営・管理されているパークセンター職員の田中さんから、有馬富士公園の概要、施設などの説明をいただきました。
講堂で少し説明を受けた後、さっそく園内を散策しながら説明を受けました。パークセンターを出ようとしたら約2か月前に卒業された先輩が、地域自然保護の授業の集大成として企画、実施した体験プログラムについてまとめた模造紙やジオラマが展示されていました。
8月ごろまで有馬富士公園パークセンターで展示される予定です。(企画展の時には一時的に撤収されます)公園を訪れた際はぜひご覧ください。
話を戻しましょう。出発です。この日は雨の予報100%、今にも雨粒が落ちてきそうな天気でしたが・・・どうにか持ちこたえていますね。あとは皆さんの日ごろの行いを信じましょう。
まずは公園が一望できるスポットへ。シンボルの有馬富士と福島大池を望みます。
そして公園に入っていきましょう。有馬富士公園は里山をテーマとした公園です。園内にはキツネの巣穴をイメージした施設や樹木と同じ高さから観察できる樹幹テラス、シイタケハウスや落ち葉が積もった地中の温度が観察できる施設などユニークなスポットがたくさんありました。
また、昔の里地里山の風景、暮らしが感じられるかやぶき民家・棚田エリア
さらに子供たちが環境学習で学ぶための草地の生態園・水辺の生態園・鳥の小道などのエリアが設けられていました。
そして最後に、有馬富士公園と言えばこちらの印象が強い方が多いと思います。『遊びの王国』です。最近新しい遊具が設置されたようで、コロナ渦で屋外で活動できるこのエリアの利用者がとても多いとのことでした。
生徒は1時間半、園内の説明を受けながら散策ましたが時間が全く足りなかったですね。有馬富士公園の奥深さがよくわかりました。そして遊具や自然観察で訪れる小さな子供たちと、里山の雰囲気を味わいたい中高年層が多く来園する一方、高校生・中学生がなかなか来園しないということもよくわかりました。この授業の目標でもある高校生に有馬富士公園の魅力を感じてもらうためのプログラムの企画・実施に向け想いを新たにしました。
次回からは地域の方が実際に公園で実施されてる夢プログラムをゲストとして体験します。第1弾は、「さんだ天文クラブ」の皆さんから天文を通した夢プログラムを体験する予定です。楽しみですね。
人と自然科1年生 ブドウとスイートコーンの栽培が始まりました
4月もあっという間に終わりを迎え、77回生も有馬高校に入学し1か月が過ぎようとしています。入学式直後の1年1組の教室では、人と自然科の伝統、農業クラブ本部役員の生徒によるサプライズの歓迎板書&自分たちで栽培したお花のプレゼントで新入生を歓迎しました。1か月たつと懐かしく感じますね。
オリエンテーションも無事終わり、人と自然科ではさっそく実習授業がスタートです。
まずはブドウの栽培です。有馬高校人と自然科では、ベリーA、ピオーネ、マスカット3種類のブドウを栽培しており、9月には在校生、保護者を対象としたブドウ販売会が実施されます。
令和3年度人と自然科 ブドウ販売大盛況 無事終了いたしましたの記事はこちら
ブドウの栽培方法を学ぶ最初の実習は「芽かき」という作業です。枝からたくさん出ている芽の中から必要な芽を残し落としていく作業です。結果母枝1か所につき2つの芽を残していきます。事前のホワイトボードを使って説明を受けていますが・・・なかなか難しいですね。友達と確認し合いながら、わからないところは担当の先生に質問をしながら進めていきました。
今後は誘引、ねん枝、摘穂、整房・・・・など7月上旬に行う袋がけまで作業は続きます。
そして1年生がもう一つ担当するのがスイートコーンの栽培です。4月の下旬に播種し、7月の中旬に収穫します。人と自然科では栽培したスイートコーンを北摂第一幼稚園の年中さんと一緒に収穫会を実施しています。
スイートコーン最初の実習は播種(種まき)です。有馬高校では近年ポリポットに播種し、発芽・育苗した苗を圃場に植え付ける移植栽培を行っています。
説明を聞いた後、早速実習スタートです。今年栽培する品種は『ゆめのコーン』バイカラー(2色の粒が混ざる)の品種です。2.5号のポリポットに2粒ずつ播種していきます。
ポイントは覆土(土をかぶせること)が厚すぎないこと。一般的に種子の2~3倍の厚さが適当と言われています。
一人20ポット播種し実習は終了です。これから育苗器に入れ、加温・加湿することによって発芽を促します。上手く発芽するのか・・楽しみですね。5月に入ると発芽率も計算しましょうね。
実習を終え教室に戻りながら聞こえた会話は『入学前から実習楽しみにしていて、本当に楽しかった・・・・』とのこと。早速放課後、自主的に農場に足を運ぶ姿が見られるなど、今年の1年生も興味・関心が高い生徒が多いですね。自慢の生徒たちです。
これからどんどん暑くなりますが、熱中症やけがなどに十分注意しながら、おいしいブドウやスイートコーンが収穫できるように頑張りましょう。
人と自然科3年生 ガーデニング 花の寄せ植え制作(★重要★5月7日(土)育友会総会で販売します)
4月26日(火)人と自然科3年生 学校設定科目「ガーデニング」の授業で、花の寄せ植えを制作しました。事前に座学で色相や明度・彩度などの色の仕組みや、花苗の高低差をどのように活かすのか・・・などなど、どのように配置したら寄せ植えが美しく見えるかを学び、今回の実習に挑みました。5月に寄せ植えを作成するのは2年ぶりです。
生徒は、ペチュニアやマリーゴールド、サルビアなど自分たちで栽培している色とりどりの草花苗から好みの花を選び、鉢の中に配置していきました。種類が多すぎて悩みますね。
選んだら早速製作開始です。
全体的な色のバランス、高低差などを計算しながら植えていきます。また、咲き終わった花を摘み取るのはもちろん、販売日に花が咲くことを計算して、これから咲くであろうつぼみの配置も考えながら制作していきます。友達とお互い確認しながら製作していきました。
約1時間かけて完成した作品はこちら。
初めてにしては上出来な作品ができあがりました。なお、今回制作した寄せ植えは、今週5月7日土曜日に2年ぶりに開催される、授業公開・育友会総会・学年保護者会にて1鉢600円で販売します。(2年ぶりにこの時期に寄せ植え製作の実習ができた理由です。)場所は体育館前。青いダンプが目印です。生徒の自信作です。是非ご購入下さい。
人と自然科 農業クラブ でんスポアドベンチャーフェスタに出展
4月29日(金)神戸市北区にある北神戸田園スポーツ公園にて、「でんスポアドベンチャーフェスタ」が開催され、人と自然科農業クラブの本部役員の生徒、並びにフラワーアレンジメント班の生徒が参加しました。
「でんスポアドベンチャーフェスタ」は毎年春と秋に開催されており、食品バザーやコンサートはもちろん、体験通して地域の方と交流を深めることを重視しているイベントです。2年前から声をかけていだき準備していたのですが、新型コロナウィルス感染拡大により、イベントの開催、出展を見合わせてきました。今回は感染対策を十分講じた上で初めてお邪魔させていただくことができました。
農業祭など学校内での販売イベントは行ってきましたが、地域に飛び出してのイベントは2年ぶり・・・ということで、3年生の生徒も初めてとなりますが、さすが人と自然科の生徒。日頃の実習などで培われた経験をもとに手際よく準備を進めていきます。
10:00になり、早速イベントスタートです。今回は農業クラブ本部役員の生徒による、花苗・野菜苗販売と、フラワーアレンジメント班によるコサージづくり体験教室を行いました。
まず農業クラブ本部役員生徒による草花苗、野菜苗販売。
人と自然科の生徒が春休み前から栽培を開始。花苗は花持ちがよく、夏まで楽しめる・・野菜苗も植え傷みが少なく丈夫・ということで地域の方から高い評価をいただいています。先日開催した春の農業祭も大盛況でした。
そしてフラワーアレンジメント班によるコサージづくり体験教室。
人と自然科と言えばフラワーアレンジメント。「フローラルアート」という学校設定科目(有馬高校人と自然科にしかない科目)を通して2年間、専門的な知識と技術を習得することができます。
学校設定科目フローラルアート(チャレンジ教室)に関する記事はこちら
この技術を活かしてコロナ渦前は様々なイベントに出展し教室を開いていましたが約2年間活動を自粛していました。今回頑張ったアレンジメント班7名も初めてのイベントということで最初は少し手こずっていましたが、すぐになれ、小さな子どもたちにわかりやすく教えていました。
イベントを頑張っていると・・・やはり出てきてくれました。人と自然科の生徒が実習を頑張っていると姿を現す妖精さん「ひとっしー」です。
現れた瞬間、小さな子どもたちがたくさん集まり大人気です。一緒に写真を撮ってイベントを盛り上げていました。
当日はあいにくの雨ということで、例年よりも来場者は少なかったとのこと。そんな中でも神港橘高校による中国ナンスーシシマイの龍舞や音楽ライブ、木工やガラス、粘土細工などのワークショップブースがたくさん出展し、参加した人と自然科の生徒も空いた時間を利用して、体験し学んでいました。
来場いただき、有馬高校人と自然科の花苗、野菜苗を購入いただいた皆さま、アレンジメントを体験して下さいました皆さま、ありがとうございました。また、イベントにお誘いいただいた田園スポーツ公園の皆さまこのような機会をいただき本当にありがとうございました。
ちなみに人と自然科では来週5月8日(日)に、イオン伊丹で開催される農業イベントにも参加予定です。
5月8日(日)イオン伊丹でのイベントに関するリンク(外部リンク)はこちら
連休の予定がまだ決まっていない方、是非ご来場下さい。
令和4年度人と自然科 学校設定科目 地域自然保護 今年もスタートしました
人と自然科3年生 学校設定科目「地域自然保護」では、県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。今年で13年目となるこの授業は、優れた環境教育の取組として、一昨年度グリーンスクール知事表彰を頂きました。
有馬高等学校が令和2年度グリーンスクール表彰校に選出に関する記事はこちら
昨年度も74回生の生徒が素晴らしい体験プログラムを企画・実施し、成果を上げて卒業していきました。
昨年度の地域自然保護 ありまふじ公園にて夢プログラム実施に関する記事はこちら
そして今年度も20名の生徒がこの授業を選択しました。第1回目の授業は、授業担当者から1年間の授業の流れについて説明を受けた後、人と自然の博物館の研究員である遠藤先生より、有馬富士公園の取組紹介、公園で取り組んでいる里山管理についてお話をいただきました。
県立有馬富士公園は、公園を愛する地域の方が自分の特技を活かした体験プログラムを企画し、ホストとして来園者に提供する「夢プログラム」というユニークな取組が行われています。この授業では実際に夢プログラムを実施している方のプログラムを体験し、最終的には自分たちも「高校生に有馬富士公園の魅力を感じてもらうためのプログラム」をテーマに企画し、実施します。
