活動記録

SSH

京都大学で岩石薄片の分析をさせていただきました

令和6年5月11日(土)、12日(日)に京都大学でEPMA分析をさせていただきました。

今回分析した岩石は、令和6年1月末のオーストラリア海外研修で採取した岩石試料の薄片です。校内で偏光顕微鏡を用いて薄片を調べた結果、角閃石から波状累帯構造が複数見つかり、成分を詳しく調べるため、京都大学にあるEPMA分析装置を使わせていただきました。参加した生徒は、京都大学大学院の学生から分析装置の使い方を教わった後、一般の高校生では普段扱えないような分析に生徒自ら取り組みました。今後、分析の結果を処理するプログラムを組んで研究をすすめます。

EPMA(Electron Probe Micro Analizer):X線ビームを照射して、3μm範囲内の成分を分析する装置

 

理数探究の授業が始まりました!

理数探究基礎(1年次)、理数探究・科学倫理(2年次)、理数探究(3年次)の今年度の授業が始まりました。

1年次と2年次は、それぞれ初回の授業でSSH推進部長の川勝主幹教諭から姫路東高校のSSH研究開発テーマや探求と探究の違い、探究で大切なことなどについての講義を受けました。また、2年次は科学倫理についてのガイダンスも受けました。次回の授業では班別に分かれ、テーマを設定します。

3年次は、昨年度の研究を継続して取り組みます。

探究活動に関する校内研修を行いました

令和6年4月9日(火)に「本校SSHに関する探究活動(課題研究)」というテーマで校内研修を行い、全教員が参加しました。SSH推進部長の川勝主幹教諭が、姫路東高校のSSHの概要や課題探究についてなど例を用いて説明しました。また、昨年度までのSSHのおもな活動や実績についての紹介もありました。

さっそく今週から理数探究の授業が始まります。今年度も研修等を行い、情報を共有しながら、全教員、全生徒で探究活動に取り組みます。

 

<校内研修の資料(一部抜粋)>

<ホームページに掲載している資料(一部抜粋)>

 

令和5年度版 高等学校における科学倫理教育のロールモデルーその目的と方法ー

https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/himehigashi-hs/NC3/wysiwyg/file/download/1/10265

聞くに聞けない課題研究の32の疑問への現場からの助言

https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/himehigashi-hs/NC3/wysiwyg/file/download/1/10266

花王スタディツアーに参加しました

令和6年4月2日(火)、3日(水)に科学部生物系研究部サボテン班の2名が花王スタディツアーに参加しました。このツアーは、JSEC2023最終審査会(全国大会)で花王賞または花王奨励賞を受賞した高校生が花王株式会社から招待され参加することができるツアーです。

1日目は、花王すみだ事業場で花王ミュージアムや研究所を見学し、研究者の方との交流を楽しみました。そこでは、実際に使用されている研究室を見学したり、研究者の方から直接、研究方法について教えていただきました。また、2日目は、花王茅場町事業場でJSEC2023受賞者による研究発表があり、他校の生徒との意見交換を行いました。

両日ともにとても充実した時間を過ごすことができました。