学年・専門部
⭐️76回生修学旅行
予定通り伊丹空港を出発しました!
人と自然科3年生チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」全7回の講座が終了しました
5月10日(火)から始まった全7回のチャレンジ教室が、11月8日(火)に最終回を迎えました。
今回の授業では、季節に合わせ、クリスマスリースの制作を行いました。
まずは、生徒が見本で制作したクリスマスリースを見せながら、今回の授業内容を説明しました。
また、クリスマスやリースが持つ意味、使用する花材が持つ意味も説明しました。
例えば、リースは輪の形をしており、始まりも終わりもないので「永遠」のシンボルです。今回使用する花材のヒイラギには「魔除け」、ユーカリには「生命力」という意味があります。
説明が終わったら、校内で栽培したウンリュウヤナギを使用して、リースベースを作ります。
ウンリュウヤナギはヤナギ科ヤナギ属に属する樹木です。幹・枝・葉のどれもが捻じれる性質を持っており、フラワーアレンジメントで利用されることが多いです。
ウンリュウヤナギを巻き付けながらリースの形を作っていきます。きれいな輪になるように、生徒も一生懸命アドバイスをしました。
リースベースが完成したら、リースの飾りを選びます。学校で栽培しているユーカリやヒイラギ、クリスマスをモチーフにしたオーナメントなど、沢山の飾りの中から好きなものを選びます。
皆さんとても楽しそうに選ばれていました。
選び終わったら、いよいよリースに飾りを固定していきます。ワイヤーやグルーガンを使用し、仕上げていきます。
とても素敵なクリスマスリースが完成しました!
授業終了後、閉講式が行われました。最初に校長先生からご挨拶いただきました。
次に、生徒から受講生の方に修了書をお渡ししました。また、受講生の方々からチャレンジ教室を終えての感想をお話ししていただき、生徒からも受講生の方々への感謝の気持ちを述べてもらいました。
とても感動的な閉講式となり、最後に集合写真を撮影して終了です。
今年度チャレンジ教室を受講していただいた皆様、ありがとうございました。生徒の言葉に耳を傾け、一緒に作品制作に取り組んでいただけたことで、生徒自身の成長につながったと感じています。
これからも有馬高校の応援団として、見守っていただければと思います。
本当にありがとうございました。
☆76回生修学旅行4日目(総合学科)
4日目は、那覇の班別研修です!
アートホテル石垣島のスタッフの皆様、4日間(3泊)ありがとうございました!!
お世話になりました。(撮影し忘れてHPの写真ですみません・・・)
☆76回生修学旅行3日目後編(総合学科)
≪学年レクリエーション≫
修学旅行委員を中心に、
ホテルの最終日の夜は学年レクで盛り上がりました。
ダンスに!!ダンスに!!漫才に!!ダンスに!!
歌とダンスに!!歌に!!
そして、修学旅行委員の名司会!!!
学校生活では見られない生徒たちの姿を見ることができました!
学年主任の昭和な「盛り上がっているかい?」から始まった
最後は、ビンゴゲーム大会!!豪華賞品をゲットしたのは誰かな??
1時間しか時間は取れませんでしたが、3時間分くらい楽しみました。
修学旅行委員さんお疲れ様でした。
☆76回生修学旅行3日目(総合学科④)
≪体験ダイビングコース≫
絶景スポット(幻の浜)に上陸しダイビングを体験しました。
☆76回生修学旅行3日目(総合学科③)
≪カヌー&トレッキング体験≫
西表島へ渡り、比内川河川敷から
カヌーとトレッキングでピナイサーラの滝つぼを目指しました。
☆76回生修学旅行3日目(総合学科②)
≪マリンアクティビティコース≫
石垣市街を散策したあと、
石垣シーサイドホテルへ移動し昼食を食べ、
バナナボートやシュノーケリングなどの
ビーチマリンアクティビティをしました。
☆76回生修学旅行3日目(人と自然科)
昨晩は天気も良く、星空がきれいに見えたので、多くの生徒が星座や流星を観測しました。おうし座流星群としし座流星群のピークに挟まれていたので、生徒によっては何個も流星を見ることができたようです。
3日目は西表島の中央から流れ出る浦内川で,SUP(スタンド アップ パドルボート)やトレッキングを体験しました。
SUP体験では、ボートの上に立って下流域にあるマングローブ林の中を散策しました。生徒たちは、最初はボートの上に立ち上がることもやっとでしたが、後半はボートを乗りこなしていました。マングローブの植物を間近で観察したり、ボートで競争したり、水遊びしたりして有意義な体験ができました。
トレッキングでは、島の中央付近に位置するカンピレーの滝を目指して川に沿いながら山歩きをしました。ぬかるみや段差、急斜面を通ることも多く、前後でしっかりと声掛けをしながら協力して歩いていきました。途中には沖縄固有の動植物も多くいて、観察することができました。
夜にはナイトウォークを体験し、イリオモテヤマネコを探しに夜の西表島を散策しました。残念ながらイリオモテヤマネコには出会えませんでしたが、多くの固有の動物に出会え、貴重な体験ができました。
☆76回生修学旅行3日目(総合学科①)
≪伝統文化体験コース≫
石垣焼の作成を窯元で体験しました。
続いて、ミンサー織り体験!
川平ガーデンで「沖縄そば」を食べて、
最後は、やいま村!人と自然科も一日目に行ってました。
柳楽先生の大好きなリスザルがたくさんいました!!
☆76回生修学旅行2日目(総合学科)
修学旅行(総合学科)2日目
由布島観光(水牛車乗車)では、
西表島から水牛車にのり、三線の歌を聞きながら
進んだ先にある小さな楽園”由布島”を満喫しました!
昼食のお弁当も、マンタの浜のジェラートも美味しかったです!!
仲間川マングローブクルーズでは、
日本最大級の面積を誇る仲間川のマングローブ林をクルーズ船で観賞しました。
仲間川には、日本最大のサキシマスオウノキや、
西表では東部地区にしか生えていない種「マヤプシキ」や
世界に3ヶ所しかないヤエヤマヤシ群落のひとつ
「天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」など、
貴重な自然を見ることができました。
竹富島自由散策では、
少し時間がなく竹富島を満喫できませんでしたが、
竹富島はサンゴ礁が豊富にあり、白い砂浜、青い海!
それだけでなく、伝統的な赤瓦屋根の集落や、“星砂”が有名なビーチ
など、沖縄のあたたかさがギュッと詰まったところ!!
ぜひ大人になって、また訪れたいですね。
人と自然科 全国豊かな海づくり大会作文コンクールにて環境大臣賞を受賞しました
テレビ・新聞でも報道されていましたが、11月12日(土)~13日(日)明石市を中心に、「第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~」が開催されていました。この大会行事の一環として実施されていた作文コンクールに、人と自然科の農業クラブの生徒が挑戦していましたが、審査の結果2年生U.Mさんが『環境大臣賞』に選ばれました。また同じく2年生A.Kさんも『入選』を果たしました。
「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源の保護・管理と海や河川・湖沼の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、水産業の振興と発展を図ることを目的に、毎年各地で開催されている国民的行事です。今年は兵庫県が開催県を務めました。初の2回目の開催となります。
第41回全国豊かな海づくり大会兵庫大会~御食国ひょうご~公式HPはこちら
11月13日(日)には明石市民会館で表彰式が行われ、U.Mさんも参加しました。(残念ながら会場の中の撮影は一切禁止でした。)
作文の中でU.Mさんは、海の豊かさと自身が学んでいる農業との密接なつながり、そして『魚つき林』という森林と海とのつながりについて述べ、
『日々の暮らしの中で、山森里海のつながりに意識を向け、自然を考えた行動をすることが大切。そして農業を学ぶ私も、森は森、海は海、という自分の中の固定概念を壊して、川や海とのつながりを大切にし、視野を広げて農業を志していきたい』
と言うメッセージを作文の中で込めていました。
ちなみに表彰式の後には関連行事として、主魚種の稚魚等の放流や、漁船による紹介航行が行われ、その様子が放映されていたNHKには拍手しているU.Mさんがしっかり映っていました。
環境大臣賞を受賞したU.Mさん。入賞したA.Kさん。おめでとうございます。
ちなみに・・・会場にはたくさんのプランタが並べられ、全国から訪れた関係者をおもてなししましたが、その一部は有馬高校人と自然科の生徒が装飾したものでした。
第41回全国豊かな海づくり大会の会場装飾の一部を担当します に関する記事はこちら
☆76回生修学旅行2日目(人と自然科)
人と自然科の2日目は、西表島の最西端に位置する、陸の孤島と呼ばれる船浮集落に向かいました。
向かう途中、ジャングルクルーズを体験し、マングローブ林の中を通りました。 船浮集落では、集落の文化や歴史、産業について学んだあと散策しました。船浮集落の「イダの浜」では、珊瑚や貝がらを探したり、海で水遊びをしたり、景色を眺めたりと各々の楽しみ方をしていました。
また、集落散策の途中でグラスボートに乗り珊瑚礁遊覧を楽しみました。珊瑚の他に、熱帯のカラフルな魚や大きなシャコ貝、ウミガメに出会えました。
令和4年度防災ジュニアリーダー活動について(年間活動報告会)
11月13日(日)に久しぶりの雨の中、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて1年間の活動報告会に行ってきました。参加人数135名と大変多くの学校から生徒が集まって活動報告を行いました。
報告会では、まず地区別の研修会の報告が行われ、その後、ポスターセッションで各学校のアクションプランの説明と報告を行いました。私たちは、来週実施する予定の避難訓練の企画と三田市役所危機管理課と北区の防災士の方からのお話で学んだ、備蓄と防災トイレの必要性、地域社会との交流(ハニーFMの出演など)について説明しました。他の学校のプランもお聞きすることもでき、他校での参考になる取り組みは、是非来年度本校でも実施したみたいと思いました。休憩を取ってから本来であれば夏休みの宮城県訪問で交流する予定であった宮城県多賀城高等学校の発表をオンライン形式で視聴しました。できれば現地で聞くことができればよかったのですが、震災後の活動報告は、様々な取り組みが、具体的、段階的に計画されていて大変参考になりました。神戸の震災時もそうでしたが、災害を経験したことがある人からの言葉は、重みがあり、今私たちが取り組まなければならないことを改めて知る機会になりました。
最後に各校より発表のあったアクションプランの良い点、改善点、今後の防災教育のあり方などを1~13班にわかれてディスカッションを行い、最後に班ごとの発表をしました。本校のように予告なしでの防災訓練や防災グッズをまとめた防災ボトルの開発、変わったところでは、防災ウォーキングやドローンを活用した避難経路の記録など多くの学校が集まったことで様々なプランを知ることができて、次年度の防災ジュニアリーダーでの方向性も見えたように思います。これからも”継続は力なり”で少しずつでも防災について知ってもらえる人を増やしていきたいと思います。
☆76回生修学旅行1日目(人と自然科)
無事に石垣島に到着しました。
石垣島ではやいま村に行き、石垣での昔の暮らしを学びました。また、リスザルの森もあり、多くの生徒がリスザルと触れ合いました。
西表島には夕方に入港し、皆明日に備えて早めに寝ました。
☆76回生修学旅行1日目後編(総合学科)
初日の夜は、八重山エイサー団体の和琉風(とりかじ)様の
生の三線の音色と歌、太鼓隊の勇壮な踊り、
手踊りのしなやかで優美な踊りの演舞を楽しみました。
生徒、先生も舞台に上がり一緒に踊りました!!
少し恥ずかしがり屋の生徒が多かったかな??
ちなみに、『和琉風(とりかじ)』という団体名には、
「やまとぅーんちゅ(本土の人)」と
「うちなーんちゅ(沖縄の人)」が一緒になって風を
おこそう!!という意味が込められています!!!
☆76回生修学旅行1日目(総合学科)
無事に関西国際空港を出発し石垣空港へ到着しました。
まずは川平湾でグラスボートに乗りました!
船によってはウミガメを見ることができました!!
その後、石垣市内を一望できるバンナ岳へ行きました。
夜はエイサーのライブです!!
トライやる中学生 人と自然科で頑張りました
兵庫県では、トライやるウィークとして、県内の中学2年生を対象に1998年度から職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を行っています。新型コロナウィルス感染拡大により中断していましたが、令和4年度は3年ぶりに開催され、11月7日(月)~11月11日(金)の5日間、2名の女子生徒が有馬高校人と自然科で頑張りました。
今年は三田市立狭間中学校から元気で明るい女子生徒2名が参加。まずは校長室にて決意表明。『判断力とやるべきことをこなす力を身につけたい』『1週間前向きに取組み自身を成長させたい』と力強い言葉でトライやるウィークはスタートしました。
有馬高校の農場にはたくさんの花や野菜、果樹が栽培されています。期間中人と自然科の農場で農業管理作業を行ったり、校内にたくさん植栽されている樹木の管理など一生懸命頑張りました。
たとえばトリマーを使って校内の樹木剪定を行ったり
野菜の播種や草花苗の管理、運搬作業
人と自然科で栽培しているモチ米の計量、袋詰め作業
そして自分たちで袋詰めしたモチ米を実際に予約注文されていた先生の元に配達し、お金も受け取りました。
さらに週末に開催された秋の農業祭に向け、ギンナンの選別、計量、袋詰めや
ハクサイなど野菜の収穫、調整、ラッピング、計量、値段付けまでの一連の作業
カキの収穫、選別、袋詰め
などなど、実は秋の農業祭で販売した一部の商品は、2人が準備してくれた農産物でした。
人と自然科 令和4年度秋の農業祭盛大に開催されましたに関する記事はこちら
このように大変な作業ばかりでしたが、5日間笑顔を絶やすことなく本当に一生懸命頑張ってくれました。二人とも満点です。感想を聞くと、一番楽しかった作業は販売実習で、大変だった作業は草花苗の運搬だったようです。5日間充実したトライやるウィークを過すことができたとのこと。安心しました。
最後に恒例の農場長との記念撮影です。
この5日間で頑張ったこと、出会った人を忘れず、これからの中学校生活、そしてその先も頑張ってください。今回出会った有馬高校の先生全員、二人を応援します。
お疲れ様でした。
☆76回生修学旅行出発しました!
八重山諸島(沖縄)方面への修学旅行!
学校(有馬高校)から関空へ向けて無事に出発しました。
人と自然科 令和4年度秋の農業祭盛大に開催されました
11月12日(土)令和4度有馬高等学校人と自然科秋の農業祭が盛大に開催されました。
この日に向けて人と自然科の生徒、職員一丸となり準備を進めてきました。
秋の農業祭まであと4日 花の寄せ植え作成しましたに関する記事はこちら
秋の農業祭まであと3日 青パパイヤ収穫しましたに関する記事はこちら
秋の農業祭まであと2日 課題研究中間発表是非ご覧下さいに関する記事はこちら
秋の農業祭まであと1日 3学年一丸となり準備をしましたに関する記事はこちら
この日は天候にも恵まれ、また前日に地方新聞に予告記事を掲載していただいたおかげで、コロナ渦前に匹敵する、おおよそ1300名ほどの方にご来場いただきました。早い方は7時台から来校いただき、販売前に行列ができていました。(長時間並んでくださいましたみなさま、本当にありがとうございました。また数量制限にご協力いただきありがとうございました。)
販売開始を前に、参加者全員が集っての開会式です。
校長先生、そして育友会会長様より、『地域の皆様に人と自然科の日頃の学習の成果を思う存分披露してください』との激励の言葉を頂きました。そして農業クラブ会長より『いよいよ人と自然科最大のイベントである秋の農業祭となりました。しっかり各自で責任を持ち頑張りましょう。』との挨拶がありました。
販売開始は9:00。各ブースでは最後の打ち合わせと商品の確認です。
今年も県立高等特別支援学校の生徒が参加してくださり、生徒が栽培した野菜や木工、陶工作品を販売してくれました。また育友会の皆様も農産加工品やリサイクルバザー、受付のサポートなど全面的にサポートいただきましたありがとうございました。
9:00を迎え、農業クラブの会長が鳴らす鐘の音を合図に販売開始です。一気にお客様が売り場に入ってこられます。
野菜部門では人気のハクサイ、ダイコンはもちろん、カブやコマツナなどが次々売れていきました。販売開始から2時間を過ぎたころ、用意していた野菜はほとんど完売してしまいました。(ご購入いただけなかった皆さま。本当に申し訳ありませんでした。)
草花部門では、地域の方が毎年楽しみにされているパンジー、ビオラのポット苗。温室いっぱいに準備したポット苗は販売終了には空っぽになってしまいました。運搬係の生徒も大忙しです。
農業と環境部門では、毎年大人気のもち米が30分で完売。生物活用で調整したギンナンも飛ぶように売れていきます。そしてピーマンやホウレンソウ、トマト、サツマイモ、タマネギなどを提供いただいた卒業生コーナーも全て完売です。
環境、果樹と緑コースも大盛況。たくさんのお客様がゴールドクレストを装飾したクリスマスツリーを抱え、またハボタンやポインセチアもたくさん購入していただきました。こちらも運搬係の生徒は大忙しです。
そして今年から栽培を始めたパパイヤも大人気。2時間ほどで準備した50パックが完売です。
フラワーアレンジメントコーナーも大盛況。日ごろの授業で身に付けた技術を生かし、スワッグづくりを多くの方に体験していただきました。
農業クラブコーナーでは、缶バッジやTシャツなど、有馬高校人と自然科オリジナルグッズの販売はもちろん。間伐材を使ったオリジナルキーホルダーづくり体験や、会場全体を使った農業鑑定クイズにたくさんの人が挑戦していました。
そして人と自然科の生徒が一生懸命農業祭の運営を頑張っていると・・・・やはり出てきてくれました。人と自然科オリジナルキャラクター『ひとっしー』です。生徒が頑張ってくると現れる妖精さんです。農業クラブのブースで呼び込みを手伝ってくれたり、たくさんの人と一緒に写真撮影を楽しんでいました。
充実した時間もあっという間に過ぎ、農業祭は終わりを迎えました。閉会式では校長先生、育友会会長様より、大成功となった農業祭での生徒の頑張りに対し、お褒めと感謝の言葉をいただきました。また農業クラブ副会長より、『1.2年生は今日の3年生の先輩の姿を見て、人と自然科が盛り上がっていけるように頑張りましょう』との挨拶がありました。
最後に記念写真。3年生はもしかしたら最後になるかもしれないクラス写真です。大きなイベントをやり切り、とっても充実した顔をしていますね。
3年生はこの農業祭が最後の大きなイベントでした。みんな悔いが残らないように全力で取り組みました。後は卒業に向かってラストスパートです。
なお、秋の農業祭はこれで終わりましたが、今後も草花温室ではパンジーやビオラなどのポット苗に順次花が咲いていきます。来週15日火曜日から平日の9:00~16:00の時間(生徒が頑張って実習をしている時間にはご配慮ください。)随時販売していきます。無くなり次第終了となります。
ご入用の方はぜひ農場に足を運んでみてください。
人と自然科秋の農業祭まであと1日 3学年一丸となり準備をしました
有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと1日となりました。天気予報では晴れの予報です。農業祭に向け、3時間目から人と自然科全員で準備が始まりました。
まず1年生の生徒は、8月から栽培をしてきたダイコン・ハクサイを収穫しました。
秋野菜(ダイコン・ハクサイ)の栽培が始まりましたに関する記事はこちら
まずはハクサイの収穫から。今年は少し病気が出た時期もあり心配しましたが、どうにか収穫を迎えることができました。収穫適期の見分け方は上から押さえてしっかり結球しているか確認します。ターゲットを決めたら鎌で収穫していきます。
立派なハクサイが収穫できましたね。
次はダイコン。有馬高校で栽培している品種『耐病総太り』の収穫適期の見分け方は、胚軸(地上に突き出している部分)が約10cm突き出し、その直径が約7cmとされています。
立派なダイコンが収穫できました。今年は最高の出来です。
収穫したダイコンは、ダイコン洗い機で洗浄し、ハクサイと共に重さや葉長、胚軸直径などを計測し収量調査を実施した後・・・
品評会会場に展示しました。農業祭当日にはハクサイ・ダイコン共に金賞・銀賞・銅賞のリボンが付けられます。果たして誰が金賞を獲得するのか。品評会会場は農業棟1F廊下です。是非ご覧下さい。
秋の農業祭ではハクサイ・ダイコン以外にもブロッコリーやコマツナなどの野菜類
パンジー・ビオラなどの草花苗
ハボタンやポインセチア、観葉植物などの鉢物類
授業で作成したハロウィンカボチャやコケテラリウム
フラワーアレンジメント体験など、ここでは紹介しきれない様々な催し物があり、人と自然科の生徒を中心に有馬高校の生徒・職員が一丸となり、地域の皆さまをおもてなしいたします。販売は9:00~13:20 お野菜などはなくなり次第販売終了です。なお、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、体調がすぐれない方の入場はご遠慮下さい。また、受付時に体調確認と手指消毒を行いますのでご協力お願いいたします。詳しくはこちらのポスターをご覧ください。
車でお越しの方は正門より入場していただき、係の指示に従ってください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
「産業社会と人間」プロフェッショナルin有馬
11月11日(金)の「産業社会と人間」は、「プロフェッショナルin有馬」を実施しました。
製菓会社経営者、市役所職員、カメラマン、シンガーソングライター、歯科技工士、新聞記者、IT会社社員などの職業人を講師に、高校時代、仕事に就くまでの道のり、仕事のやりがい、心がけていることについて質問しました。その道のプロフェッショナルのお言葉はとても重く、温かく、生徒たちは目を輝かせながら、真剣に職業人のお話に聞き入っていました。
今日の学びをポスターにまとめ、12月には「私の夢」をテーマにスピーチをします。
講師の先生方、本当にありがとうございました。
高大連携授業(神戸松蔭女子学院大学)
11月9日(水)1,2限「ファッション造形基礎」にて、神戸松蔭女子学院大学との高大連携授業として、人間科学部 ファッション・ハウジングデザインより井上祐之先生にお越しいただき、「ファッションと色彩」について講義をしていただきました。
先ずは、色の三属性「色相、明度、彩度」や、トーンなどについての説明です。スライドを見ながら理解を深め、パリコレなどのファッションショーの映像を見ながら、カラーコーディネイトについて具体的に学んでいきます。課題シートの色塗り作業では、同じデザインのファッションでも、類似の色相配色と補色の色相配色のコーディネイトでは随分印象が変わることが分かりました。
ファッション分野の導入部分ではありましたが、興味深いお話がたくさんありました。有名デザイナーの作品や神戸松蔭女子学院大学の学生ファッションショーの映像などからも、「ファッション学」の奥深さと面白さを感じることが出来たのではないでしょうか。
井上先生、お忙しい中ありがとうございました。
☆76回生修学旅行結団式
11月10日(木)7限目に体育館にて
八重山諸島(沖縄)への修学旅行に向けて
76回生修学旅行結団式を行いました。
団の紹介、団長のあいさつの後、最後の諸注意をし
生徒代表が「絆を深める修学旅行に!