また、プログラムの一例として、有馬富士公園で遠藤先生が中心となり取り組んでいる「ありまふじ棚田里山プロジェクト」についても詳細に説明いただきました。
有馬富士公園は「里地里山」をテーマとしている公園で、施設内にはかやぶき民家があり、その周囲には棚田が広がっており、そこに隣接する有馬富士が里山の役割を担っています。里山は炭などの燃料やキノコ、イノシシ肉などの食料、農業の肥料確保など山の恵みを活用しバランスがとれていましたが、現在は里山と人々の暮らしが離れてしまい、里山を利用=管理する人がいなくなりました。有馬富士公園も同様に棚田が耕作放棄地となっていました。
そこで有馬富士公園では仲間(ボランティア)を募り、里山について学び、利用し、守る活動が始まっています。この「ありまふじ棚田里山プロジェクト」についてスライドを使いわかりやすく説明していただきました。
最後に今年1年間で体験プログラムを企画する私たちに向けてのメッセージとして、
「自己満足や無謀、義務感の内容にならないように「自分がしたいこと」「できること」「求められていること」この3つが重なるプログラムを考えていきましょう」
というアドバイスを頂きました。
遠藤先生興味深いお話をありがとうございました。さて、いよいよ来週から有馬富士公園での学習活動がスタートします。次回はパークセンターの職員の方から園内の見学を通して有馬富士公園の概要を学ぶ予定です。広大な敷地を有する有馬富士公園をフィールドに、体験、実践を通して学びを深めていきましょう。
3年生 進路別説明会 就職講座
4月27日(水)、3年生進路別説明会、就職講座が開催されました。生徒たちは志望ごとに、大学・短大、看護医療系大学専門学校、その他専門学校、就職講座に分かれ、進路実現に向けた心構え、今からやるべきことについて説明を受けました。
大学・短大進学講座は、いよいよ受験生となった今、具体的に何をすべきかを各々が考えていくための土台を作る1時間でした。入試の種類とスケジュールを確認し、自分の得意分野やこれまでの頑張りを活かせる受験方法について考えました。また、模試を戦略的に活用することや、先輩たちの頑張りについて話を聞き、チーム75回生全員で最後まで粘り強く頑張ろうという決意を新たにしました。
専門学校進学希望者にとっては、「夢・仕事」を関連付けて進路を選択することの必要性を再確認する機会となりました。即戦力の専門士として職業に直結する実践的な学びの必要性を感じ早期に進学の意識を固めること。そして学校選択・必要な費用・公的な支援や制度の比較研究等、主体的な取り組みの必要性も学ぶことが出来ました。
看護・医療系進学志望者にとっては、「分け隔てなく命をあずかる医療人となる覚悟」についてもう一度考えてみる機会となりました。看護・医療従事者の責任の重さ、大変さの先にあるやりがいや楽しさを思い、その中で「本当に医療人になりたい」という強い意思を固めるために取り組むべきこと、そしてその実現に向けて取り組むべきことを学びました。
こちらは就職講座です。これからの日程や注意点についての説明がありました。企業就職も公務員も、あと2ヶ月余りで求人票公開や採用試験の案内が始まります。体調管理に気をつけて、気を引き締めて頑張っていきましょう!
進路実現の最終章が専門学校、就職から始まろうとしているこの時期に、今すべきこと、今後取り組んでいくべきことを整理することで、不安と焦りの一部を意気込みに変えることができた1時間となりました。
令和4年度 春の農業祭 大好評の中無事終了しました
4月23日(土)春の農業祭が開催されました。新型コロナウィルスがまだまだ落ち着かない中でしたが、感染防止対策を徹底した中で実施しました。この日に向けて生徒は春休み前から実習で準備を行い、野菜苗、草花苗約16000株を準備しました。
まずは開会式。校長先生より、「自分たちが今まで取り組んできた栽培実習に誇りを持って、本日の販売実習に取組みましょう」との言葉を頂きました。
そして農業クラブ会長から「今まで実習で学んできたことを活かして、春の農業祭を楽しみながら頑張りましょう」とあいさつがありました。
朝9:00いよいよ販売開始です。感染対策のため、農業クラブ本部役員を中心に手指消毒、検温、一方通行の誘導など、今できる限りのことに取り組みました。
販売中は3年生の生徒を中心に、花苗、野菜苗の説明頑張りました。
購入いただいた苗は、2年生の生徒を中心に、駐車場まで運びました。一輪車による運搬中、栽培方法や学校生活などの話をしながら楽しく運搬しました。
そしてお昼頃、人と自然科の生徒が実習を頑張っていたら現れる妖精・・「ひとっしー」がみんなの前に現れました。来場者にも大人気です。
当日は1000人以上の方に来場いただき、農業祭は大成功で終了しました。野菜、花苗をご購入いただいた皆さま、生徒の自信につなげることができました。本当にありがとうございました。また、今年はハウス内の人数も制限したため、例年より長い時間お待ちいただくことになりました。ご理解、ご協力いただきありがとうございました。最後に最後の春の農業祭となる3年生集合写真です。
なお、農場には多少の花苗、野菜苗が残っており、平日の10:00~16:00に以下の通り販売しております。
これからも有馬高校人と自然科の農産物をどうぞよろしくお願いします。
「総合的な探究の時間」
4月26日(火)の2年次生「総合的な探究の時間」は、「三田市の魅力化」Pert2でした。
グループに分かれて三田市の現状、提案したい魅力化、提案による変化、ぜひPRしたいことを中心にタブレットを使ってインターネットで調べ、課題を見つけていきました。
駅前再開発や、特産品、若者が住みやすい町づくりなど、いろいろな意見が出ていましたが、課題を見つけて、解決していくまでのプロセスを考えることの難しさも実感しました。
次回も継続してグループワークをし、発表へとつなげます。
産業社会と人間「アンガーマネジメント講座」
4月22日の「産業社会と人間」は、「アンガーマネジメント講座」を実施しました。
日本アンガーマネジメント協会より6名の講師をお招きし、5時間目に怒りのマネジメントと対処法、6時間目にはカードを使っていろいろな場面の怒りの沸点をグループでシェアするゲームをしました。
高校に入学して3週間が経ち、クラスに友だちができはじめているようですが、どんなことにどのくらい怒りを感じるかを話し合うことで、お互いに知らなかった内面を知ることができたようです。「全然腹立てへんねんな」とか、「女子ってそんなんやねんな」と言う声がところどころで聞こえてき、「自分とは違う考えを持っている人」の存在に改めて気づいたようでした。今回の学びを生かし、高校生活で豊かな人間関係を築いてほしいものです。
76回生総合的な探究の時間~三田市の魅力化~
総合学科2年次生(76回生)が、「総合的な探究の時間」で三田市の魅力化について考えました。
「総合的な探究の時間」とは、1年次「産業社会と人間」を発展させた授業となっており、3年次につながる授業となっています。まず最初に、”三田市の魅力”についてミニ探究を実施します。
春休み中に三田市の課題について調べてきた内容から、三田市の魅力となるようなことを考え、その課題を解決していこうという内容です。個人の考えをグループでシェアし、さまざまなアイデアを広げていきました。2週にわたってグループで活動し、5/17に発表を行う予定です。
社会の問題について知り、さまざまな角度から物事を捉え、解決への手段を考えることは、今後社会に出た上でとても大切な学びとなります。1年間かけてそれぞれの考えを深め、表現する力を高めていってくれることを期待しています。
77回生オリエンテーション週間3日目
4月14日(木)は、西宮北ドライバーズスクールで自転車講習会を受けました。最初に全体で開会式を行った後、各クラスごとに講習内容に沿って進めていきました。悪天候が予想されていましたが、最後まで雨も降ることなく無事に終えることができました。今回の講習会では、教習所の方に危険実験として事故が起きるシチュエーションを演示していただいたり、交通法規を学習して学科試験を受けたり、実際に自転車に乗り運転の仕方を教わったりしました。
最後に参加者全員が、自転車運転免許証を授与してもらい終了しました。
最後になりましたが、西宮北ドライバーズスクールの職員の皆様、本日は大変お世話になりました。実際に危険実験を見ることで、生徒たちの危機意識が高まりました。この講習会で学んだことを日常の中に生かし、安全に自転車に乗ってもらいたいです。
課題研究ガイダンス
4月14日(木)第1回目の課題研究は、小論文模試の書き直しと、課題研究のガイダンスを行いました。
小論文は、12日(火)に講師をお招きして「自己PR文」の振り返りをしたのを受けて、返ってきた自分の小論文模試の答案を見直し、アドバイスに従って書き直していきました。生徒たちにとってハードルが高かったのは、自分の目指す進路・職業が社会の中で果たす意義についてでした。それでも、答案をしっかりと見直し、真剣に自己PRすべき点について考え直していました。
課題研究のガイダンスは、各教科に分かれての活動でした。自分の興味関心のある世界の中から社会的な課題を見つけるため、興味のマッピングを進め、問いを立てる作業を行う生徒や、タブレットを使って調査を進める生徒、先生と面談をして課題を見つけようとしている生徒など、さまざまな活動を進めました。発表、まとめへ向かって、今年度は20回の活動をします。
77回生オリエンテーション週間2日目
4月13日(水)オリエンテーション週間2日目となりました。1時間目は、前日の宿題の振り返りを行いました。国数英の各教科で宿題の答えあわせ行い、今後の学習への取り組み方を教わりました。
2・3時間目は、1日目と同様に国数英のいずれかの教科を1時間自力で解き進めました。その後、残りの1時間でグループワークでお互いに教え合ったりしました。
4時間目は、体育館で生徒指導部の先生の話を聞きました。学校生活を送る上での注意点を確認しました。
5時間目は、体育館で講師にNIT情報技術推進ネットワーク株式会社より、篠原 嘉一氏をお招きして「安心して使うために知っておきたいネットのリスク」というテーマで、SNS講習会を行っていただきました。普段利用するLINEやインスタグラムを使う上での注意点などを教えていただき、実際にその場で設定を見直しました。
6時間目は、各クラスで校内を巡回し、施設や教室の場所の確認をしました。
77回生オリエンテーション週間1日目
4月12日(火)よりオリエンテーション週間が始まりました。高校生として、自発的に学ぶ学習習慣作りや新しい環境での居場所作りを目的とした週間になります。
1時間目は、講義棟で校長先生から話を聞き、その後生徒代表として2組のK.Mさんがオリエンテーション週間を過ごす心構えを話してくれました。
2時間目は、総合学科と人と自然科に分かれそれぞれのガイダンスを行いました。総合学科のガイダンスでは、「産業社会と人間」の授業についての説明を聞いた後、コミュニケーショントレーニングとして1分間スピーチを実施しました。
前日の能率手帳講習会を生かして、メモを取りながら説明を聞く姿も多く見られました!
