取り組みのハイライト

創造科学科ブログより抜粋

令和5年5月2日創造基礎A「~6W2Hから事業立案~ 超簡単!事業のつくり方」

創造科学科8期生(1年)40名を対象に、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト代表・木戸俊介氏をお招きし、「~6W2Hから事業立案~ 超簡単!事業のつくり方」というテーマで講義をしていただいた。社会課題に対し、弱みを強みにするためのアイデアを出すための7つのヒントをご教授いただき、「拡散と収束」をもとに自分たちの強みについて考えた。今後、各班が自分たちのテーマについて本日の講義内容をもとに磨き上げていく。

 

  

令和5年4月15日 「第13回未来創造シンポジウム」

本校講堂において、令和5年度の学校設定教科「創造」の集大成となる「第13回未来創造シンポジウム」を開催した。普通科2,3年生のグローバルリサーチ受講生と創造科学科6~8期生、県内の中学生とその保護者、他校教員ら約250名を対象に実施した。当初のプログラムから一部予定を変更し、以下の通りで実施した。

1 受付・ポスターセッション
2 学校長開会挨拶
3 基調講演 「残すに値する未来について考える」
       慶應義塾大学 環境情報学部教授
Zホールディングス株式会社 シニアストラテジスト 安宅 和人 氏
4 パネルディスカッション 「残すに値する未来について考える」
    司 会  創造科学科6期生(3年8組) 
    パネリスト
      慶應義塾大学 環境情報学部教授
Zホールディングス株式会社 シニアストラテジスト 安宅 和人 氏
創造科学科6期生(3年8組) 1名
   創造科学科7期生(2年8組) 1名
      創造科学科8期生(1年8組) 2名
    普通科グローバルリサーチ受講生(3年) 1名
     普通科グローバルリサーチ受講生(2年) 1名
5 学校設定教科「創造」の取り組み 生徒発表
(1)グローバルリサーチ 「ベトナムの小学生の栄養教育の改善」
     普通科グローバルリサーチ受講生(3年生)
(2)創造基礎(社会科学分野) 「NAGATA pen café」
     創造科学科7期生(2年8組) 社会科学研究5A班
(3)課題研究(自然科学分野)「癒し系と苛々系~虫の鳴き声の受け取り方~」
創造科学科7期生(2年8組) 自然科学研究2班
(4)創造応用ⅠL(社会科学分野)「コミュニケーションロボットの活用による高齢者の行動変容」
   創造科学科6期生(3年8組)
(5)創造応用ⅠS(自然科学分野)「廃棄食材を原料としたバイオマスプラスチックの合成とその活用法」
   創造科学科6期生(3年8組) 化学研究班
6 学科長閉会挨拶

基調講演では、現在の日本や世界が抱える社会問題に対してファクトベースでメスを入れ、そこで得られたデータを基に現状と課題と今後の展望について講演いただき、これから楽しい未来しかない時代を生きる君たちはラッキーだというメッセージをいただいた。パネルディスカッションでは、ダイバージェンシー(多様性)の観点から、女子生徒の飛び入り参加もあり、性別や学年を越えて自身の考えを出し合い、安宅和人さんにもコメントをいただきながら、笑いもある和やかな雰囲気の中で自身の熱い思いを出し合い、残すに値する未来について議論を深めた。生徒発表では、これまで取り組んできた探究活動について1班7分程度で発表を行った。生徒たちの発表の場を設けさせてもらっただけでなく、これまでの本校の取組みを少しでも知っていただくのに大変いい機会となった。

     

    

令和5年4月15日 創造科学科「新入生オリエンテーション」

本校講堂において、本校創造科学科7期生(2年生)が創造科学科8期生(1年生)40名を対象にした新入生オリエンテーションを実施した。まず、学校設定教科「創造」の「創造基礎A」「創造基礎B」と新科目である「理数探究」について内容や心構え等を自身の体験を踏まえながら説明した。続いて自己紹介ゲームやジェスチャー伝言ゲームなどのアイスブレイクをはさんだ後、今後必要となる名刺交換の練習を行った。その後、ラウンドワークを行い、1年生4名と2年生2名が1グループとなり、円形ボード「えんたくん」を活用し議論した。複眼的思考力を高めることを目的とし、班員で性別や年代、国籍を越えて円滑な活動を行っていく方法を模索した。議論の後、各班の代表者が発表を行った。入学間もない1年生に対して、創造科学科で今後必要となってくるエッセンスを実践的に伝えた。

    

    

令和5年3月18日創造基礎B実践活動「NAGATA Pen Café 2nd」

神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)の5班4名とボランティア生徒が、神鉄長田駅前の空き地にて、ブレンドコーヒーとクッキーの販売を実施した。また、改札前の空き店舗にて万年筆体験会を実施した。今回の実践活動は、ペンカフェとしては2回目、テストトライアルを含めて3回目となる。ホットコーヒー(300円、学生には100円割引)の販売と、駅近くの洋菓子店クロカンブッシュから菓子を提供していただき、委託販売を行った。結果、コーヒー58杯と90個準備した洋菓子を完売することができた。また、万年筆体験では、ナカザワ文具店から試し書き用万年筆を20本お借りして、40名以上の方に筆を持っていただいた。

 

神戸沿線モヨウガエ https://www.kobe-cube.jp/

  

  

令和5年3月19日 「第13回長田区・高校生鉄人化まつり」

若松公園鉄人広場にて、KOBE鉄人PROJECT主催「第13回長田区・高校生鉄人化まつり」が開催された。

このまつりは、平成22年度に長田区主催の「第2回鉄人まちづくりイベント」に応募した創造科学科の前身である総合科学類型1期生の提案が最優秀賞を受賞し、長田区に所在する高校のさまざまな活動発表の場として実施されるようになったもので、今回は、本校創造科学科7期生(1年)8名と育英高校の生徒会、神戸野田高校の生徒会で実行委員会を組織して企画、運営を行った。今年度は各校1名の生徒が3名で実行委員長を務めた。

「Fly to be Reborn ~はばたけ、君の青春へ~」が今回のテーマで、コロナ禍の時代を乗り越え明るく楽しい未来に向かって羽ばたいていきたいという思いを込めた。長田区の高校の部活動によるパフォーマンスだけでなく、実行委員企画「鉄人決定戦」や各校の展示「輪投げ」、「ストラックアウト」、「VRで長田区体験」など実行委員企画も充実しており、天候にも恵まれ春の陽気も手伝って多くの参加者が訪れ、大盛況となった。このまつりに企画の段階から関わり、ボランティアとして参加してくれた高校生、地域の方に協力いただきながら高校生の力でつくりあげることができた。実行委員は達成感や満足感を強く感じていた。