旅行中に友達の良いところを1つは探そう!」と
挨拶をしました。
11月14日(月)に出発します。
生徒の皆様は、週末の体調管理に気をつけてください!!
人と自然科の行程表 → 人自.pdf
総合学科の行程表 → 総合.pdf
人と自然科秋の農業祭まであと2日 課題研究中間発表是非ご覧下さい
有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと2日となりました。農業祭本番に向け、カキの収穫、調整、校内清掃とブドウの堆肥の活用を兼ねた落ち葉集め、草花苗の運搬など各部門で準備が着々と進んでいます。
秋の農業祭まであと4日 花の寄せ植え作成しましたに関する記事はこちら
そして農業クラブ本部役員の生徒も放課後、展示コーナーの設計・準備、オリジナルキーホルダー体験の準備などに取り組んでいます。
さらに昨日紹介した青パパイヤもパック詰め、計量を行い値段を付けました。
秋の農業祭まであと3日 青パパイヤ収穫しましたに関する記事はこちら
秋の農業祭と言えば野菜やモチ米、ギンナンなどの販売を楽しみにしている方も多いと思いますが、是非ご覧いただきたいのが、3年生の生徒が半年以上かけて取り組んだ課題研究中間発表の模造紙です。秋の農業祭では中間発表ということで、研究テーマごとに1~2枚の模造紙にまとめています。
課題研究は大学の卒業論文のように、自分でテーマを決め、計画を立て、栽培や制作、研究活動を行い、自分で反省・評価を行う科目です。野菜・草花・環境の3つの部門に所属し、専門性の高い取組みを行いました。
今年の研究テーマを見てみると、人と自然科で近年注目しているタケの葉やタケパウダーの活用に関する研究や、魚を飼育しながら水耕栽培で作物を栽培し肥料の使用量を減らす『アクアポニックス』に関する研究。
大温室で栽培が始まった『アボカド』や『フィンガーライム』の栽培に関する研究
さらに緑肥に活用できるヘアリーベッチと言う植物に関する研究や、カラフルトマトに関する研究
などなどユニークな研究テーマばかりです。模造紙の展示は農業棟1階廊下に掲示しています。
お野菜やお花の苗を購入した後、是非ご覧下さい。
理科 三田小学校との小高連携授業
11月10日(木)の3年生課題研究の授業のなかで、三田小学校の4年生をお招きしての理科教室を実施しました。
本校総合学科の3年生で生物実験講座・化学物理実験講座の選択者が、小学生に「理科の面白さ」を伝えるために、計画を練り、自分たちで運営を行いました。
生物実験講座班は、顕微鏡での観察や人体模型を使ったクイズ等を行いました。
化学物理実験班は、スライムつくりや液体窒素を使った実験ショーを行いました。
がんばって準備した甲斐もあり、小学生たちに「おどろき」や「発見するよろこび」を感じてもらえたようです。この機会を通して、理科好きの子供たちが少しでも増えてくれると嬉しいですね!
本校生徒にとっても、得るものが大きい良い1日となりました。お疲れ様でした!
人と自然科秋の農業祭まであと3日 青パパイヤ収穫しました
有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと3日となりました。農業祭に向け、モチ米やギンナンの袋詰め、1年生が農業と環境の授業で栽培しているダイコン・ハクサイ品評会のための展示台準備など、大忙しです。
さて、今年人と自然科で新たな栽培品目に加わったのが、『青パパイヤ』です。今年入学した1年生から教育課程か少し変わり、新しい学校設定科目『果樹と緑』そしてコースにも『果樹と緑コース』が新設されました。
また、今年3月にはデジタル社会に対応した産業教育設備整備事業により、本校のシンボルである大温室がリニューアル。その大温室ではバナナやアボカド、フィンガーライムの栽培が始まっています。
人と自然科 有馬高校のシンボル 大温室がパワーアップして生まれ変わりましたに関する記事はこちら
その中でもひときわ目立つのが青パパイヤ。東南アジアの屋台などでは当たり前のように使用される食材で、最近TV等でも度々取り上げられているパワーフードです。パパインというタンパク質消化酵素が含まれており、お肉と一緒に料理すると柔らかくなると言われています。
手に入れた小さな苗木を5月に鉢あげ
そして6月には大温室だけでなく、屋外にも定植しました。
追肥や除草などの管理を重ね・・・
9月には収穫可能な大きさまで成長し、たわわに実を付けました。
そして秋の農業祭での販売に向け、いよいよ収穫です。先ほど紹介したタンパク質分解酵素であるパパインに直接触れると手がかぶれる可能性があるので、手袋を着用し収穫します。
立派な青パパイヤが収穫できましたね。少し見にくいかもしれませんが、下の写真で切り口から垂れてくる白い液にパパインが多く含まれています。
青パパイヤは調理の前に10分ほど水にさらします。個人差はありますが、前述したパパインでかぶれる可能性があるので、使い捨ての手袋の着用がおすすめ。そしてそのままサラダにしたり、炒め物や漬け物など、様々な料理に活用できます。ちなみに下の写真は、豚バラと青パパイヤの炒め物。千切りした青パパイヤと豚肉をごま油で炒め、味付けは塩こしょうのみ。本当に美味でした。
今回収穫した青パパイヤは、秋の農業祭 農業クラブコーナーにて販売予定です。
来場予定の皆さま、是非一度お試し下さい。
福祉講演会(認知症サポーター養成講座)
11月9日(水)「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、三田市地域包括支援センターの岡本さま、岬さまより認知症サポーター養成講座を実施していただきました。
認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し,患者支援の活動を行う人で、厚生労働省が,地域・企業・学校などで開催する養成講座を受講した人に対して認定する名称です。今回受講したのは2,3年生の15名でした。
初めに三田市の高齢化の状況をお聞きし、これからますます認知症高齢者が増えていくだろうという予測をお聞きしました。そのような状況下で私たちができることはあるのか、コンビニのレジ対応を例にグループで考えてみました。適切な対応について、話し合い実演する中で、気づきもたくさんあったようです。
認知症の方に寄り添い、パートナーとしてともに見守れるよう知識を深めていきたいと思います。本日はありがとうございました。
76回生総合的な探究の時間~自己探究について~発表①②
総合学科2年次生は、三田市の魅力化をグループで考えたのち、それぞれ個人の興味・関心に応じた自己探究を進めてきました。SDGsの観点から探究テーマを探しつつ、自己の課題解決に向かって研究した成果を発表しています。食品ロス問題や、海洋プラスチック、絶滅危惧種など切り口は様々ですが、身近な解決策はそれぞれ共通するものがあるように感じます。
11月1,8日とそれぞれのクラスで発表が進んでいます。あと3回でクラス発表を終えたのち、1月10日(火)には代表者発表会があります。どのようなテーマが発表されるのか楽しみです。
人と自然科秋の農業祭まであと4日 花の寄せ植え作成しました
有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと4日となりました。農業祭に向け、毎年大人気のギンナンの調整、ゴールドクレストのクリスマス装飾、3年生の課題研究の模造紙作成など、準備に大忙しです。
さて、人と自然科学校設定科目『ガーデニング』の授業では、こちらも秋の農業祭に向け恒例&大人気となっている、花の寄せ植えを今年も制作しました。
寄せ植え制作に向け、座学で花を生活に取り入れる意義や、色彩や明度など色が持つ性質、配色の方法、高さや茎を強調するタイプやボリューム感が出るタイプなどそれぞれの花が持つ性質やその活かし方などを学びました。早速ハウス内ににあるビオラ・パンジー・デージー・ゴールドクレスト、アイビーなどの苗から各自イメージ通りの花苗を選びました。
そして鉢に培養土を入れ、選んだ花苗を鉢の中に並べていきます。高さを考えたり配色を考えたり・・・ポイントは4日後の農業祭にどのように草花苗が生長しているか想像すること。つぼみの位置などを計算し、当日咲いた花が前を向くように配置します。
出来映えはいかがですか?納得のいく寄せ植えが出来上がりましたか?最後に購入してくれた人にメッセージを書きました。
そして一カ所に集め、かん水しました。
完成した作品はこちら。個性あふれる作品ばかりですね。
今回制作した寄せ植えは、秋の農業祭 環境・果樹と緑のブースにて販売します。
生徒は自分たちが作った寄せ植えが売れるか、ドキドキしています。気に入った寄せ植えが見つかった方は是非ご購入ください。
福祉講演会(レクリエーションについて)
11月8日(火)2年生「社会福祉基礎」選択生徒に向けて、兵庫県レクリエーション協会より、石川先生にお越しいただき、ご講話を頂戴いたしました。
レクリエーションのスタートとして、アイスブレーキングの手法を教えていただきました。初対面の人に安心してもらうには、明るい笑顔と元気な声が一番大切です。また、簡単な動作に声を出しながらの「同一動作」「同時発声」をすることで、一体感が生まれるそうです。
プログラムを立てる上では、導入が大切で、1対多人数の構成がとられます。例えばじゃんけんで3回勝ったら座ってもらう、後出しじゃんけん、もしかめにのせて肩たたき、茶つぼ、隣組体操などたくさんのactivityを体験することができました。
また後半には、石川先生オリジナルで作成された道具を使ってのレクリエーションも体験させていただき、大いに盛り上がりました。今回教えて頂いた手法を織り交ぜながら、宅老所で実施するレクリエーションを企画していきたいと考えています。石川先生、ありがとうございました。
人と自然科 第41回全国豊かな海づくり大会の会場装飾の一部を担当します
11月11日(土)~12日(日)明石市を中心に第41回全国豊かな海づくり大会が開催されます。全国豊かな海づくり大会は、水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、水産業の振興と発展を図ることを目的として、都道府県ごとに毎年各地で開催されています。
ちなみに兵庫県は、昭和57年の第2回大会以来、全国で初めて2度目の開催地となります。
式典会場である明石市民会館、放流会場となる明石港周辺にはプランタや飾花などで全国から来られる来場者をお迎えします。その装飾を担当するのか県下11校ある農業系高校であり、有馬高校も約70基準備しています。
有馬高校が植栽するのはパンジー、ビオラ、サルビアの3種類の草花苗です。この日に満開になるよう計算し、9月に播種を行いました。
そして発芽した芽を9月中旬にポリポットに鉢上げ。
10月後半にプランタに定植しました。
1年生から3年生の生徒が役割分担し、普段の授業や実習で習得した技術を活かし、プランタを作り上げていきました。現在の様子はこちら。
現在順調に生育中です。本校生徒が栽培し定植したプランタには『県立有馬高等学校』のステッカーが貼られてています。
会場を訪れた際は是非有馬高校の生徒が栽培し作り上げたプランタを探してみて下さい。
人と自然科 さんだ農業まつりにて農業クラブ意見発表披露
11月9日(土)三田市郷の音ホール駐車場を中心に開催された第48回さんだ農業まつりのステージで、人と自然科の生徒2名が意見発表を披露させていただきました。
コロナ渦もあり、屋外での開催は3年ぶりとなります。地元三田の農業の魅力を発信するこのイベントでは、地元の農家さんが作った自慢の農産物販売や農家や飲食店が三田産の農畜産物を使用した食品バザーなど多くのお店が出展したり、三田消防署のはしご車の展示、チアリーディング披露など様々な催し物がありました。(ちなみに会場を回っていると、人と自然科を卒業し、地域で活躍している農家さんやJA職員、県の職員など多くのOB・OGの方と出会うことができました。先輩の活躍に負けないように在校生の皆さんも頑張りましょう。)
さて、有馬高校人と自然科は毎年、生徒が日頃の農業学習を通して学んだり考えたりしている身近な問題や将来の問題についての抱負や意見をまとめ、聴衆の前で発表する意見発表を披露させていただいています。今回はこの夏の農業クラブ県大会や近畿大会、全国大会に有馬高校や兵庫県、近畿ブロックの代表生徒として出場し、最優秀賞受賞など大活躍した2名の生徒が意見発表を披露しました。
まずは分野Ⅱ類(開発・保全・創造)に出場した3年生 M.Tさんの発表
タイトル ネイチャーアクティビティー専門会社『山楽人の里』 ~里山管理を観光資源に~
竹林管理や里山管理など、有馬高校人と自然科での特色ある環境学習や、修学旅行で訪れた京都府美山町 田歌舎での狩猟体験を通して、『事業化』という持続可能な里山管理の方法について提案する発表でした。
地域自然保護棚田管理&生きもの観察に関する授業についての記事はこちら
修学旅行で訪れた田歌舎でのシカの解体実習に関する記事はこちら
次は 分野Ⅲ類 ヒューマンサービス 3年生 Y.Sさんの発表です。
タイトル パーマカルチャーを目指して
幼い頃に祖母の家で遭遇した災害体験から、自然との共生について関心を持ち有馬高校人と自然科に入学。田植え交流や障害者施設での花壇植え付け活動、そして修学旅行で訪れたアドベンチャーワールドでの飼育体験、環境学習を通して、人と自然とのつながりの重要性について提案する発表でした。
農業クラブで実施した、障がい者施設花壇植え付けボランティアに関する記事はこちら
修学旅行で訪れたアドベンチャーワールドでの飼育体験に関する記事はこちら
修学旅行で訪れたアドベンチャーワールドでのSDGsワークショップに関する記事はこちら
2人とも本当に素晴らしい発表で、いつの間にか観客席は満員に。
終了後は会場からは大きな拍手を頂くことができ、生徒にとって大きな励みとなりました。終了後はサプライズでインタビュー。緊張したけど伝えたいことはすべて発表できた。大満足とのことでした。
意見発表を聞いてくださった皆様、本当にありがとうございました。
人と自然科 ハニーFM 「ハイスクール特派員登場!」に出演
11月1日(火)17:00からハニーFMの「ハイスクール特派員登場!」に、人と自然科の3年生からはI.Hさん、2年生からはA.KさんとU.MさんとM.Rさんが出演しました!!
