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人と自然科 フォークリフト技能講習 実施

 人と自然科では夏季休業中も自身のスキルアップのため、様々な資格に多くの生徒が取り組みました。

 この夏行われたチェーンソーによる伐木等特別教育実施に関する記事はこちら

 この夏行われたガス溶接技能講習に関する記事はこちら

 8月4日(木)~10日(水)の平日5日間、人と自然科の生徒23名を対象に、フォークリフト技能講習を実施しました。5日間という長い時間をかけて取得するこの資格は、兵庫県で一番大きなフォークリフトも含め1t以上の大型も運転できる価値ある資格です。

 まずは4日(木)~5日(金)の2日間、有馬高校に講師の先生に来校いただき、学科講習が行われました。 法令で定められた座学の時間は11時間。技能講習のため、学科試験が不合格の場合、別途居残りして補習&追試を受ける必要があります。

 スライドを用いてフォークリフトの種類、走行装置の構造・機能・取り扱い、荷役装置の構造・機能・取り扱い、フォークリフトの点検・整備、安全運転の心得、力学の知識、災害事例、関係法令などについて講義を受けました。 

 筆記テスト合格に向け、生徒は教本にマーカーで線を引きながら、必死に学んでいました。

 2日目の最後、いよいよ筆記試験。苦戦した生徒もいましたが、どうにか23名全員実技試験に進むことができました。先生もホッとしました。

 3日目の8日(月)から小野市にあるキャタピラー教習センターに移動し、実技講習スタートです。講師の紹介、班分けを行い、『安全第一』を叩き込まれた後、3班に分かれ早速講習会場に移動します。

 座学で学んだフォークリフトの機体各部の名称、エンジンの構造を復習し、安全確認の方法、エンジンのかけ方、ハンドルの回し方、アクセル・ブレーキの踏み方など基本的な走行操作について実際の車体を用いて学びます。

 フォークリフトは狭い倉庫内での作業を可能にするため、普通車と異なり後ろのタイヤが左右に動き小回りが利きます。少しハンドルを回しただけで車体が回転するので、最初は車体を三角コーンにぶつけたり、車線から脱輪したりと、苦労していました。

  2日目は、荷役作業をしながらの運転です。

 

フォークを操作しパレットに載った0.5tの荷物を運搬します。フォークを操作するレバーは、上昇・下降を操作する『リフトレバー』と前傾・後傾を操作する『チルトレバー』の2本を操作します。特にリフトが地面と水平になっているのかの判断は難しく、経験が重要です。

 

 最終日。講習の最後に行われる実技試験にむけ、一連の作業、走行を繰り返し練習します。そして他の人の運転もしっかり見ながら、自分が運転していることをイメージしながら講習を受けることが上達するポイントです。実技試験が不合格の場合は別途補講&再試験があるため全員真剣です。お互いタイムを測定し合ったり、励ましたりアドバイスをしながら、繰り返し練習を行いました。

 

 いよいよ実技試験。基本中の基本、指さし確認からスタートです。引率した先生はもちろん、5日間一緒に練習を繰り返したメンバーも心の中で合格を祈りながら見守ります。

 

 結果は全員合格。発表後は自然に拍手と歓声が沸き上がりました。本当に良かったです。

 

 最後に講師の先生からライセンスを受け取り、5日間の講習は終了です。

 

 受講した生徒に話を聞くと、大変だったけどフォークリフトの運転がとても楽しかったとのこと。卒業後に資格を活用する際は安全第一を忘れないようにしてくださいね。(普段の農業実習も同様です)お疲れさまでした。

 

人と自然科 チェーンソーによる伐木等特別教育実施

 人と自然科では在学中、漢字検定やビジネス文書実務検定などの一般的な検定はもちろんですが、日本農業技術検定やフラワー装飾技能士、トレース検定など専門的な資格取得にも挑戦することができます。

 7月下旬に行われたガス溶接技能講習に関する記事はこちら

 さて、7月30日(土)~8月1日(月)の3日間、1年生から3年生の希望者25名を対象に、チェンソー(伐木作業)の特別教育が実施されました。(ちなみに自宅の木を切るなど、チェンソーを個人で利用する場合は資格は必要ありませんが、将来仕事でを使う場合は資格(特別教育の受講)が必要となり、受講せずにチェーンソーを使った仕事をすると罰則の対象になります。)

