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カテゴリ:学校行事

合格者説明会が行われました

3月21日(金)、午後から合格者説明会が行われました。

正門前では、部活動の勧誘を行いました。

次の登校日は、3月25日(火)になります。

登校時間は、推薦合格者は9時から、一般合格者は9時半からです。
必要なものを確認し、気を付けてお越しください。

3学期終業式が行われました

 3月21日(金)、3学期終業式が行われました。

学校長挨拶

皆さんおはようございます。

 あっという間の3学期だったと思います。その中でも球技大会や各年次で行われた行事などで、
前向きに取り組む姿を頼もしく思っていました。また、このような行事において、
部活動や生徒会、クラス委員の人たちがその準備、運営、片付けなどをして支えてくれていることに、
私も含め皆さんで感謝したいと思います。

 さて、私たちの人生は、常にスタートとゴールを繰り返しています。
今日の終業式は今年度のゴールではありますが、と同時に来年度に向けたスタートでもあるのです。
この一年を振り返ると、様々な思いが浮かんでくると思います。
充実感や達成感ばかりであれば言うことはありませんが、今日を、振り返りの良い機会ととらえ、
さらに新しい飛躍につながることを期待しています。

 先日の卒業式で、「VUCAの時代」(変動制・不確実性・複雑性・曖昧性)といわれる、
将来が不透明で予測困難な時代に求められる能力について話しました。
それは、課題を敏感に見出し、その原因を論理的に分析して、
創造力豊かに物事を企画していく力や自分の考えを周囲に発信する発表力のことです。
これらは本校総合学科の学びを通して身につけていく力なのですが、大切なことは、
しっかりと自分の考えをもつということです。自分の判断や行動を誰かに任せたり、
誰かの言うとおりにしか動けなかったり、という姿勢からは脱却することです。
最近、何人かの生徒の皆さんと話をする機会がありましたが、
これから研究を進めていきたいテーマについて、しっかりした自分の考えをもっていたことに感心しました。
みなさんはどうでしょうか。

 次にみんなでこの体育館に集まるときには、桜の花も咲いて新1年次生を迎えることになります。
皆さん一人ひとりの力を結集した大きなエネルギーで、
学校全体がさらに飛躍することを期待して、私の話を終わります。

本日から春休みに入ります。
新年度に向けて、在校生のみなさんはしっかり休みましょう。

4月に元気な姿で会えることを、しーがるくんも楽しみにしています。

「今年も楽しかったモメ~」

令和6年度 第46回卒業証書授与式

 2月28日(金)第46回卒業証書授与式が行われました。

朝は、雨がパラパラと降っていましたが、なんとか持ちこたえ、
少し暖かい気候でした。

46回生の卒業記念品の校名板です。
西門に飾られる予定です。

学校長 式辞

 季節は確実に冬から春へと移りつつあります。
甲子園浜から漂う潮の香りにも少しずつ春の息吹を感じられる今日の佳き日に、
PTA会長 西本理恵様をはじめ、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜わり、
兵庫県立西宮今津高等学校第四十六回卒業式を、皆様のご協力により、
挙行できますことを心からうれしく思います。高い所からではございますが、厚くお礼申し上げます。

 さて、第四十六回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
中学校時代にコロナ禍を経験し、三年前の四月に、期待と不安で胸を一杯にしながら入学した皆さんが、
今日晴れて卒業を迎えることとなりました。
かけがえのない三年間の思い出が、次々に思い起こされていることと思います。

 私は二年前の四月に着任し、四十六回生の皆さんとは二年間、
一緒に本校での生活を送りました。本校は総合三科目を中心に発表の機会が多いですが、
特に四十六回生の三年次生はテーマも多種多様で、大変興味深かったです。
そのレベルの高い発表は、まさに本校のキャッチフレーズ「好きを力に変える」ことを体現していました。