I.HさんとM.Rさんは、「第73回日本学校農業クラブ全国大会北陸大会」に出場、農業鑑定競技会で優秀賞を受賞し、大会での思いを発信しました。
A.KさんとU.Mさんは、11月12日(土)に有馬高校で開催される「秋の農業祭」の告知を報告しました。
緊張をしたけど、自分の言葉で有馬高校人と自然かの取り組みを伝えることができてよかったですと満足した表情で取材を終えました。
人と自然科 ひとはく連携セミナー6回目 野生動物の現状と絶滅要因について学ぶ
10月28日(金)人と自然科1年生学校設定科目『人と自然』の授業において、今年度第6回目となる人博連携セミナーが実施されました。『人と自然』の授業では年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の研究員から自然や環境、動植物など専門的な講義を直接頂き、深く学ぶことができます。
第6回目となる今回は、『野生動物の現状と絶滅要因』と題して、石田弘明研究員よりご講義をいただきました。
皆さんの身の回りにはたくさんの植物が生息しています。その植物は元々海の中に生息していました。陸上は紫外線が強いため、枯死する可能性があったからです。しかし現在はオゾン層が存在し、紫外線を吸収してくれるので陸上に進出してきました。植物が上陸したのは約4億年前と言われています。
ちなみに現在世界で名前が付けられている植物はどのくらい存在すると思いますか?答えは約27万種。その大半は被子植物です。そして今後50年間で約6万種もの植物が絶滅すると言われています。そのうち日本では何種類の植物が絶滅に瀕しているのか、日本産植物種約7000種のうち、絶滅種は32種、絶滅危惧種は1779種、準絶滅危惧種は297種と言われています。その原因は開発による生育地の破壊、里地里山における人間活動の減少、園芸目的の採集、外来節物の影響などが上げられます。
開発による生育地の破壊(オーバーユース)が原因として、照葉樹林が0.06%以下に減少し、わずかに残っているのは人と自然科が修学旅行で訪れる西表島や屋久島などの離島や深山です。またブナ林も、紙の原料であるパルプを得るために第2次世界大戦後に伐採し激減、さらに海岸の埋め立てにより日本の海岸線の41%が人工海岸となり海浜植物の減少につながっています。
そして人間活動の減少(アンダーユーズ)も絶滅の原因の一つです。以前は人間が里山に入り、薪や木炭、肥料を得るために活動し、持ちだしていましたが、現在は電気やガスの使用、化学肥料の使用で人間が里山に入らなくなり、明るい環境を好む植物とそれに依存する動物の減少につながりました。
そして注目されるのはニホンジカの影響。草食性の動物でほとんどの植物の葉や樹皮、根、果実を食します。人間が里山で活動しなくなったことや天敵であったオオカミの絶滅でバランスが崩れ、食害が活発になり、植物の絶滅につながっています。
このように野生植物の絶滅には様々な要因があることを、わかりやすく教えていただきました。石田先生興味深いお話をありがとうございました。次回は「名前で楽しむ古生物学~動物学名の基礎と兵庫県産化石での実例~』と題して、生野 賢司研究員より講義をいただく予定です。楽しみですね。
人と自然科 2年生 農業先進地見学実施
10月27日(木)人と自然科2年生を対象に農業先進地見学(バスセミナー)を実施しました。この事業は阪神農業改良普及センター様にお世話になり、学校施設では学ぶことができない先進的な農業の生産現場、農業の普及、就農支援、人材育成の拠点として設置された公共施設の見学を通じて、実社会と農業のかかわりなどの見識を深める目的として行っています。
今年度の研修先は(株)ネクストファーム(次世代園芸 大規模トマト栽培施設)、神戸農政公社神戸ワイナリー、JA兵庫六甲直売所「六甲のめぐみ」の3か所です。新型コロナウィルスは少しずつ落ち着きをみせているものの、まだまだ気は抜けません。マスクの着用、手指消毒など万全の対策で実施しました。
最初の訪問先は兵庫ネクストファームです。
ひょうご次世代施設園芸モデル団地として整備されているこの施設は、敷地面積8.2haに、中玉トマト、ミニトマト合計9万本を栽培している巨大トマト生産施設です。施設に病気を持ち込まないように手をしっかり洗ってから入ります。
まずは担当の方から、水源や木質チップを使用したボイラー設備施設などの施設概要や、二酸化炭素などの環境制御技術、G-GAPを取得している栽培、作業管理体制、販売状況などの説明を受けました。
そしていよいよ施設見学に移ります。ICTを活用した施設は、気温、湿度、二酸化炭素濃度、日射などを制御し、作物の生育環境を最適化して生産性の向上や合理化を図っています。
少しだけ栽培区域を見せていただきました。圧巻の光景ですね。ちなみに8月に定植したトマトは約2ヶ月後の10月から収穫開始。翌年の7月まで収穫します。
収穫後の調整、袋詰めも機械化が進められています。自動計量機も導入され作業が効率化されていました。
ちなみにこの施設は、適正に農業を生産している国際的な指標である『GGAP』も取得しています。床面の印はもちろん、安心安全な農産物生産、そして働く人の安全のために写真付きの注意事項が至る所に掲示し、工夫されていました。
授業で学んだICT、GAP、植物工場などを間近に見ることができ、有意義な研修となりました。
後半は神戸農政公社神戸ワイナリーとJA兵庫六甲直売所「六甲のめぐみ」の2か所です。
まずはお昼ご飯。密を避けて、屋内と屋外で食べましょう。空いた時間は直売所で研修を行う姿も見られました。
そして研修スタートです。実際にワインの製造をしている職員から直接お話をいただきました。「神戸ワイナリー」は「神戸牛」に合うワインを作りたいというのが始まりで、ワイン製造はブドウ栽培からとこだわりを持っていいます。栽培、加工、販売の「6次産業」を一貫して行っており、今年も収穫が無事に終わったとのこと。
ブドウ園の見学では、普段見慣れた有馬高校のブドウ園とは違い垣根仕立ての栽培方法です。食用のブドウと加工用のブドウでは種類が異なり、実は加工用のブドウの方が糖度が高いものもあるとのことでした。
製造場所では、収穫から加工までの流れの説明をしていただきました。
JA兵庫六甲直売所「六甲のめぐみ」は、全国最大級の直売所で、日々新鮮な野菜や季節の果物、加工品の売り買いが行われています。
今回実施した先進地見学では、普段学校での座学で学んだ内容を実際に自分の目で確かめることができた、大変有意義な時間となりました。将来就農を目指している生徒はもちろん、そうでない生徒にとっても将来に生きる経験になったと思います。
ご説明いただいた施設担当者の皆さま、そして全面的にバックアップいただいた阪神農業改良普及センター様、本当にありがとうございました。
人と自然科 農業クラブ全国大会北陸大会に出場 農業鑑定競技会優秀賞受賞
10月25日(火)~27日(木)『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と称される、令和4年度日本学校農業クラブ全国大会北陸大会が開催され、本校人と自然科からも意見発表会で県大会、近畿大会ともに最優秀賞を受賞した生徒が近畿ブロックの代表として、農業鑑定競技会で県大会を1位通過した2名の生徒が兵庫県連盟の代表選手として出場し、農業鑑定競技会に出場した生徒が見事優秀賞を受賞しました。
まずは意見発表会。会場は福井県生活学習館です。福井県連盟の農業クラブ員がのぼりをもってお出迎え。6月から5ヶ月間、県大会、近畿大会に駒を進め、日々練習で苦楽をともにした、指導担当の先生と記念撮影です。感慨深いですね。
25日(火)は開会式とリハーサルです。全国9つのブロック大会を勝ち抜いた代表が集い、開会式では生徒実行委員長から福井県の魅力や選手への激励に関するあいさつがありました。
そして明日に向けたリハーサル。マイクの音量や高さなどを確認しました。
そして大会二日目本番です。本番を前に選手同士で練習しながら交流しました。(ちなみに下の写真は富山県と宮城県の選手と一緒に練習している様子です。)このように全国の農業高校生と交流できるのが農業クラブ活動の魅力です。一緒に練習した選手の中には、昨年有馬高校が全国大会を運営したときに出場した選手もおり、びっくりしました。
昨年有馬高校が運営した全国大会兵庫大会意見発表会に関する記事はこちら
そしていよいよ本番。タイムは6分48秒。想いのこもった素晴らしい発表でした。
ちなみに今回の全国大会で発表した意見発表は11月5日(土)に郷の音ホール駐車場で開催されます、第48回さんだ農業まつりのステージにて聞くことができます。11時頃の出場予定です。ぜひお越し下さい。
次に農業鑑定競技会です。会場は福井県産業会館です。校内大会、県大会を勝ち抜いた全国のクラブ員が1000人以上集まります。ロボットトラクターやドローンなども会場に展示されていますね。
競技は8つの分野に分かれ競技を行います。有馬高校からは分野園芸と分野造園に出場しました。選手以外は立入禁止。中の様子が全く見られないので、以下有馬高校で今年開催した県大会の様子を参考にご覧下さい。
農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営に関する記事はこちら
競技後二人に話を聞くと、相当難しかったとのこと。過去問を解いて準備したが、ここ10年で一番難易度が高かったのではないか・・・とすこし落ち込んでいました。
そして一晩経って最終日は、全ての競技に出場した選手、引率職員約4000名が大会式典会場である石川県立音楽堂に集結します。兵庫県連盟選手団と一緒に記念撮影後、会場に入ります。
各都道府県連盟記の入場の後、日連会長や文部科学大臣、農林水産大臣の名代の方からあいさつがあり、いよいよ結果発表です。
アカデミー賞方式で最優秀賞者の名前が呼ばれ、その場にスポットライトが照らされます。結果は目標であった日本一は逃しましたが、農業鑑定競技会に出場した2名が優秀賞を受賞することができました。意見発表会に出場した選手は惜しくも入賞を逃しましたが、『悔いの無い発表ができて満足』とのこと。全国大会の舞台で有馬高校人と自然科の名を上げてくれました。
そして最後はFFJの歌。全国の農業高校生が歌える歌を全員で清聴し、大きな拍手の中大会は幕をとじました。
ちなみに来年度の全国大会は、鹿児島で全国大会が開催されます。1.2年生の皆さん、先輩の活躍に負けないように頑張りましょう。
そして中学生の皆さん。是非人と自然科に入学して、農業高校の甲子園で全国優勝を目指してみませんか?人と自然科に入学してくれるのを、生徒も農場の先生も、みんなで心から待っています。
10/29(土) 秋季オープンハイスクール (総合学科)
10/29(土)秋季オープンハイスクールが実施されました。
体育館では総合学科説明会・全体説明会が行われました。
総合学科説明会ではWILLスタッフによる「産業社会と人間」・「ARIMA探究」の説明、
「2分間スピーチ」が披露されました。
特色ある授業の中で、授業選択者によるダンスの披露もありました。
最後には卒業生インタビューも行われ、有馬高校時代の思い出や、どのように高校生活を過ごしたのか、
WILLスタッフの質問に卒業生が答えてくれました。
中学生のみなさんに有馬高校の良さが少しでも伝わっていたら幸いです。
全体説明会では学校長のあいさつにはじまり、有馬高校の概要・国際理解教育について説明されました。
説明会のあとは、授業見学・部活動見学が行われました。
中学生のみなさん、有馬高校に少しでも興味を持っていただけましたでしょうか。
今後は12月23日(金)に冬季学校説明会、1月28日(土)に学習活動発表会がございます。
詳細は随時更新されますHPにてご確認ください。
「産業社会と人間」
10月28日(金)の「産業社会と人間」は、11月11日(金)の「プロフェッショナルin有馬」の準備②を行いました。
上手なメモの取り方のレクチャーを受けた後、実際に音声を聞きながらメモを取る練習をしました。その後、インタビューにおいて話を引き出す心得の確認をし、グループに分かれて本番同様にインタビューの練習をしました。授業担当者や、学年に授業に来ている教員を職業人に見立てての練習でした。相手の答えを受けて質問を考えていくことの難しさに悪戦している生徒もいました。
11月11日は、7つの職種の職業人の先生方が来校されます。
講師の皆様、よろしくお願いします。
福祉講演会(言語聴覚士の仕事について)
10月25日(火)2年「社会福祉基礎」選択生徒に向けて、言語聴覚士の職業理解とリハビリテーションのお話をいただきました。講師は、神戸医療福祉専門学校の言語聴覚士科今岡先生です。
言語聴覚士とは、聴覚や言語、音声の障がいを持つ人に対するコミュニケーション能力の向上を図る専門職で、飲み込みや食べるということに関しても訓練されるそうで、「話す、聞く、食べる」のスペシャリストと呼ばれています。
日本人の死亡要因第1位は悪性新生物、2位心疾患、3位老衰、4位脳血管疾患、5位は肺炎となっており、中でも90歳以上の男性の死因第1位は肺炎だそうです。肺炎が起こる理由の1/3は「誤嚥性肺炎」で、食べ物や飲み物が誤って気管に入ってしまっても、むせることができない高齢者が多く、気づかぬうちに肺炎が引き起こされる症例も多いそうです。
また、脳の疾患によって引き起こされる「失語症」や「構音障害」、発達の遅れに伴う言葉の訓練などその対象は赤ちゃんから高齢者まで幅広く、そのどれも信頼関係が築けていないと難しい仕事であることが分かりました。このことはどの職業に就いても大切なことだと教えていただきました。
今岡先生、お忙しい中ご講演をいただきまして、ありがとうございました。
福祉講演会(シナプソロジー)
10月24日(月)3年「生活支援技術」選択生徒に向けて、株式会社Be-upの岡本さまより「シナプソロジー」について教えて頂きました。
まずはじゃんけんポン!で運試し。相違じゃんけん、計算じゃんけんと続きます。少しずつ難しくなって「間違えた~!」と笑顔があふれます。
そして、脳の機能や構造など、身体を使って分かりやすく説明していただきました。前頭葉=動く・考える、頭頂葉=感じる、側頭葉=聞く、後頭葉=見るなど、頭の部分をおさえながらスパイスアップ!(刺激を変えます)ここで大切なことは、”口に出して言いいながら”やることです。どうやら脳は、手や足、口からの刺激をより多くとらえるようです。
脳の機能についてわかっていることはまだまだ少ないながらも、どうやら直観、第六感といった世界は研究が進んでいるようです。また、「さあやろう!」と少し意識しただけで、脳への刺激はすでにスタートしており、ちょっとした変化がもたらす影響は大きいといったお話が大変興味深かったです。
岡本先生、本日はありがとうございました。
人と自然科 第43回兵庫県民農林漁業祭に出展
10月22日(土)に県立明石公園の千畳芝にて第43回兵庫県民農林漁業祭が開催され、有馬高校人と自然科も出展。農業クラブ本部役員の生徒3名が販売を担当しました。
またこの日に向け、実習授業で黒枝豆やサツマイモの収穫や調整、カキの収穫、花苗の箱詰めなど、1年生から3年生の生徒全員で頑張りました。
さて、当日は8時30分に会場到着。早速商品を陳列します。新型コロナウィルスの感染拡大により3年ぶりの出展。担当した2年生の生徒も初めての参加ということでしたが、試行錯誤しながらきれいに陳列できました。
そして販売開始を前に行列ができはじめ9時30分にいよいよ販売開始です。ハクサイやダイコンなどの野菜が飛ぶように売れていきます。そして隠れた人気商品がカキで、「どこにも売っていないから探していたの。ありがとう。」という嬉しい言葉もいただきました。
一生懸命販売を頑張っていると・・・・遠くの方から見覚えのある黄緑色の姿が・・・・
やはり出てきてくれました。人と自然科公式キャラクター「ひとっしー」です。テントの前でお客様の呼び込みを手伝ってくれました。そして姿をみつけた子どもたちが集まり、一緒に写真撮影にも応えてくれました。
ちなみに「ひとっしー」は販売実習など生徒が頑張っていると出てきてくれる妖精さんです。過去のイベントにも多く出現してくれています。
ひとっしーが出現した、阪神梅田本店にて 夏休みふれあい体験広場アレンジメント体験実施に関する記事はこちら
ひとっしーが出現した、イオンモール伊丹農業イベントに参加しましたに関する記事はこちら
こんな感じで販売は15時頃まで続き、持参した野菜や果樹は全て完売。草花苗のほとんども売れてしましました。購入いただいた皆さま、ありがとうございました。
さて、有馬高校人と自然科の農産物販売と言えば農業祭。今年は11月12日(土)に秋の農業祭が計画されています。ハクサイやダイコン、草花苗はもちろんモチ米や年々人気急上昇のギンナンなどたくさんの農産物を作り手の生徒から直接購入できます。また、生徒の研究成果発表もありますので人と自然科の学びを知ることもできます。
お時間ある方は是非足をお運び下さい。
令和4年度防災ジュニアリーダー活動について(ぼうさいこくたい2022に行ってきました)
防災ジュニアリーダー活動の一環として9月にお会いした北区の防災の方から紹介されていた10月22日(土)、23日(日)に開催されたHYOGO・KOBE 2022ぼうさいこくたいに行ってきました。
会場は、人と防災未来センター、JICA関西を拠点として大変多くのワークショップが開かれており、最新の防災技術や知識、豊富な資料が用意されていて、興味深かったです。また、リアルな揺れを体験できるアトラクションやゲームなどのイベントもあり、多くの方が参加して防災について学ぶ機会が設けてありました。
私たちは、テーマとして防災食と簡易トイレについて、取り上げているのですが、簡易トイレの最新技術や豊富な防災食の種類に驚きました。防災食は、幾らか持ち帰ることができたので、学校で友人と情報共有して防災食から防災のことについて紹介していきたいと思います。
他にも私たちが目を引いたたのは、吹田市が作成された防災ポケットブックです。本当にコンパクトですが、見やすいように折り畳みになっていて、様々な災害についての対処、情報が掲載されています。改めて少しの工夫で色々な情報を提供できることを知りました。今後は、私たちも情報発信についてアイディアを出し合いながら今回のワークショップにも参加できるよう活動していきたいと思います。
人と自然科 令和4年度 農業クラブ総会開催
10月21日(金)講義棟に人と自然科の生徒全員が集まり、令和4年度有馬高校農業クラブ総会が開催されました。
有馬高校人と自然科のように全国の農業系高校で農業を学ぶ生徒は全員「農業クラブ」に所属します。そして農業に関する授業や実習、ボランティア活動もすべて農業クラブ活動です。また、授業や実習で身につけた知識や技術を競い合う競技会への出場など、農業クラブ活動は多岐にわたります。
前期書記による開会の言葉の後、まずは本日をもって農業クラブの職を終える前期会長より挨拶がありました。
1年前の総会で先輩から農業クラブ旗を引き継いだ時の重責、そして同級生や下級生のサポートへの感謝の言葉があり、最後に『1.2年生の皆さん、さらに人と自然科が発展できるように頑張ってください。応援しています。』と後輩への激励の言葉で締めくくりました。
次は成人代表である校長先生からのあいさつです。
日々の学習を通した、花壇装飾や作庭などの地域活動や農業クラブ県大会、近畿大会での活躍、さらにはフラワーアレンジメント全国大会での活躍紹介、さらに本日をもって職を終える3年生の役員に対してねぎらいの言葉をいただきました。そして、校長先生に集まる人と自然科への高い評価についての話があり、「これからも人と自然科を盛り上げてください」との激励の言葉をいただきました。
第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!に関する記事はこちら
第70回近畿学校農業クラブ連盟大会意見発表会 最優秀賞受賞 全国大会出場決定!!に関する記事はこちら
淡路花博2022秋 第11回高校生花と緑のガーデンに出展に関する記事はこちら
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第21回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表として出場 奨励賞受賞に関する記事はこちら
いよいよ議事に移ります。議長選出の後、事業、会計に関する報告、提案があり、承認されました。
そして新役員の選出。新副会長候補のから新役員候補の紹介を行い、大きな拍手で承認されました。そして新会長より着任のあいさつがありました。
そして単位クラブ旗の引継ぎです。70年を越える歴史がある有馬高校農業クラブの活動を見守ってきたクラブ旗が、前会長から新会長へ『頑張ってください』の激励の言葉と共に手渡され、会場大きな拍手に包まれました。
総会後は、県大会に出場した発表披露です。時間の関係上プロジェクト発表会(学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)のみの発表となりました。
タイトルは「明日の農業を新しく」魚の養殖と作物栽培を同時に行う「アクアポニックス」に関する研究について発表を行いました。
とても素晴らしい内容で、1.2年生にとって刺激となる内容でした。
ちなみに有馬高校の代表として意見発表会に出場した二人の発表は、11月5日(土)に郷の音ホール駐車場で開催されます、第48回さんだ農業まつりのステージにて聞くことができます。11時頃の出場予定です。ぜひお越し下さい。
最後はFFJの歌斉唱。全国の農業系高校で歌われる農業クラブ連盟歌です。全員大声で大合唱・・・と言いたいところですが、今年も新型コロナウィルス感染予防のため、心の中で大合唱しました。大声で歌えなくなり3年が経とうとしています。寂しいですね。
新副会長による閉会の言葉で無事総会は終了しました。
本日の総会をもって農業クラブ本部役員を引退した3年生のみなさん。今まで強いリーダーシップのもと、人と自然科を引っ張ってくださりありがとうございました。本当にお疲れさまでした。1.2年生の皆さん。先輩から引き継いだ人と自然科の活躍をさらに発展させ、盛り上げていきましょう。
「産業社会と人間」
10月21日(金)の「産業社会と人間」では本日から「プロフェッショナルn有馬」に向けてコース別学習を始めました。
7コース8人の職業人にお越しいただき、働くことについて、学生時代についてなどのインタビューを行う「プロフェッショナルn有馬」のための質問事項をグループに分かれて考えていきました。
今年度お越しいただく講師の先生方は、歯科技工士、カメラマン、製菓会社社長、市役所職員、歌手、新聞記者、IT企業社員と多岐にわたった職業の方々です。当日2名の職業人のお話をうかがうことができ、生徒たちは、職業について、イメージを広げながら質問を考えていきました。
生徒たちは、この授業を通して働くことの意味を考え、将来の仕事について具体的に考えていくことになります。
次回「プロフェッショナルin有馬」は11月11日(金)に実施します。
講師の先生方、お世話になります。よろしくお願いいたします。
手話講習会①②
10月6日と20日(木)5,6限に「コミュニケーション技術」選択生徒に向けて、手話講習会①②を実施しました。三田市手話サークル礎さんより、2名の講師をお招きし、全5回にわたって手話を教えて頂きます。
初日は、”聴覚障害者”について聴こえ方にもいろいろあるということ、耳の聞こえない方とのコミュニケーション方法には、筆談、手話以外にもたくさんあるということが分かりました。例えば身近なスマホや携帯電話。画面に伝えたい内容を打ち込んで相手に見せると伝わります。身振り、手振りなどジェスチャーで伝わることもたくさんあるので、手話を知らないから、とコミュニケーションすることを諦めないでほしい、との言葉が印象的でした。