3・4時間目は、スタディーチャージを進めていきました。各HR教室で英国数の3教科のいずれかを1時間自分で解き進めた後、残りの1時間でお互いに教え合っていました。積極的に意見を出し合い、学びを深める姿が多く見られました。
午後は、適性検査を行い進路について考えたり、各クラスのクラス役員決めを行いました。本校では、2年次からの科目選択に向けて、1年次のこの時期から進路について考える時間を設けています。自分の進路について真剣に考え、進路実現に向けた科目選択をしてもらいたいです。
「産業社会と人間」ガイダンス
4月12日(火)2時間目、77回生1年次生向けに第1回目の「産業社会と人間」ガイダンスを実施しました。
この「産業社会と人間」では、「自分の生き方を考えるための授業」と「進路実現するための科目選択」という総合学科の2本柱のもと、生徒たちがさまざまな授業を通して自分の人生のキャリアデザインをしていきます。
今日は授業の概要や課題、評価についての話を聞いた後、自分を表現する力を身につけるコミュニケーショントレーニングに取り組みました。「私の好きな食べ物」というトレーニングをペアワークを取り入れて実施しました。
5時間目には適性検査を行い、6月から始まる科目選択のための自分を知る準備をしました。
今週から始まったオリエンテーション週間では、学習の取り組みや学校生活についての説明などが続きます。慣れない高校生活に少し疲れ気味の生徒もいるでしょう。それぞれが自分のペースで新たな学校生活を切り出してほしいものです。
76回生総合的な探究の時間ガイダンス&小論文事後指導
4月12日(火)5,6限を活用し、「総合的な探究の時間」ガイダンスと小論文事後指導を実施しました。
「総合的な探究の時間」は1年次の「産業社会と人間」を発展させたもので、3年次課題研究へとつながる大切な時間となっています。現代の社会問題を知り、他者の意見を理解しながら、さまざまな角度から解決への手段を考えることを目標としています。
また、1年次働くことについて小論文を書きました。振り返りと今後の取り組みへのアドバイスとして第一学習社より森岡先生にお越しいただき、お話を聞きました。それぞれ自分の答案に書かれたポイントを読み取りながら真剣に話を聞いていました。相手に自分の考えを伝えることは社会に出てからもとても大切な要素になります。「総合的な探究の時間」でも言語力ドリルを活用し、論理力を鍛える一助としていきたいです。
さて、次週はさっそく「三田市の魅力化」についてグループで考えていきます。身近な課題に触れ、その解決をそれぞれ考えていきたいと思います。
77回生オリエンテーション&能率手帳講演会
先週の入学式を終え、いよいよ77回生の高校生活がスタートしました。
4月11日(月)の1時間目では、講義棟で年次を担当する先生を改めて紹介しました。その後、年次の進路係・生活指導係・教務係・副主任と、それぞれの視点から、高校生活についての話を聞きました。充実した高校生活を送るために、今日の話を胸に日々過ごしてもらいたいと思います。
5時間目には、再び講義棟で能率手帳講習会が行われました。有高手帳(能率手帳)の使い方について説明を聞き、スケジュール管理やメモの取り方などを学びました。高校では各授業から様々な連絡が行われます。本日の講習を生かし、自立して物事に対応できる力を身につけてもらいたいと思います。
令和4年度 離任式
4月11日(月)午後から体育館で離任式を行いました。ご多忙の中、8名の先生が来校し、一人ずつ離任の挨拶をしてくださいました。
先生方の話を聞き、出会いと別れの重みを実感することができました。離任される先生方の想いを引き継ぎ、
これからの高校生活を送ってもらいたいです。
生徒会よりお世話になった先生方に花束が贈呈されました。
離任される先生方、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
人と自然科 有名洋菓子店との連携活動に関するTV放映時間の変更について
先日、人と自然科と有名洋菓子店との連携活動に関するTV放映について紹介をさせていただきましたが、急遽放送時間が変更となった旨、記事の中で報告しておりました。詳細は以下の記事をご覧下さい。
人と自然科 有名洋菓子店との連携活動に関するTV放映についての記事はこちら
改めて変更された放送予定日の連絡が入りましたので、連絡させていただきます。
【ダイコンティラミス】の放送につきまして、
NHK総合・神戸4月13日(水)18時59分から
となります。なお、緊急のニュースなどにより、放送日が変更になる場合がございますので、ご了承いただければと思います。
また今後も、トワステキッズの森【ダイコンティラミス】【ハクサイマフィン】、Live Love ひょうご内でのタイトルコールについては定期的に放送される予定です。
まずは4月13日(水)の放送を是非ご覧下さい。
令和4年度 着任式・始業式
4月8日(金)赴任された先生方の着任式と令和4年度始業式が行われました。
今年度も感染対策を十分に行った上で、新2、3年生が体育館に集合し実施しました。
本年度も引き続き感染状況を踏まえながら、感染防止策を創意工夫して、教育活動を行っていきます。
新たな先生を迎え、本日より新学期が始まります。期待や不安など様々な気持ちを抱えながら、
皆さんが良いスタートを切ってほしいと思います。
令和4年度入学式
4月8日(金)午後からは、第77回入学式が挙行されました。
人と自然科37名、総合学科200名の入学許可がされました。
新入生代表の宣誓、学校長の式辞、来賓紹介、校歌清聴などが行われ、滞りなく閉式となりました。
式の終了後、吹奏楽部による祝賀演奏、学年団の紹介が行われました。
また、学年副主任による挨拶が行われました。
77回生のみなさまがこの有馬高校で素晴らしい高校生活を送られるよう、心よりお祈り申し上げます。
人と自然科 有名洋菓子店との連携活動に関するTV放映について
先日有名洋菓子店との連携活動に関する取組みについて紹介しました。
人と自然科 有名洋菓子店とのコラボに向けた事前特別授業 presented by県立こどもの館&西宮市 に関する記事はこちら
地域の食材を大切にする料理人と地元の高校生が、親子で楽しく作れる料理のレシピを紹介する取り組みとして、今回は人と自然科の生徒が丹精込めて栽培している野菜を使って、西宮市の有名洋菓子店エルベランのオーナーシェフ柿田様がオリジナルレシピを考案してくださいました。その活動が『NHKトアステキッズの森』にて紹介されます。
取材当日は農業クラブの生徒が自分たちで栽培したダイコン・ハクサイを収穫し、自信を持って紹介しました。
また、収穫した野菜を自分たちの手でエルベランのオーナーシェフ柿田様に届け、
今回のコラボで生まれた『ハクサイマフィン』と『ダイコンティラミス』を試食させていただきました。
ハクサイマフィンは、ハクサイとイチゴのペーストがマフィンの中入っています。冬のハクサイの甘みを活かした一品です。
そしてダイコンティラミスは、ダイコンをコーヒーと砂糖で煮込んだコンポートをのせたティラミスで、甘いダイコンがまるで梨のような味がしました。
2品とも、野菜を感じさせないため、野菜嫌いの子どもでも気付かず食べてしまうデザートです。
さて、気になる『NHKトワステキッズの森』の放映日ですが、
【ハクサイマフィン】
NHK総合・神戸 4月6日(水)18:59から 約1分間
【ダイコンティラミス】
NHK総合・神戸 4月7日(木)18:59から 約1分間
急きょ別番組変更との連絡が入りました。放送日が決まりましたら本ページにて連絡します。
です。19時のニュースの直前になります。また今後も一定期間、同時間帯ならびに午後12時45分からの朝ドラ再放送直前の時間で、繰り返しゲリラ的に放送される予定です。
さらに取材当日、NHK『LIVELOVEひょうご』内で使用する、タイトルコールの撮影もしていただきました。
4月6日(水)か7日(火)18:30からの『LIVE LOVEひょうご』の番組内で放送される予定です。また『NHKトワステキッズの森』と同様に、この日以降も『LIVE LOVEひょうご』内でゲリラ的に放送予定です。
本校人と自然科の学びの成果を是非ご覧下さい。
「学習活動発表会」
3月16日(水)は、「令和3年度学習活動発表会」を実施しました。
今年は1月29日(土)の予定でしたが、新型コロナ感染拡大の影響により延期となり、各教室でのリモートによる
実施となりました。
第1部は、
1 オープニング
2 開会宣言
3 総合学科「産業社会と人間」~Making a dream~
4 人と自然2・3年「プロジェクト発表」~トクサで切り開く未来の農業~
5 総合学科2年次「総合的な探究の時間」~わたしたちにできること~
6 人と自然科2年「修学旅行」~人と自然NEO 循環型社会の実現に向けて~
7 総合学科 特色ある授業「ダンス」~Varmos a divertimos~
第2部は、
8 総合学科 特色ある授業「中国語」~学会説中文 中国語が話せるように~
「朝鮮語」~韓国の高校とのオンライン交流~
9 総合学科 課題研究「国語」~ディズニー作品における女性像の変遷~
10総合学科 課題研究「外国語異文化」~What you can learn from proverbs「ことわざから学べること」~
11農業意見発表「竹から始まる道しるべ~循環型農業の普及をめざして~」
12生徒代表あいさつ
13閉会宣言
のプログラムで進みました。
あいにくの動画による配信とはなりましたが、生徒たちの日ごろの学びの集大成とも言える発表は、
どれもすばらしく、1年間の成長を感じずにはいられませんでした。
人と自然科2年生進路実現に向けスタート 卒業生を囲む会実施
人と自然科2年生では1年後の進路実現に向け、本格的にスタートを切っています。
74回生が卒業式を終え1週間・・・3月8日(火)人と自然科2年生(75回生)の生徒を対象に、卒業生を囲む会が開催されました。卒業を迎えたばかりの先輩方に来校いただき、自分の目標としてきた進路を実現した経験を後輩に伝えるという、先輩、後輩のつながりが強い人と自然科ならではの伝統行事です。
速報!!74回生人と自然科進路実績は
↓↓こちら
今年も京都府立大学、龍谷大学、大阪電気通信大学、岡山県立農業大学校・神戸国際調理製菓専門学校、共和薬品工業株式会社、エフピコウエストロジ株式会社に進学、就職する7名の卒業生に囲む会への参加を快諾していただきました。つい一週間前まで制服姿で顔を合わせていた先輩方ですが、全員スーツ姿に変わり、大人の顔つきに見えました。
まずは全体会。自己紹介に加え、【なぜ、そしてどのようにして進路先を決定したのか】【在学中に取り組んでおいた方が良いこと】についてお一人ずつアドバイスをいただきました。
コロナ渦で積極的にオープンキャンパスに参加できない中で、3年生に入るまで進学、就職、公務員など自分の進路について迷っていた先輩も多く、保護者はもちろん担任の先生や農場の先生に相談に行って進路を決めたとのことでした。また、昨年2年生として参加した、この会(卒業生を囲む会)で先輩からいろいろな話を聞き、自分の進路が定まったと言う先輩も複数いらっしゃいました。
在学中に取り組んでいた方が良いこととして、建機系の資格やビジネス文章実務検定など、人と自然科の特長である様々な資格取得、プロジェクト活動や意見発表などの農業クラブ活動、さらには小論文の練習などなどたくさんのアドバイスをいただきました。
全体会の最後には【後輩に伝えたいこと】を一言ずついただきました。『進路を勝ち抜くには、健康が不可欠。しっかり食べて、早く寝ることが本当に大切です。』『遠慮無く担任や農業部の先生に相談した方が絶対良いです』『3年生の前期が絶対に勉強しておくことをおすすめします』などアドバイスはもちろん、最後の『応援しています。』と言う言葉がとても印象的でした。
そして大学、農業大学校、専門学校、就職の4グループに分かれて分科会です。
先ほどの全体会で意識が高まっていたせいもあり、2年生からたくさんの質問が飛びだし、先輩は質問に一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
そして先輩からのアドバイスを忘れないように、メモをとる姿が印象的でした。あまりにも熱が入りすぎて、終了時間になっても2年生、卒業生ともに話が止まらず時間も延長となりました。
新生活の準備で忙しい中、後輩のために時間を作ってくださいました7名の卒業生の皆さん。本当にありがとうございました。このようにOB・OGがサポートしてくれるのも人と自然科の大きな魅力です。
75回生「総合的な探究の時間」1年のまとめ
3月の特別編成授業を活用し、総合学科2年次生の1年の学びとして、各クラスでポスターを作成しました。
「新聞読み方講座」を通して社会の出来事に目を向け、多角的に物事を捉えることを意識しました。SDGsワークショップも実施し、世界や日本がどのような行動をすべきか知ることができました。
また、「探究基礎講座」では3年次の課題研究に向け、基礎力をつけるべく、探究のサイクルを一通り体験しました。SDGsをベースに個人で課題を設定し、さまざまな社会問題を解決するために私たちができることについて発表しました。
その他にも、言語力ドリルや小論文模試を通して、進路実現に向け、自分の意見が他者に伝わるように文章で表現する力を養いました。このポスターは1月の学習活動発表会で展示する予定でしたが、体育館での実施が見送られましたので、ブログでご紹介します。
最後は修学旅行についての紹介です。
2年次の学びを、3年次でも存分に活かしてください!