 まずは有馬高校にて2日間、学科講習と簡単な実技講習です。座学では伐木等作業に関する知識、チェーンソーに関する知識、振動障害及びその予防に関する知識、関係法令の4項目を学びます。

 

 スライドや映像を用いて、伐木する際の刃の入れ方や、木の倒し方などの伐木技術、チェンソーに使用するの燃料や潤滑油、機械の握り方や姿勢、振動障害やその予防、災害事例、関係法令など、安全にチェンソーを操作する知識についてしっかり教えていただきました。

 2日目の後半からは実習服に着替えて実技に入っていきます。実技を前にさらに集中していますね。

 班に分かれ、実際に使用するチェンソーを使ってエンジンの構造やかけ方、安全装具の着脱を学びました。

 最後は屋外でエンジンの始動を実践し、翌日の伐木実習にむけ準備は万端です。

 講習3日目は会場をキャタピラー講習センターに移動し、いよいよ伐木実技講習です。

 安全用具を着用し、エンジンをかけ、まずは基本の切り方である丸太の玉切りを想定した鋸断です。振動があるのでまっすぐ切断するも慣れが必要です。最初は教習所の講師の先生方の手助けを頂きながら進めていきましたが・・・

すぐに慣れ、一人で切断できるようになりました。やらないと上達しませんね。

 待ち時間は小屋の中で目立ての練習です。作業中の事故原因のほとんどが目立てが不十分で刃の切れ味が悪く、余計な力を加えてしまうことだそうです。丸棒やすりを使って、やすりの角度を約30度で研いでいきます。

 現場に戻ります。次に突っ込み切り。刃の先端を丸太にさして四角形、もしくは三角形に抜く切り方です。刃が丸太の中に入ったら見えないので難易度が高くなります。上手く抜けましたね。

 そしていよいよ立木の伐倒です。

 

 初日の学科講習に学んだ通り、まず倒したい方向に受け口を作ります。水平に下切りし、角度30~45度で斜め切りします。

 そしてチェンソーの刃を丸太の中心に入れ、切れ込みを作る芯切りを行った後、追い口切りです。反対側に受け口の高さ2/3程度に刃を入れます。その際切り込みすぎず『つる』と呼ばれる切り残される部分を残しておくことがポイントです。

 そしてくさびを打ち込み、倒していきます。

 切り口を見てみると、『つる』が機能していることが分かりますね。成功です。

 予定していた実技講習も無事終了し、講習を受けた25名全員がライセンスを取得することができました。最後にセンター長より直接『将来業務を行う際はとにかく安全最優先で作業を行ってください。そのためのライセンスです。』という言葉をいただき『ご安全に』の掛け声で終了しました。

 受講した皆さん。3日間の講習お疲れさまでした。今年の夏休みに最後に計画されているのが、フォークリフト技能講習です。自身のスキルを向上させる充実した夏休みにしましょう。

人と自然科 ガス溶接技能講習実施

 人と自然科では在学中、様々な資格取得講習を独自に実施しています。特に夏休みは自身のスキルアップに活用できる時間が確保しやすいため、様々な講習会が開講されています。

 中でも人気があるのは建機系資格。一生モノの資格ということもあり、毎年希望する多くの生徒が資格取得に挑戦しています。今年1発目として7月22日(金)と28日(木)には、ガス溶接技能講習の資格取得講習が行われ、1.2年生の希望者23名が挑戦しました。

 1日目はキャタピラー教習所講師の先生を有馬高校にお招きし、学科講習を行いました。講習を前に講師の先生から、

『何よりも最優先は安全。ガス溶接作業中は絶対にけがをしてはいけない。けがをしたら悲しむのは周りの人。特に保護者が一番悲しみます。ましてや今回のガス溶接は危険なガスを使用します。しっかり講習を聞いてください』

