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卒業生が語る
3月7日(金)に1週間前に卒業したばかりの46回生の先輩が6名、1年次生に進路実現に向けての
各自の取り組みを話してくれました。
「効率は重要だが、量も必要である。そのため、3年からでは間に合わない。日々の授業をしっかり聞くことが大切である。英語検定やGTECなどの資格取得も入試で使える。勉強していても、結果が出るのに時間がかかるので、諦めずに頑張ってください」
「職業人インタビューや探究学習を通して『子どものすぐ近くで問題を解決したい』と思うようになり、養護教諭を目指すようになりました。第一志望の大学に合格するために、総合型選抜の準備をしながらも、推薦入試一般入試の準備を並行して続けました。課題研究の成果が面接での強みになるので、2年次からの総合的な探求の時間を頑張ってほしいです。また1・2年次の間にオープンキャンパスに行くことで、モチベーションや視野が広がります。」
「やりたいことがはっきり決まっていない人はまず大学進学を目指して準備をした方が良い。入試対策をする上で大切なのは自分を知ることである。『限界』『強み』『弱み』をしっかり理解し、『自信家な自分』と『謙虚な自分』をコントロールできる人は、入試でも成功すると思う。」
「定期テストがうまくいっていない人は入試でもうまくいかない。普段の授業や考査などでしっかり基礎を固めて復習することが大切である。またアドバイスを素直に聞くことも進路実現には大切である。」
「高2から高3の間にいろいろな興味が生まれ、理系から文系に変わった。やりたいことが決まっていなくてもいいが、打ち消しがきくように勉強を頑張ることが大切である。国公立大学の推薦では、活動報告書や志望理由書に探究活動が役にたつ。文献調査で終わるのではなく、地域に出てアクティブな活動することが大切である。」
「日々の生活にルーティーンを作り、無駄な時間をなくすことを大切にした。過去問を解くことで、自分の弱点を知り、対策をすることができる。3年生はあっという間に時間が過ぎる。共に頑張ることができる友人たちを大事にしてください。」
先輩からの熱いメッセージに、1年次生も真剣に耳を傾けていました。
生徒感想
「高校生になってから進路について色々教わってきたけど、先生からの説明だけでは正直分からないところもあったので同じ学生という立場から具体的に受験のこととか勉強法などを話してくださる機会があるのはありがたいなと思いました。」
「私はまだ高校1年生で進路について考えていなかったし、テストや宿題が後回しになって勉強時間が全然足りないままにしていたりしていました。でも、皆さんの勉強時間の目標が10時間だと聞いて、今の自分はヤバいと思うようになりました。今からでも長い時間の勉強や、メリハリ、計画を立てる練習を始めていきたいなと思いました。」
「この1年間で将来目指したい職業の方向性が決まって来た中でこのような話を聞け、将来の不安が少し薄れたと思います。ですがまだ私に不足しているなというようなことが多くあると気づいたのでその点を改善していく事を目標にしてこれから頑張って行きたいと思いました
その中の一人の発表者は、この後見事に合格通知を受け取り、1年次生も含めたみんなでその喜びを分かち合うことができました。先輩の合格の瞬間に立ち会うことができ、一年次生のやる気もいっそう高まったことと思います。先輩たちの努力と成果に続き、48回生も全力でがんばりましょう。
令和6年度 第46回卒業証書授与式
2月28日(金)第46回卒業証書授与式が行われました。
朝は、雨がパラパラと降っていましたが、なんとか持ちこたえ、
少し暖かい気候でした。
46回生の卒業記念品の校名板です。
西門に飾られる予定です。
学校長 式辞
季節は確実に冬から春へと移りつつあります。
甲子園浜から漂う潮の香りにも少しずつ春の息吹を感じられる今日の佳き日に、
PTA会長 西本理恵様をはじめ、ご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜わり、
兵庫県立西宮今津高等学校第四十六回卒業式を、皆様のご協力により、
挙行できますことを心からうれしく思います。高い所からではございますが、厚くお礼申し上げます。
さて、第四十六回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
中学校時代にコロナ禍を経験し、三年前の四月に、期待と不安で胸を一杯にしながら入学した皆さんが、
今日晴れて卒業を迎えることとなりました。
かけがえのない三年間の思い出が、次々に思い起こされていることと思います。
私は二年前の四月に着任し、四十六回生の皆さんとは二年間、
一緒に本校での生活を送りました。本校は総合三科目を中心に発表の機会が多いですが、