「産業社会と人間」
3月9日(水)の「産業社会と人間」は、次年度の「総合的な探究の時間」のためオリエンテーション講座を、甲南大学経済学部教授 石川路子先生に実施していただきました。
探究には、洞察力、観察力が必要であるということを、「金持ちになるためには」「イケメンはお金持ちになれるのか」と言ったわかりやすい話題から話していただきました。
「一つのテーマを探究するプロセスを学ぶことによってビジネスパーソンに必要不可欠な洞察力を身につける」
そのためには、「『なぜ?』といろいろなことに疑問を持つようになってみる、世の中の事象に疑問を持ってみる」
というお話は、探究活動の目指す学びの姿であり、生涯にわたって学び続けることの大切さを考えさせてくれる授業でした。
おもしろく、引きつけられる先生のお話に、生徒たちは、真剣に自分で考え、周囲の友だちと考えを共有し、90分の授業は存分に頭を動かし、心を動かしていました。
今日のお話をもとにして、春季休業中に三田市の課題や魅力化について考えてくることが宿題となります。
ぜひ、当たり前に考えていることが当たり前ではないことに気づき、洞察力を働かせて、探究に望んでくれることを願います。
課題研究ガイダンス
3月8日(火)3,4限を活用し、総合学科2年次生に向けて課題研究ガイダンスを実施しました。課題研究は、総合学科の学びの集大成と言われており、自らが設定した課題の解決に向けて調査・研究していきます。その事前指導として、身近な三田市の課題について知るべく、三田市役所職員の方々にご講演頂きました。
①若者のまちづくり課より 「三田市全体の課題」
②まちのブランド観光課より「市外から見た三田の課題」
③産業政策課より 「内側からみた三田の課題」
と題し、さまざまな角度から三田市の課題について教えていただきました。三田市は過去10年連続日本一の人口増加率を誇り、現在11万人の人口を抱える都市です。しかし、移り住んできた世帯が今まさに高齢化を迎えており、今後も急速に進むと言われています。また、三田の観光や産業とも絡め三田の強みや課題について知ることができました。最後に
「あなたの夢は何ですか?将来の設計図、どのような未来を生きたいと思うか、どのような社会にしていきたいか、そういった視点を大切に課題に取り組んでいってほしいです」とのお言葉を頂きました。
本日伺った内容をもとに、3年次の課題研究へと進んでいきます。ぜひ大きな視点を持って研究に取り組んでいってください。三田市役所の皆様、お忙しいところ本日はありがとうございました。
2学年 進路ガイダンス~進路別説明会~
3月3日(木)、2学年(75回生)の生徒が「進路別説明会」を受けました。
まず「大学・短大・看護」、「専門学校」、「就職・公務員」の3分野に分かれ、それぞれの入試や試験の種類や特徴、今行っておくべきことなど、3年生になる前に知っておくべき事を中心に説明を受けました。
その後、40校以上の大学・専門学校の方から各学校の特徴や学ぶ内容、入試について詳しく説明を受けました。生徒はその中から希望する2つの学校の説明を聞きました。少人数に分かれて実施されることもあり、生徒からも活発に質問が出て、進路について自主的に考えていこうとする姿が印象的でした。就職希望の生徒は、就職に臨む心構えや、今年度のインターンシップ参加者の体験談を聞きました。
最後は教室で、今回聞いた説明を自分の進路に落とし込んでいくためのワークシートを記入しました。
人と自然科と総合学科の幅広い進路希望の生徒に対応した進路別説明会を通して、3年生となる前に、自分の進路をしっかり見据え、モチベージョンを高める機会になりました。
1学年 進路ガイダンス~分野別模擬授業~
3月3日(木)、1学年(76回生)の生徒が「分野別模擬授業」を受けました。
今回のガイダンスでは、まず文学や経済学、外国語、理学など12分野に分かれ、各分野で具体的に何を学ぶのか、その学びがどのような職業に結びついていくのかなどを、大学の先生からの授業を体験しながら学んだ後、全体会で文系理系問わず様々な分野の説明を受けました。
ほぼ英語で展開される授業や、身近な牛丼の価格の変化を通して経済の仕組みを知る授業など、より専門性の高い授業を体験しました。高校での授業とは少し違った授業にワクワクしながら聞き入り、笑顔で体験をする様子が見られました。また、就職・公務員講座では、就職に臨む心構えと社会人に必要なコミュニケーションについて学びました。
2年生からそれぞれの進路に応じたカリキュラムで学んでいく1年生にとって、次に考えていくことになる「学部・学科、専門学校、職種」の情報を体験しながら得ることができました。ここで得た情報をもとに2年生では自分の進路を具体的に考えながら深い学びにつなげていって欲しいと思います。
カタリ場
3月4日(金)1時間目から3時間目、1学年行事として、「カタリ場」を実施しました。
「関西カタリ場」所属の大学生約40名の運営によるイベントで、将来のなりたい自分の姿を対話を通して
模索する時間となりました。
最初に体育館で音楽が流れる中、大学生が生徒たちを迎え、対面をしました。
自己紹介の後、今までの16年間の自分を振り返り、楽しかったこと、頑張ったこと、悔しかったことを
開示していきました。その後大学生の体験をグループに分かれて聞き、振り返りをしました。
最後になりたい自分の姿をイメージし、約束カードを使って誓いを立てました。
生徒たちは、年齢の近い大学生のお兄さん、お姉さんとしっぽりと話をし、とてもすっきりした表情で体育館を後にしました。
今日の誓いを時々思い出し、新たな高校生活を送ってくれることを望みます。
「関西カタリ場」のみなさん、ありがとうございました。
「こころとからだの理解」校外実習
3月2日(水)「こころとからだの理解」選択生徒4名で、以前講演に来ていただいた土田さん宅へ訪問してきました。頸髄損傷のため、首から下が動かない土田さんですので、どのように住みやすい環境を整えているのか実際に見学させていただきました。
一般のアパートに賃貸で住まわれているので、改修することはできません。さまざまな道具を作りだしたり、色々な工夫をされていました。例えば、テレビのリモコンを固定し、口に加えたお手製のタッチペンで押して操作する、車いすの段差を越えるためにスロープを設置する、多くのヘルパーさんが関わるので、物品の所在を分かりやすくするなど、至る所に土田さんの気遣いがちりばめられていました。
車いすからベッドへの移乗は、リフトを利用されているので、実際に体験させていただきました。片手でリモコンを操作しながら、利用者さんの動きをサポートしていく難しさを知り、机上で学ぶことでは得られない知識を得ることができました。長時間にわたりお邪魔させていただきありがとうございました。
第74回卒業証書授与式
令和4年3月1日(火)、第74回卒業証書授与式が行われました。
新型コロナウイルス感染症のまん延防止等重点措置が発出中ではありましたが、無事執り行うことができました。
式は次第通り、滞りなく進められました。
卒業生の皆さん、おめでとうございます。皆さんの今後の活躍を祈念いたします。
人と自然科 有馬高校のシンボル 大温室がパワーアップして生まれ変わりました
有馬高校のシンボルの一つと言えば、県道天神線沿いに建つ大温室ですね。有馬高校100周年を記念して建てられた大温室。20年を超え老朽化が目立っていましたが、この度デジタル社会に対応した産業教育設備整備事業の対象となり、環境制御システムの導入が決定しました。そして10月から約5ヶ月をかけ改修&設置工事を実施。先日ついに完成を迎えました。
少し中を覗いてみましょう。入口から入っていきます。
正面には、大温室竣工当初から有馬高校を見守ってくれているシンボルツリー、ガジュマルの木(清陵会寄贈)はじめ、熱帯の植物がお出迎えです。今回の工事で剪定してすっきりしていますね。
そして今回の事業で導入された環境制御システムについていくつか紹介(自慢)します。
まずは細霧冷房装置です。センサーで温室内の温度、湿度を測定し、設定した温度より高くなったり、湿度が下がったりしたとき、自動で細かい霧(人間が浴びても濡れないほど細かい霧)が噴霧されます。写真では少し見にくいですか、温室全体に細かい霧が噴射され、涼しくなってきました。
次に保温&防温シート自動開閉装置です。
冬は温室内の温度を逃がさず、夏は強い日差しを反射し室内の温度を上げない特殊なシートをはっています。そして温室内の温度をセンサーで測定し、自動で開閉します。
そして、自動換気装置です。
同じく温室内のセンサーで温度を自動感知し、温室4面の窓が自動で開閉し、換気を行います。
このように今回の事業を通して最新の設備が導入され、大温室がパワーアップし生まれ変わりました。今後はこの大温室の活用にむけて、4月からの授業や実習で取り組んでいきます。温室の中がもっと賑やかになる予定です。とっても楽しみですね。
さらに大温室とともに、現在野菜温室、草花温室も、二酸化炭素制御装置など、スマート農業を学ぶための最新機器の設置工事が進められています。完成しましたら、こちら改めてブログで紹介します。中学生の皆さん。このような最新の施設を使って、有馬高校人と自然科で農業や環境を学びませんか?お待ちしています。
人と自然科 有名洋菓子店とのコラボに向けた事前特別授業 presented by県立こどもの館&西宮市
2月18日(金)人と自然科2年生の生徒を対象に、有名洋菓子店とのコラボに向けた事前特別授業が行われました。
現在県立こどもの館が中心となり、地域の食材を大切にする料理人と地元の高校生が、親子で楽しく作れる料理のレシピを紹介する取り組みを行っており、今回は人と自然科の生徒が丹精込めて栽培している野菜を使って、西宮市の有名洋菓子店エルベランのオーナーシェフ柿田様がオリジナルレシピを考案してくださいました。
そのレシピ発表を前に、県立こどもの館とエルベランを紹介してくださった西宮市政策局広報課の方をお招きし、特別授業をいただきました。
まず校長先生から
兵庫県は昔、摂津・播磨・但,馬・丹波・淡路という歴史も風土も異なる五国からできていました。そしてそれぞれの地域には、その地域に適した農業が行われています。そして有馬高校は摂津の国にある唯一の農業高校です。今回は代表という誇りをもって取り組みましょう・・・とお話をいただきました。
早速特別講義のスタートです。
まずは今回コラボ先の洋菓子店『エルベラン』をご紹介くださった西宮市政策局広報課長岸本様より、『若者へのメッセージ』と題してお話をいただきました。西宮市は住みたい自治体ランキング関西2021で1位となるなど魅力たっぷりの街です。緑豊かな街並みはもちろん西宮神社や阪神甲子園球場、酒蔵など見どころがたくさんあります。
そしてもう一つの魅力が、今回コラボさせていただく『エルベラン』をはじめとした工房型洋菓子店がたくさんあるということです。『にしのみや洋菓子研究会』というグループも存在し、洋菓子で西宮市を盛り上げる取り組みをたくさん行っているそうです。
今回のコラボレーションで、皆さんの人生に役立つ『何か』をつかんでください。という言葉を最後にいただきました。
次に県立こどもの館 横山館長から、『こども・若者に伝えたいこと』をテーマにお話をいただきました。子どもの館についての説明、そして今回の企画について説明をいただきました。
