創造科学科ブログより抜粋
東京みらいフロンティアツアー2023_1日目B班
新神戸9時10分発ののぞみ84号に揺られ、(と言っても揺れはあまり感じられなかったが)我々B班一行は東京の土を、品川駅において踏んだ。やはり新幹線というものは速いらしく、エスカレーターで左による人々を見るまでは東京にいるという実感がなかった。お台場まで電車を乗り継ぎキャリーバッグをがらがらと押し、川崎重工業によるロボットのショールームであるKawasaki Robostageを訪問した。溶接用の屈強なロボットとVRゴーグルなどを組み合わせたドローンの視点をリアルに体験できる装置が目玉で、ある者はUSJのアトラクションのようだと表現するほど面白いものだった。ゲーム産業の更なる発展などを期待できた。講義においてもその内容は非常に充実したもので質問が尽きなかった。
Kawasaki Robostageを後にし、夏のじりじりとした日差しの中、フジテレビ本社やガンダム像を横目に次の訪問先の産業技術総合研究所に向かった。産業技術総合研究所では人間の労働や生活における運動などに関わる2つの研究を紹介していただいた。どちらも非常に面白い研究で、人体の研究における精密さに驚かされた。
今日は非常に有意義で、また楽しい体験を多くすることができた。ご協力いただいたすべての方々に改めて感謝を申し上げる。
東京みらいフロンティアツアー2023_1日目A班
東京未来フロンティアツアー1日目A班の14名は、千葉県にある量子科学技術研究開発機構へ訪問した。はじめに、機構が行っている研究などの講義を受けた。その後、主加速器(シンクロシトン)を見学し、3つの班に分かれてそれぞれ体験を行った。
A班では、窒素(N)が含まれるダイヤモンドの特殊な性質を利用して慢性炎症を予防する実験室の概要を聞き、実際に研究設備を見学した。できて1年ほどと新しい研究室であったが内容がとても面白く免疫についての知識を深められた。
B班では、「PET装置の原理を学び、未来のPET装置開発現場の見学」を行った。PET装置のもととなる機械を用いて、どこに放射線を出す物があるのか探す体験をした。また、新しい頭用のPET装置について実際に見た。
C班では、光の吸収を利用し、普段目に見えない放射線を測定する体験を行った。講義で学習した内容を踏まえることができ、実践しながら、理解する貴重な体験をすることができた。
78回生1年 理数探究リレー講座(生物実験)
78回生創造科学科の1年生に対して、6月6日(火)、6月13日(火)、20日(火)、23日(金)の6限に20人ずつの2グループに分けて、それぞれ2回ずつ探究基礎実験(生物分野)を行いました。2回にわたり、「対照実験の設定」や「仮説の検証」の仕方の習得を目標として、「酵素の性質」を探究しました。
実験操作に不備があり、データの収集が十分にできなかった班が自ら希望して再実験にのぞむなど、粘り強く実験に取り組み、考察しようとする姿勢が見られました。また、生徒たちの多くが中学校時代はコロナ禍で実験をほとんど経験できなかったため、実験を行い、探究することの面白さをあらためて実感できた様子でした。2学期から始まる班別探究活動でも、積極的に課題の解決に挑戦してほしいと思います。
令和5年6月27日創造基礎B「中間発表会」
創造科学科8期生(1年)40名が中間発表会を行った。8班それぞれが2か月間それぞれの課題に対し、背景を考え、先行事例を調べ、そこから課題へのアプローチ方法を考察してきた。今回の発表会では2か月間の成果発表と今後の見通しについて発表した。そして、質疑応答、7期生3名からのアドバイスに加え、お越しいただいた長田区総務部地域協働課・神戸市都市局駅まち推進課から4名からご講評を頂いた。本日の発表を通して得たことをもとに、今後の活動を深めていく。
令和5年6月14日創造応用ⅠL 「テーマ報告会」
本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(2年)を対象に、「創造応用ⅠL」のテーマ報告会を実施した。今回は、大阪大学大学院国際公共政策研究科教授の大槻恒裕氏から助言をしていただいた。生徒のテーマは以下の通り。
「ハリー・ポッターの物語から見る翻訳表現の違い」
「児童労働をソーシャルビジネスの観点から解決する方法〜日本の企業がソーシャルビジネスを行うことの重要性とは〜」
「チケットの高額転売の現状と解決方法」
「二次元が秘める美味しさ~秘密は先入観との因果関係に?~」
「SNSの視聴時間と痩せ願望の関係性」
「難民の定義と権利を問い直す」
「日本とアメリカの国語科教育」
「介護疲れを解消するには」