兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
2022年12月の記事一覧
人と自然科 農業クラブ Merry Christmas!! 花の寄せ植えサプライズプレゼント
人と自然科(農業クラブ)の今年一年を振り返ると、コロナ渦でも工夫して、地域を花とみどりでいっぱいにする様々なボランティア活動に取り組むことができました。その一部を少し紹介します。
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話を本題に・・・12月23日(金)有馬高校は終業式を迎え明日から冬休みに入りました。クリスマスイブを翌日にひかえたこの日、JR三田駅前にて農業クラブの役員が自分たちで播種から栽培した花の寄せ植えを地域の皆さんにサプライズでプレゼントしました。14時頃、三田駅前にサンタが大勢出現。ギターで音楽を奏でながら、そして『MaryChristmas!! 花の寄せ植えをプレゼントしていま~す』と声をかけ受け取って下さる方を待ちます。
今年の寄せ植えは、1鉢にパンジーやビオラを3~4株とハボタンを植栽し、生徒が作成したクリスマスカードを添えました。間もなく通行人の方が立ち寄って下さり・・・
『無料でもらってもいいの?とってもうれしい!!来年は良いことありそう。』
『とってもきれいね。大切に育てるね』
お花の寄せ植えを受け取っていただいた方から嬉しい言葉をたくさん頂きました。そして用意していた70鉢が1時間も経たないうちになくなってしまいました。
寄せ植えを受け取ってくださった皆様。大切に育ててくださいね。
そしてこのブログを見て下さった方にもサンタさんから素敵なプレゼントが届きますように・・・Merry Christmas!
令和4年度冬季学校説明会を実施しました。
12月23日(金)14:00から冬季学校説明会を全体会と総合学科説明会を講義棟で人と自然科は、清陵会館で実施しました。今年一番の寒さの中でも進路決定前の3年生だけでなく、来年度に向けて進路選択を考えている2年生の方にも参加が多数あり、本当にありがとうございました。
全体会の前に吹奏楽部による歓迎演奏を行い、気分を和らげます。
その後、校長先生から本校の歴史と伝統、各学科独自の魅力的な取り組み、クラブ活動、入試制度について等の説明がありました。
また、国際交流委員会からは、ALTからの2つの姉妹校の説明、コロナ過で中止していた留学制度の今後の方向性の説明がありました。
教頭先生からは、学校の概要、入試、カリキュラムや具体的な進路状況などの説明がありました。
生徒を代表しては、生徒会より学校紹介の自作ビデを上映し、生徒目線での学校の魅力も発信しました。
15:00からは、人と自然科と総合学科に分かれて独自のプログラムで説明会を実施しました。
総合学科では、普通科との違い、3年間で進路実現を達成するための計画的な取り組み、上級学校訪問や2分間スピーチなど具体的な活動実績の報告がありました。
最後に3年次生の代表者による在校生を囲む会を開き、中学生からの疑問や問題点を直接対話することで理解してもらえるよう座談会を開催しました。少しでも本校を理解してもらえれば大変うれしいです。
最後になりましたが、本当に寒い中、多くの中学生や保護者の皆さんに来校して頂き、大変感謝いたします。今回が本年度で最後の説明会になりますが、中学3年生の方、保護者の方には、進路決定の一助になりましたら幸いです。また、中学2年生で参加いただいた皆さんが、今回の体験で本校を理解して頂き、来年度の進路選択の一つに加えて頂けると嬉しく思います。本日は、ありがとうございました。
12月23日(金) 全校集会
12月23日に全校集会が行われました。
今回も感染症対策のため、ZOOMを使ったオンラインで実施しました。
初めに校長先生の講話を聴きました。
講話の中では、本校の卒業生で、イラストレーターとしてご活躍されているげみさんのお話がありました。
げみさんのイラストが「近鉄奈良駅から神戸三宮駅」間のラッピング列車に採用されているとのことでした。
社会で実際にご活躍されている卒業生の背中を追って、現役の有高生も頑張ってほしいと思います。
次に、表彰伝達が行われました。
今年も多くの有高生が様々な場面で活躍しました。来年も新たな目標に向かって、走り出してほしいです。
最後に生徒指導部長、保健相談部長から、冬季休業の過ごし方についてお話がありました。
感染症対策をしながら冬季休業を過ごし、来年の全校集会でも元気な姿を見せてほしいです。
人と自然科 農業法人仕事説明会に参加しました
12月22日(木)県立いなみ野学園にて農業法人仕事説明会が開催され、将来農業関係の仕事に就くことを考えている本校1・2年生の生徒6名が参加しました。この事業は、近年増えている農業法人と農業高校で学ぶ非農家の生徒をマッチングさせることを目的に4年前から実施されています。
人と自然科生徒の近年の進路希望、実績を分析すると、126年の歴史(多くの先輩方とのつながり)を活かした幅広い企業への就職はもちろんですが、農業系の4年生農学系大学や農業大学校などへ進学し、そして大学、農業大学校卒業後に就農する生徒が毎年出てきています。特に非農家の生徒は農業法人に就職(修行)し、技術の習得と人脈、信頼をを築いた後、新規就農する事例も多くあります。今回のような説明会への参加は重要な機会となっています。