お話の中で、27年前に発生した阪神淡路大震災の写真を見ながら、地域の方が協力しながら兵庫県が少しずつ復興していく様子を紹介していただきました。
お話の最後には、『街の元気を作るのは高校生の皆さんです。そして人が生きていくためには、今皆さんが学んでいる農業は大切です。今回の企画を通して県民の皆さんに元気を届けましょう。』と激励の言葉をいただきました。
講義の最後は県立こどもの館で行われている防災ポシェットづくりを体験しました。
手作りのポシェットにかわいいいパーツを張り付けていきます。今回は私たちが栽培しているダイコンやハクサイ、ホウレンソウなどの野菜のパーツを準備してくださいました。
ポシェットの中には自分の住所や氏名、血液型が書かれたカードを入れ、玄関に置いておきます。そして災害時に身に着けておくといざという時に役に立ちます。上手にできましたか?
あまりにもみんなの作品が上手に出来たので、急きょファッションショーを行うことにしました。生徒はもちろん校長先生や事務長先生、西宮市の観光課長様も一緒にランウェイを歩きました。
会場は笑い声と大きな拍手で大盛り上がりでした。本当に楽しい1時間でしたね。
今回の取り組みについては、今後報道機関から取材を受ける予定です。人と自然科とエルベランがコラボし、生まれたオリジナル洋菓子レシピなど、詳細についても後日、取材の様子と合わせてブログで紹介します。
「産業社会と人間」
2月18日(金)の「産業社会と人間」は、小論文の原稿作りを進めました。
今日の授業は、3月4日(金)実施予定の小論文模試に向けての準備となるものです。
2月4日(金)の外部講師による「小論文講座」で学んだことをもとに、「人はなぜ働くのか」というテーマで小論文を書いていきました。
このテーマは、「産業社会と人間」の1年間の取り組みの中で身につけてきた職業観にもつながるもので、生徒たちは、働くことの意味について、自分の考えを600字で書いていきました。働くことについての課題文を読み取り、それをもとに自分の意見を提示し、根拠を組み立てていきました。課題文を的確に読み取ることにむずかしさを感じている生徒も、すらすらと自分の思いを表現する生徒も、みな真剣に原稿用紙に向かっていました。
働くことについて考えることは、生徒たちのキャリアデザインにおいて大きな目標となります。
自分の生き方についてじっくりと考えてくれることを期待します。
人と自然科 卒業式に向け先輩のためにコサージ制作中です
卒業式まで10日を切ろうとしています。2年生フローラルアートの授業が行われている、造園材料実験室を覗いてみましょう。
学校設定科目(有馬高校独自の科目)『フローラルアート』の授業は、主にフラワーアレンジメントに関する知識や技術を学ぶ授業です。1年間授業で学んだ技術を活かし、有馬高校では卒業生が式典会場に入場する際、胸に付けるコサージを人と自然科の2年生生徒が一つ一つすべて手作業で制作しています。
コサージにはいつまでも楽しめるように、人工の花材であるアーティフィシャルフラワーを使用しています。バラをモチーフにした花材と小花を組み合わせ、アイビーで緑を加え、テーピングでひとまとめに固定します。
そして花束の下の部分にリボンで装飾していきます。リボンも一つ一つ手作業で形を作ります。
作った花束とリボンを合わせたら完成です。
完成したコサージはこちら。
とてもきれいですね。一つ一つ想いがこもっています。
今回作成するコサージは約230コ。すべての完成までもう少し時間はかかりそうです。先輩方にとって忘れられない卒業式のお手伝いができますように、一つ一つ気持ちを込めて作ります。楽しみにしていてくださいね。
76回生1年3、4組(総合学科)学校再開について
2月8日(火)(4組) 9日(水)(3組)から13日(日)までの間、自宅待機の措置をとって参りましたが、14日(月)から通常通りの時程で登校とします。
登校再開日 2月14日(月)
福祉講演会(福祉について)
2月9日(水)3,4限の時間を使って、日本福祉大学の野尻教授より、「福祉って何?」「スクールソーシャルワーカーによる支援」の2本立てでご講演頂きました。
ふくしとは、「ふだんのくらしのしあわせ」=みんなが幸せに暮らすことである、とお話いただきました。
生徒たちに「幸せですか?」と投げかけると「友達といると幸せ」「布団の中でゴロゴロしていると幸せ」と何気ない日常の幸せを話してくれました。うん、確かにそうだけど、自分の幸せだけではなく、どんな人も幸せって実は結構難しいことなんですよ。ここから野尻先生のお話に引き込まれていきました。
例えば介護に追い詰められて家族を手にかけるケース、虐待死させられる子どもたち。「こういう家族のもとに生まれ、こういう環境で育ったから、仕方ないよね」で済まされてよいはずがない。見放されて良い命なんてない。そう、力強く語っていただきました。色んな人が暮らしている社会で「共に生きる」ということを考える学問が福祉です。障害を持っている方、高齢者、子ども、私たちみんなが関わることです。こうした野尻先生のお話から、改めて福祉の大切さに気付くことができました。
後半は、スクールソーシャルワーカーに関して、教えていただきました。学校現場などで困難を抱える子どもたちに寄り添い、その解決を目指します。ある事例をもとに、エコマップを活用しながら検討していきました。子どもたち自身の意見を聞くこと、本人の意向を大切にするという視点が欠かせないとおっしゃっていました。また、その子の課題を解決するのみではなく、地域のありさまに目を向けていくこと、働きかけて変化を起こすことが可能なのがソーシャルワーカーだと学びました。
途中、ワークも折り込みながらあっという間の2時間でした。野尻先生お忙しい中お越しいただき、ありがとうございました。
76回生1年3組(総合学科)自宅待機の連絡
1年3組の生徒の中で、新型コロナ感染症陽性者が出たため、新型コロナ感染症の感染拡大防止および生徒の健康保持の為、2月9日(水)から13日(日)まで自宅待機とします。皆さんの健康管理を確認しながら、2月14日(月)を登校予定とします。
期 間:2月9日(水)~13日(日)
クラス:1年3組
自宅待機中はGoogle Classroomにて、連絡・健康管理・課題連絡をします。必ず確認するよう宜しくお願いします。
76回生1年4組(総合学科)自宅待機の連絡
1年4組の生徒の中で、新型コロナ感染症陽性者が出たため、新型コロナ感染症の感染拡大防止および生徒の健康保持の為、2月8日(火)放課後から13日(日)まで自宅待機とします。皆さんの健康管理を確認しながら、2月14日(月)を登校予定とします。
期 間:2月8日(火)放課後~13日(日)
クラス:1年4組
自宅待機中はGoogle Classroomにて、連絡・健康管理・課題連絡をします。必ず確認するよう宜しくお願いします。
76回生産業社会と人間(小論文ガイダンス)
2月4日(金)5,6限目総合学科1年次生は、小論文ガイダンスを実施しました。感染症対策の点から、今回はZOOMで各ホームルーム教室から講師の先生のお話を聞きました。
小論文はどのような進路に進んでも社会人になってからも必ず求められる力である、一夜漬けでの暗記などの対策では小論文は書くことができない、だから今1年生のうちから取り組むことが大切です!と力強いお言葉からスタートしました。
小論文と作文の違いについて、原稿用紙の使い方、文章の構成のためにはメモをしっかり作ることなど、基礎的なことから教えていただきました。対面での講義を受けることはできませんでしたが、それぞれの教室の様子を講師の先生に見てもらいながら、生徒たちの考えを聞いてくださったりと相互方向での講義が可能となりました。生徒たちも真剣な様子で聞いていたようです。
次回は小論文模試(3月4日実施)に向けて、事前学習を実施します。第一学習社の森岡先生、お忙しいところ来ていただきましてありがとうございました。
75回生総合的な探究の時間(小論文ガイダンス)
2月1日(火)総合学科2年次生を対象として、第一学習社より小論文ガイダンスを実施していただきました。テーマは「自己PR」についてで、3年次の入試や就職試験に向けての準備になります。
自己PRを作成するにあたって、志望先の求める人物像と自分自身のアピールポイントをマッチングさせることが大切であると教えて頂きました。自分自身を知ること、すなわち自己分析することはとても難しいことではありますが、自分らしさ、自分の特性、自分の活動さまざまな面からリサーチしていきましょう。
講義棟の広い空間で、換気を実施しながら寒い中でのガイダンスでしたが、皆さんよく集中して聞いていました。次回下書きを持って推敲していきます。森岡先生、お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。
75回生 2学年のみなさんへ その4
今朝の健康調査に回答いただきありがとうございました。
結果は、学年全体として良好でした。新たな陽性者は一人もいませんでした。
それで、明日2月1日(火)より2年生の授業を再開します。
8時30分のSHRで、健康チェックと諸連絡をします。
その後、50分×6限ないしは7限の授業がありますので、昼食を用意してください。(食堂は営業しています。)
「学びの扉」で「75回生課題について」「再開後最初の授業の準備物」を見て、持ち物・提出物を確認してください。
なお、体調の悪い人やコロナ感染に不安を感じる人は、無理をせず自宅待機を継続してください。
元気なみなさんに出会えることを楽しみにしています。
「産業社会と人間」
1月28日(金)の「産業社会と人間」は、1年間の振り返りのポスター作りと、ポスターセッションをしました。
本来は1月29日(土)開催予定であった学習活動発表会の展示で掲示するはずだったポスターです。1年間の「産業社会と人間」の取り組みをクラスごとに分担しポスターにまとめたものを、クラスで発表しました。内容は、以下の通りです。
1「1年間を振り返る」
2「キャリアデザイン」「上級学校訪問」「科目選択」
3「夏季課題~わたしのキャリアデザインのために~」
4「働くことを考える1~プロフェッショナルin有馬、インタビュー講座~」
5「働くことを考える2~スピーチ講座、2分間スピーチ~」
どのポスターも、工夫を凝らしたすばらしいものでした。
なお、今回のポスターは、選択教室に掲示し、次回HRで時間差をつけて鑑賞する予定です。
この1年間の取り組みから多くのことを生徒たちが吸収してくれたことを願ってやみません。
令和3年度 人と自然科 課題研究発表会開催
1月29日(土)清陵会館にて、令和3年度人と自然科課題研究発表会を実施しました。
人と自然科3年生3単位(1週間に3時間)で展開されている課題研究という授業は、人と自然科在学中に農業や環境について学んできた知識や経験をもとに、生徒自ら課題を設定し、計画、実施、評価反省する科目です。その集大成である課題研究発表会。当初は1月中旬に実施予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大のためクラスが自宅待機となり延期となっていました。そして本日、人と自然科3年生一クラスだけに限った登校日するなど、感染リスクを最小限に抑えた形で実施しました。
発表前は緊張が張り詰めた空気の中、皆自分で準備した原稿を手に最後の練習に余念がありません。
まずは校長先生からあいさつをいただきました。