2日目の本日は、前回の復習と日常生活において、聾者の方はどのような工夫をされているのかを考えました。音のもたらす情報はたくさんあります。足音や家電製品の音、小鳥のさえずり、風の音、実にさまざまな音にあふれています。特に車のクラクションなど危険を知らせる音に関しては、しっかりと伝えていくことが大切です。
後半には趣味、好き嫌い、得意・苦手なことなど講師の方と手話でコミュニケーションをとることができました。それぞれ手話を知らなくても、ジェスチャーで伝えようと頑張っていました。
次回は10月27日です。楽しみにお待ちしております。
10/19(水) 人権講演会
10/19(水)5・6限に人権講演会があり、佛教大学から原清治先生にお越しいただきました。
テーマは「~学校におけるいじめ未然防止について~」です。
感染症対策のため、昨年度と同様に放送室から各教室に、代表生徒と原先生の対談をZOOMで配信しました。
SNSにおけるいじめから、コロナ禍における現代社会の問題について、活発な議論が行われました。
教室で聞いている生徒たちは、熱心にメモをとりながら話を聞いていました。
最後に代表生徒から原先生に本日の講演会のお礼を述べました。
今日学んだことをこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。原先生ありがとうございました。
人と自然科 第21回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表として出場 奨励賞受賞
10月15日(土)~16日(日)新青森県総合運動公園マエダアリーナで開催された、第32回全国産業教育フェア青森大会 第21回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに、本校人と自然科の生徒2名が兵庫県の代表として出場し、3年生Y.Oくんが奨励賞を受賞しました。
毎年開催(一昨年はコロナ渦で中止、昨年はリモートにて開催)されている全国高校生フラワーアレンジメントコンテストは、フラワーデザインに関する知識と技能を活用し、自らの考えを表現する力や創造性・芸術性を互いに高め合い、新たな未来を切り拓く職業人としての資質を育むことを目的とする大会で、事前に発表されたテーマに沿って、事前に発表された花材と当日発表される花材を組み合わせて作品を完成させるというもので、とても難易度の高い技術が必要とされます。
今年度代表として出場した生徒は、3年生のY.Oくんと3年生のO.Sくん。二人とも農業クラブ専門班『フラワーアレンジメント班』に所属している生徒で、大会に向け、顧問の先生や「ひょうごの達人」事業を活用し来校いただいている講師の先生の指導を受け、練習を重ねてきました。
新青森県総合運動公園マエダアリーナに各都道府県の代表選手が集結。
事前に発表された今年のテーマは「縄文の風」
事前発表の花材はユリ、スプレーカーネーション、スプレーバラ、トルコギキョウ、ヒマワリ、リンドウ、レザーファン、ユキヤナギ、木イチゴ、そして稲穂と青森県らしくリンゴを作品に取り入れるというものでした。また、当日発表された花材はヒペリカム、フジバカマでした。
制作時間60分で作品を創り上げます。日頃の成果を発揮し、全力で作品を完成させたようです。
完成された作品はこちらです。(上がY.Oくん、下がO,Sくんの作品です。)
作品コンセプト
初秋の心地よい風が吹く里山で楽しんでいる小鳥に気付かれないように、里人が曲線を描きながらイネを撒き、花園から水場に誘導し、最後にりんごを仕掛けた罠に近づいて今にも捕まりそうな光景を作品で表現しました。
作品コンセプト
多種多様な木の実、動物が生息している大陸を中央の作品で表現し、狩猟採集を行ってきた人類が農耕という技術を発展させ、イネの種や果実(リンゴ)の苗を船にのせ、新しく発見した世界中の島々に広がっていく様子を表現しました。
そして16日(日)結果発表。Y.Oくんが4番目の賞である奨励賞を受賞しました。高校生らしい独創的な作風が評価されたようです。またO.Sくんも惜しくも入賞は逃したものの、高評価を得たとのことです。二人とも全国大会の場で、有馬高校のフラワーアレンジメント技術の高さを証明してくれました。
1.2年生の皆さん、そしてこれから入学してくる中学生の皆さん。先輩の活躍に負けないように頑張りましょう。選手の皆さん、お疲れ様でした。
福祉講演会【理学療法士について】
10月11日(火)2年次「社会福祉基礎」選択生徒に向けて、神戸医療福祉専門学校三田校より成田先生をお招きし、理学療法士のお仕事やテーピング等の技術について教えていただきました。
理学療法士は一言でいうならば動作の専門家です。寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。患者さんにとって、医師から「動いてもよい」という許可が出て初めて出会う専門職ということで、病気やケガで思うように体が動かせなくなった人の、心のケアも大切な要素であることを知りました。
また、リハビリテーションは第3次産業であるサービス業にあたること、サービス業は知識と技術を売る仕事であり、技術を身につけるにはとにかく練習を繰り返すことが大切であるという言葉が印象的でした。その一つとしてテーピング法を教えて頂きました。また、亜脱臼予防のための三角巾の巻き方を考えてみよう、ということで、それぞれ知恵をしぼり合って取り組みました。実際にやってみることの大切さを学ぶことができました。
とても貴重なお話と体験をありがとうございました。
人と自然科 農業と環境 手刈りで稲刈りをしました
10月に入り、一気に涼しくなってきました。人と自然科1年生農業と環境の授業で6月に田植えをしたもち米『ヤマフクモチ』も稲穂が垂れ、収穫を迎え、鎌を使った手刈りによる収穫実習を行いました。
まずは担当の先生から収穫方法に関する説明を受けました。籾の先端についている『ぼう』と呼ばれるとげが体に入るとちくちくするため、服装に気をつけることから学びます。そして今回は刃がギザギザしている『鋸鎌』を使います。間違った使い方をするとケガにつながりとても危険です。手袋の着用はもちろん、親指を上に向けて稲を握るなど絶対に手を切らないための稲穂の持ち方、そして収穫後のイネの束ね方などを教わりました。
さっそく実習開始。6月に自分で田植えした場所を稲刈りします。
時間が経つにつれ、どんどん上達していきますね。このように習得した技術を活かし、地域のイベントにも参加し活躍しています。
習得した技術を活かし先日運営を行った、農業クラブ 世界稲刈り選手権に関する記事はこちら
そして刈ったイネを5株束ね、麻紐でくくって稲束にしました。
束ねた稲束は天日干しするためはざかけ(稲木に稲束をかけること)します。乾燥機で一気にするのとは異なり、ゆっくり時間をかけて乾燥を行うことで、甘みやうま味、粘りが増すと言われています。ちなみに有馬高校では、脱穀(稲穂から籾を外すこと)後の稲わらは野菜や花の栽培で活用します。
約2時間で予定していた部分を刈ることができました。最後にみんなで落穂(田んぼに散らばる穂)を拾います。(ミレーの絵画『落穂拾い』で有名なシーンですね。)せっかく想いを込めて栽培したモチ米を一粒たりともムダにしたくないですね。
あっという間に実習は終了。最後に集合写真を撮りました。
今回収穫したもち米は、11月12日(土)に開催される農業祭にて販売する予定です。 今年も今回紹介したもち米はもちろん、ダイコンやハクサイなどの野菜、パンジー、ビオラ、ハボタンなどの草花苗、その他ギンナンなどの農産物販売のみ、感染防止対策を講じた上で、実施の方向で準備を進めています。(焼きもちやポン菓子などの食品バザーは残念ながら今年も自粛を考えています。)
地域の皆さま、楽しみに待っていてください。
「産業社会と人間」インタビュー講座
10月7日(金)の「産業社会と人間」は、FM三田のアナウンサー門垣さんにお越しいただき、インタビュー講座を実施しました。講師をホストにした、ZOOMによる授業でした。
最初に見本として、門垣先生から本校教頭先生にインタビューをしていただいた後、生徒たちが、1人2つ質問を交えて担任の先生や授業担当の先生に直接インタビューをしました。ポイントは、相手の答えを受けてさらに踏み込んだ質問をその場で臨機応変にすることで、生徒たちは考えながら「先生の意外な一面」を聞き出していました。ZOOMを通して他の教室のインタビュー内容の発表を聞くことができ、他クラスの教員の人柄についても知ることができました。。
インタビューを通して教師と生徒との距離が縮まり、どの教室も大盛り上がりでした。
最後にまとめとして、門垣先生からインタビューの心構えをお聞きしました。
次回からは、本日のインタビューの極意で学んだことを生かして「プロフェッショナル in有馬」(職業人インタビュー)の準備を進めていきます。
門垣先生、ありがとうございました。
令和4年度後期始業式、生徒会認証式、伝達表彰が行われました。
令和4年度後期始業式、生徒会認証式、伝達表彰がオンラインで実施されました。
初めに校長先生から後期の個々の学習の取り組みについてと、学校生活全般についてのお話がありました。
その後、生徒会認証式が行われ、それぞれの役員に認証章が授与されました。
旧生徒会会長より先生方と生徒の皆さんにお礼の言葉、新生徒会役員を代表して生徒会長からの決意表明が
ありました。
旧生徒会の皆さん本当にご苦労様でした。そして、ありがとうございました。
新生徒会の皆さんは、先輩方から得た、知識や財産、経験を今後、更に発展させてください。期待しています。
その後、バドミントン、水泳、空手、陸上競技、農業部の伝達表彰が行われました。
中でも水泳部は、近畿大会へ、農業部は、全国大会へ出場します。素晴らしい結果、おめでとうございます。
これからも一つでも多くの結果が残せるように練習に励んでください。全校で応援しています。
人と自然科 農業クラブ 福祉施設花壇植え付けボランティアに行きました
人と自然科では、普段の授業や実習で学んだ知識や技術を活かして、地域での作庭や装飾、体験などの活動を積極的に行っています。最近も以下の場所で作庭したりイベントで体験活動を行うなど、生徒は大活躍しています。
ひょうごまちなみガーデンショーin明石 アグリハイスクールガーデンに出展に関する記事はこちら
淡路花博2022秋 第11回高校生花と緑のガーデンに出展に関する記事はこちら
新名神高速道路宝塚北SA 新メニュー表彰式でのアレンジ体験会開催に関する記事はこちら
阪神梅田本店にて 夏休みふれあい体験広場アレンジメント体験実施に関する記事はこちら
10月1日(土)人と自然科農業クラブ役員7名が篠山市にある福祉施設「丹南精明園」を訪れ、花壇植え付け活動を行いました。農業クラブでは13年前からこの活動を年3回行っており、6月に続き、今年度2回目の活動です。
今月末に丹南精明園では園祭が行われる予定となっているそうで、夏休みからこの日に備えて播種、鉢上げを行ってきたマリーゴールド、ペチュニア、ジニア、ケイトウ、観賞用トウガラシなど約800鉢を持参しました。
まずは土づくり。肥料として油かすを施し、耕運機で攪拌し植えやすいようにならしていきます。
準備ができたところでデザインを考えていきます。丹南精明園では大小4つの花壇と玄関わきのプランタの装飾を担当させていただいています。今回は10月から3年生のバトンを引き継ぐ2年生の生徒を中心にデザインを考え、花壇苗を並べていきました。
並べた後は、定植していきます。新型コロナウィルス感染前は利用者の方、職員の方と一緒に作業を行っていましたが、今はまだ感染の心配があると言うことで生徒だけで定植していきます。早く落ち着いたら良いですね。
この日は快晴。気温も30度近くまで上昇し、熱中症に注意しながら進めていきました。さすが普段の実習で取り組んでいるだけあって、慣れた手つきですね。どんどん花壇が賑やかになっていきます。
今回新調していただいた『有馬高校協同花壇』の看板を建て、かん水をしたら作業は終了です。初めて2年生がリーダーということで少し時間がかかってしまいましたが立派な花壇が完成しました。
完成した花壇はこちら。園祭が行われる20日後にはもう少し株が張り、ボリュームが出てくる予定です。
最後に恒例の記念写真です。
次回は12月頃に冬、春に花壇に向けた植栽に伺います。お世話になりました。ありがとうございました。
特色ある授業「スポーツⅣ(ダンス)」
9月30日の体育大会で、「スポーツⅣ」選択者がダンスを披露しました。
この授業は、有馬高校の特色ある授業の一つで、3年次生が選択しています。
この日の発表は日ごろの授業での練習の成果を全校生徒、保護者、職員の前で披露したもので、今年初めての大きな発表でした。有馬高校のグラウンドの広さに負けないダイナミックな踊りに、見学者からは盛大な声援と拍手で会場は大盛り上がりでした。
このダンスは、10月29日(土)のオープンハイスクールでも披露されます。
看護学体験セミナー@神戸アドベンチスト病院
10月2日(日)三育学院大学さま主催で、神戸アドベンチスト病院において、体験セミナーを受講してきました。
1年生5名、2年生3名の計8名が参加し、神戸アドベンチスト病院の副院長様に病棟内を案内していただきました。また、三育学院大学での学びや、看護師として働く上で大切な資質について、詳しいお話を伺いました。
後半には点滴の流し方、聴診器の当て方、血圧の測り方などを体験させていただき、看護の基礎技術について教えていただきました。参加者一同、看護師としての人間力を上げるべく、これからの学校生活に生かしていこうと決意を固ることができました。この度は貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。
令和4年度体育大会を行いました。
本日、令和4年度体育大会が秋晴れの中、感染症対策を徹底しながら予定通り行われました。
昨日の予行の余韻がまだ残っている中、本番を迎えました。生徒たちの気持ちも大いに盛り上がった中でも、感染症対策を怠らずに開会しました。グランドの整備、機材準備、プログラムの作成、予行での進行等関係して頂いた、多くの先生方や生徒の皆さん本当にありがとうございました。
開会式では、校長先生からの激励の言葉を頂き、3年生の体育委員による選手宣誓でいよいよ競技の始まりです。
午前の部は、全校生徒によるラジオ体操からです。そして、男女100m決勝で有高最速の男女の決定です。
続いて、有高名物障害物競争です。年次団の先生方も参加し、気持ちだけは、生徒たちに負けないように真剣勝負です。上手く運べないボール運び、真っ白になりながらのあめ玉探し、校長先生にも協力頂いての借り人競争、水鉄砲です。台風の目では大きなポールを4人で上手く操作しながらの競争です。
男女の各リレーのA、B決勝が行われた後、綱引きの3回戦から準決勝です。始まる前から円陣を組んでの気合いの入れ合戦があり、雰囲気は最高潮。そして、決勝進出クラスは、3-1、1-6となりました。ファイナリストの各クラスは、決勝進出が決まった直後からも決勝に対する熱い思いが伝わってきました。
昼食後、午後の始まりは、クラブ対抗リレーからです。どのクラブもそれぞれのユニホームを着用してのリレーです。各クラブの対抗意識が強く表れたリレーでした。中でも生徒会も出場して、大きな声援を受けていたことが印象に残りました。
ダンスでは、授業で取り組んでいたダンスの練習成果の発表です。人数は少ないですが、美しい表現力で魅了してくれました。
リレーの最後を締めくくるのは、男女混合リレーです。結果よりも最後まで精一杯クラスのプライドをかけて走っている姿が大変印象に残ったリレーでした。
そして,いよいよ綱引きの決勝です。決勝は、今までの1本勝負と違い、2本先取となっています。1本目は、序盤から綱の動きがない、五分五分な展開が長く続きました。しかし、徐々に1-6が引き出し、最後は、3-1が我慢比べに負けたといった結果になりました。2本目は、1本目の流れのまま3-1が止められず、押し切られて2対0で1-6の優勝になりました。おめでとうございます。どちらのクラスも3回戦から、準決勝、決勝と1日に4本引いて本当にご苦労様でした。
最後の種目は、大逆転もあり得る大縄跳びです。どの学年も円陣を組んで最後の気合いを注入していきます。クラス一丸となった競技に盛り上がりも最高潮に達しました。
閉会式では、成績発表、校長先生からの講評、生徒会長の閉会の挨拶で体育大会を終了しました。
3年生は、コロナ渦の中、通常の体育大会を経験することなく最後の体育大会となりましたが、感謝の思いを込めて、フェアープレイの精神で気持ちよく最後まで競技してくれました。また、平日にもかかわらず多くの保護者の方も出席頂きまして、ありがとうございました。
育友会の方々もご支援頂き、すばらしい体育大会になりました。感謝申し上げます。そして、皆さんお疲れ様でした。
令和4年度体育大会予行が実施されました
一昨日の雨によるグランドコンディション不良により延期になっていた体育大会の予行が本日、秋らしい気持ちの良い天候の中で実施されました。 今年度のテーマは、「雲外蒼天~努力の土に花は咲く~」となっています。
昨年度は、新型コロナ感染拡大を配慮して2日間に分けた開催でしたが、今年度は、現在の校内の状況を鑑み、感染症対策を徹底して1日開催となっています。 予行では、各学年100mの男女予選から女子400mリレー、男子800mリレー、男女混合リレーなどのリレー種目の予選と綱引きの2回戦まで(ベスト8決定)が行われました。リレー種目では、どのクラスもベストを尽くした白熱した競技が続き、応援のマナーなど、見ている方も気持ちのいい内容でした。明日の本番も今日以上に盛り上がることだと思います。
また、体育大会の中で最も盛り上がるクラス対抗の綱引きでは、学年入り交じったトーナメントになっており、ベスト8には、(3-1,3-2,3-3,3-4,3-6,2-2,1-4,1-6)が残りました。明日は、午前の部で3回戦と準決勝を行い、午後の部で決勝が実施されます。残ったクラスは、一本の綱にクラスの思いを込めてフェアープレー精神で挑み、全力を尽くしてください。期待しています。
他にも障害物競走や学年の演技種目などの招集、進行方法などの説明があり、本番への準備も万端です。どのクラスも怪我や感染症対策、マナーを守って最高の思い出になる体育大会にしてください。
福祉講演会【セルフケアについて】
9月26日(月)3,4限目に、Office Kuriharaより栗原先生をお招きし、対人援助職におけるセルフケアについてご講義いただきました。
対人援助職とは、一般的に医師や看護師、リハビリ専門職など人を援助する仕事のことを言います。そういった方たちは、対象者の方に「自分を大切にしてください」「休むことも必要です」と説いているにも関わらず、援助している自分自身のニーズは後回しにしてしまい、疲れ切っているという状況が生まれています。
セルフケアとは、自分で自分の健康を管理することで、ストレスに早く気づいて手当をすることが大切であると学びました。また、ストレスには悪いものばかりではないこと、それを糧にステップアップする機会にもなることを知りました。さらには、ステップアップも順調にいくものばかりではなく、行きつ戻りつ、らせん状に成長していくものもあるということが分かりました。
最後は本日の気づきをシェアしました。グループで話し合った内容を発表し合ってより理解を深めることができました。次回は「虐待予防」として11月21日に講演していただく予定です。栗原先生ありがとうございました。
人と自然科 農業クラブ 世界稲刈り選手権 大会運営
9月25日(日)三田市四ツ辻の水田にて、世界稲刈り選手権が開催され、本校人と自然科農業クラブ本部役員5名が大会の運営をお手伝いしました。
このイベントは、都会の子供達に稲刈りを通して土に親しみ、農業に興味を持ってもらうことが目的で開催されてるイベントです。有馬高校農業クラブは、授業で学んだ稲刈りの技術を生かし、13年前から運営に携わっています。
この日は5月に開催された、世界田植え選手権で手植えを行ったイネをみんなで楽しく手刈りで収穫しました。
5月29日に開催された、世界田植え選手権大会運営に関する記事はこちら
10時前に子供たちが到着。恒例のラジオ体操です。人と自然科生徒の号令で、みんなで体をほぐしました。
体がほぐれたところでいよいよ稲刈り開始です。鎌を受け取り田んぼへ向かいましょう。今日は気温が30度を超える予報。熱中症にっも十分注意しましょう。
そしていよいよ稲刈り開始です。子供たちが手をケガしないように、鎌の持ち方やイネの握り方、鎌の動かし方などを丁寧に指導します。
最初は手こずっていましたが、慣れてきたらどんどんスピードアップです。ちなみにこの田んぼで栽培したお米は『ミルキークイン』という品種です。
刈った稲穂は、3束~5束をまとめていきます。子供たちから受け取り、人と自然科の生徒が束ねていきます。
あっという間に12時に。お昼ご飯です。この田んぼでとれたお米を使ったお弁当です。ミルキークインという品種はもちもち感が特徴。おいしすぎて4回おかわりした生徒もいました。さらにお弁当に添えられているキュウリの漬物は有馬高校で栽培したものを使用していただきました。とてもおいしかったです。
午後からはコンバインを使った稲刈り体験です。高校の水田は小さいのでなかなか運転実習ができません。生徒にとっても良い体験になりました。
稲刈りをしていたら、急に上空にツバメの大群が。稲刈りをしたときに驚いて田んぼから飛び出る昆虫を狙って集まってきたようです。1時間以上、大空を旋回し続けいていました。ブログ作成者も初めて見た光景でした。農業は生き物と関係しあって成り立っているということを改めて感じることができました。(下の写真 青空に映る黒い点がツバメの大群です)
あっという間にイベントは終了です。今日参加したみんなで記念写真を撮りました。
お招きいただいた、こころ豊かな人づくり500人委員会阪神北OB会の皆様、参加された皆様、楽しい時間をありがとうございました。
人と自然科 ひとはく連携セミナー4回目 持続可能な農業について学ぶ
9月16日(金)人と自然科1年生学校設定科目『人と自然』の授業において、今年度第4回目となる人博連携セミナーが実施されました。『人と自然』の授業では年間8回、県立人と自然の博物館を訪れ、博物館の研究員から自然や環境、動植物など専門的な講義を直接頂き、深く学ぶことができます。
第4回目となる今回は、『持続可能な農業への転換~求められる技術と体制について~』と題して、衛藤 彬史先生より講義をいただきました。
昨今『サステナビリティー』『持続可能』『SDGs』という言葉を良く聞くようになりました。人間活動による環境への影響と資源の持続可能性への危機感がこれまで以上に高まる中、あらゆる分野で環境配慮への転換がより実効性を浴びてきています。それは農業の世界も例外ではありません。むしろ人と自然の接点となる生産現場としてこれからの農業のあるべき姿について講義を聴きながら考えました。
まず農業は環境に良いのか考えました。学校の授業でも学びましたが、農業は食料生産だけでなく、大気の浄化や洪水の防止、景観の維持など様々な機能があります。これを多面的機能と言います。一方で畜産分野では、メタンガスを発生したり、家畜のエサを確保するために大量の穀物や水を必要とします。データでは、世界の温室効果ガスの16%を家畜が出すメタンガスが占める、1kgの牛肉を生産するために約11kgの穀物(エサ)と20000Lの水が必要といわれています。
さらに日本の主食であるお米の栽培中にもメタンガスが発生しています。田んぼに水を張ることで土中の酸素量が減り、メタン生成菌が活発になり、夏に行われる中干し(田んぼの水を一定期間抜く作業)の時、一気に空気中に放出されます。
また、肥料においても長く効果を持続するためのコーティングの素材としてプラスチックが使われているものもあり、海洋マイクロプラスチックの輩出につながっています。このように農業は環境に負担をかけているという一面もあります。