 また、今年度の文化祭ではキャッシュレス決済を導入して、
三年次生の各クラスがメニューや宣伝などに工夫を凝らした模擬店を出店し、
大いににぎわいました。文化祭に引き続き、体育大会でもクラスTシャツを着用して
クラス対抗綱引きに全力で取り組む様子は、クラスの団結力を強く示したとともに、
最高年次としての模範的な姿となりました。

 皆さんが飛び立とうとしている社会は、AIの急激な進化など技術革新が目覚ましい超スマート社会です。
そこでは人間の働き方や生き方を含めた社会の構造が激しく加速度的に変化していきます。
また、コロナ禍や地震、異常気象など「VUCAの時代」といわれる、
将来が不透明で予測困難な時代になっています。このような時代に求められる能力は、
課題を敏感に見出す力であり、その原因を論理的に分析する力であり、
創造力豊かに物事を企画する力です。また、先を見通す力や、
多くの要素の中で何が重要かを判断するバランス力、そして、自分の考えを周囲に発信して説得する、
いわゆる発表力も大切になるでしょう。このような力は、全て皆さんが総合学科の学びの中で、
培ってきたものです。校訓「自律・協同・創造」に基づく調和のとれたこころ豊かな人間の育成を追求する中で、
皆さんは成果をあげ今日ここに卒業を迎えました。
その努力と精進に対して、心から賛辞と祝福を送ります。

 皆さんの旅立ちに際し、三つ伝えたいことがあります。

 一つ目は、挑戦する気持ちを持ち続けてほしいということです。
挑戦することによる未成功体験の勧めについては、これまでも何度となく話をしてきました。
できないと諦めるのではなく、一時的な頑張りでもなく、
辛抱強く長期的にやり抜くことが大切です。思いどおりの結果が出なくても、
挫折を経験したとしても、その経験から何かを学んで何度でもやり直せばよいのです。
必ず成功するとは限りませんが、成功に向けて挑戦した人にしかチャンスはやってきません。
そして、苦難を乗り越えて成功した時の達成感や感動が自信につながり、
人間的に一回りも二回りも大きく成長することになるのです。

 二つ目は、たくましさとしなやかさを身につけてほしいということです。
皆さんはスマートフォンが近い将来消えてなくなるかもしれないという話を知っていますか。
ITなどの主要産業を展望する調査報告書によると、
現在、国内全世帯の約90%に普及しているスマートフォンは、近い将来新たなデバイスに取って代わられ、
2050年には0%になるとの予測が出ています。それくらい今は変化のスピードが速い時代なのです。
皆さんには、困難に直面しても決して諦めず、多様な人々と接する中で価値観を認め合い、
対話を続け変化に対応できる力、つまり次々と目の前に現れる何事に対しても常にアップデートして、
前例に捉われずたくましくしなやかに生きていく姿勢が必要になります。

 三つ目は、決して一人で悩まないということです。皆さんはこれから新しい環境の中で、
壁にぶつかったり、くじけそうになったりするかもしれません。新しい環境が想像していたものと違う、
人間関係がうまくいかないなどは、多かれ少なかれ誰しもが経験することです。
大切なことは自分一人で悩まないことです。周囲に助けを求めることをためらわないでください。
特に高校時代の友人は遠慮なくアドバイスをくれる生涯の友になるはずです。
本校で共に学んだ三年間、ここに築かれた人と人の絆はまちがいなくかけがえのない宝です。
生涯にわたり大切にしてほしいと思います。そして、今後も出会いを大切にしてください。
社会や組織は、多くの人々の協力によって支えられており、自分ひとりの力では何もできません。
ぜひ多くの仲間と出会い、豊かな人生を送ってください。

 結びに、保護者の皆様、本日は、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
教職員を代表いたしまして、心からの敬意とお祝いを申し上げます。
皆様がこれまで、限りない愛情を注ぎ、育んでこられたお子様の巣立ちに際して、
万感の思いでおられるのではないかと、拝察いたします。

 本校では、この三年間、教職員一丸となって、全力でお子様の指導、支援に当たって参りました。
保護者の皆様方には、深いご理解と温かいご支援をいただき、心から感謝申し上げます。
今後も引き続き、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。

 別れのときが近づいてまいりました。二百十五名の卒業生の皆さん一人ひとりが、
それぞれの世界に向けて力強く旅立ち、その前途が洋々たることを心より祈念して式辞といたします。

今回、退場曲は吹奏楽部が生演奏をしました!

