学年・専門部

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人と自然科2年生対象 卒業生を囲む会を実施しました

 先日有馬高校でも第76回卒業式が盛大に行われ、有馬高校で3年間学んだ生徒たちが旅立っていきました。

  第76回卒業式に関する記事はこちら

 そして先輩が卒業してすぐに、人と自然科2年生では1年後の進路実現に向け、本格的にスタート。3月8日(金)人と自然科2年生(77回生)の生徒を対象に、卒業生を囲む会が開催されました。人と自然科と進路指導部が合同で実施しているこの行事は、卒業を迎えたばかりの先輩方に来校いただき、自分の目標としてきた進路を実現した経験を直接後輩に伝えるという、先輩、後輩のつながりが強い人と自然科ならではの伝統行事です。

 今年人と自然科を卒業した先輩も、3年間の農業に関する授業や実習、校外活動で身につけた知識や経験を活かし、国公立大学3名をはじめ、多様な進路を実現しています。

 速報!!76回生人と自然科進路実績は

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 R5 人と自然科 進路実績.pdf

 そして今回は、鳥取大学、島根大学、関西外国語大学、四條畷学園短期大学、修成建設専門学校、ソフト99コーポレーション、大阪府警に進学、就職する7名の卒業生に囲む会への参加を快諾していただきました。つい一週間前まで制服姿で顔を合わせていた先輩方ですが、全員スーツ姿に変わり、大人の印象を受けました。

 

 まずは全体会。自己紹介に加え、【なぜ、そしてどのようにして進路先を決定したのか】【合格・内定までにとりくんだことは】【進路実現のために高校3年間で取り組んでおいた方が良いこと】についてお一人ずつアドバイスをいただきました。

 

 幼いことからの目標を実現させた先輩がいる一方で、夢や目標が高校での学びを通して変化してきた先輩も多く、中には1年前にこの卒業生を囲む会で先輩からかけられた言葉で進路を決めたという方もいました。保護者はもちろん担任の先生や農場、進路指導部の先生に相談に行き、様々な情報を手に入れることの重要性を教えていただきました。

  また、先輩方からは、農業クラブの競技会や地域イベントへの参加など、先生方から勧められたチャンスを逃さないこと、とにかく経験を積むこと、中でも資格検定の重要性についてはほとんどの先輩からアドバイスをいただきました。人と自然科で取得できる農業技術検定や建機系の資格はもちろん、進学の生徒は英語検定の取得が重要になってくるとのことでした。

 

 そして進路実現に向けてのアドバイスとして、『3年生の1学期は特に勉強しておくことをおすすめします』『自分は部活も頑張っていたので、3年生の夏休みは正直死ぬほど勉強と対策をしました』『就職や専門学校は大学と異なり、将来の職業がほぼ決まってしまうので、たくさんの人と話をして決めた方が良いです』など具体的な話もあり、『後輩の皆さんの夢が叶うことを応援しています。』と言う言葉がとても印象的でした。

 

 全体会のあとは分科会。そして農業系4年制大学、農業系以外の4年制大学、短大・専門学校、就職・公務員の4グループに分かれて分科会です。

 

 先ほどの全体会で意識が高まっていたせいもあり、2年生からはたくさんの質問が飛びだし、先輩は一つ一つ丁寧に答えてくださいました。その話を2年生は前のめりで聞いている姿が印象的でした。

 

 また先輩も大学の推薦入試や就職で作成した面接ノートや小論文の練習シートなどを実際の持参してくださり、具体的なアドバイスをいただきました。そして先輩からのアドバイスを忘れないように、2年生がメモをとる姿が印象的でした。

 

 あまりにも熱が入りすぎて、分科会の1時間はあっという間に終了。時間になっても2年生、卒業生ともに話が止まらず、やむなく打ち切りとなってしまうほどの熱量でした。このようにOB・OGがサポートしてくれるのも人と自然科の大きな魅力です。先輩からのエールをエネルギーにして進路実現に向け頑張りましょう。

 

 最後に、新生活の準備で忙しい中、後輩のために時間を作ってくださいました7名の卒業生の皆さん。本当にありがとうございました

 

2学年 球技大会

3月7日(木)に生徒会主催の球技大会が開かれました。前日までの雨によりグラウンドが使用できず、体育館でのドッジボール大会に変更となりましたが、生徒たちは非常に楽しみながら白熱した試合を繰り広げてくれました。男女ともに前後半だけでは決着がつかず、代表者によるじゃんけんまでもつれ込むような接戦もありました。最終的な結果は以下の通りになりました。

男子  優勝:1組  準優勝:2組

女子  優勝:4組  準優勝:5組

大会後にはエキシビションとして王様ドッジも行いました。王様となったクラスメイトを必死になって守る姿が見られました。

最後になりましたが、準備・企画から当日の運営まで行ってくれた生徒会のメンバーのみなさんお疲れさまでした。笑顔と活気あふれる非常に良い球技大会になりました。

卒業生講話 2学年進路説明会(就職)