とのお話をいただきました。普段学校で行っている農業実習と同じですね。社会に出たら必要かつ当たり前の感覚です。

 その後は教本やスライド、映像などを用いてしっかり学習します。ガス溶接等に用いる可燃性ガスのアセチレンや、支燃性ガスの酸素を中心に、それぞれのガスの性質や発火温度、比重、発熱量などについて学んだり・・・

 ガス溶接など装置の構造と取り扱いとしてガス容器(ボンベ)や圧力調整期(ゲージ)、ゴムホース、吹管、点火用ライターの構造や取り扱い方法、火災や爆発の災害事例やその防止方法など、専門的な内容ばかりです。

 今回のガス溶接は技能講習のため、2日目に筆記試験があり、不合格の場合はさらにお金を払って補講を受け、追試を受けるる必要があります。

 

 お金と時間を無駄にしないように、教法にマーカーを引きながら、講師の先生の言葉を聞き逃さないよう真剣に話を聞いていました。

 2日目はキャタピラー教習所に場所を移し、学科講習&学科試験&実技講習です。

 1日目に学んでいなかった労働安全衛生法などの法令について、事業者は作業中の危険を防止するため必要な措置を講じなければならないこと、そして労働者も事業者が講じている安全に必要な措置を守らなければならないことなどを学びました。このことも普段の農業実習にもつながります。

 そしていよいよ学科試験。頼むから全員合格してほしい・・・結果は・・・

 全員合格で、一安心です。そしていよいよ実技講習に移ります。

 ボンベとガス溶接機をつなぐ作業も自分で行います。手順を覚えるのがなかなか難しいですね。

 準備が出来たら点火用ライターで着火。酸素の量を手元で調節し、いよいよ鉄を切断していきます。慣れるまでは手を添えてもらいながら進めていきます。

 一定のスピードで、炎と母材の距離も一定にしながら進めていくのがポイントです。上達してきたら一人で作業を行うことができるようになりました。

 2日間かけで実施した、ガス溶接技能教習も無事終了。全員資格を取得することができました。

 今年の夏休み中には希望者を対象にチェンソーとフォークリフトの資格取得講習が行われます。また、国家資格であるフラワー装飾技能士の筆記、実技試験に挑戦する生徒もいます。忙しいですが、将来の進路目標実現のため頑張りましょう。

人と自然科 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(後編 大会式典)

 農業クラブ県大会は2日目になりました。

 1日目 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)に関する記事はこちら

 大会式典会場である、この日も四季の森生涯学習センターに集合。検温、消毒を済ませ入場。4月に異動された先生とも久々に再開し、テンション上がります。

 副会長の開会宣言の後、成人代表より結果発表がありました。

有馬高校の結果は以下の通りです。

プロジェクト発表会 分野Ⅱ類(開発・保全・創造)優秀賞 3-1 K.K U.K I.S T.R 2-1 W.R

意見発表会 分野Ⅱ類(開発・保全・創造)最優秀賞 3-1 M.T 

意見発表会 分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)優秀賞 3-1 Y.S

農業鑑定競技会 分野園芸 最優秀賞 2-1 M.R

農業鑑定競技会 分野造園 最優秀賞 3-1 I.H

農業鑑定競技会 分野園芸 優秀賞 3-1 M.A

 ということで今年の有馬高校は出場したすべての部門で入賞という快挙を成し遂げました。農業鑑定競技会の運営をしながらのこの結果は価値がありますね。

 意見発表会では昨年に続き最優秀賞を獲得し、カップを取り返しました。M.Rさんは大阪府で開催される、近畿連盟大会に兵庫県の代表として出場します。(近畿大会で最優秀賞を受賞した場合、全国大会に出場となります)

 農業鑑定競技会では、出場した2分野で最優秀賞を獲得。有馬高校としては10年ぶりの快挙です。また、測量の部で優勝を獲得した生徒も全体2位の成績であったため、3名が10月に福井県でで開催される全国大会への出場を決めました。

 また優秀賞を受賞したプロジェクト発表会は人と自然科創設以来、2年連続3回目の受賞。有馬高校の歴史に刻む快挙です。表彰式では会場から大きな拍手が送られました。

 表彰後は模範発表。全参加者の前で発表しました。意見発表会で最優秀賞を受賞した本校の生徒も、兵庫県の代表にふさわしい発表をしてくれました。

 そして参加者全員でFFJの歌清聴。全国の農業高校生が歌える農業クラブ連盟歌です。新型コロナウィルスが落ち着かない中、もう3年間もみんなで歌えていないですね。さみしいですね。