これらのことを考え、これからの農業に求められる技術として、代替肉のダイズミートへ転換する、家畜から出るメタンガスを減らすために『カギケノリ』という海藻を活用する、稲作の中干しのタイミングを早めたり、期間を長くするなど、環境に配慮した新技術がどんどん確立しています。さらに、農業と森林(林業)を同時に行う『アグロフォレストリー』、異なる作物を計画的に作付けしていく『輪作』の活用、省力化の効果も期待できる『乾田直まき栽培』など世界では環境に負荷をかけにくい栽培方法も実践されています。
現在の日本の農業は高齢化や後継者不足など様々名問題を抱えていますが、工夫によって乗り越えられる。生産者も消費者も意識を変えてこれからの食と農を作っていかなければならないという必要性を感じた2時間でした。生徒の『農業はメリットばかりでなくデメリットもあるが、デメリットは解決策を生み出せばメリットにつながる』という感想も印象的でした。
衛藤先生、大学受験を控える3年生にも聞かせたくなるほど、様々な視点から現在の農業に切り込んだ興味深い講義を本当にありがとうございました。次回は『六甲山地と三田盆地の地形・地質と人との関わり』と題して、加藤茂弘先生から講義をいただく予定です。
第20回さんだボランティアまつり
9月24日(土)三田市総合福祉保健センターにて、「第20回さんだボランティアまつり」が開催され、有馬高校から3年生有志6名の生徒がボランティアとして参加しました。
台風が遠ざかってくれたおかげで、心配していたお天気も快晴で、無事開催されました。三田市内のさまざまな団体による物販ブースや福祉体験コーナー、舞台発表がありましたが、有馬高校ボランティア生徒は、さっちゃんの着ぐるみに入って来場客へご挨拶&館内案内をさせていただきました。
また、福祉体験コーナーに生徒自身も参加し、たくさんの学びをいただいたようです。
片付けも最後まできっちりとできました。みなさんと記念撮影。三田市社会福祉協議会、三田市ボランティア連絡会、さんだボランティアまつり実行委員会の皆様をはじめ、たくさんの方にお世話になりました。貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
高大連携授業(神戸松蔭女子学院大学)
9月21日(水)1,2限に「こころとからだの理解」において、神戸松蔭女子学院大学との高大連携授業として、中村先生にお越しいただき、「人の話をきくこと」についてご講義いただきました。
まず初めに、「こんな相談を受けたら皆さんはどのように返答しますか?」といってワーク①に取り組みました。たいていの回答は否定的な相談者に対して、「そんなことないよ、私がついてるよ」「こんなふうにすれば上手くいくんじゃない?」とアドバイスのような発言を記していました。
先生のお話の中で、親子関係、友人関係、恋人との関係、教師との関係…色々な人間関係において求められていることは共通してある、とお聞きしました。それは、相手のことを「受け入れること、認めること、尊重すること」です。簡単なようで、実はとても難しい技術です。人はお互いにこういう気持ちを持っており、自分の話を聞いてもらいたい欲求があります。そういった欲求をお互いに満たしていくことで、信頼できる人間関係が形成されていくことを知りました。
先生のお話後のワーク②では、「そうだったんだね、悲しい思いをしているんだね」といったように、相手の発言を否定せずに受け入れ返していくように考えることができていました。コミュニケーション能力は、話の聞き方がとても重要であると改めて気づくことができました。
中村先生、お忙しい中ご講演頂きましてありがとうございました。
人と自然科 ひょうごまちなみガーデンショーin明石 アグリハイスクールガーデンに出展
9月18日(日) ~ 9月25日(日)の8日ひょうごまちなみガーデンショーin明石』が兵庫県立明石公園にて開催されています。
『ひょうごまちなみガーデンショーin明石』公式HPはこちら(←開催期間終了後HPが閉鎖される可能性があります。)
イベントの一つとして、県下の農業高校の生徒が自分たちでデザイン・施工した自慢の庭を展示する、アグリハイスクールガーデンが開催されており、有馬高校人と自然科 環境班の生徒2名が作庭に行きました。担当した生徒は、課題研究の一環として夏休み前から設計、準備し、学校で何度も試作を行うなど、この日に向けて準備を進めててきました。
作庭は1.5m×2.3mの木枠の中に作成していきます。リュウノヒゲを中心にアイビー、ペチュニア、ケイトウ、観賞用トウガラシなど自分たちで栽培した8種類の草花苗、観葉植物を持参し、当日は約4時間かけて作品を完成させました。
完成した作品はこちら。今回のテーマは『Potdoll city』です。
森、草原、村、水辺の4つの世界観をイメージし、素焼鉢を12個組み合わせて手作りしたテラドールの日常を表現しています。流木にちょこんと座った姿がかわいいですね。
さらに、花や花火、さざ波を描いた手作りの竹灯籠を配置することによって季節感を演出。ウッドチップを敷き詰めた中央の河原が緑に映えて印象的ですね。
そして注目は後方には自分たちで木材を加工し手作りし、花いっぱいに装飾した一輪車。テラドールの乗り物として配置しました。
今回作庭した作品は、9月27日(日)まで、明石公園に展示しています。明石公園を訪れた際は是非ご覧ください。そして5体のテラドールを探してみてください。
人と自然科 地域自然保護 夢プログラム実施報告会に向け中間発表会実施
9月13日(火)人と自然科3年生選択科目『地域自然保護』の授業で、県立有馬富士公園についての中間発表会を実施しました。
有馬高校から車で約15分にある県立有馬富士公園は、地域の方が自分の特技を生かして、来園者に体験プログラムを提供するという取り組みを行っているユニークな公園です。そして有馬高校人と自然科の生徒も自分たちの特技を生かして来園者を楽しませようというのが地域自然保護の授業の最終目標です。4月からスタートし、今日まで公園の職員から説明を受けたり、実際に公園で活躍されている夢プロ団体の皆さんから体験プログラムを受けたり、自分たちで公園内を調査したり・・・とにかく公園を知る活動を続けてきました。
学校設定科目 地域自然保護 今年もスタートしましたに関する記事はこちら
フィールドワークその1 有馬富士公園を知ろうに関する記事はこちら
フィールドワークその2 天文を通したありまふじ夢プログラムを体験に関する記事はこちら
フィールドワークその3 有馬富士公園の生きものに触れように関する記事はこちら
フィールドワークその5 棚田の管理を通した夢プログラム体験に関する記事はこちら
この日は約4か月間の成果をまとめ、発表する会です。この日に向けて生徒は一生懸命準備してきました。
そして発表直前も、原稿や模造紙を前に、役割分担など最後の打ち合わせです。緊張感が増してきますね。
発表にはアドバイザーとしてお世話になっている、人と自然の博物館研究員の先生方、管理者であるパークセンター職員、行政からは宝塚土木事務所の職員にも来校いただき、忌憚のないご意見、アドバイスを頂きました。
いよいよ発表スタート。1班10分から15分の持ち時間で発表を行います。発表では夢プロ体験や調査して感じたこと、有馬富士公園の魅力や改善点を行政や管理者であるパークセンターの方に直接伝えることができました。
そして最後は自分たちがホストとして提供したい夢プログラムの企画案を紹介しました。
・公園の植物を使ったテラリウムづくり
・公園に生息している植物を観察するツアー
・公園の木の実や枝を使った雑貨づくり
・外来種の駆除を兼ねた魚釣り
・園内で人気の遊具 ターザンロープのリメイク
などなど・・・ユニークで高校生らしいアイデアの体験が次々に発表されました。聴衆者も評価シートを用いて、他の班、そして自分たちの班の発表や模造紙を評価しながら真剣に聞いていました。
各班が作成した模造紙はこちら。どれも力作ですね。これらの模造紙は、有馬富士公園パークセンターに一定期間展示させていただきます。公園を訪れた際はぜひご覧ください。
さて中間発表も終わり、いよいよ今回の発表をもとに、実際に来園者に提供する夢プログラムを企画していきます。テーマは有馬富士公園の利用が最も少ない世代である『高校生が有馬富士公園の魅力を感じることが出来る体験プログラム』です。そして12月には実際に高校2年生の後輩を有馬富士公園に招待し、自分たちが企画した夢プログラムを実践します。大変ですが楽しみながら頑張っていきましょう。
最後に中間発表を聞きに来てくださいました皆様、忙しい中お越しいただきありがとうございました。
令和4年度防災ジュニアリーダー活動について
夏季休業中に各施設、事業所にお願いしていました東日本大震災への支援金に関する募金箱の設置により、以下の募金が集まりました。短い期間ではありましたが、大変多くの方々からの支援をいただき、ありがとうございました。支援頂いた募金は、日本政府に送金させていただきました。
また、9月14日(水)には、以前よりご紹介いただいていたハニーFMの門垣様から北区にお住いの防災士のT様をご紹介頂き、お話を伺いにご自宅まで訪問させていただきました。
ご自身の体験談では、阪神淡路大震災時に何の防災知識もなかったことで多くの人を支援できなかったことが自責の念になって、防災のことを知ろうと思い、活動を始められたことをお聞きしました。
特に驚いたのは、ボランティアで家族で防災のマップや冊子を製作され、地域社会に提供されていることです。
また、防災で最も大切なことでの質問では、自助(自分の命を守る)が最も重要であることを教えていただきました。他にも災害時に高校生の力が地域社会にとって貴重な戦力になること。
三田市は、水への備えをもう少し準備した方がよいこと。
トイレの問題は、もっと国で、考え推進していかないと、毎回、災害時に同じ問題を抱えて解決できていない点をお聞きしました。また、女性にとってトイレ問題は、身体的な問題もありますが、犯罪にもつながることがあるため早急の対策をしなければならないとおっしゃっていました。
他にも地域の方々と交流する機会を増やし、名前や顔を覚えてもらうことも大切であることなどをお聞きしました。また、地域の方との交流を深めるきっかけとして、ぼうさいこくたいの紹介や
コンパクトな防災ノートを三田市の高校で活用されていることなどのお話をお聞きしました。
1時間弱ではありましたが、大変有意義な時間を過ごすことができました。T様にはご自宅まで訪問させていただき、貴重なお時間を本当にありがとうございました。今後も本校の防災活動等にご指導、ご協力をよろしくお願いいたします。
人と自然科 淡路花博2022秋 第11回高校生花と緑のガーデンに出展
今年も9月17日(土)~11月6日(日)まで、淡路島を舞台に、淡路花博2022秋が開催されます。
淡路花博2022秋公式HPはこちら(←開催期間を過ぎるとHPが閉鎖される可能性があります。)
催しの一つとして県立公園淡路花さじきエリアに、県内の農業高校で学ぶ高校生が、日頃学んだ知識や技術を生かして創作した庭を展示する、高校生花と緑のガーデンが設けられ、有馬高校人と自然科も環境班の生徒2名が作庭を行いました。明石海峡大橋を渡り、県立公園あわじ花さじきに到着です。
第11回高校生花と緑のガーデン公式HPはこちら(←開催期間を過ぎるとHPが閉鎖される可能性があります。)
今回持参した植物は、自分たちで栽培したペチュニア、ゴールドクレスト、マリーゴールド、トレニアなど、11種類の草花苗、観葉植物です。作庭するデザインも自分たちで考えました。
花壇の右側には観賞用五色トウガラシ、ペチュニア、アゲラタムを配置、左側にはトレニア、ケイトウ、ニチニチソウなどを植栽していきます。そして高さの異なるゴールドクレストを配置し、中央に寒水石を敷き詰めます。どんな作品に仕上がったのでしょうか。
完成した作品はこちら。タイトルは『月夜に輝く天の川』です。
中央の寒水石の上空には、自分たちで鉄板を切断、溶接、曲げの加工作業を行い制作した三日月を立て、三日月の中にはアイビー、トレニア、マリーゴールドを植栽し、動きを出しました。
そして寒水石の左側は、紫や青など彩度の低い植物を配置し夜をイメージ。右側には赤や黄色など彩度の高い植物を配置し朝日をイメージし、暗闇から夜明けへと変化する情景を表現しました。
今回作庭した二人に話を聞くと、隠れたテーマは『黎明(れいめい)』この作品を見に来てくれた人に、新しい時代の始まりを感じてもらいたいとのことです。
今回作庭した作品は、9月17日(土)~11月30日(日)の期間中、県立公園あわじ花さじきの園路(駐車場から見て2本のシンボルツリーの下です。以下写真参照)で見ることができます。有馬高校人と自然科以外にも県下10校の農業高校生が作庭した作品をご覧いただけます。
淡路島を訪れた際、是非お立ち寄りください。
人と自然科 ブドウ販売大盛況 無事終了いたしました(ありがとうございました)
人と自然科の生徒が授業で丹精込めて栽培したブドウ(ベリーA、ピオーネ、マスカットオブアレキサンドリア)の即売会(本校保護者、生徒限定)を9月7日(水)、9日(金)、14日(水)の3日間、各学年ごとに開催させていただき、大盛況の中無事終了しました。
いよいよブドウの収穫を迎えます(収穫調査)に関する記事はこちら
販売を前に、生徒自ら調整、包装、袋詰めを行います。各販売日で700房以上の調整が必要なため、1年生から3年生まで手分けをして行います。
傷んだり割れたりしでいる粒がないかどうかじっくり確認し、ハサミで調整していきます。
そして調整したブドウは、粒のつまり具合で3つにランク付けし、上と中のランクのブドウはセロファンの包装紙に丁寧に包み、1袋に2~3房を詰め、重さをはかり価格を決定します。
このように調整、袋詰めは販売直前まで行われ、そしていよいよ体育館前で販売準備です。人と自然科ののぼりを立てた名物のトラック市です。
今年も新型コロナウィルス感染拡大防止のため、事前に整理券を配布し、少人数ずつ売り場に来てもらう方式をとりました。またレジ前には間隔を開けて並んでもらうための表示をはり、レジ前には生徒が実習で手作りした飛沫防止のついたても設置。さらに1人1人に丁寧に手指消毒を行うなど、万全の体制で臨みました。
人と自然科の実習は1年生から3年生が一緒になって行います。初めての1年生に2.3年生が丁寧に教えながら販売実習を行っていました。
レジでは、品種、重さを伺い、商品を準備し会計を行います。昨今の資材の高騰を考慮し、今年度よりやむなく50円から100円の値上げをさせていただきました。50円単位になったため、計算を間違えないようにゆっくりやりとりをを行いました。そしてどんどん売れて無くなった品種、ランクを一覧表に線を引いていきます。どんどん無くなっていきましたね。
そして今年は野菜部門で収穫最盛期のキュウリも同時販売。大人気でした。(今後も2週間ほど県道脇の販売所で販売しています。1袋3~4本入って100円。お近くを通る際は是非ご購入下さい。)
今年は台風などの気象災害や害獣被害もなく、さらに夏の晴天にも恵まれなかなかの出来栄え。一方でベリーAでは、ブドウを種なしにする『ジベレリン処理』が上手くできていなかった房もあったようで『とても美味しかったけど種があったよ。』というご指摘をいただきました。来年への課題ですね。
さらにピオーネとマスカットは元々畑の面積が小さいため、数量制限をさせていただきましたが、やはり人気で、最後には売り切れてしまい、買えなかった方もいらっしゃいました。本当に申し訳ありませんでした。
3日間で合計333名の方に来場いただきました。販売を担当した生徒は自分たちが栽培したブドウを喜んで買ってくださる姿を見て、大きな自信となったそうです。お忙しい中ご来校いただいた保護者の皆さまありがとうございました。そして購入してくれた総合学科の生徒の皆様も、本当にありがとうございました。人と自然科の学びの内容を少しでも理解してもらえたら嬉しいです。
産業社会と人間
9月16日(金)の「産業社会と人間」は、「働くことについて」学びました。
この授業は11月11日実施の「プロフェッショナルin有馬」という一連のプログラムの第1回目となります。
「プロフェッショナルin有馬」は、7つのコースに分かれ、各自2名の職業人から働くことについてお話をお聞きする、有馬高校「産業社会と人間」のメインイベントの1つです。。
今日の前半は「働くことについて」の講義を聞き、その後「プロフェッショナルin有馬」の動画を見ました。
後半は、プロフェッショナルのコース希望をタブレットを使って入力しました。
その後次回の「インタビュー講座」のための質問をグループで相談して決めました。
次回10月7日(金)は、FMさんだのアナウンサーをお招きし、インタビューの極意についての講義を実施します。
有高チャレンジ教室「フラワーアレンジメント」~9/27(火)授業開始時間変更のお知らせ~
学校設定科目「フローラルアート」は、フラワーアレンジメント技術を2年生から3年生まで2年間専門的に学ぶことができ、高度な技術を習得できる授業です。
3年生では外部講師の先生をお招きし、より実践的な授業を受けることができます。また、これまで学んできた知識や技術を生かし、生徒自らが先生役となり地域の方々にアレンジメントを教える「チャレンジ教室」を開講しています。
今年度も定員を超える応募があり、その中から厳正なる抽選で選ばれた10名の受講生の方が決定。5月10日(火)に第1回目のチャレンジ教室が開講しました。
9月13日(火)に開講された第4回目のチャレンジ教室では、有馬高校で栽培している「トクサ」を用いたアレンジメントを制作しました。
トクサの他にも、有馬高校で栽培している「センニチコウ」や「アゲラタム」、パスカル三田で購入した「スプレーギク」や「ミズヒキソウ」など、季節の花材を使用しました。
これまでのチャレンジ教室では、形や寸法が決められている作品を作ってきましたが、今回のアレンジメントは“自由”に制作してもらいました。
基礎の復習も兼ねて、スポンジセットや花材の切り方・挿し方も生徒が丁寧に説明しました。
トクサは内部が空洞になっているため、ワイヤーを挿し込み、自由自在に形を作ることができます。
生徒もデザインや花材の挿し方などをアドバイスしながら、一緒に作品制作に取り組みました。
約1時間半かけて完成した作品がこちら。素敵なアレンジメントが完成しました。
< チャレンジ受講生の方への連絡 >
次回のチャレンジ教室は、9月27日です。この日は体育大会予行前日のため、40分授業となります。5時間目の授業開始時間が12時35分からとなりますので、ご予定をお願いいたします。
※悪天候により、行事予定、時程等が変更になる場合があります。その場合、再度ブログ情報を掲載しますので、お手数をおかけしますが、確認をよろしくお願いいたします。
ご不明点がある場合は、079-563-2881(学校)へご連絡ください。
産業社会と人間『1分間スピーチ』
9月9日(金)の1年次生「産業社会と人間」は、「1分間スピーチ発表会」でした。
夏季課題「わたしのキャリアデザインのために」において
①ボランティア活動に参加する ②身近な職業人にインタビューをする ③大学、短大などのオープンキャンパスに参加する ④インターンシップに参加する
4つの課題のうち1つを選択し、先週から取り組んだスピーチ原稿をもとに、みんなの前で発表しました。
概ね②の身近な職業人にインタビューする人が多くいた印象です。中には父親の職場に同行し、家ではゴロゴロして過ごしているのに、職場ではキリっとしていて格好良かったです、と発表した生徒もいました。社会に出て仕事をすることの大変さを自分たちなりに学んできたようです。
11月には、実際に仕事をされている職業人7名の方に有馬高校へお越しいただき、社会の中での職業の意義や、仕事についてのやりがいなど、「働く」ことへの考えを深めていきます。どのようなお話を聞けるか楽しみにしています。ぜひ、それまでにインタビューの技法やコミュニケーション技術を磨いていって欲しいです。
人と自然科 秋野菜(ダイコン・ハクサイ)の栽培が始まりました
心配していた大型台風も日本列島から少し逸れ、被害が少なくほっと胸をなで下ろしています。酷暑が続いた夏の季節もいよいよ終わりを迎えようとしており、有馬高校人と自然科の農場でもいよいよ秋~冬にかけての野菜、草花苗の栽培が始まっています。
1年生農業と環境の授業では、ダイコン、ハクサイの栽培がスタートしています。今回も自分の担当区が設けられ、収穫まで責任を持って管理を行います。まずは先生から実習内容について、指導を受けます。
まずは、ハクサイの定植です。夏季休業中の実習で自分で播種していた苗を定植します。本葉が6枚ほど出ていたということでばっちりのタイミングです。
夏季休業中も実習授業(総合実習)本当に頑張りましたに関する記事はこちら
まずは、畦(山になっている部分)の床(平らな部分)をクワで耕うんし、整地します。
そして、苗を株間40cm千鳥植え(株をずらし互い違いに植える方法)で並べていきます。
そして、植え穴を掘り、苗を取り出し植え付けます。株元を少しへこませ、水がたまるウォータースペースを作るのがポイントです。
次は、ダイコンの播種(種まき)です。深さ約3cmさく条(溝を切る)します。
そして、ダイコンの種子を1カ所3粒ずつ、株間30cmで落としていきます。種子が隣とくっつかないように三角形に置いていきます。(後から間引きをするためです)
その後、覆土として、束ねた稲わらを置き、飛ばないように土で押さえます。本日播種したダイコンは今週末には発芽を迎えます。
これで、本日の実習は完了です。
本日定植、播種したハクサイ、ダイコンは、順調に生育すれば11月中旬には収穫適期を迎え、秋の農業祭で販売されます。
今年度の秋の農業祭は11月12日(土)を予定しています。立派なハクサイ、ダイコンが収穫できるように管理を楽しみながら頑張りましょう。
要約筆記講習会(福祉選択生徒)
9月8日(木)コミュニケーション技術の授業において、三田市ボランティアサークル「三田サマリー」より3人の講師をお招きし、要約筆記について学びました。
要約筆記とは、簡単に言うと、耳の聞こえない方の通訳です。講演会や、イベント等で活躍するほか、難聴者さんの病院について行ったり、三者面談で担任の先生との会話をお伝えしたりさまざまな場面で活躍されています。その要約筆記について、注意点や書く時のポイントなどを教えていただきました。
実際に文章を要約してみる体験をしてみて、人が話すスピードがいかに早いか、わかりやすく要約するには頭の回転が大切、といったことに気づきました。一見簡単そうにされていましたが、自分たちで体験すると「早い!」「ついていけない!」「これどう言い換えるんだっけ?」と頭をフル回転にして実践していました。
普段あまり意識していませんが、イヤホンで大音量の音楽を聴いていると、若年性難聴になる人も多いそうです。改めて自分事としてとらえる機会となりました。貴重な体験をありがとうございます。
家庭クラブです。ハニーFMに出演しました。防災ジュニアリーダーも2回目の出演です。
9月6日(火)17:00からハニーFMのハイスクール特派員に出演してきました。
前半の家庭クラブでは、家庭科で学んだ知識や技術を生かして地域貢献活動を行っており、今回は手作りのコースターや祝い箸をプレゼントした話が中心となりました。例年、5月に三田市の中央デイサービスセンターを訪問し、フェルトと麻布をミシンで縫い合わせたものに、手作りのハンコを押して仕上げた「母の日コースター」をプレゼントしています。
また、年末には、お正月に使用する「祝い箸」の箸袋に、折り紙で作った鶴や亀を貼りつけ、長寿を願う気持ちを込めながら準備をしました。その「祝い箸」をプレゼントするために同センターを訪問すると、利用者の方に、「前回も来てくれていたね。」と声を掛けていただき、覚えてくださっていたことに感激したエピソードなどが語られました。
今後も、地域の皆様に喜んでいただける活動を継続していきたいと思います。本当に良い経験ができると思いますので一緒に活動を楽しみませんか!引き続き部員募集中ですので、家庭クラブの活動に興味のある在校生の皆さんは是非、家庭科の先生に声を掛けてください。お待ちしています!