特に四十六回生の三年次生はテーマも多種多様で、大変興味深かったです。
そのレベルの高い発表は、まさに本校のキャッチフレーズ「好きを力に変える」ことを体現していました。
また、今年度の文化祭ではキャッシュレス決済を導入して、
三年次生の各クラスがメニューや宣伝などに工夫を凝らした模擬店を出店し、
大いににぎわいました。文化祭に引き続き、体育大会でもクラスTシャツを着用して
クラス対抗綱引きに全力で取り組む様子は、クラスの団結力を強く示したとともに、
最高年次としての模範的な姿となりました。
皆さんが飛び立とうとしている社会は、AIの急激な進化など技術革新が目覚ましい超スマート社会です。
そこでは人間の働き方や生き方を含めた社会の構造が激しく加速度的に変化していきます。
また、コロナ禍や地震、異常気象など「VUCAの時代」といわれる、
将来が不透明で予測困難な時代になっています。このような時代に求められる能力は、
課題を敏感に見出す力であり、その原因を論理的に分析する力であり、
創造力豊かに物事を企画する力です。また、先を見通す力や、
多くの要素の中で何が重要かを判断するバランス力、そして、自分の考えを周囲に発信して説得する、
いわゆる発表力も大切になるでしょう。このような力は、全て皆さんが総合学科の学びの中で、
培ってきたものです。校訓「自律・協同・創造」に基づく調和のとれたこころ豊かな人間の育成を追求する中で、
皆さんは成果をあげ今日ここに卒業を迎えました。
その努力と精進に対して、心から賛辞と祝福を送ります。
皆さんの旅立ちに際し、三つ伝えたいことがあります。
一つ目は、挑戦する気持ちを持ち続けてほしいということです。
挑戦することによる未成功体験の勧めについては、これまでも何度となく話をしてきました。
できないと諦めるのではなく、一時的な頑張りでもなく、
辛抱強く長期的にやり抜くことが大切です。思いどおりの結果が出なくても、
挫折を経験したとしても、その経験から何かを学んで何度でもやり直せばよいのです。
必ず成功するとは限りませんが、成功に向けて挑戦した人にしかチャンスはやってきません。
そして、苦難を乗り越えて成功した時の達成感や感動が自信につながり、
人間的に一回りも二回りも大きく成長することになるのです。
二つ目は、たくましさとしなやかさを身につけてほしいということです。
皆さんはスマートフォンが近い将来消えてなくなるかもしれないという話を知っていますか。
ITなどの主要産業を展望する調査報告書によると、
現在、国内全世帯の約90%に普及しているスマートフォンは、近い将来新たなデバイスに取って代わられ、
2050年には0%になるとの予測が出ています。それくらい今は変化のスピードが速い時代なのです。
皆さんには、困難に直面しても決して諦めず、多様な人々と接する中で価値観を認め合い、
対話を続け変化に対応できる力、つまり次々と目の前に現れる何事に対しても常にアップデートして、
前例に捉われずたくましくしなやかに生きていく姿勢が必要になります。
三つ目は、決して一人で悩まないということです。皆さんはこれから新しい環境の中で、
壁にぶつかったり、くじけそうになったりするかもしれません。新しい環境が想像していたものと違う、
人間関係がうまくいかないなどは、多かれ少なかれ誰しもが経験することです。
大切なことは自分一人で悩まないことです。周囲に助けを求めることをためらわないでください。
特に高校時代の友人は遠慮なくアドバイスをくれる生涯の友になるはずです。
本校で共に学んだ三年間、ここに築かれた人と人の絆はまちがいなくかけがえのない宝です。
生涯にわたり大切にしてほしいと思います。そして、今後も出会いを大切にしてください。
社会や組織は、多くの人々の協力によって支えられており、自分ひとりの力では何もできません。
ぜひ多くの仲間と出会い、豊かな人生を送ってください。
結びに、保護者の皆様、本日は、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。
教職員を代表いたしまして、心からの敬意とお祝いを申し上げます。
皆様がこれまで、限りない愛情を注ぎ、育んでこられたお子様の巣立ちに際して、
万感の思いでおられるのではないかと、拝察いたします。
本校では、この三年間、教職員一丸となって、全力でお子様の指導、支援に当たって参りました。
保護者の皆様方には、深いご理解と温かいご支援をいただき、心から感謝申し上げます。
今後も引き続き、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。
別れのときが近づいてまいりました。二百十五名の卒業生の皆さん一人ひとりが、
それぞれの世界に向けて力強く旅立ち、その前途が洋々たることを心より祈念して式辞といたします。
今回、退場曲は吹奏楽部が生演奏をしました!