3月1日(金) 2学年進路別説明会(就職)において、「卒業生講話」を開催しました。

今年も、年度末でお忙しい事業所の皆様にお願いをして卒業生を派遣していただきました。

沢井製薬㈱、日本郵便㈱、日立Astemo阪神㈱より過年度卒業生3名と、この春卒業したばかりの内定者1名が来校し、職業人として立派に成長した姿を見せてくれました。

2年生就職希望者に対し、体験談を交えながら、「はたらくこと」や「3年生の就職活動」について楽しく話をしてくれましたが、この生徒目線が大事なのだと実感します。

在学時にお世話になった先生方からも声をかけられ、「高校時代が懐かしい!」と話していましたが、この温かい繋がりを2年生にも感じてもらえたら嬉しいです。

3年生の0学期、それぞれの将来をしっかりと考える機会になっていることを願っています。

1・2年生 進路ガイダンス

3月1日、1・2年生の進路ガイダンスを行いました。

〈1年生〉

  1・2時間目  分野別模擬授業

  看護・医療、社会福祉、語学、経済学などの分野別に分かれ、それぞれ専門の

 先生による授業が実施されました。金融投資の基本的内容、言葉を通してみる

 人間の考え方など、我々の生活に身近なところからの問題提起などで、学問の

 奥深さ、魅力について熱い講義がなされ、生徒たちは興味津々でした。また、

 就職・公務員希望者に対しても、心構えやマナーに関する講座が行われました。

 

  3時間目  講演会

    「進学について」と題し、谷安啓行先生からご講演いただきました。主に大学へ進学する意味

   について、理系・文系のメリット・デメリット、入試の種類などをふまえ、今から何をどうする

   べきかについて、教えていただきました。大変わかりやすいお話で、生徒にとって今後の進路

   決定・勉学に向けて貴重なものになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〈2年生〉

   〔進学希望者〕

      1時間目  進路指導部講話

   本校の進路指導部長より、今後の進路決定に向けての流れ、

  受験の方針、模試の意義と活用法等について講話を行いました。

      

 

      2・3時間目  学校別説明会

    関西圏を中心に、60校の4年制大学・短期大学・専門学校から

   講師の方にお越しいただき、各学校を希望する生徒に対し、学校の

   概要から受験の方式、卒業後の進路などについて、説明していただ

   きました。大変親切かつ丁寧な説明で、少人数でもあり終始和やか

   な雰囲気で、より身近に志望校を感じることができました。

 

  〔就職希望者〕

  ◆インターンシップ報告会

     三田市消防本部でのインターンシップを終えた生徒3名より、

    実習内容、そこから学んだことについて発表をしてもらいました。

  ◆卒業生講話

     企業に就職し、第一線で活躍している3名の卒業生に来校して

    いただき、後輩へのアドバイスも含め、講話をしていただきまし

    た。社会人としての含蓄のある先輩たちの言葉に、生徒たちは

    真剣に聞き入っていました。

              ◆座談会

                 講話をしていただいた3名の卒業生に、先日卒業したばかりの

                1人を交え、会社での業務や高校の時の就職活動などについて、

                アドバイスを受けました。

          

卒業証書授与式

暖かな春の到来を待ち望む中、卒業証書授与式が粛々と執り行われました。

76回生の巣立ちの日をご来賓の皆様方をはじめ、保護者の方々、地域の皆様、在校生と職員と共に見守ってくださり、誠にありがとうございました。

入場より堂々とした姿を見せてくれ、その成長ぶりと立派な様子にこれまでの思い出が駆け巡ってきたのではないでしょうか。

卒業証書授与では、体育館に卒業生231名の輝かしい姿、高らかに響く声、未来を見据える熱い眼差しが広がっていました。

校長先生の式辞では、はなむけの言葉として校訓である『まこと』が贈られました。まことの心で物事の本質を見抜き、強く楽しく生きていく。嬉しいこと、悲しいこと、楽しいことがあった時には、いつでも有高に訪れてください、と。校長先生からの温かなお言葉に、嬉しさを感じたのではないでしょうか。

同窓会の清陵会会長様並びに育友会会長様の祝辞では、みなさんの輝ける未来へ向けてのエールや今後の人生の指針となるお言葉をいただきました。

そして、在校生の送辞、卒業生の答辞とそれぞれの立場で今後の有高を発展させ、支えていく決意や、様々な方への感謝の言葉で溢れていました。

卒業生のみなさん、3年間の高校生活はどうでしたか。心に残る素敵な思い出が、一つでもあると嬉しいです。答辞では、後輩や先生方、家族に対しての感謝の気持ちを表していましたね。周りの人たちに気遣いの出来るみなさんなら、人々の織りなす社会に新たな色を加えてくれることでしょう。

力強く、生きていってください。有高は、これからも同じ場所で、時を刻んでいきます。

ご卒業、おめでとうございます。