人と自然科卒業生の保護者からいただいたお手紙が紹介され、人と自然科の学びがこれからの人生で必ず生きてくるということ。そして今日ようやく実施することができた課題研究発表会の意義についてお話があり、全てを出し切って頑張ってください。と激励の言葉をいただきました。
早速発表会開始です。
人と自然科には環境、野菜、草花の3つの部門(コース)があり、1.2年生はすべての部門を学びますが、3年生になると各部門に分かれ集中的に学びます。そして今日は3年生が自分が取り組んだ研究をまとめ発表しました。本来ならば1.2年生の後輩の前で発表する予定でしたが、観客は農業科の先生プラス一部の先生のみ。寂しいですね。発表の様子はビデオに収めましたので、後日1.2年生は視聴できます。安心してください。
それでは代表的な研究内容をいくつか紹介します。まずは環境部門
・中庭復活プロジェクト
・放置竹林農業廃棄物の有効活用
・バタフライピーの有効性とブドウを利用した6次産業化についての調査
・有馬山椒の保存と活用 ・・・・など
興味深い内容ばかりで、他の発表を聞いている間も皆メモをとり真剣に聞き入っていました。
次に野菜部門
・メロンの糖度は植物ホルモンで変わるのか
・残さを肥料に!~ムダを無くす一つの方法~
・塩水によってキャベツの糖度は変化するのか
・灌水で害虫を防止できるのか・・・など
発表では新型コロナ感染予防のため、マスク完全着用はもちろん、発表台には遮へい板を設置、発表の間には換気を行い、発表ごとにマイクの消毒を行うなど、今できること全てを行いました。
最後は草花部門
・フラワーアレンジメントを通した日仏交流
・ハーブによる防虫・消臭効果
・草花と睡眠
・廃棄される花の有効活用 ・・・など
さすが専門的な内容を学んできた3年生。ユニークかつ、高度な研究内容でした。全体的に見ると、廃棄物利用や環境に優しい農法の新技術開発など、昨今のキーワードであるSDGs(持続可能な開発目標)に関する内容が多かったように思いますね。
最後に3年生全員で集合写真です。(最後までマスクを外すことができない写真となってしまい残念ですが、発表会ができたことが何よりです。)
3年間人と自然科での学習いかがでしたか?最後まで新型コロナウィルスに振り回され、様々なことが制限される中での学習活動でしたが、授業や実習はもちろん、農業祭などのイベントや地域でのボランティア活動など、今できることを真剣に、全力でやり遂げられましたね。特に昨年秋に開催された、第72回日本学校農業クラブ全国大会兵庫大会意見発表会の大会成功は、皆さんの力が無ければ成し遂げられませんでしたし、皆さん自身も大きく成長することができたと感じています。
第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会運営頑張りましたの記事はこちら
人と自然科での学び、経験を活かして次のステップでも頑張ってください。いつまでも皆さんを応援しています。
76回生1年1組(人と自然科)学校再開について
1月25日(火)から28日(金)までの間、自宅待機の措置をとって参りましたが、31日(月)から通常通りの時程で登校とします。29日(土)~30日(日)の2日間も自宅待機期間としております。体温チェック・健康管理に努めるようお願いします。
登校再開日 1月31日(月)
75回生 2学年のみなさんへ その3
今日の体調はいかがですか?
朝夕、検温をして記録していますか?
規則正しい生活ができていますか?
今回の学年閉鎖中の課題を掲載しました。予定の時刻から遅くなってしまいすみません。
有馬高校ホームページトップ>学びの扉>通常時間割・考査時間割>75回生への連絡>
「75回生課題について(人と自然).pdf」「75回生課題について(総合).pdf」「自己PR(自己を知る).pdf」
体調の悪い人は、無理をせず体調の回復を優先してください。元気になってからできる範囲で課題に取り組んでもらえればよいと思っています。体調のよい人は、指示にしたがって課題に取り組んでください。もしも、手元に必要なもの(教科書、問題集、資料集等)がない場合は、できる課題から仕上げてください。感染予防という観点から学校まで取りに来ることはできません。不明な点は遠慮なく学校まで問い合わせてください。
体調の優れない人が早く元気になってくれることを願っています。
76回生1年1組(人と自然科)自宅待機の連絡
1年1組の生徒の中で、新型コロナ感染症陽性者が出たため、新型コロナ感染症の感染拡大防止および生徒の健康保持の為、1月25日(火)4限目から28日(金)まで自宅待機とします。皆さんの健康管理を確認しながら、1月31日(月)を登校予定とします。
期 間:1月25日(火)~28日(金)
クラス:1年1組
自宅待機中はGoogle Classroomにて、連絡・健康管理・課題連絡をします。必ず確認するよう宜しくお願いします。
75回生 有高インターンシップ 三田市消防本部
1月19日と20日の2日間、三田市消防本部において有高インターンシップが実施されました。
オミクロン株の感染拡大が懸念される中、万全の対策で受け入れてくださった三田市消防本部の皆様に、心よりお礼申し上げます。
今回参加した生徒は、高校卒業後消防職を目指したいと考えている2学年男子2名です。
体験内容は、消防の仕事についての講話、庁舎見学、訓練式礼、普通救命講習、各種訓練等です。
担当教員が巡回した時の活動は、はしご車搭乗と高所救助訓練。
有高卒業生が一緒に搭乗。頼もしい姿に感激です。
圧巻の50m級!少しの風でもかなり揺れます。
そして、そのはしご車での高所救助訓練。
実際に救急車や消防車が出動する場面もあり、緊張感みなぎる訓練となりました。
この経験を今後の学校生活に活かして、三田市消防本部で働ける日が来るように、頑張ってほしいと思います。
三田市消防本部の皆様、本当にお世話になりました。
この活動は、三田市消防本部公式インスタグラムでも公開されてます。
75回生 2学年のみなさんへ その2
本日の健康調査にご協力いただきありがとうございます。
学年全体で、新型コロナ感染症陽性または陽性の疑いの人、発熱<37.0℃以上>のある人、咽頭痛<のどの痛み>頭痛のある人が多数という結果になりました。この状況を踏まえて、現在の自宅待機を1月31日(月)まで延長し、この期間を学年閉鎖とします。みなさんは、家庭にステイして感染防止と健康観察に努めてください。別途課題を連絡します(1月25日(火)13:00頃)ので、その指示にしたがって課題に取り組んでください。1月31日(月)朝に今日と同じような健康調査シートを配信しますので提出時刻を守って回答してください。
体調を崩している人が、早く元気になられることを祈っています。
現在健康な人が、体調を崩すことなく早く元気に登校できることを願っています。
今後の有高ブログ、Google Classroom、Classiによる連絡に注意してください。
75回生 2学年のみなさんへ
今週に入り2学年の生徒の中で、新型コロナ感染症陽性者や家族の中で陽性者が出たために自宅待機となる生徒が、数名出てきました。それにともない感染を心配して欠席する生徒が多数出てくる状況となりました。そこで感染拡大の防止と感染の不安を取り除くために、1クラスは本日より、それ以外の5クラスは明日より、1月24日(月)までの期間を自宅待機として健康観察を行うことにしました。この期間の注意と連絡事項は次のとおりです。
(1)1日2回検温して、もしも体調の変化があればすぐに受診してください。
(2)家の中でも手指消毒、マスク着用、黙食を励行してください。
(3)バランスの良い食事をとり、睡眠時間を十分に確保してください。
(4)1月24日(月)朝に健康状態チェックシートをClassroom,Classiで配信しますので、午前10時までに回答してください。
(5)その結果によって、1月25日(火)より登校できるか、自宅待機を継続するか判断します。登校日について1月24日(月)中に有高ブログ、Classroom,Classiで連絡します。
(6)今後の連絡は、有高ブログ、Classroom,Classiで行いますので注意しておいてください。
福祉講演会(発達障害の理解)
1月19日(水)総合学科2年次「介護福祉基礎」選択生徒に向けて、「発達障害の理解」と題し、当事者である元村祐子さんにお越しいただきました。
元村さんは4人のお子様がおられ、中には発達障害を抱える子もいる中で気づいたこと、自身のこれまでの経験を踏まえ発達障害について大変わかりやすく教えていただきました。見た目にはわからないけれど、たくさんの困難があるということを知りました。
発達障害者が10人いれば10人とも特性が異なりますが、その根っこを辿っていくと、3つの特性にたどり着くということも教えていただきました。①社会性 ②コミュニケーション ③想像力 に課題があるということです。言葉を額面通りにしか受け取れない、応用が効きにくい、場の雰囲気を読み取れないなど一見気づきにくい問題なので、誤解されやすいそうです。
発達障害を持っていても持っていなくても、自分がどのようなことに困るのか、それについて助けを求められるようになることが大切という言葉が印象的でした。お忙しいところ講演にお越しいただきありがとうございました。
冬季オープンハイスクール
昨年の12月24日(金)に冬季オープンハイスクールを実施しました。
講義棟で全体説明会を行った後に、総合学科と人と自然科にそれぞれ分かれて各学科ごとの説明会を実施しました。
今回総合学科では、中学生と高校生の座談会形式で行い中学生の質問に直接高校生が答えていきました。普段の学校生活や受験勉強のやり方など色々なことを直接聞くことができ、中学生の皆さんにも大変好評でした。
大変寒い中たくさんお集まりいただきありがとうございました。
福祉講演会(視覚障害について)
1月18日(火)3,4限、総合学科2年次「社会福祉基礎」選択生徒に向けて、視覚障害当事者である西岡さんよりお話いただきました。
西岡さんは60代に入る頃「まぶしくて涙が止まらない」という体験をし、眼科にかかった際「網膜色素変性症」であることが判明しました。遺伝性の難病だということですが親戚にそういった病気の人はいなかったそうです。日に日に見えにくくなる不安や恐怖は計り知れません。
失明するかも知れない不安と闘いながら、その後の生活のため京都にあるライトハウスというところで、さまざまな研修を受けたそうです。白杖(目の見えない方が使用する杖)を使っての歩行やパソコンの操作について、点字の読み方、生活場面で必要な動作(料理の方法など)などさまざまなことを学ばれたそうです。目が見えなくなってからも太鼓や日舞をされ可能性を伸ばし続けておられます。
「できないことはあるけれど、できることもある」「初めの一歩を踏み出すのはとてもしんどいけれど、半歩からでも前に進むことが大切」「これからたくさん悩むこともあるでしょうが、挑戦することを忘れないでください。」等たくさんのメッセージをいただきました。西岡さんお忙しい中お越しいただきありがとうございました。
75回生修学旅行 人と自然科その16 無事到着しました
人と自然科です。
21時過ぎに無事有馬高校に到着しました。
旅先で買ったお土産で、荷物が膨らみましたね。
濃厚な3日間はいかがでしたか?クラスメイトとの大切な思い出は作れましたか?
