活動記録

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京都大学で岩石薄片の分析をさせていただきました

令和6年5月11日(土)、12日(日)に京都大学でEPMA分析をさせていただきました。

今回分析した岩石は、令和6年1月末のオーストラリア海外研修で採取した岩石試料の薄片です。校内で偏光顕微鏡を用いて薄片を調べた結果、角閃石から波状累帯構造が複数見つかり、成分を詳しく調べるため、京都大学にあるEPMA分析装置を使わせていただきました。参加した生徒は、京都大学大学院の学生から分析装置の使い方を教わった後、一般の高校生では普段扱えないような分析に生徒自ら取り組みました。今後、分析の結果を処理するプログラムを組んで研究をすすめます。

EPMA(Electron Probe Micro Analizer):X線ビームを照射して、3μm範囲内の成分を分析する装置