後半は、防災ジュニアリーダーです。7月の出演に引き続いての出演です。
今回は、実際に夏に活動してきた報告と今後の活動についてのお話しをしました。
まず、夏の活動についてですが、7月に神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて全体学習会がありました。そこでは、講師の先生から災害時での考え方や行動、アクションプランの作成方法などを学習しました。また、尼崎市でコミュニティーコーピング、クロスロードゲーム、アクションプランの具体的な作成をしました。他にも三田市の危機管理課に訪問し、三田市の防災についての考え方や取り組みについてお聞きしました。そこでは、食糧等の備蓄状況や防災トイレ、災害時での声掛けといった自助だけでなく共助のお話が聞けました。また、総務課の方には、急な依頼にも拘わらず、アクションウィークの実施にあたり、東日本大震災への募金活動としての募金箱の設置にも協力していただき
、ありがたく思いました。ハニーFMの門垣様からもご助言いただき、9月には北区在住の防災士の天野様とお会いしてお話を聞く予定です。残念だったのは、8月に予定していた宮城県での活動がコロナの蔓延で中止になったことです。成長の大きなチャンスだったので非常に残念でした。
この夏は、全てにおいて今までの夏より貴重な経験ができた夏になりました。今後は、この経験を是非、学校や地域の防災教育に活かしていきたいです。また、地域の方とのボランティア活動などを通して、たくさんの方々とコミュニケーションを深め、災害時に強い三田市になれるよう活動していきたいです。ハニーFMの出演も地域活動の一つととらえていますので機会があればまた出演をしたいです。
福祉講演会(助産師の仕事について)
9月7日(水)「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、三田市民病院の助産師さんをお招きし、お話を伺いました。
助産師は、主に出産を控えた妊婦さんの支援や、産後の赤ちゃんやお母さんのケアのみならず、女性を一生涯にわたってサポートするお仕事です。その活躍の場は開業、市役所などの地域、病院勤務等さまざまあります。
講義の中で特に印象に残っているのは、出産時の「バースプラン」というものです。どんなお産がしたいか、入院中どう過ごしたいかなどについて考え計画することで、妊婦さんが積極的にお産に参加するという前向きな気持ちを引き出すことができるそうです。その後、DVDで実際のお産の様子を見た生徒たちは啞然としていました…
また、後半は妊娠・出産の概要を教えていただくとともに、妊婦体験ジャケットの着用、赤ちゃんのおむつ交換、産着の着脱を体験することができました。チャイムが鳴ってからも「もっと体験したい」と名残惜しそうな生徒が多かったのが印象的です。
本日は、ありがとうございました。
76回生総合的な探究の時間~神戸学院大学学生プロジェクト発表~
9月6日(火)総合的な探究の時間に神戸学院大学経営学部より学生さんをお招きし、プロジェクトの発表を実施していただきました。このプロジェクトは、地域の活性化・社会貢献等に繋がる学生の主体的・自主的な学びを支援することを目的としたもので、木元さん、大川さんのお二人も三田市の活性化につながる研究をされています。
三田市の「第5次総合計画」をもとに、若者の人口流出をどう抑制するのか、といった課題設定で進められていました。解決策として、若者に三田の魅力を発信するべく、三田の魅力満載の冊子づくり、それをもとに出前授業を企画しています。道半ばではありますが、どのような方向に行きたいのか、どう計画を立て実行していくのか、明るい雰囲気でとても楽しく伝えてくれました。
76回生のみなさんは、夏季休暇を利用し、情報収集を進めてきました。それらを発表にどう活用していくか、今日の学生発表を通して具体的な方法をつかむことができたでしょうか。次回から情報の整理・分析、まとめとつながっていきます。どのような探究発表になるのか、非常に楽しみです。
人と自然科 いよいよブドウの収穫を迎えます(一般販売はしておりません)
有馬高校の生徒、保護者の皆さまお待たせしました。4月から人と自然科の生徒が栽培してきたブドウがいよいよ収穫を迎えます。
人と自然科1年生 ブドウとスイートコーンの栽培が始まりましたに関する記事はこちら
人と自然科1年生 ブドウの栽培順調です(ブドウ摘穂・誘引・整房作業)に関する記事はこちら
ブドウ(ベリーA・ピオーネ・マスカット)の栽培順調ですに関する記事はこちら
夏休みが明け、3年生、1年生の生徒が自分たちが担当した栽培区のブドウを調査のため収穫しました。
まずは3年生。ガーデニングの授業で栽培した、高級ブドウピオーネの収穫です。
どきどきしながら袋から取り出してみると・・・
立派なピオーネですね。重さを量ってみると、目標一房600gのところ、700gオーバーの房が多かったですね。整房作業でもう少し落とす必要がありましたね。今年は少し着色が遅れ気味ですが、味は最高です。
そして翌日は1年生の生徒が、授業で栽培したベリーAの収穫、調査を行いました。どの房にするか迷いますね。
入学してすぐ担当区が与えられ芽かきの作業から始まり、誘引、摘穂、摘粒、ジベレリン処理などの作業を実施。放課後や休日にも管理作業に来ている生徒も多くいました。丁寧にはさみを入れ、ゆっくりと袋から取り出してみると・・・
濃紫色のブドウが顔を出しました。摘粒作業が上手くできていたようで、どの房も立派です。自分たちの努力の成果を手にみんな最高の笑顔です。
収穫後は実験室に戻り、さっそく調査です。まずは屈折糖度計で糖度を、上皿ばかりで重さを測定し、データを記録します。
ベリーAの糖度の目安は17度と言われていますが、ほぼ全てが基準以上の糖度で、中には20度を超える房もありました。また重さは3年生同様、重量オーバーが多かったですね。整房作業の時、車(つぼみのかたまり)を残しすぎたのが原因です。初めての栽培なのでなかなか難しいですね。来年はこの反省を活かしましょう。
有馬高校ではピオーネ、ベリーAの他に、マスカットオブアレキサンドリアの栽培をおこなっています。そして収穫したブドウは有馬高校保護者、生徒限定で販売します。(以前は一般の方にも販売していましたが、圃場が小さく、販売できる数も限られているため、多くの地域の方にご迷惑をおかけしてしまったことが理由で、現在一般販売はしておりません。本当に申し訳ありません。)
販売日時は
第3学年 9月 9日(金)15:10~
第2学年 9月 7日(水)15:10~
第1学年 9月14日(水)15:40~
です。詳しくは生徒が持ち帰った『有高産ブドウ販売会について』のプリントをご覧ください。(保護者の方が来校していただく際、当日このプリントが保護者である証明になりますので必ずご持参ください)
当日は、5時間目、もしくは6時間目の授業で販売会場準備を行い、その後整理券を配布します。そのため日によって異なりますが、販売開始30分前をめどに整理券を配布します。また、ピオーネ、マスカットは数が少ないため、例年す量制限をお願いしています。(授業の一環と言うことでご理解下さい)
皆様のお越しをお待ちしております。
「産業社会と人間」
9月2日(金)の「産業社会と人間」の授業は、夏季休業中の活動について1分間スピーチの原稿を作成しました。
夏季休業中に「私のキャリアデザインのために」というテーマで、
次の4つの課題の中から1つを選び、その活動報告を書いてきました。
1 ボランティア活動をしよう!
2 職業人インタビューをしよう!
3 オープンキャンパスに参加しよう!
4 インターンシップに参加しよう!
その報告書をもとに、活動内容と感想を300字程度の原稿にし、1分間のスピーチを披露するという取り組みです。
今年度より、1年次生はタブレットを使って授業に臨むようになり、自分のタブレットに原稿を収める生徒もいました。
原稿作成の合間に、夏休み中に考えた科目選択について、担任との面談を並行して行いました。
進路実現へ向け、担任団をはじめ職員総力を挙げて、生徒たちの科目選択指導にあたっていきます。
1分間スピーチクラス内発表は9月9日実施の予定です。
人と自然科 今年も都市農業体験実習(農業インターンシップ)に4名が参加しました
先日紹介しましたが、人と自然科は夏休み中『総合実習』(別名:農場当番)という授業があり、当番の生徒が農場の作物の管理実習を頑張りました。
夏季休業中も実習授業(総合実習)本当に頑張りましたに関する記事はこちら
夏季休業中の総合実習と並行して行われたのが、将来農業関連の大学や大学校に進学したい、将来本気で農業をやりたい、より実践的な農業を学びたいという生徒を対象に、阪神農業改良普及センターご支援のもと都市農業体験実習(農業インターンシップ)が企画され、応募多数の中選ばれた4名の生徒が夏休み中頑張りました。生徒が地域で活躍されている先輩農家に6日間お世話になり、栽培・管理方法や流通、販売、さらには心構えなどを直接アドバイス頂くというのが都市農業体験実習です。それでは今年お世話になった4軒の農家さんでの研修を報告します。
まずは、恩地農園。非農家の生徒ですが、農業への興味関心が高く、将来大学進学後就農、もしくは関連産業への就職を希望している、2年生のY.Kさんが参加しました。今回お世話になった恩地さんも非農家出身ですが、企業に勤められた後、地域の親方農家さんの元で研修後独立就農し、現在は認定農業者として活躍されています。
研修では早朝よりトマトなど野菜の収穫、調整、直売所への出荷を行い、ブロッコリーなどの定植作業も経験させていただいたようです。
次に中上農場。中上さんは本校の卒業生でもあり、親方農家として多くの研修生を輩出されている、三田の中心的な農家です。将来農業系大学への進学後、就農もしくは関連産業への就職目指している、3年生のH.Hくんが研修を行いました。
実習ではキュウリの子づるとり、ナスやピーマンの収穫、トマトの下葉とりなどの技術を習得することはもちろん、本人が希望していた二酸化炭素の施用による環境制御についても学んだとのことです。
次は伊丹市にある阪部農園(ファーム神津)です。伊丹市で水稲に加え、施設トマト、葉物野菜を栽培されています。近くには大阪国際空港もあり、まさに都市型農業を実践されています。将来就農意欲が高く、農業大学校進学後に雇用就農を目指している3年生のY.Sさんが研修を行いました。
研修ではナスやトマトの収穫袋詰めなどの調整作業はもちろん、イオン伊丹やスマイル阪神などの直売所への出荷、陳列作業も体験させていただいたようで、流通の仕組みについても学ぶことができたとのことでした。
最後は笠谷農園です。大規模にうるち米、酒米である山田錦を栽培。ヤマノイモや黒大豆(エダマメ)、ウドなどの三田の特産品も栽培されています。さらに約3haの広大な敷地で栗も栽培するなど、三田を代表する篤農家です。農業系の大学へ進学し、将来は果樹園を開園することを目標としている、Y.Rくんが研修を行いました。
研修では乗用の草刈機を使用した栗園の除草など通常の栽培管理実習はもちろんですが、スマート農業を学びたいという生徒の希望もあり、ドローンを用いた水稲の防除も見学させていただいたようです。10ha以上ある水田の薬剤散布が約4時間で完結する状況を目の当たりにし、機械化の重要性を感じたとのことでした。
4人とも現場実習はもちろんですが、農家の方々から実際に農業経営していく上での現実的なお話をたくさん聞かせていただいたことで、さらに農業への興味関心が高まったようです。今年度お世話なりました農家の皆様、このような機会を作っていただいた阪神農業改良普及センターの皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
8月30日 全校集会
8月30日 テレビ会議システムを活用し、オンラインにて全校集会が行われました。
生徒たちは各ホームルーム教室で校長先生のお話を聞きました。
また表彰伝達が行われ、夏休みの生徒たちの頑張りが表彰されました。
部活動や農業クラブ大会、授業での取り組みなど、様々な分野で生徒たちが活躍しました。
「第70回近畿学校農業クラブ 意見発表 分野Ⅱ類」で最優秀賞に選ばれたT.M.さんの発表も行われました。
全国大会でも悔いのない発表をしてほしいです。
秋からも多くの場面で生徒たちが活躍できるように、教員一同サポートしていきます。
人と自然科 夏季休業中も実習授業(総合実習)本当に頑張りました
8月29日(月)夏休み最終日です。明日から授業が再開されます。あっという間ですね。
人と自然科の生徒は夏季休業中も資格取得などやイベント、農業クラブの大会など、自身をスクルアップさせる充実した日々を過しましたね。ほんの少し紹介すると・・・
第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(後編 大会式典)に関する記事はこちら
阪神梅田本店にて 夏休みふれあい体験広場アレンジメント体験実施に関する記事はこちら
第70回近畿学校農業クラブ連盟大会意見発表会 最優秀賞受賞 全国大会出場決定!!に関する記事はこちら
これ以外にもたくさん記事を載せていますので、少しブログをさかのぼってみてみて下さい。
さて、上記の学びや活躍以外にも、人と自然科は夏休み中『総合実習』(別名:農場当番)という授業があり、当番の生徒が農場の作物の管理実習を頑張りました。少し振り返ってみましょう。たとえば・・・
9月に収穫、販売を迎えるブドウの枝の管理作業や
校内の樹木管理
野菜の収穫や販売や・・・
秋に向けた野菜苗の定植
この時期やっかいな雑草の除草
そして改修された大温室内
有馬高校のシンボル 大温室がパワーアップして生まれ変わりましたに関する記事はこちら
その温室に熱帯果樹ゾーンを造成するために、バナナの苗や
パパイヤの苗を定植
そして秋の農業祭に向け、草花苗の播種や鉢あげ
さらには農業と環境の授業で栽培し、同じく秋の農業祭で販売するハクサイの播種
そして同じく秋の農業祭で販売する、イネ(モチ米)の観察(出穂期で稲の花が咲いていますね。)
などなど、ここには書き切れないほどの実習を頑張りました。このような実習は、生きものを相手に学んでいる農業系学科の特色でもあります。
酷暑が続く中、さらには新型コロナウィルスの蔓延が広がる中のマスクの着脱などで心配された熱中症。こまめな水分補給や生徒自身の体調管理が功を奏し、夏休みの実習中熱中症になった生徒は1人もいませんでしたね。自己管理も大切なスキルの一つです。
そして実習最終日の実習が終わった後、新型コロナウィルスの感染防止対策を十分行った上で、農場長からスイカの振る舞いがありました。
新学期に入っても人と自然科団結して頑張りましょう。
産学連携 新名神高速道路宝塚北SA 本校生徒が考案した新メニュー販売スタート(表彰式)&アレンジ体験会開催
8月28日(日)新名神高速道路宝塚SAにて、西日本高速道路サービスホールディングス株式会社様による、高校生考案メニュー表彰式&フラワーアレンジメントコサージづくり体験が行われました。
西日本高速道路サービスホールディングス株式会社様と有馬高校は3年前から産学連携の取り組みとして、地域資源である地場食材を活用し、地産地消や地域の魅力発信を目的にサービスエリアのメニュー開発を生徒が行っています。今年は『ハイウェイの宝塚SAで”お宝食材”としてPRできるメニュー』をテーマに、昨年12月から開発をはじめ、人と自然科、総合学科の19チームが考えたメニューの中から今回『三度(みたび)楽しい!丹波地鶏と黒枝豆のひつまぶし丼』が選ばれ、この日表彰式が行われました。
今回メニューに選ばれたのは、人と自然科3年生 M.Uさん、S.Kさん、T.Hさんの3名、チーム『農ガール』です。表彰会場にはたくさんの方が足を止められ、見守ってくださいました。
西日本高速道路サービスホールディングス株式会社関西支社長様より賞状と副賞のお食事券が授与されました。
そして受賞者を代表してM.Uさんより、『地域の食材をふんだんに使ったひつまぶし丼をたくさんの人に食べてもらい、魅力を知ってほしいです。メニューに採用してくださりありがとうございました。』との挨拶がありました。
そして受賞者試食会です。自分たちで何度も試作したようですが、プロの料理人が仕上げると想像以上に美味しかったとのこと。見た目も鮮やかですね。
『三度(みたび)楽しい!丹波地鶏と黒枝豆のひつまぶし丼』は、『丹波朝霧地どり』と『兵庫県産黒枝豆』を使用した兵庫の魅力を存分に感じることができるメニューです。山椒やネギなどの薬味と、昆布茶が付いており、3通りの食べ方が楽しめます。
ブログ作成者も食べさせていただきましたが、甘辛く、そして香ばしく焼きあがった地鶏がこれでもか!!と乗っかっており、錦糸卵との相性は抜群。ボリューム満点ですが薬味と昆布茶があるのでさらっと食べられます。これが920円とは・・・コストパフォーマンスも抜群です。
食べ終わった後、考案者自ら呼び込みを行いました。
店頭だけでなく、館内放送にも挑戦。最初は緊張していましたが、回数を重ねると落ち着いて話をすることができましたね。
この日は販売を記念して、フードコートを利用した方にガラポン抽選会も企画され、たくさんの方がひつまぶしを選んでくださり、約1時間で限定30食を達成しました。
終了後には、料理長様と支配人様との座談会も実施。メニューに選ばれた理由や、SAレストランでのメニュー開発の苦労、こだわりなど熱いお話を聞かせていただき、『今回皆さんが考えてくれたメニューも含め、我々ばまたこれを食べたいと戻ってきてくれる料理の提供を目指しています・・・』という言葉が印象的でした。
そして新メニューの販売を記念して、宝塚SAでもう一つ行われたのが・・・
有馬高校人と自然科の生徒によるフラワーアレンジメントコサージづくり体験です。夏休み最後の日曜日。偶然宝塚SAに立ち寄られた皆様にサプライズプレゼント。限定50名に無料で(西日本高速道路サービスホールディングス株式会社様のご厚意です)体験していただきました。
人と自然科農業クラブフラワーアレンジメント班に所属している2年生5名が対応。先日も阪神梅田本店にてアレンジメント体験会を行うなど、精力的に活動しています。
阪神梅田本店にて 夏休みふれあい体験広場アレンジメント体験実施に関する記事はこちら
わかりやすい言葉を使って、目線を合わせて、身振り手振りも交えながら優しく教えていましたね。16時前には50名に到達。表彰式&販売開始イベントを盛り上げました。
さて、本日より販売が開始された『三度(みたび)楽しい!丹波地鶏と黒枝豆のひつまぶし丼』は、令和5年3月31日まで宝塚北SAのフードコート『西谷食堂 花ぐるま』にて一日限定30食で販売されます。新名神高速道路をご利用の際はぜひお立ち寄りいただき、有馬高校の生徒が考案した、地域愛たっぷりのこだわりメニューをご賞味ください。
人と自然科 第70回近畿学校農業クラブ連盟大会意見発表会 最優秀賞受賞 全国大会出場決定!!