保護者のみなさん、お迎えありがとうございます。
以上で人と自然科修学旅行の報告を終了します。この修学旅行でお世話になりました全ての皆様に心から感謝申し上げます。また、ブログでの報告をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
それでは生徒の皆さん。しっかり体を休め、体調管理をしっかり行いましょう。17日(月)に皆さんと元気に学校で会えることを楽しみにしています。
75回生修学旅行 総合学科その15(最終回)
20時50分ごろ、郷の音ホールの駐車場に無事到着しました!3日間の修学旅行はこれで終わりです。お疲れ様でした。
75回生修学旅行 総合学科その14
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを出発しました。
あと1時間ほどで(20時40分ごろ)郷の音ホールに到着します!
75回生修学旅行 人と自然科その15 解団式&到着予定時刻案内
現在岸和田SAでトイレ休憩を終え出発。順調に学校に向かっています。
車内では解団式を行なっています。
現時点での人と自然科学校到着予定時刻は21時です。
人と自然科のバスは学校に到着します。定時制生徒の下校時間と重なっていますのでお車でお迎えの場合は、西門(大温室側)からお入り下さい。
75回生修学旅行 総合学科その13
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを後にして、バス乗って郷の音ホール駐車場に向かいます。
75回生修学旅行 人と自然科その14 とれとれ市場満喫・・・からの到着予定時刻案内
人と自然科です。
アドベンチャーワールドを後にし、帰校を前に再度とれとれ市場に寄り道です。
買い物するも良し
夕食やデザートを食べるも良し
併設されているとれとれの湯を堪能するも良し
クラスのみんなと最後の想いでづくりです。和歌山を満喫できましたか?
いよいよバスは兵庫県に戻ります。バスは予定通り18時に出発しました。
現在の到着予定時刻は21時となっています。交通状況が変わり次第、連絡します。
75回生修学旅行 人と自然科その13 Adventure world 満喫中
人と自然科です。
ワークショップも終わり、再度自由行動です。青空が見えてきました。
来園者は少なめ。安心してゆっくり観覧、お買い物できますね。
ジャイアントパンダも観覧し放題です。
皆さん楽しんでいますか。
お土産もしっかり買いましたか?
あっという間に時間が過ぎ、楽しかったアドベンチャーワールドともお別れです。
それでは帰路に…と言いたいところですが、まだまだ人と自然科の修学旅行は終わりません。再びとれとれ市場に戻り、買い忘れのショッピングと夕食を楽しみましょう。
「産業社会と人間」
1月14日(金)の「産業社会と人間」は、2分間スピーチ学年発表会でした。
「わたしの夢」をテーマに、クラスの代表15名が2分間スピーチを行いました。
どのスピーチも、自分の将来を真剣に考えた、胸を打つ発表でした。
講評は、11月に「スピーチ講座」を担当してくださった大手前大学の鈴木基伸准教授に
お願いしました。まとめとして、聞く人にとって感動的なスピーチの要素についてお話をしていただきました。
今日の中から選ばれた代表者1名は、1月29日(土)の学習活動発表会で全校生に向けスピーチをします。
鈴木先生、ありがとうございました。
発表者のみなさん、お疲れ様でした。
75回生修学旅行 人と自然科その12 ジャイアントパンダとSDGsについて考える
人と自然科です。
皆さん自由行動&お昼ご飯は満喫できましたか?
さて、午後の一発目は『ジャイアントパンダとSDG s』をテーマに講演&グループワークです。
アドベンチャーワールドには7頭のジャイアントパンダが暮らす日本一の施設です。
そして、こころにスマイル 未来創造パークをテーマに、より良い社会を子どもたちに引き継ぎたいという思いから、SDGsを意識して循環型の動物園を目指しています。
まずは自分たちが普段行っているSDG sや竹の活用方法について話し合ってみました。
パンダのエサと言えば竹。ちなみにパンダは1日20キロ竹を食べているのだそうです。また、パンダだけでなくカピバラ、レッサーパンダなど多くの動物が竹をエサとしていますが、どうしても余ってしまいます。パンダの場合与えた餌の三分の一が食べ残しになります。また糞も大量に排出されており、その竹や糞もどう活用するのかが課題となっており、アドベンチャーワールドでは竹垣などに利用していますが使い切れていません。
また、竹に注目してみると、日本中に放置竹林が広がっています。その結果良質な竹の確保が難しくなってきているようです。
そこでアドベンチャーワールドでは、竹や糞を有効に活用し、得られた利益を竹林を守る活動に還元する取り組みを考えておられます。
講演の後はグループワークです。『私がアドベンチャーワールドのスタッフだったら』をテーマに簡単なグループワークを行います。
まずは思ったこと、感じたことを自由に出し合いましょう。
次は他の班のアイデアを見て、共感できること、新たにおもいついたこと、質問を書き出しましょう。
どんどんアイデアが出てきますね。
最後はまとめの時間です。他の班からもらった意見を見ながら班で話し合い、みんなの前で発表ました。
いかがでしたか?SDG sについての意識が高まりましたか?また一つ成長できましたね。生徒のお礼の挨拶でも、今後の生活にも活かせる活動でした。という頼もしい言葉がありました。
この後は再び自由行動です。最後のアドベンチャーワールドを堪能しましょう。
75回生修学旅行 総合学科その12
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでみんな楽しんでいます!
75回生修学旅行 人と自然科その11 Adventure world にて飼育&SDGs体験
こちらは人と自然科です。
人と自然科の最終日は白浜アドベンチャーワールドでの1日満喫ツアーになります。平日ということもあり、お客様が少ないようです。
検温、消毒して入場。
まずは人と自然科完全オリジナルの飼育体験です。今回は特別に普段入れない場所まで入れていただき、アドベンチャーワールドで人気の動物たちの飼育を通してSDGsについて学びます。アドベンチャーワールドの一部屋をお借りし、おなじみの実習服に着替えます。
そして事前に希望をとったキリン・サイ・ホッキョクグマ・ウマ・イルカの5班に分かれ、消毒をしっかりして飼育体験スタートです。
すぐ近くに動物がいる環境で体験させていただきました。みんな頑張っていますね。
たとえば草食動物の糞をアドベンチャーワールドでは堆肥化しています。糞の回収を通してどのように堆肥化するのかを学びます。
またイルカやホッキョクグマの餌やりや水質浄化などの飼育体験を通して今社会問題化している海洋ゴミについても考えます。海洋動物にどのような影響があるのか、さらには海洋ゴミをなくすためにはどのような取組みができるのかを考えます。
さらに動物のエサの準備を通して、エサの食品ロスについて考えます。ロスをなくすためにはどのような工夫ができるのか、他の利用法がないのかを考えます。
体験終了後は、堆肥舎も案内してもらいました。
パンダの糞や食べ残しの笹も間近で見せていただきました。草食動物の糞の堆肥化の方法や肉食動物やパンダの糞なは堆肥化できず、その活用方法を模索していることなど、飼育員の視点からさまざまなことについてお話をいただきました。
約1時間30分の体験はいかがでしたか?SDGsについて考える良い時間になりましたか?
それではお昼ご飯を食べた後は、アドベンチャーワールドの看板動物、パンダについて飼育員からお話を伺いましょう。
75回生修学旅行 人と自然科その10 3日目の朝を迎えました
みなさんおはようございます。人と自然科です。
日の出を迎えました。
今日の天気は…小雪が舞っていますね。少し寒いですね。
朝になり、とれとれビレッジの全貌が明らかになりました。
ドーム型のコテージがたくさん並んでいますね。異国の風景ですね。
時間通り生徒が集まってきました。
体調不良者はおらず、全員元気です。
とれとれ市場に移動し朝食です。最後まで楽しむために、朝食はしっかり食べましょう。
朝食後、人と自然科の生徒は少し時間があるので、とれとれ市場で自由行動、お買い物タイムです。早朝のため他のお客様がほとんどおらず、貸切状態です。安心して買い物できますね。
それでは最終日、人と自然科はアドベンチャーワールドに向け出発です。
行ってきまーす。
75回生修学旅行 総合学科その11
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに到着しました!いっぱい遊んで、いい思い出を作ろう!
75回生修学旅行 総合学科その10
修学旅行もいよいよ最終日。今日はお待ちかねのユニバーサル・スタジオ・ジャパンに向かいます!
白浜を出発して、とれとれ市場で朝食をとった後、ユニバに向けて出発だ!