卒業おめでとうモメ~としーがるくんも申しています。
46回生のみなさまの今後のご活躍を楽しみにしています。
卒業式予行が行われました
2月27日(木)、明日の卒業式に向けて、予行と卒業記念品贈呈式などの式典が行われました。
式典の前には、3年生のみで卒業式の流れの確認、所作指導、歌唱指導を行いました。
しーがるくんも練習の様子を見ています。
練習後、同窓会入会式、卒業記念品贈呈式、表彰式を行いました。
表彰式では、全国総合学科校長会表彰、兵庫県総合学科校長会表彰、皆勤賞が伝達されました。
その後、2年生も参加し、卒業式の予行を行いました。
モメ~。
予行の後、歌唱練習をもう一度行いました。
練習を重ねることで、だんだん上手に歌うことができていました。
明日は、46回生の卒業式です。
最後の登校日になります。
元気な姿で明日を迎えることができるよう、
しーがるくんも楽しみにしています。
【令和6年度 総合学科発表会】展示部門
1月25日(土)に行われた総合学科発表会の様子の続きです。
ステージ発表の様子は、下のリンクから見ることができます。
それぞれの教室では、教科の展示や教室発表を行いました。
1年次「産業社会と人間」教室発表・展示
3年次「課題研究」教室発表・展示
国語科 展示
芸術科(音楽) 展示
芸術科(書道) 展示
芸術科(美術) 展示
外国語科 展示
家庭科 展示・食育体験プログラム
情報科 展示
おもしろそうモメ~
たくさん見に来てるモメ!
何が見えるかな~?
キラキラしててきれいモメ~
しーがるくんはどこにいるでしょうか?
総合三科のポスターや発表、教科の特色に合わせた展示など、
見ごたえのある展示がたくさんありました。
展示だけではなく、ステージ発表も同様、
1年間の学びの集大成となる一日になりました。
本日は、たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。
しーがるくんもとても喜んでいます。
生徒のみなさん、
準備から片付けまでお疲れさまでした。
明日はしっかり休み、月曜日にまた学校で会いましょう。
【令和6年度 総合学科発表会】ステージ部門
1月25日(土)総合学科発表会が行われました。
テーマは、「小さな『問い』の種を、大きな『創造』の木に」です。
朝から風が強く、寒い一日となりました。
前日に準備を行い、体育館でのステージ発表、それぞれの場所での展示や教室発表を行いました。
しーがるくんは、朝はむくみがちです。眠そうです。
展示部門の様子は下のリンクから見ることができます。
体育館でのステージ発表の様子です。
第1部 1年次 産業社会と人間
第2部 2年次 総合的な探究の時間
1年次の「産業社会と人間」では、次の内容の発表を行いました。
・2分間スピーチ
・商業人インタビュー
・総合校外学習
・「産業社会と人間」に学んで
2年次の「総合的な探究の時間」では、次の内容の発表を行いました。
・チェンジラボラトリーの取り組み
・Aグループの軌跡と領域
・C1グループの活動「朝ごはんプロジェクト」
第3部 特色ある科目
(音楽・フィールド科学実習・外国語)
第4部 3年次 課題研究
しーがるくんもノリノリで聞いています♪
フィールド科学実習のごはんがおいしそうだったモメ~
外国語の発表では、韓国語と英語を使った発表をしていました。
ぼくもしゃべれるようになりたいモメ~としーがるんもびっくりしています。
3年次の「課題研究」では、次の内容の発表を行いました。
・課題研究『本当に青色は暗記にいいのか』
・総合学科を振り返って『目指し続けた夢』
展示部門の様子へ続きます。
令和6年度3学期始業式を行いました
あけましておめでとうございます。
本年度もよろしくお願い申し上げますモメ~。
令和7年1月8日(水)、3学期始業式を行いました。
冬休みが終わり、本日より3学期が始まります。
朝から非常に風が冷たい日でしたが、生徒は元気に登校していました。
学校長挨拶
皆さんおはようございます。そして、明けましておめでとうございます。
令和7年になり、今日から3学期が始まります。それぞれ新鮮な気持ちで学校生活に臨もうとしている
ことと思います。
さて、能登半島地震から1年経ちました。その復興・復旧もままならないうちに、
9月には能登を豪雨が襲い、今もなお、地震と豪雨災害の二重の苦しみを背負われている方々が
大勢いらっしゃいます。また、もうすぐ阪神淡路大震災から30年目を迎えようとしています。
皆さんが小学生・中学生の頃までは、災害弱者として優先して保護される対象であったかもしれません。
しかし高校生となった今は、自分や家族の安全を確保することは当然として、
助けが必要な方にどのような支援ができるのか積極的に考えてほしいと思います。