ちなみに今年の3年生(75回生)の生徒も、現時点ですでに3名の生徒が農学系の国公立大学に合格。そして2名の生徒が県立農業大学校への進学、さらに東京農業大学や龍谷大学など難関私立大学農学部への進学も決まっています。(全ての進路が確定しましたら改めて紹介します。)
今回は県下の農業法人16社の経営者がブースを設け、県内8校の農業高校生、農業大学校生46名が参加しました。
今回有馬高校人と自然科から参加した6名の生徒は積極的に農業法人のブースを訪れ、資料やタブレット、さらには映像を見ながら、作付け内容や農業へのやりがい、独立就農に向けたサポート体制などの話をメモをとりながら熱心に聞いていました。また、有馬高校では野菜や花などの作物栽培しか学べませんが、分野が異なる畜産関係の企業の話も聞くことで視野を広げることができたようです。
約2時間かけて6社のブースを回り、その後のフリータイムでも参加した6人全員が追加で企業ブースを訪れるなど積極的な態度が見られ引率教員は本当に感心しました。限られた時間を有効に活用し、様々な話を聞くことができたようです。
最後はアンケート&閉会式。生徒はとても満足し、来年の進路実現に向け参考になったとのことです。
このような機会をいただきました兵庫県ならびにひょうご農林機構、就農支援センターの皆様、ありがとうございました。
人と自然科 JA共済連兵庫様より農業機械を寄贈いただきました(贈呈式実施)
農業や農業をとりまく環境について学ぶ人と自然科に、この度JA共済連兵庫様より農業機械を寄贈いただき、12月20日(火)本校にて、JA共済連兵庫様、来賓の兵庫六甲様、県農林水産部、県教育委員会様、そして本校人と自然科生徒、職員が出席し、贈呈式を行いました。
平成28年より「地域・農業活性化積立金事業」将来の農業の担い手育成のための支援事業(農業機械等支援事業)をとおして、将来の農業の担い手育成そして地域農業の振興と地域の活性化を図ることを目的に、農業高校等に対して農業実習等に必要な機械や設備を支援していただいており、今年度は有馬高校 人と自然科 に寄贈いただけることになりました。
贈呈式は農業クラブ生徒の司会で進められ、校長先生の開式あいさつ、来賓紹介の後、JA共済連兵庫県本部長様より目録が贈呈されました。
目録贈呈後は本部長様、ご来賓のJA兵庫六甲代表理事専務様から、激励の言葉をいただいた後、校長先生から『これからも農業後継者育成、地域農業の発展に貢献していきます』と感謝のことばがありました。
その後、場所を移動して今回贈呈いただいた農業機械の紹介、生徒による実演です。司会の合図で除幕を行い寄贈品が披露され、会場は大きな拍手に包まれました。
今回寄贈いただいた農業機械を紹介します。
まずは小型温風器です。
人と自然科では、春はサルビアやマリーゴールド、秋にはパンジービオラなどの草花苗を年間約40000鉢生産し地域に販売すると共に、市内全ての小中学校に提供(販売)しています。そして今年から始まった新しい教育課程では、2年生『草花』において全員が草花苗の生産について学び、総合実習にて技術を習得。また3年生では『草花コース』の生徒が集中的に草花苗の生産を学び、『果樹と緑コース』の生徒が、近隣の公共施設の装飾活動を実施しています。
今回寄贈いただいた温風ボイラーは、これら草花苗の生産、活用についての学びに活かしていきます。
次は、ウッドチッパーです。今回は生徒が安全に使うための注意点など説明しながら実演を行いました。
今年からスタートした新しい教育課程では『果樹と緑』において、果樹の生産と樹木管理を学びます。
その生産、管理の過程で排出される剪定枝をチップ状にし、畑に戻す(果樹においては発酵させ堆肥化する)という循環型農業を実践的に学ぶことができるようになりました。さらに人と自然科では環境学習にも力を入れており、学校設定科目の『ナチュラルキープ』を中心に、放置竹林問題について学び、その間伐竹を竹パウダーに加工し、土壌改良材としての可能性について研究する予定です。
最後に刈払機です。こちらも生徒が説明を行いながら、実際にエンジンをかけ実演を行いました。
今年からスタートした新しい教育課程では、2年生の選択科目として、新たに『農業機械』を設定しました。また『果樹と緑』においても果樹園の除草実習などが想定され、今回寄贈いただいた最新の刈払機を活用し、小型農業機械(2サイクルエンジン)の仕組みや操作について、実習を通して学ぶことができるようになり生徒の理解が深まることが期待されます。
最後に生徒代表、農業クラブ会長からの『今回の農業機械を寄贈いただき本当にありがとうございました。授業や実習で活用できることを今とてもわくわくしています。これらの機械を安全に使って授業や実習をさらに頑張ります』
とのお礼の言葉で、贈呈式は終了。集合写真です。
JA共済連兵庫様、この度は本当にありがとうございました。大切に使用させていただきます。
追伸・・・・
翌日の実習から早速大活躍です。
兵庫県立有馬高等学校
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