校長たより

校長たより

ありがとうございました

私事ですが、

このたびの人事異動により、西高を去ることとなりました。校長としての2年間、大変お世話になりました。西高での経験は、私にとってかけがえのないものであり、感謝の気持ちでいっぱいです。

2年前の4月1日、緊張しながら着任した日のことを、昨日のことのように思い出します。丹有地区での勤務は初めてで、知っている人もほとんどおらず、不安を抱えてのスタートでした。また、前任校では常にマスクを着用していたため、マスクを外しての新しい環境に慣れることも、大きな課題の1つでした。

しかし、そんな不安もすぐに払拭されました。それは、生徒の皆さん、先生方、保護者の皆様、そして地域の方々のおかげです。皆さんの何事にもチャレンジする姿に、私自身が励まされ、気がつけば私もすっかり西高や丹波市のファンの一人となっていました。特に、部活動の試合やイベントに足を運ぶことは、私にとって大きな楽しみの1つでした。

改めて、これからも「失敗をおそれずに挑戦し続ける西高」であり続け、「輝く地域の星」を目指してほしい、そう強く思います。

4月からは、新しく 松原 正和 校長先生が着任されます。私は西高から離れますが、これからも変わらず、西高のさらなる発展を応援し続けます。生徒の皆さん、先生方、保護者の皆様、そして地域の方々のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

本当にありがとうございました。

中西 孝弘

全国高等学校ボクシング選抜大会

3月25日(火)~30日(日)大阪府泉大津市立総合体育館で全国高等学校ボクシング選抜大会が開催されました。氷上西高校の 田村 優奈 さんが、女子ピン級の関西代表として出場しました。

29日(土)準決勝:大阪府大阪高校のIさんと対戦。初めて全国大会を観戦しましたが、会場には独特の緊張感が漂い、思わず手に汗を握りました。素人目ですが、田村さんは前回の全国大会の経験を活かし、積極的に手数を増やして、相手を圧倒していました。試合のたびに成長が感じられ、感心させられました。

30日(日)決勝戦:北海道札幌工業高校のKさんと対戦。決勝戦ならではの演出が加わり、さらに緊張感が高まる中での試合となりました。Kさんは小柄ながらも俊敏な動きを見せ、決勝まで勝ち上がってきた実力の高さを感じさせました。田村さんも随所でいい場面を作りましたが、惜しくも及ばず敗れました。
しかし、堂々の2位!これからのさらなる成長に期待し、引き続き応援していきたいと思います。田村さん、お疲れ様でした!

 

令和7年度に向けて

今週はすっかり暖かくなり、春の陽気が感じられるようになりました。氷上西高校では、令和7年度に向けて、さまざまな準備が進められています。その一部を紹介します。

体育館舞台の壁面塗装
3学期終業式は、美しくなった体育館で実施できました。

普通教室棟1・2階の天井塗装
廊下の天井も新たに塗装され、明るい雰囲気になりました。

正門の塗装
支柱の一部が新しくなり、爽やかなスカイブルーの正門になりました。

学校案内標柱の更新
運動場前と西芦田信号付近の案内標柱が、新しく設置されました。

ガーデンテーブル・チェアの設置
さっそく若い先生方が、ランチ会を開いていました。

コンピュータ室のパソコンを新調
すべてのパソコンが新しくなり、より快適な環境が整います。

 

 

ダンス・吹奏楽・ギター & 第3学期終業式

15日(土)Dance Collection(ゆめタウン POP UP HALL)
西高のRampantが出場すると聞き、初めてPOP UP HALLへ行きました。外は小雨が降り、肌寒い天気でしたが、会場内は熱気にあふれ、とても暑かったです。照明に照らされながら踊るみんなの姿は、最高にカッコよかったです。

16日(日)丹波市吹奏楽祭(丹波の森公苑大ホール)
オープニングは合同演奏。誰がどこにいるのかわからないほどの大人数で、圧巻の演奏でした。青垣中学校・氷上西高校の演奏も、これまでに聞いたことのないほどの迫力ある音量で、圧倒されました。感動しました。

20日(木)卒業ライブ2025 KG卒フェス(ライフピアいちじま大ホール)
西高のA・BECKが出場。「そばかす」懐かしい!おそらく30年近く前の曲?演奏を聴きながら、昔を思い出して少し物悲しい気持ちになりました。三田学園や柏原高校のバンドの演奏もよかったです。

21日(金)第3学期終業式
校長式辞では、1月の校長面談で卒業生から聞いた「後輩に伝えたいこと」を紹介しました。卒業生の思いを、在校生にしっかり受け止めてほしいと思います。そして、これからも「失敗をおそれずに挑戦し続ける氷上西高校」であり続けてください。

 

探究活動イベント & 体育館工事

8日(土)2年生が探究活動イベントを行いました。会場は体育館から教室へと移動して実施されました。私が到着した時にはビンゴゲームは終わっていましたが、福笑い、キャンドル作り、プチ水族館など、楽しい企画を体験させてもらいました。