75回生修学旅行 人と自然科 総合学科合同 マグロの解体ショー
和歌山県とれとれ市場に再び人と自然科、総合学科が合流しました。
今夜の夕飯はマグロづくし&の解体ショーです。
有馬高校のために約50キロのマグロ2体、事前に配膳されているものも含めると約200キロのマグロを準備して下さいました。早速解体ショーのスタートです。
職人さんが手際よくさばいていく様子にみんな釘付けです。
完成しました。
その場でお寿司や鉄火丼に調理され
食べ放題です。
どんどんおかわりしましょう。
お皿が積み上がってきましたね。
みんなお腹いっぱい。大満足です。
今夜は隣にある、とれとれビレッジに宿泊です。明日はいよいよ修学旅行最終日。最後まで気を抜かず、体調管理に気をつけて過ごしましょう。
おやすみなさい。
75回生修学旅行 人と自然科その9 早和果樹園見学 後半
人と自然科です。早和果樹園での見学もいよいよ後半に入ります。
お部屋に入るとなんと早和果樹園の一押し商品糖度11度以上確定の『味まろしぼり』がサプライズのプレゼント。
また、みかんジュース搾汁の時に出た薄皮を使用した『オフクロジュレ』の試食もさせていただき、みんな大喜びです。
そして代表取締役社長 秋竹俊伸さんから直接お話を伺いました。
お話のテーマは、有田みかんの6次産業化企業による地域活性化への挑戦 です。
昭和54年に共撰組合から会社がスタート。年間約1800トンの柑橘を扱っています。特徴的な栽培方法が、早和果樹園の代名詞である「マルドリ方式」です。マルチシートを園地に敷くこととドリップ潅水を組み合わせ、収穫前の水分量をコントロールすることで糖度を上げていく技術です。
さらにJ-GAP(農業生産工程管理)を早和果樹園の直営園地で取得。農作物だけでなく、そこで働く生産者にも安心、安全に働ける環境が整えられています。常勤の社員さんの4割が20代。さらに女性も6割働いているそうです。
さらにクラウドシステムを用いた新しいミカン栽培や、ドローンを活用した園地管理など、企業と連携しICT技術を積極的に導入されているそうです。
さらに驚いたのが、搾汁で残る「みかんの皮」や、果汁に入り切らなかった余分な「みかんのふくろ」も、調味料や化粧品、スムージーなどの原材料に余すところなく利用していることです。目標は廃棄物ゼロ。SDG sに先進的に取り組んでおられる会社ですね。
このほかにもファンを増やす、コミュニケーションを大切にする、経営感覚を社員全員が持つ、などここには書ききれない沢山の大切なお話を聞くことができました。本当にありがとうございました。
社長のお話のあとは
直営店でのショッピングです。魅力的な商品が多く迷いますね。
リーズナブルな物から高級な物まで・・・自分たちで加工し、販売し利益を増やす。良い物を作り、アイデア次第で利益が増える。農業の6次産業化の可能性について再認識できる時間になりました。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、早和果樹園の皆さんともお別れです。貴重なお話、体験を本当にありがとうございました。
それでは本日の宿泊地であるとれとれビレッジに向かいましょう。
75回生修学旅行 人と自然科その8 早和果樹園見学 前半
こちらは人と自然科です。
二日目の午後からは和歌山県有田市にある早和果樹園の見学です。到着したら目の前に山積みのミカンが驚きです。
早和果樹園さんは「みかん1個の価値」を高めるをモットーに、生産から加工、販売まで一貫して行う6次産業を先進的に行っています。また 全国果樹技術・経営コンクール農林水産大臣賞を始め、様々な賞を受賞されていることはもちろん、日本だけでなく世界中から多くの方が視察に来られるなど、今最も注目されている農業法人の一つです。その活躍から、若者が全国から集まってきている企業です。
4班に分かれ、まずは加工場&農園の見学です。
早和果樹園では皮をむいてから、薄皮ごと裏ごしするように搾るチョッパーパルパー方式を採用しています。この方式では最終的にはひとつひとつ人間の手でむいていくという過程が必要とのこと。手間暇かけていますね。
次は選果場です。早和果樹園は自前で大きな選果場を所有しています。
選果場には光センサーで1個ずつ糖度と酸度を測定するシステムを導入し高確率で品質をそろえることが可能となったようです。今は少し流れていくミカンの数が少ないですが、収穫がピークを迎える年末には圧巻の光景が見られるようです。
最後は果樹園です。
施設の周りには早和果樹園が管理するミカン畑が見渡す限りに広がっています。
収穫の時期には一面がオレンジ色の光景が広がること、そしてこの園地で消費者の方との交流会を行なっていることなどつながりの大切さを教えてもらいました。そして早和果樹園オリジナル品種 早和の香の紹介もありました。
約1時間の見学は驚きの連続です。最後は社長さんからのお話と楽しいショッピングタイムです。この様子は 早和果樹園見学 後半で紹介します。
福祉講演会(介護職員が行える医療行為について)
1月13日(木)生活支援技術選択生徒対象に、「介護職員が行える医療行為」についてご講義いただきました。
医療行為とは、人の傷病の治療や診断または予防のために医学に基づいて行われる行為で、本来介護職ができないことです。しかし、利用者の状態が安定していることや医師からの指示等条件が整えば、行える行為もあります。例えば、体温測定や自動血圧計による血圧測定、異常のない爪の爪切り、自己導尿の補助などです。
特に介護の現場で需要の高い「喀痰吸引」「経管栄養」「胃ろう・腸瘻」などは、平成24年から研修・資格を受ければ可能なものとされています。しかしながら、看護師のように何でも実施できるわけではなく「咽頭の手前まで」といった条件があります。介護現場などではその制限に頭を抱えることもありますが、法律に反することのないよう自己判断は禁物です。
難しい内容もありましたが、生徒からの質問にも一つひとつ丁寧に答えていただき、大変有意義な時間となりました。最後にピンクリボン啓発運動のグッズ等いただき、その日一番の笑顔を見せていました。冨田先生、お忙しい中ありがとうございました。
75回生修学旅行 総合学科その9
陶芸体験コース、京菓子作り体験コース、京友禅コースの3コースは午後から京都市内の班別自主研修です。班ごとに好きなところへ行き、京都市内を満喫しました!
75回生修学旅行 総合学科その8
モクモクファーム体験コースでは、モクモクファームでソーセージ作り体験をしました。おいしかったです。
75回生修学旅行 総合学科その7
京友禅体験コースでは、タンブラーやスクールトート、京扇子に好みの色を染め上げる体験をしました。きれいにできました!
75回生修学旅行 総合学科その6
釣り体験+マリーナシティ満喫コースでは、釣り体験とマリーナシティの散策を行いました。風がきつくて大変でした!
75回生修学旅行 総合学科その5
陶芸体験コースは、信楽陶苑たぬき村で電動ろくろによる体験を行いました。うまくできました!
75回生修学旅行 人と自然科その7 琵琶湖博物見学
人と自然科です。
琵琶湖博物館もいよいよ後半。自由見学&昼食です。
琶湖博物館は、生き物や琵琶湖と密接に関わっている私たちの暮らしのすべてを体感し、学ぶことができる博物館です。
人間も古くから湖のまわりで生活し、その豊かな自然を利用した伝統的な暮らしを続けてきました。農業とそれをとりまく環境を学んでいる私たち人と自然科の生徒にとって大変興味深い内容でした。
展示は見るだけでなく、さわったり、においをかいでみたり(現在コロナの感染予防で休止中)して、琵琶湖の自然や生き物、暮らしについて、五感で体験できる工夫がありました。
また、インスタ映えスポットである、アーチ型の巨大水槽がある水族展示室はたくさんの湖の生き物の生きた姿を見ることのできました。人気のアザラシも可愛いですね。本当に見応えがある水族館でした。
約1時間半の自由見学で十分琵琶湖博物館を堪能できましたか?見応えがありすぎて時間が足りなかったですね。
午後に向け、お昼ご飯です。風が強かったので研修室でとりました。豪華弁当です。
お腹いっぱいになりました。
それでは午後の見学場所である早和果樹園に向かいましょう。
早和果樹園に向かうバスの中は…
ビンゴ大会で盛り上がっています。
ちなみに最初のビンゴ達成者は農場長の先生で、癖毛を直す、ヘアースティックをゲットしました。
75回生修学旅行 総合学科その4
京菓子作り体験コースは、京都市内にある八つ橋庵とししゅうやかたで八つ橋作り体験とねりきり作り体験をしました。
楽しく体験できました!
75回生修学旅行 総合学科その3
修学旅行2日目。今日はコース別研修です。
スキー・スノボ体験コースは、天候の影響により当初予定の滋賀県にあるびわ湖バレイから場所を変更して、六甲山スノーパークで楽しく滑っています!
75回生修学旅行 人と自然科その6 琵琶湖博物館に到着しました
こちらは人と自然科です。
2日目の最初の行き先は琵琶湖博物館です。まずは琵琶湖のほとりで集合写真です。おひさまが出ていますが、風が強いです。
まずは博物館の学芸員中井先生から琵琶湖の生物多様性と外来種問題についてお話しをいただきました。
日本最大の湖である琵琶湖は400万年の歴史を持つ古代湖です。琵琶湖には、2000種以上の生き物が生息しており、ここにしかいない生き物(固有種)もたくさんいます。
一方で多くの外来種が入り込んでおり、中には在来種と仲良くできないブルーギルやブラックバス、ウシガエル生き物も多く見られるようになりました。先生の話では、外来種の全てが悪い影響を与えているのではないということを知ってほしいとのことです。
悪い影響のある外来種が在来種、特に琵琶湖の固有種に影響を与え、豊かな生き物のつながりである、生物多様性が脅かされています。
先生からは、琵琶湖の生き物の変化や、外来種に対してどのような対策をしているのかについて詳しくお話しをいただきました。
生徒はメモを取ったり写真を撮ったりして、熱心に話を聞いていました。
最後に生徒から
外来種の全てが悪者ではないことなど、初めて聞く内容もありとても興味深かったです。ありがとうございました。
とお礼の言葉がありました。
それではいよいよ自由見学です。展示室には湖の生い立ち、人々の歴史、自然と私たちの暮らしの展示があります。楽しみましょう。
75回生修学旅行 2日目の朝を迎えました
みなさんおはようございます。修学旅行は2日目を迎えました。
ホテルの窓からは琵琶湖が一望できますね。太陽が昇ってきました。
今日は天気が良さそうです。
朝食は感染対策から、個別のお重受け取り、夕飯同様の席で間隔をあけていただきます。
みなさんしっかり朝ごはん食べましょう。
それでは2日目のスタートです。
行ってきます。
兵庫県立有馬高等学校
〒669-1531
兵庫県三田市天神2-1-50
TEL:079-563-2881(代表)
FAX:079-563-2882