卒業おめでとうモメ~としーがるくんも申しています。
46回生のみなさまの今後のご活躍を楽しみにしています。

卒業式予行が行われました

2月27日(木)、明日の卒業式に向けて、予行と卒業記念品贈呈式などの式典が行われました。

式典の前には、3年生のみで卒業式の流れの確認、所作指導、歌唱指導を行いました。

しーがるくんも練習の様子を見ています。

練習後、同窓会入会式、卒業記念品贈呈式、表彰式を行いました。

表彰式では、全国総合学科校長会表彰、兵庫県総合学科校長会表彰、皆勤賞が伝達されました。

その後、2年生も参加し、卒業式の予行を行いました。

モメ~。

予行の後、歌唱練習をもう一度行いました。
練習を重ねることで、だんだん上手に歌うことができていました。

明日は、46回生の卒業式です。
最後の登校日になります。

元気な姿で明日を迎えることができるよう、
しーがるくんも楽しみにしています。

【令和6年度 総合学科発表会】展示部門

 1月25日(土)に行われた総合学科発表会の様子の続きです。

ステージ発表の様子は、下のリンクから見ることができます。

情報処理・パソコン【令和6年度総合学科発表会】ステージ部門

 

それぞれの教室では、教科の展示や教室発表を行いました。

1年次「産業社会と人間」教室発表・展示

3年次「課題研究」教室発表・展示

国語科 展示

芸術科(音楽) 展示

芸術科(書道) 展示

芸術科(美術) 展示

外国語科 展示

家庭科 展示・食育体験プログラム

情報科 展示

おもしろそうモメ~

たくさん見に来てるモメ!

何が見えるかな~?

キラキラしててきれいモメ~

しーがるくんはどこにいるでしょうか?

総合三科のポスターや発表、教科の特色に合わせた展示など、
見ごたえのある展示がたくさんありました。

展示だけではなく、ステージ発表も同様、
1年間の学びの集大成となる一日になりました。

本日は、たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
しーがるくんもとても喜んでいます。

生徒のみなさん、
準備から片付けまでお疲れさまでした。
明日はしっかり休み、月曜日にまた学校で会いましょう。

【令和6年度 総合学科発表会】ステージ部門

 1月25日(土)総合学科発表会が行われました。

テーマは、「小さな『問い』の種を、大きな『創造』の木に」です。

朝から風が強く、寒い一日となりました。
前日に準備を行い、体育館でのステージ発表、それぞれの場所での展示や教室発表を行いました。

しーがるくんは、朝はむくみがちです。眠そうです。

 

展示部門の様子は下のリンクから見ることができます。

情報処理・パソコン【令和6年度総合学科発表会】展示部門

 

体育館でのステージ発表の様子です。

第1部 1年次 産業社会と人間

第2部 2年次 総合的な探究の時間

1年次の「産業社会と人間」では、次の内容の発表を行いました。
・2分間スピーチ
・商業人インタビュー
・総合校外学習
・「産業社会と人間」に学んで

2年次の「総合的な探究の時間」では、次の内容の発表を行いました。
・チェンジラボラトリーの取り組み
・Aグループの軌跡と領域
・C1グループの活動「朝ごはんプロジェクト」

 

第3部 特色ある科目
(音楽・フィールド科学実習・外国語)