12日(水)入学者選抜学力検査を実施しました。体調不良者はおらず、出願者全員が受験してくれました。合格者の発表は19日(水)の10時からです。

現在、体育館の舞台壁面の塗装工事が行われています。下の写真は、塗装前と工事中の様子です。卒業式に間に合わせたかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。
工事の完了は19日(水)の予定です。21日(金)の3学期終業式や合格者説明会は、美しくなった体育館で行うことができそうです。

 

油絵 & 丹波佐治福よせ雛

校長室前の廊下に、2年生の美術の授業で制作した油絵が展示されています。初めて油絵にチャレンジしたと聞きましたが、どの作品も目を引くものばかりです。廊下を通る教員や生徒、お客さんも、思わず足を止めて鑑賞しています。

3月23日(日)まで、青垣町佐治地域の各所で「福よせ雛」が展示されています。西高の作品は、関西大学佐治スタジオでご覧いただけます。今年のテーマは「秋」。文化祭をイメージし、ギターやドラムを演奏する人や、その音楽を楽しむ人の姿を、雛人形で表現しています。思わず微笑んでしまいます。

同時開催で、西高では様々なイベントを行っています。
3月1日(土)は、ギター部演奏会とeスポーツ体験会。多くの方にご来場いただき、盛り上がったと聞きました。ただ、私が訪れたときには既に片付けの最中・・・活動の様子を見ることができず残念でした。
3月2日(日)は、1年生の探究活動イベント。イベント班は射的やストラックアウト、バザー販売を、カフェ班は喫茶店を開いていました。ほっとするひとときを過ごすことができました。

3月8日(土)には、2年生が探究活動イベントを行う予定です。
 時間:13:00~16:00
 場所:西高の体育館
 内容:キャンドル作り体験・ビンゴゲーム・丹波のプチ水族館展示
すべて申込不要・参加無料です。お時間のある方は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

第49回卒業証書授与式

26日(水)卒業証書授与式を行いました。ご臨席いただいたご来賓の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。
改めまして、第49回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!皆さん一人一人が、西高に確かな足跡を刻んでくれました。「輝く地域の星」として飛躍し、自分を信じて歩んでいくことを、心から願っています。

式辞で紹介した詩を掲載します。これまで西高で学んだこと、そして、これからの人生で大切にしてほしいことが込められています。昨年の卒業式で紹介した詩と同じく、田口久人さんの作品です。

「人生でいちばん」
人生でいちばん不幸なのは 自分が幸せだと知らないこと
人生でいちばん楽しいのは たくさん失敗してたくさん学ぶこと
人生でいちばん寂しいのは 自分に嘘をつくこと
人生でいちばん美しいのは 互いの弱さを支えあうこと
人生でいちばん悲しいのは 自分のことばかり考えて人を傷つけること
人生でいちばんうれしいのは 自分より大切な人がそばにいること
人生でいちばん大切なのは 自分を信じ続けること

卒業生の教室には、後輩たちが思いを込めて描いた「黒板アート」がありました。昨年に続いて力作で、先輩への感謝と尊敬の気持ちが込められていました。

卒業式前日の25日(火)には「卒業生を送る会」が行われました。ギター部演奏、3年生○×クイズ、スライドショー、ビデオメッセージ、記念品贈呈など、和やかな雰囲気の中で、心温まる素晴らしい時間となりました。

 

大雪 & 合格者発表 & 卒業式へ向けて

今週に入り、青垣町は大雪に見舞われました。特に19日(水)は、北近畿豊岡自動車道が通行止めとなり、一般道は大渋滞となりました。バスが遅延し、遅刻する先生方もいましたが、事故などはなく全員無事でした。今週末も再び大雪となる可能性があるようです。安全第一で行動しましょう。

21日(金)連携型入学者選抜の合格者発表を行いました。西高の連携型入試は、6年連続で定員を満たしています。合格した皆さん、おめでとうございます。高校入学へ向けて、しっかりと準備を進めてください。3月入試に挑む皆さんは、体調管理に気をつけながら、最後まで全力を尽くしてください。

体育館では、26日(水)に行われる卒業証書授与式に向けた会場準備が完了しました。49回生が登校するのも、あと2日。いよいよ卒業の日が近づいています。

青垣いきものふれあいの里

探究活動でいつもお世話になっている「青垣いきものふれあいの里」に行ってきました。休日ということもあり、年配の方から子ども連れの家族まで、多くの人で賑わっていました。

池のほとりでは、ザゼンソウが開花していました。その名前は、僧が岩穴で坐禅を組んでいる姿に似ていることに由来するそうです。また、早春の訪れを告げるセツブンソウの花も咲いていました。白い花びらのように見える部分はガクで、中の黄色い部分が花弁、紫色のものが雄しべだそうです。