 最後は県連盟クラブ旗引継ぎ。今年度事務局である丹有ブロック主担当校の篠山産業高校から次年度事務局校の氷上高校に県連盟旗が引き継がれました。そして引き継がれた県連盟旗を先頭に、有馬高校を含む11校の農業高校のクラブ旗が退場し、大会は終了となりました。

 最後に獲得した賞状やカップ・盾を手にみんなで記念撮影です。

 応援してくださった皆様、ありがとうございました。意見発表会で近畿連盟大会に出場する選手は、全国大会出場を目指し頑張りましょう。そして10月に北陸3県で開催される全国大会に出場する選手は全国制覇を目指し頑張りましょう。後輩の皆さんも大活躍の先輩を目標に、日々の授業や実習を頑張っていきましょう。これからも人と自然科の活躍にご期待下さい。

人と自然科 第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(前編 競技会当日)

 今年は夏の全国高校野球選手権大会にて、有馬高校硬式野球部が伊川谷高校に見事勝利。3回戦で惜しくも敗れたものの、名門報徳学園との対戦においても最後まで全力プレーで善戦しました。(人と自然科の生徒も多く所属し、活躍しました。)

 そんな熱気がまだまだ冷めない中、今度は農業高校の甲子園とも呼ばれる、第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会が7月26日(火)・27日(水)に開催され、主会場となった丹波篠山市四季の森生涯学習センターに県下11校の農業高校生が集結しました。

 有馬高校人と自然科からも意見発表競技会の校内予選を勝ち進んだ精鋭、そして今年もプロジェクト発表会に出場する生徒も含め合計6名が有馬高校人と自然科の代表として乗り込みました。

 ちなみに農業鑑定競技会に出場した代表生徒12名は、今年は会場が有馬高校のため、直接有馬高校に乗り込みました。

 農業鑑定競技会の様子(農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営)に関する記事はこちら

 県下11校の生徒が大ホールに集合し、県連盟副会長の開会宣言によりいよいよスタートです。まずはクラブ旗入場。県連盟旗を先頭に各校の農業クラブ会長が旗を持ち入場します。有馬高校も人と自然科115名の代表として、農業クラブ会長が歴史ある有馬高校農業クラブ旗を持ち、堂々と入場しました。県下11校の農業クラブ旗が並ぶ光景を見ると、背筋が伸びますね。

 そして開会式、総会が滞りなく行われ・・・

 いよいよ競技会スタートです。

 農業鑑定競技会は有馬高校の体育館が会場です。

 農業鑑定競技会の様子(農業クラブ県大会農業鑑定競技会 大会運営)に関する記事はこちら

 有馬高校からは分野園芸に8名、分野測量に4名の選手が参加しました。3年生が中心の選手団ですが、2年生も先輩に負けないくらいの実力を持っています。今年は問題が少し難しかったようで、終了後は口をそろえて、思うようにできなかったとの声が多く聞かれました。

 そして発表競技

 プロジェクト発表会 (学校でのプロジェクト研究を10分以内で発表する競技)

 分野Ⅱ類(開発・保全・創造) 3-1 K.K U.K I.S T.R 2-1 W.R

 そして意見発表競技会(学校での学びや様々な体験を通して感じた意見を7分以内で発表する競技)には、2つの分野に1名ずつ出場しました。

分野Ⅱ類(開発・保全・創造)3-1 M.T

分野Ⅲ類(ヒューマンサービス)3-1 Y.S

  発表会は THE FIRST TAKE = 一発勝負 ということで、多少緊張した生徒もいましたが、今まで積み重ねた準備と練習を糧にどの発表も自信に満ち溢れたすばらしい発表ができたとのことでした。

 結果は翌日の大会式典で発表です。楽しみですね。

 報告は第70回兵庫県学校農業クラブ連盟大会 今年も人と自然科生徒が大活躍!!(後編 大会式典)につづきます。