第4部 3年次 課題研究

しーがるくんもノリノリで聞いています♪

フィールド科学実習のごはんがおいしそうだったモメ~

外国語の発表では、韓国語と英語を使った発表をしていました。
ぼくもしゃべれるようになりたいモメ~としーがるんもびっくりしています。

3年次の「課題研究」では、次の内容の発表を行いました。
・課題研究『本当に青色は暗記にいいのか』
・総合学科を振り返って『目指し続けた夢』

 

展示部門の様子へ続きます。

令和6年度総合学科発表会のご案内と参加申込

令和7年1月25日(土)午前中に総合学科発表会を行います。

準備の関係で1月23日(水)までにお申し込みください。

総合学科発表会 参加申し込み

総合学科発表会については、以下の申し込みリンク先より、お申し込みください。

〇申し込み期間:参加申込は終了しています。

準備の関係で申し込みは終了していますが、
当日参加を希望する方は、直接会場へお越しください。

令和6年度3学期始業式を行いました

あけましておめでとうございます。
本年度もよろしくお願い申し上げますモメ~。

令和7年1月8日(水)、3学期始業式を行いました。

冬休みが終わり、本日より3学期が始まります。
朝から非常に風が冷たい日でしたが、生徒は元気に登校していました。

学校長挨拶

皆さんおはようございます。そして、明けましておめでとうございます。

令和7年になり、今日から3学期が始まります。それぞれ新鮮な気持ちで学校生活に臨もうとしている
ことと思います。

 さて、能登半島地震から1年経ちました。その復興・復旧もままならないうちに、 
9月には能登を豪雨が襲い、今もなお、地震と豪雨災害の二重の苦しみを背負われている方々が
大勢いらっしゃいます。また、もうすぐ阪神淡路大震災から30年目を迎えようとしています。
皆さんが小学生・中学生の頃までは、災害弱者として優先して保護される対象であったかもしれません。
しかし高校生となった今は、自分や家族の安全を確保することは当然として、
助けが必要な方にどのような支援ができるのか積極的に考えてほしいと思います。

 ところで、豊岡市で小学校教員をされていた教育者の東井義雄先生の言葉に、
「太陽は夜が明けるのを待って昇るのではない。太陽が昇るから夜が明けるのだ。」とあります。
これは、夜明けは、待っていてもやって来ず、自分が行動することで初めて夜が明ける、
つまり、誰かが何かしてくれることを待っていても何も始まらない。まず自分から行動
しなければならないということです。私たちは何かにつけて、できないことやうまくいかないこと、
やらないことを環境や他人のせいにしがちです。しかし、いくら責任転嫁をしても問題は解決しません。
人生にいろいろなことが起きても、どんなときでも周りのせいにせず、
自分から動き出すことが大切です。

 また、東井先生の言葉には次のような詩もあります。

 

人間の目は ふしぎな目

見ようという心がなかったら 見ていても見えない

人間の耳は ふしぎな耳

聞こうという心がなかったら 聞いていても 聞こえない

頭もそうだ

はじめからよい頭 わるい頭の区別があるのでは ないようだ

「よし やるぞ!」と心のスイッチがはいると

頭も すばらしい はたらきを しはじめる

心のスイッチが 人間を

つまらなくもするし すばらしくもしていく

電灯のスイッチが

家の中を明るくもし 暗くもするように

 

 この「心のスイッチ」は誰かが入れてくれるものではなく、入れるのはもちろん自分自身です。
新しい年の学校生活がスタートする今日こそ「やってやろう!」という気持ちを大切にして、
たくさんの可能性をもつ皆さんが、「心のスイッチ」を入れて自分の能力を伸ばし、
夢や目標に向かって全力を尽くしてほしいと願っています。

 最後になりますが、今年はへび年です。皆さん一人ひとりが自分から動いて、
脱皮して生まれ変わって再生して、挑戦して、短い3学期ですが充実したものになるよう期待しています。