8月24日(水)~25日(木)第70回近畿学校農業クラブ連盟大会が開催され、7月の兵庫県学校農業クラブ連盟大会意見発表会分野Ⅱ類(開発・保全・創造)にて最優秀賞を受賞した人と自然科3年生M,Tくんが、兵庫県の代表選手として出場しました。
第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 競技会当日に関する記事はこちら
第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 大会式典 結果発表に関する記事はこちら
農業クラブ連盟大会は別名「農業高校の甲子園」「農業高校のインターハイ」とも呼ばれており、全国の農業高校に所属する約9万人の生徒は10月に開催される全国大会に向け、日頃学んでいる農業に関する知識や技術、研究成果を競い合います。
兵庫・大阪・和歌山・滋賀・奈良・京都の各府県大会で最優秀賞を獲得した選手が集う今年の近畿大会は大阪府で開催される予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大により急遽DVD審査に変更。開会式や大会式典もオンラインでの開催となりました。実習室に準備したモニターを前にスタートです。
大阪府連盟クラブ員の司会により開会式スタートです。近畿学校農業クラブ連盟会長より、直接会うこと、交流することができなかった悔しさと、大会まで練習を重ねてきた選手へのねぎらいの言葉がありました。
開会式のあとは最優秀賞者発表のリハーサルです。発表競技で最優秀賞を獲得した選手は、翌日の大会式典で発表を披露するのが農業クラブ競技会の伝統です。今回はオンラインでの開催ということで最優秀賞を獲得したらテレビ会議システムを通して発表します。参加選手全員が最優秀賞を獲得したつもりでリハーサルを行いました。
そして、競技会スタート。大阪でDVD審査が行われているのと同時にすべての発表がYouTubeに限定公開され、お互いの発表を視聴しました。
そして、本校生徒の発表も映し出されました。客観的に見て・・・出し切りましたね。
あっという間に一日目の日程は終了。結果発表は翌日の大会式典です。
そして14時間が経ち・・・大会2日目 大会式典です。
近畿学校農業クラブ連盟成人代表より結果発表。オンラインでの発表会場には校長先生、教頭先生、担任の先生も駆けつけてくださり、固唾をのんで見守ります。
結果は最優秀賞。全国大会出場決定です。みんなでガッツポーズと拍手で喜びました。
そして最優秀賞者発表。最優秀賞獲得の速報を聞いた職員室の先生方が新学期前の業務で忙しい中、実習室に集まってくださり、発表を聞いてくださいました。みんな応援してくれていたんですね。本当にいい学校ですね。
近畿ブロックの代表にふさわしい力強い発表でしたね。最後は閉会式。全国大会に出場する選手への激励のことばで近畿大会は終了しました。
M.Tくん、全国大会出場おめでとうございます。10月25日~27日に北陸3県で開催される全国大会では、全国制覇を目指し頑張りましょう。
応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。これからも、人と自然科生徒の活躍にご期待ください。
人と自然科 阪神梅田本店にて 夏休みふれあい体験広場アレンジメント体験実施
8月17日(水)大阪梅田にある阪神梅田本店にて『夏休みふれあい体験広場』が開催され、本校人と自然科の農業クラブ フラワーアレンジメント班の生徒が参加し、フラワーアレンジメントコサージづくり体験を実施しました。有馬高校人と自然科は、普段の授業が実習で身につけた知識や技術を生かして、様々なイベントに参加させていただいています。
今年4月に開催されたでんスポアドベンチャーフェスタへの出展に関する記事はこちら
今年5月に開催されたイオンモール伊丹農業イベントに参加しましたに関する記事はこちら
今回兵庫県立こどもの館が主催する『夏休みふれあい体験広場』は、高校生が自分と地域に誇りを感じながら地域の元気づくりに貢献できる人材育成を目的に実施されているイベントで、今年は大阪の一等地、阪神梅田本店にて開催されました。
この日一日は阪神百貨店の店員の一員として頑張ります。早朝からみんなで準備し、打ち合わせを行った後、朝10時の開店と同時に入店してくるお客様をお出迎えしました。
この日の天気はあいにくの雨模様。普段と比べるとお客様の数は少なかったようですが、来店された親子連れの方がブースを訪れて下さり、フラワーアレンジメントのコサージづくりを体験してくださいました。
今回参加した生徒は、農業クラブフラワーアレンジメント班に所属しており、フラワー装飾技能士の資格取得やフラワーアレンジメント全国大会出場を目指して放課後を中心に活動し、フラワーアレンジメント技術を向上させています。
昨年の全国大会(第20回全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表選手として参加)に関する記事はこちら
まずは、子どもたちにメインとなる大きな花と周りを飾る小花を選んでもらいます。そこに緑の葉を合わせ、ワイヤーでまとめ、そのワイヤーの周りを緑のテープで被覆していきます。最後に好きな色のリボンを選び、装着したら完成です。
イベントを頑張っていると、遠くから見覚えのある姿が・・・
有馬高校人と自然科のキャラクター(生徒が実習を頑張っていると現れる妖精さんです。)”ひとっしー”がわざわざ大阪まで駆けつけてくれました。有馬高校のブースの前で一生懸命手を振ってくれたおかげで、たくさんの子どもたちが立ち寄ってくれました。ひとっしー君、来てくれてありがとうございます。
この日は、私たち以外にも姫路東高校の皆さんによるカルタや紙芝居で姫路城や歴史を学ぶコーナー、こどもの館の皆さんによる紙工作『すべるんるん』のコーナー、NHK神戸放送局による防災クロスロードなど楽しい体験コーナーがたくさん設けられ、訪れた子どもたちが楽しんでいました。
たった一日でしたが、私たちにとって学びの成果を発表できる貴重な時間となりました。このような機会をいただきました県立こどもの館の皆さま、阪神梅田本店の皆さま、本当にありがとうございました。
令和4年度防災ジュニアリーダーの活動についての報告
夏休みも折り返しを過ぎ、残り少なくなりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。
私たち防災ジュニアリーダーは、8月中旬から予定されていた東日本大震災の被災地訪問がコロナの拡大により中止になりました。現地でのボランティア活動や地元の高校生徒との交流など充実したプログラムだったので本当に残念です。
しかし、今回のことも前向きにとらえ、次回のチャンスがある時まで防災やボランティアについて知識や経験を蓄えておきたいと思います。
その一つとして、東日本大震災への募金活動を実施したいと思い、現在、三田市役所と有馬富士共生センター、レフィール三田受付窓口で募金箱の設置を夏休み期間中までお願いしています。募金活動に協力して頂けると嬉しいです。
また、募金箱の設置に協力をして頂ける事業所を探しています。可能であれば防災ジュニアリーダーの担当者までお知らせください。
よろしくお願いいたします。
人と自然科 フォークリフト技能講習 実施
人と自然科では夏季休業中も自身のスキルアップのため、様々な資格に多くの生徒が取り組みました。
この夏行われたチェーンソーによる伐木等特別教育実施に関する記事はこちら
8月4日(木)~10日(水)の平日5日間、人と自然科の生徒23名を対象に、フォークリフト技能講習を実施しました。5日間という長い時間をかけて取得するこの資格は、兵庫県で一番大きなフォークリフトも含め1t以上の大型も運転できる価値ある資格です。
まずは4日(木)~5日(金)の2日間、有馬高校に講師の先生に来校いただき、学科講習が行われました。 法令で定められた座学の時間は11時間。技能講習のため、学科試験が不合格の場合、別途居残りして補習&追試を受ける必要があります。
スライドを用いてフォークリフトの種類、走行装置の構造・機能・取り扱い、荷役装置の構造・機能・取り扱い、フォークリフトの点検・整備、安全運転の心得、力学の知識、災害事例、関係法令などについて講義を受けました。
筆記テスト合格に向け、生徒は教本にマーカーで線を引きながら、必死に学んでいました。
2日目の最後、いよいよ筆記試験。苦戦した生徒もいましたが、どうにか23名全員実技試験に進むことができました。先生もホッとしました。
3日目の8日(月)から小野市にあるキャタピラー教習センターに移動し、実技講習スタートです。講師の紹介、班分けを行い、『安全第一』を叩き込まれた後、3班に分かれ早速講習会場に移動します。
座学で学んだフォークリフトの機体各部の名称、エンジンの構造を復習し、安全確認の方法、エンジンのかけ方、ハンドルの回し方、アクセル・ブレーキの踏み方など基本的な走行操作について実際の車体を用いて学びます。
フォークリフトは狭い倉庫内での作業を可能にするため、普通車と異なり後ろのタイヤが左右に動き小回りが利きます。少しハンドルを回しただけで車体が回転するので、最初は車体を三角コーンにぶつけたり、車線から脱輪したりと、苦労していました。
2日目は、荷役作業をしながらの運転です。
フォークを操作しパレットに載った0.5tの荷物を運搬します。フォークを操作するレバーは、上昇・下降を操作する『リフトレバー』と前傾・後傾を操作する『チルトレバー』の2本を操作します。特にリフトが地面と水平になっているのかの判断は難しく、経験が重要です。
最終日。講習の最後に行われる実技試験にむけ、一連の作業、走行を繰り返し練習します。そして他の人の運転もしっかり見ながら、自分が運転していることをイメージしながら講習を受けることが上達するポイントです。実技試験が不合格の場合は別途補講&再試験があるため全員真剣です。お互いタイムを測定し合ったり、励ましたりアドバイスをしながら、繰り返し練習を行いました。
いよいよ実技試験。基本中の基本、指さし確認からスタートです。引率した先生はもちろん、5日間一緒に練習を繰り返したメンバーも心の中で合格を祈りながら見守ります。
結果は全員合格。発表後は自然に拍手と歓声が沸き上がりました。本当に良かったです。
最後に講師の先生からライセンスを受け取り、5日間の講習は終了です。
受講した生徒に話を聞くと、大変だったけどフォークリフトの運転がとても楽しかったとのこと。卒業後に資格を活用する際は安全第一を忘れないようにしてくださいね。(普段の農業実習も同様です)お疲れさまでした。
人と自然科 チェーンソーによる伐木等特別教育実施
人と自然科では在学中、漢字検定やビジネス文書実務検定などの一般的な検定はもちろんですが、日本農業技術検定やフラワー装飾技能士、トレース検定など専門的な資格取得にも挑戦することができます。
さて、7月30日(土)~8月1日(月)の3日間、1年生から3年生の希望者25名を対象に、チェンソー(伐木作業)の特別教育が実施されました。(ちなみに自宅の木を切るなど、チェンソーを個人で利用する場合は資格は必要ありませんが、将来仕事でを使う場合は資格(特別教育の受講)が必要となり、受講せずにチェーンソーを使った仕事をすると罰則の対象になります。)
まずは有馬高校にて2日間、学科講習と簡単な実技講習です。座学では伐木等作業に関する知識、チェーンソーに関する知識、振動障害及びその予防に関する知識、関係法令の4項目を学びます。
スライドや映像を用いて、伐木する際の刃の入れ方や、木の倒し方などの伐木技術、チェンソーに使用するの燃料や潤滑油、機械の握り方や姿勢、振動障害やその予防、災害事例、関係法令など、安全にチェンソーを操作する知識についてしっかり教えていただきました。
2日目の後半からは実習服に着替えて実技に入っていきます。実技を前にさらに集中していますね。
班に分かれ、実際に使用するチェンソーを使ってエンジンの構造やかけ方、安全装具の着脱を学びました。
最後は屋外でエンジンの始動を実践し、翌日の伐木実習にむけ準備は万端です。
講習3日目は会場をキャタピラー講習センターに移動し、いよいよ伐木実技講習です。
安全用具を着用し、エンジンをかけ、まずは基本の切り方である丸太の玉切りを想定した鋸断です。振動があるのでまっすぐ切断するも慣れが必要です。最初は教習所の講師の先生方の手助けを頂きながら進めていきましたが・・・
すぐに慣れ、一人で切断できるようになりました。やらないと上達しませんね。
待ち時間は小屋の中で目立ての練習です。作業中の事故原因のほとんどが目立てが不十分で刃の切れ味が悪く、余計な力を加えてしまうことだそうです。丸棒やすりを使って、やすりの角度を約30度で研いでいきます。
現場に戻ります。次に突っ込み切り。刃の先端を丸太にさして四角形、もしくは三角形に抜く切り方です。刃が丸太の中に入ったら見えないので難易度が高くなります。上手く抜けましたね。
そしていよいよ立木の伐倒です。
初日の学科講習に学んだ通り、まず倒したい方向に受け口を作ります。水平に下切りし、角度30~45度で斜め切りします。
そしてチェンソーの刃を丸太の中心に入れ、切れ込みを作る芯切りを行った後、追い口切りです。反対側に受け口の高さ2/3程度に刃を入れます。その際切り込みすぎず『つる』と呼ばれる切り残される部分を残しておくことがポイントです。
そしてくさびを打ち込み、倒していきます。
切り口を見てみると、『つる』が機能していることが分かりますね。成功です。
予定していた実技講習も無事終了し、講習を受けた25名全員がライセンスを取得することができました。最後にセンター長より直接『将来業務を行う際はとにかく安全最優先で作業を行ってください。そのためのライセンスです。』という言葉をいただき『ご安全に』の掛け声で終了しました。
受講した皆さん。3日間の講習お疲れさまでした。今年の夏休みに最後に計画されているのが、フォークリフト技能講習です。自身のスキルを向上させる充実した夏休みにしましょう。
人と自然科 ガス溶接技能講習実施
人と自然科では在学中、様々な資格取得講習を独自に実施しています。特に夏休みは自身のスキルアップに活用できる時間が確保しやすいため、様々な講習会が開講されています。
中でも人気があるのは建機系資格。一生モノの資格ということもあり、毎年希望する多くの生徒が資格取得に挑戦しています。今年1発目として7月22日(金)と28日(木)には、ガス溶接技能講習の資格取得講習が行われ、1.2年生の希望者23名が挑戦しました。
1日目はキャタピラー教習所講師の先生を有馬高校にお招きし、学科講習を行いました。講習を前に講師の先生から、
『何よりも最優先は安全。ガス溶接作業中は絶対にけがをしてはいけない。けがをしたら悲しむのは周りの人。特に保護者が一番悲しみます。ましてや今回のガス溶接は危険なガスを使用します。しっかり講習を聞いてください』
とのお話をいただきました。普段学校で行っている農業実習と同じですね。社会に出たら必要かつ当たり前の感覚です。
その後は教本やスライド、映像などを用いてしっかり学習します。ガス溶接等に用いる可燃性ガスのアセチレンや、支燃性ガスの酸素を中心に、それぞれのガスの性質や発火温度、比重、発熱量などについて学んだり・・・
ガス溶接など装置の構造と取り扱いとしてガス容器(ボンベ)や圧力調整期(ゲージ)、ゴムホース、吹管、点火用ライターの構造や取り扱い方法、火災や爆発の災害事例やその防止方法など、専門的な内容ばかりです。
今回のガス溶接は技能講習のため、2日目に筆記試験があり、不合格の場合はさらにお金を払って補講を受け、追試を受けるる必要があります。
お金と時間を無駄にしないように、教法にマーカーを引きながら、講師の先生の言葉を聞き逃さないよう真剣に話を聞いていました。
2日目はキャタピラー教習所に場所を移し、学科講習&学科試験&実技講習です。
1日目に学んでいなかった労働安全衛生法などの法令について、事業者は作業中の危険を防止するため必要な措置を講じなければならないこと、そして労働者も事業者が講じている安全に必要な措置を守らなければならないことなどを学びました。このことも普段の農業実習にもつながります。
そしていよいよ学科試験。頼むから全員合格してほしい・・・結果は・・・
全員合格で、一安心です。そしていよいよ実技講習に移ります。
ボンベとガス溶接機をつなぐ作業も自分で行います。手順を覚えるのがなかなか難しいですね。
準備が出来たら点火用ライターで着火。酸素の量を手元で調節し、いよいよ鉄を切断していきます。慣れるまでは手を添えてもらいながら進めていきます。
一定のスピードで、炎と母材の距離も一定にしながら進めていくのがポイントです。上達してきたら一人で作業を行うことができるようになりました。
2日間かけで実施した、ガス溶接技能教習も無事終了。全員資格を取得することができました。
今年の夏休み中には希望者を対象にチェンソーとフォークリフトの資格取得講習が行われます。また、国家資格であるフラワー装飾技能士の筆記、実技試験に挑戦する生徒もいます。忙しいですが、将来の進路目標実現のため頑張りましょう。
人と自然科 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(後編 大会式典)
農業クラブ県大会は2日目になりました。
1日目 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)に関する記事はこちら
大会式典会場である、この日も四季の森生涯学習センターに集合。検温、消毒を済ませ入場。4月に異動された先生とも久々に再開し、テンション上がります。
副会長の開会宣言の後、成人代表より結果発表がありました。
有馬高校の結果は以下の通りです。
プロジェクト発表会 分野Ⅱ類(開発・保全・創造)優秀賞 3-1 K.K U.K I.S T.R 2-1 W.R
意見発表会 分野Ⅱ類(開発・保全・創造)最優秀賞 3-1 M.T
意見発表会 分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)優秀賞 3-1 Y.S
農業鑑定競技会 分野園芸 最優秀賞 2-1 M.R
農業鑑定競技会 分野造園 最優秀賞 3-1 I.H
農業鑑定競技会 分野園芸 優秀賞 3-1 M.A
ということで今年の有馬高校は出場したすべての部門で入賞という快挙を成し遂げました。農業鑑定競技会の運営をしながらのこの結果は価値がありますね。
意見発表会では昨年に続き最優秀賞を獲得し、カップを取り返しました。M.Rさんは大阪府で開催される、近畿連盟大会に兵庫県の代表として出場します。(近畿大会で最優秀賞を受賞した場合、全国大会に出場となります)
農業鑑定競技会では、出場した2分野で最優秀賞を獲得。有馬高校としては10年ぶりの快挙です。また、測量の部で優勝を獲得した生徒も全体2位の成績であったため、3名が10月に福井県でで開催される全国大会への出場を決めました。
また優秀賞を受賞したプロジェクト発表会は人と自然科創設以来、2年連続3回目の受賞。有馬高校の歴史に刻む快挙です。表彰式では会場から大きな拍手が送られました。
表彰後は模範発表。全参加者の前で発表しました。意見発表会で最優秀賞を受賞した本校の生徒も、兵庫県の代表にふさわしい発表をしてくれました。
そして参加者全員でFFJの歌清聴。全国の農業高校生が歌える農業クラブ連盟歌です。新型コロナウィルスが落ち着かない中、もう3年間もみんなで歌えていないですね。さみしいですね。
最後は県連盟クラブ旗引継ぎ。今年度事務局である丹有ブロック主担当校の篠山産業高校から次年度事務局校の氷上高校に県連盟旗が引き継がれました。そして引き継がれた県連盟旗を先頭に、有馬高校を含む11校の農業高校のクラブ旗が退場し、大会は終了となりました。
最後に獲得した賞状やカップ・盾を手にみんなで記念撮影です。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。意見発表会で近畿連盟大会に出場する選手は、全国大会出場を目指し頑張りましょう。そして10月に北陸3県で開催される全国大会に出場する選手は全国制覇を目指し頑張りましょう。後輩の皆さんも大活躍の先輩を目標に、日々の授業や実習を頑張っていきましょう。これからも人と自然科の活躍にご期待下さい。