ところで、豊岡市で小学校教員をされていた教育者の東井義雄先生の言葉に、
「太陽は夜が明けるのを待って昇るのではない。太陽が昇るから夜が明けるのだ。」とあります。
これは、夜明けは、待っていてもやって来ず、自分が行動することで初めて夜が明ける、
つまり、誰かが何かしてくれることを待っていても何も始まらない。まず自分から行動
しなければならないということです。私たちは何かにつけて、できないことやうまくいかないこと、
やらないことを環境や他人のせいにしがちです。しかし、いくら責任転嫁をしても問題は解決しません。
人生にいろいろなことが起きても、どんなときでも周りのせいにせず、
自分から動き出すことが大切です。
また、東井先生の言葉には次のような詩もあります。
人間の目は ふしぎな目
見ようという心がなかったら 見ていても見えない
人間の耳は ふしぎな耳
聞こうという心がなかったら 聞いていても 聞こえない
頭もそうだ
はじめからよい頭 わるい頭の区別があるのでは ないようだ
「よし やるぞ!」と心のスイッチがはいると
頭も すばらしい はたらきを しはじめる
心のスイッチが 人間を
つまらなくもするし すばらしくもしていく
電灯のスイッチが
家の中を明るくもし 暗くもするように
この「心のスイッチ」は誰かが入れてくれるものではなく、入れるのはもちろん自分自身です。
新しい年の学校生活がスタートする今日こそ「やってやろう!」という気持ちを大切にして、
たくさんの可能性をもつ皆さんが、「心のスイッチ」を入れて自分の能力を伸ばし、
夢や目標に向かって全力を尽くしてほしいと願っています。
最後になりますが、今年はへび年です。皆さん一人ひとりが自分から動いて、
脱皮して生まれ変わって再生して、挑戦して、短い3学期ですが充実したものになるよう期待しています。
2学期終業式を行いました
12月24日(火)2学期終業式を行いました。
本日は、始業式と同様、オンラインで行いました。
2024年もお世話になりました。
よい年をお過ごしくださいモメ~
【外国語科】英語で読み聞かせをしました
11月27日(水)、3年生の外国語科の授業「絵本英語」では、
絵本の読み聞かせを英語でできるように練習してきました。
今回、南甲子園小学校の3年生の外国語の授業にお邪魔して、
有名な「おおきなかぶ」の絵本を用いて英語で読み聞かせを行いました。
読み聞かせの前には英語の手遊び歌で体を動かし、高校生が英語で読む際には真剣に耳を傾け、
単語カードで発音練習をみんなでした後は全員で大きなかぶを引っ張りながら読みました。
知らない単語があっても、高校生が発音した単語を上手にリピートして元気よく発音してくれる小学生に助けられて、
とても楽しく読むことが出来ました。
小学生の英語への興味を少しでも引き出せたかな、と思います。
また、言葉の先には人がいて、それが伝わる喜びを実感できた貴重な体験でした。
人権LHRを行いました
11月13日(金)6時間目に人権LHRを行いました。
先日の人権教育講演会の事後指導として、
「災害時にも、誰も取り残されることのないような避難等について考えてみよう」
をテーマでクロスロードを行いました。
クロスロードとは、分かれ道のことで、重要な場面で自分はどのような判断をするのかを考えるゲームです。
大災害が起こったとき、どうすればいいのか自分の考えを持ち、
他人の意見も聞きながら、自らが決断できるよう、具体的な事例をもとにグループで取り組みました。
ぼくもいっしょに考えるモメ~
令和6年度芸術鑑賞会を実施しました
11月11日(月)、午後から西宮市民会館(アミティ・ベイコムホール)にて芸術鑑賞会が行われました。
芸術鑑賞会は、3年に1回実施されています。
本年度は、落語を鑑賞しました。
今回は、米朝事務所の方々に来ていただき、
落語とは何なのかという話を、実演を交えながらしてもらいました。
落語の体験コーナーでは、2年生の生徒と、3年生の担任の先生が選ばれ、
落語の世界を体験しました。
(なかなかおもしろかったモメ~)
その後、3つの落語を聞きました。
しーがるくんは、
「はじめて落語を聞いたけど、わかりやすくておもしろかったモメ~
また、聞きに行きたいモメ!」
と、申していました。
サインもいただきました!ありがとうございましたモメ~
次回の芸術鑑賞会は、3年後に行われます。
#49回生(新1年次)
#48回生(新2年次)
#47回生(新3年次)
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6/13 更新
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