人と自然科 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)
今年は夏の全国高校野球選手権大会にて、有馬高校硬式野球部が伊川谷高校に見事勝利。3回戦で惜しくも敗れたものの、名門報徳学園との対戦においても最後まで全力プレーで善戦しました。(人と自然科の生徒も多く所属し、活躍しました。)
そんな熱気がまだまだ冷めない中、今度は農業高校の甲子園とも呼ばれる、第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会が7月26日(火)・27日(水)に開催され、主会場となった丹波篠山市四季の森生涯学習センターに県下11校の農業高校生が集結しました。
有馬高校人と自然科からも意見発表競技会の校内予選を勝ち進んだ精鋭、そして今年もプロジェクト発表会に出場する生徒も含め合計6名が有馬高校人と自然科の代表として乗り込みました。
ちなみに農業鑑定競技会に出場した代表生徒12名は、今年は会場が有馬高校のため、直接有馬高校に乗り込みました。
農業鑑定競技会の様子(農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営)に関する記事はこちら
県下11校の生徒が大ホールに集合し、県連盟副会長の開会宣言によりいよいよスタートです。まずはクラブ旗入場。県連盟旗を先頭に各校の農業クラブ会長が旗を持ち入場します。有馬高校も人と自然科115名の代表として、農業クラブ会長が歴史ある有馬高校農業クラブ旗を持ち、堂々と入場しました。県下11校の農業クラブ旗が並ぶ光景を見ると、背筋が伸びますね。
そして開会式、総会が滞りなく行われ・・・
いよいよ競技会スタートです。
農業鑑定競技会は有馬高校の体育館が会場です。
農業鑑定競技会の様子(農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営)に関する記事はこちら
有馬高校からは分野園芸に8名、分野測量に4名の選手が参加しました。3年生が中心の選手団ですが、2年生も先輩に負けないくらいの実力を持っています。今年は問題が少し難しかったようで、終了後は口をそろえて、思うようにできなかったとの声が多く聞かれました。
そして発表競技
プロジェクト発表会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)
分野Ⅱ類(開発・保全・創造) 3-1 K.K U.K I.S T.R 2-1 W.R
そして意見発表競技会(学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)には、2つの分野に1名ずつ出場しました。
分野Ⅱ類(開発・保全・創造)3-1 M.T
分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)3-1 Y.S
発表会は THE FIRST TAKE = 一発勝負 ということで、多少緊張した生徒もいましたが、今まで積み重ねた準備と練習を糧にどの発表も自信に満ち溢れたすばらしい発表ができたとのことでした。
結果は翌日の大会式典で発表です。楽しみですね。
人と自然科 農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営
有馬高校人と自然科にように、全国の高校で農業を学ぶ約9万人の生徒は全員『農業クラブ』という組織に所属しています。そして日頃の学習の成果や活動の成果を全国の農業高校生と競い合うのが別名『農業高校の甲子園』『農業高校のインターハイ』と呼ばれている各種競技会です。プロジェクト発表会や意見発表会など5つの競技が行われます。
第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)に関する記事はこちら
今年度有馬高校は丹有ブロックである篠山産業高校・篠山東雲高校と一緒に、第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会(県大会)の運営を担っており、有馬高校は農業鑑定競技会の運営を任されていました。
農業鑑定競技会校内選考会(農業鑑定競技会とは・・・)に関する記事はこちら
そしていよいよ7月26日(火)有馬高校体育館にて大会が実施されました。この日に向けて運営役員を中心に2日前の日曜日から会場となる体育館、待機場所となる教室の清掃・準備、説明会のためのZoomの準備など頑張りました。
12:30、 四季の森生涯学習センターで開会式を終えた県内11校約200名の選手が有馬高校に集結してきました。駐車場係の生徒がバスを誘導します。さすが昨年の全国大会で経験した2.3年生。慣れていますね。
昨年の全国大会運営 第72回日本学校農業クラブ全国大会令和3年度兵庫大会意見発表会運営頑張りましたに関する記事はこちら
到着後はすぐに手指消毒。受付へ案内します。
そして競技説明会会場に誘導します。
13:30開会式&競技説明会スタート。ZOOMを使って配信。競技実施委員長の校長先生、生徒運営委員長の挨拶の後、競技について注意点を配信しました。
競技を前に運営生徒が持ち場に着きます。問題が並んだ会場を見て、緊張感が増してきましたね。
14:00いよいよ競技会がスタート。ベルが鳴り、選手が一人ずつ入ってきました。20秒で1問。一人40問解いていき、その正答数を競います。
最後の2問は40秒問題。計算問題を中心に出題され電卓の使用が認められています。(ちなみにその横に座っている運営の生徒は、電卓の数字をクリアする重要な係です。)
そして解答用紙とバインダーを返却し終了。約15分の真剣勝負です。
運営役員が見守る中、有馬高校人と自然科の生徒も校内予選を突破した生徒が、分野園芸に8名、測量の部に6名出場し、頑張っていました。
15:30協議会は無事終了。大きな問題もなく大成功に終わりました。最後に体育館に集まり、半年間リーダーとして大会を準備してきた生徒実行委員長から運営生徒のみんなに、
『各校出場選手の最終確定情報が届かない中、開始予定時間14:00にスタートできたのは、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。今回のように人と自然科が一致団結して、次は秋の農業祭も大成功させましょう。お疲れ様でした。』
というねぎらいの言葉がかけられ、大きな拍手で大会を終えることができました。
大会前の準備から強いリーダーシップを発揮していた大会実行委員長、そして実行委員の皆さん。運営を担った人と自然科の生徒の皆さん。本当にお疲れさまでした。大会を生徒が主体的に運営していた姿がとても印象的でした。みなさん大きく成長することができましたね。
さて、選手として出場した人と自然科生徒の県大会の結果は・・・第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!にて紹介します。
「総合的な探究の時間」の職員研修の実施(総合学科部)
8月3日(水)に「総合的な探究の時間『ARIMA探究』」についての職員研修を実施しました。
「探究」実施校の先進地見学報告の後、
「サイエンス」「共生社会」「生活デザイン」「グローカル」の4コースに分かれて
職員が実際に「探究」のプロセスを体験しました。
来年度も職員全員で生徒の皆さんの「探究活動」をサポートしていきます。
令和4年度防災ジュニアリーダー活動について(三田市役所危機管理課訪問)
8月1日(月)14:00から三田市役所危機管理課を訪問しました。
主幹(防災・減災企画担当)の藤滝義文様と同課係長の長谷川四郎様にお話を伺いました。
三田市の防災の備えについてでは、備蓄庫と防災時での簡易トイレ、マンホールトイレの設置について聞きました。
災害時のトイレについては、令和7年度までに各市民センターなど箇所の整備を進められていることを知りました。特に確認しておきたかったのでとても良い機会になりました。
また、災害マップや市指定の避難所の件や、連絡が取れない場合でのマイ避難カードの作成など災害時にどの様に個々が対処するかを確認できました。
今回の経験を通して改めて自助と共助の大切さを知ることができました。学校に帰って少しでもこの経験を伝え、防災に備えたいと思います。
令和4年度防災ジュニアリーダー活動について(地区別学習会)
7月28日(木)に尼崎市立小田南生涯学習プラザで防災ジュニアリーダーの地区別学習会が開催されました。
午前中は、人と地域資源をつなげることで社会的孤立を解消する協力型ゲーム(コミュニティーコーピング)
を実施しました。初めて会った他のプレイヤー(他校の生徒、地域住民の方)と協力して地域社会の崩壊を
防ぐ体験型ゲームです。初めは緊張感もあり、上手く進行できなかった様子でしたが、後半は、他のプレイヤーと
コミュニケーションを図りながら、楽しく学習できました。
午後からは、クロスロードゲームとアクションプランの計画とその発表を行いました。
今後は、考えたアクションプランを学校に持ち帰って実践できるように具体的に考えていく予定です。
ボランティア活動@WELnetさんだ
8/1(月)本校2年次の福祉系列選択生徒がボランティア活動に参加してきました。
WELnetさんださんが管理されているファームにおいて、野菜の収穫体験、キッチンの見学、またお仕事をされている方へのインタビュー等を実施しました。これは、「みぢかいご」という三田市の福祉・介護の魅力発信のための運営団体より、有馬高校の生徒へ依頼のあったものです。
ホームページに、福祉の仕事の魅力を伝えるための動画を掲載したいとのことで、今回撮影協力することになりました。コロナの影響から外部とのつながりが失われつつある中、有馬高校としても良い経験につながるチャンスをいただきました。
体験を終えた後、生徒に感想を聞いたところ、「これまではこちらからの一方的な支援のイメージがあったけど、一緒につくりあげていくという雰囲気がとてもよかった」とコメントをいただきました。現場を知ることって大切ですね!
これを機会とし、さまざまな体験・交流ができたらいいなと改めて感じました。今回お力添えいただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
令和4年度防災ジュニアリーダー活動について
神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにて今年度の防災ジュニアリーダーの活動が
始まりました。防災ジュニアリーダーは、阪神・淡路大震災の経験を教育に活かし、
防災教育のリーダーとして主体的に行動する態度の育成と支援者となる視点から安全で
安心な社会づくりに貢献する意識の向上を目指すものです。
今年度は、本校から3名ですが参加しています。
全体会を終えた後、尼崎で地区別学習会に参加して、アクションプランを作成していきます。
本校生徒の防災意識が少しでも高まることを期待したいです。
夏季オープンハイスクール(総合学科)
7月29日(金)9:30~総合学科夏季オープンハイスクールを実施しました。
たくさんの中学生みなさんにお越しいただき、大盛況に終わりました。
今年は新型コロナ感染症対策として、ZOOMによる全体説明会から始まり、2つの体験授業を行いました。
それぞれのコースに分かれ、教室に入る中学生や保護者を、WILLスタッフ・生徒会メンバー・昨年度の元WILLスタッフが案内・誘導しました。
全体説明会では、学校長挨拶をはじめ、生徒会動画・WILLスタッフによる総合学科動画を配信しました。
体験授業では、28の授業を用意し、日ごろの有馬高校の豊富な選択科目を体験していただきました。今日のオープンハイクールが中学生のみなさんにとって進路選択の指針となれば、幸いです。
本日は、お暑い中、どうもありがとうございました。
WILLスタッフによる挨拶
バイオテクノロジーの世界を覗いてみよう(理科)
先手必勝?後手必勝?それとも・・?(数学)
簡単おもちゃを作ってみよう(家庭)
アンニョン!ハングルを知ろう!(外国語)
「産業社会と人間」(総合学科)
7月15日(金)「産業社会と人間」の授業では、1年次生対象に上級学校訪問発表会と科目選択を実施しました。
上級学校本門発表会では、6月3日に訪問した大学について、総合学科のボランティアスタッフとして活躍中のWILLスタッフが、5コースに分かれプレゼンテーションソフトを使って発表しました。どのプレゼンも工夫を凝らした興味深い発表でした。
科目選択では、自分の希望する進路分野をもとに、受験科目を踏まえつつ、興味関心に応じた科目を加えた自分の時間割を考えました。夏休みの三者面談で担任、保護者をまじえて相談の機会を持ち、8月30日には登録用紙を提出します。総合学科77回生、いよいよ進路実現に向け、動き始めます。
司会のメンバーです
コース別の発表です
教育課程表です
担任と相談中です
人と自然科 ブドウ(ベリーA・ピオーネ・マスカット)の栽培順調です
人と自然科の1年生と3年生が栽培を学んでいるブドウ(ベリーA、ピオーネ)も、9月の収穫に向け、いよいよ最終段階に入ってきました。
種なしブドウにするためのブドウジベレリン処理に関する記事はこちら
生徒の熱心な管理作業の結果、順調に生育しています。
収穫前最後の作業、袋がけを前にまずは摘粒という作業です。摘粒とはブドウの粒を一粒一粒丁寧に抜いて、割れている粒を抜いたり、詰まりすぎている房の粒を抜く作業のことです。
1年生が栽培を学んでいるベリーAの場合、房の車の数(つぼみの塊の数)を15車にして、形を円筒形に整房します。そして一房の目標は75粒になるように摘粒します。
3年生が栽培を学んでいるピオーネの場合、房の車の数(つぼみの塊の数)を10車にして、同じく形を円筒形に整房します。そして一房の目標は45粒になるように摘粒します。今年は過去最速で梅雨が明けましたがその後は雨が多く、ブドウの粒は一気に大きくなり、難易度高め。生徒は1週間に2~3日自主的に農場に行き管理を頑張りました。
そして7月考査も無事終わり、いよいよ袋がけ作業です。(大雨のため5日ほど予定より遅れてしましました。)
袋がけはその名の通り一房一房丁寧に紙の袋をかける作業です。鳥害や虫害、裂果、日焼けなどを防いだり、ブドウ表面に付着するブルームと呼ばれる白い粉(ブドウが自らを守るために出す油脂成分。新鮮な証拠です。)が取れるのを防ぐなどの目的があります。また、使用した袋の数を数えることで、収量を予想することもできます。
ポイントは袋の口に隙間がないように丁寧に止めていきます。袋に隙間が空いていると、雨が入ってきてカビが発生したり、害虫が入ってしまいます。約2時間の実習で無事完了です。
これから夏休みにかけては枝の管理は続きます。美味しいブドウを収穫するため、各自で定期的に行いましょう。そして9月に入りいよいよ収穫。在校生、保護者を対象としたブドウ販売会が実施されます。
現時点では9月7日(水)に2年生、9月9日(金)に3年生、9月14日(水)に1年生を対象に販売会を実施予定です。(諸事情により変更の可能性もあります。)収穫まで好天が続くよう、また害獣のアライグマに食べられないように祈りましょう。
産業社会と人間
6月24日(金)の「産業社会と人間」は、5時間目に科目選択ガイダンス後半の部、6時間目にコミュニケーショントレーニング、「オススメ記事を紹介しよう」を実施しました。
科目選択ガイダンスについては、10日(金)の続きで、各科目からの選択上の注意点の説明がありました。
さらに放課後には、看護・医療・栄養系分野について進路別説明会を開催します。
6時間目のコミュニケーショントレーニングは、非言語コミュケーション、言語コミュニケーションの両方を体験しました。前者では言葉を介さずに目だけによるコミュニケーションをとることの難しさを、マスクが日常となった現在、改めて実感しました。「オススメ記事を紹介しよう」では、新聞記事の中から気になったニュースを取り上げ、要約し、それについての意見を述べる作業をしました。手短にまとめ、自分の意見を表現することのトレーニングとなります。
今日の授業は、生き方を考え、コミュニケーション力を身につけ、自分を表現する力を養うという「産業社会と人間」の目標のエッセンスのつまったプログラムでした。
人と自然科 地域自然保護 フィールドワークその4 棚田の管理を通した夢プログラム体験
6月21日(火)人と自然科3年地域自然保護の授業で、棚田の管理をとおしたプログラムを体験しました。
人と自然科3年生学校設定科目「地域自然保護」の授業では、今年度も県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて有馬富士公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。現在は12月のプログラム実施に向け、実際に有馬富士公園で活動されている夢プロの先輩が行っているプログラムを体験しています。
前回のフィールドワークその4 里山の管理体験に関する記事はこちら
今回は自然の学校の吉田さんにお世話になり、棚田の管理に関するプログラムを体験しました。この日の天気予報は雨・・・でしたが夢プログラムをやりたい!!という願いが空に届き、実習時間の2時間だけ雨がほぼ上がるという奇跡の時間となりました。
有馬富士公園が大好きな吉田さんは、公園の植物や昆虫の知識が豊富で、20年近く有馬富士公園を訪れる来園者に対して生き物観察ツアーなどの夢プログラムを企画、実施されている方です。
また、有馬富士公園にはかやぶき民家の側に棚田があり、吉田さんを中心としたボランティアの方が古代米を中心に無農薬でお米を栽培しています。今回はその水田の除草を手作業で行いながら、楽しく土や昆虫、植物に触れあうことを目的としたプログラムです。
とりあえず雨が心配早くプログラムを始めないと・・・ということで、早速みんなで田んぼに入っていきます。
前述のとおりこの田んぼは無農薬で栽培しているため、除草剤は一切使用していません。そのため少し放っておくとノビエなどの雑草が繁茂してきます。今回は伝統的な農具と素手で除草していきました。
除草していると里山の方から鳥の鳴き声が・・・コゲラの鳴き声だそうです。
そして農薬を使用していないため、田んぼの中にも生きものがたくさん生息しています。オタマジャクシやカエルはもちろん、コオイムシ等の貴重な昆虫も観察することができました。
また、田んぼの周辺を観察してみると、ヤマラッキョやスズサイコなどの絶滅が危惧されている植物が観察できました。
約1時間の活動は終了。皆さん田んぼから上がりましょう。
今年もしっかり服が汚れています。夢プログラムは大成功ですね。とりあえず手足と道具をみんなで洗いましょう。
最後に吉田さんから、今回の体験プログラムに込められた想いや、里山(公園内)に棚田を残すことの意義、そしてこの棚田で公園や自然を愛する人たちと行っている取組みなどについてお話をいただきました。
これにて夢プログラムは終了。吉田さん、楽しいプログラムをありがとうございました。
今回で実際に行われている夢プログラム体験は終了。来週からは、今まで公園で体験したり調査したりしてきた内容を有馬富士公園の巨大地図にまとめ、9月に中間発表を行う予定です。そして12月には実際に自分たちでプログラムを企画、実施してていきます。
昨年度の卒業生が企画・実施した夢プログラムに関する記事はこちら
力を合わせ頑張っていきましょう。
福祉講演会(脳の不思議~こころとからだの関係~)
あなたのこころはどこにありますか?
と聞かれ、皆さんはどこを指しますか?そんな質問からお話がスタートしました。私たちのこころは脳にあります。好きな人を見るとドキドキするのも、脳からの神経伝達物質の影響ということを知りました。脳の不思議について、湊川短期大学 松尾先生にお越しいただき、さまざまな角度から教えていただきました。
脳がストレスを感知するとホルモンのバランスが崩れ免疫が低下すること、日照時間の短くなる冬から春にかけてうつ症状が出やすくなること、脳の前頭前野の発達がストレスコーピング(ストレスへの耐性)を強めることにつながるなど、大切なお話がたくさんありました。
また、脳に関する豆知識(男性脳・女性脳の特徴や一目ぼれの仕組みなど)やストレスコーピングのセルフチェック、空間認知チェックなど体験もたくさんあり興味・関心がますます高まりました。松尾先生、貴重なお話をありがとうございました。