館内では、3年生の探究班「アニフォート」が編集した動画が上映されていました。高校生活の一番の思い出として、この動画の取材・作成・納品の活動を挙げた人がいました。「青垣いきものふれあいの里」とともに、この紹介動画がこれからも長く流れ続けてほしいと感じました。

 

PTA立ち番 & 全校集会

毎月初めに、PTAの皆さんにご協力いただき、教員も一緒に朝の立ち番を行っています。2月3日(月)の立ち番では、「丹波霧」に包まれ、真っ白な霧の中を登校してくる生徒たちの姿が見られました。ただ、昨年に比べると、今年は霧の発生が少ない印象です。昨年は毎朝のように辺り一面が真っ白になっていましたが、今年は朝から快晴の日も多いように感じます。

同じ日には、月に一度の全校集会が開かれました。生徒会役員からは、先日行われた校則会議の集計結果の発表があり、「今ある校則を守ろう!」という呼びかけや、「○月の目標」という新たな取組の提案もありました。みんなの意見を大切にし、学校をより良くしていこうとする熱意が伝わってきました。

 

足湯

3年生が自由登校期間に入り、登校しなくなったことで、西高はすっかり物寂しくなりました。3年生の教室では、机や椅子等が廊下に運び出され、教室内のワックスがけが行われています。

1月30日(木)の放課後、2年生探究活動「温泉班」による足湯が実施されました。温泉班は「丹波に温泉をつくる」を目標に活動しています。足湯は夏の探究フェスでも行われましたが、季節が変わると勝手も変わるようで、今回はなかなか大変そうでした。

雪がちらちらと舞う極寒の中、足湯のお湯はすぐに冷めてしまい、家庭科室で追加のお湯を沸かしていましたが、それでも追いつかず・・・。そこで事務室の給湯器も使わせていただき、事務室の方々にも協力していただきました。

実際に足湯に浸かる人は少なかったものの、ほっこりとした温かい雰囲気が広がっていました。

 

防災講習 & 校則会議

1月20日(月)自衛隊の方をお招きして防災講習を行いました。

まず、兵庫地方協力本部長の 福森秀樹 様にご講話いただきました。能登半島地震時における様々な活動についてお話しいただくとともに、「災害時に高校生ができるボランティアの例」についてもご紹介いただきました。後片付け、トイレ掃除、救援物資の配布、段ボールベッド作成、足湯、声かけなど、高校生にもできることはたくさんあります。

続いて、防災に役立つ実習として、ローブワーク、油圧式カッター体験、ファイバースコープ体験、止血法、担架づくりなどを行いました。災害時に「何ができるか」を考える貴重な機会となりました。

(「学校生活の様子」にも記事があります。→こちら


1月23日(木)生徒会役員執行部主催の校則会議が行われました。

現在の校則を確認しつつ、校則やマナーがきちんと守られているか、また、見直しが必要な校則があるかについて、活発な議論を交わしていました。今後は、全校集会や会議を経て、マナーアップ委員会による校則やマナー強化週間が実施される予定です。

 

体育持久走 & 1.17追悼行事 & 共通テスト

16日(木)体育の持久走に出発する1年生と、玄関で偶然出くわしました。「走りに行ってきます!」と元気よく飛び出していった姿が印象的でした。一方、最近体調を崩して欠席する人が増えています。しっかり休養して、来週の復帰を待っています。

17日(金)阪神・淡路大震災の発生から30年が経ちました。西高では「1.17追悼行事」を実施しました。災害は、いつか、突然やってきます。だからこそ、今、自分なら災害の時どうするか、自分の命・自分の大切な人の命をどう守るかを考え、備えておきましょう。

18日(土)19日(日)大学入学共通テストが兵庫教育大学で実施されました。西高からは3人が挑戦しました。進学決定後の腕試しとして受験している人もいれば、これから国公立大学に挑戦する人もいます。最後まで諦めずに努力を続けてください。

 

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

1月8日(水)に第3学期始業式を行いました。校長式辞では、年末の紅白歌合戦を題材に、「2025年はちょっと嫌なことをやってみよう」という話をしました。

好きなことはする・嫌いなことはしない、そういう行動は人生をつまらなくします。これまでの自分だったらやらなかったことにあえて挑戦してみる。そうすることで、思いがけないワクワクやドキドキに出会えるはずです。

まずは「ア・ヒ・ル」を実践。そして、そのほかにも「ちょっと嫌なこと」を探して、ぜひ挑戦してください。私も挑戦してみます。

今年もある生徒から年賀状をいただきました。イラストはオリジナルの力作です。そのイラストについて、興味深い小ネタを教えてもらいました。

今年の年賀状は右半分が過去、左半分が未来を表しているそうです。右は平安時代の元服(げんぷく・貴族男子の成人式)前の少年、左は裳着(もぎ・貴族女子の成人式)後の少女を描いています。これは、自分が未成年から成人になったことを表現したとのことです。

3年生の皆さんは、高校生活も残りわずかとなりました。今しかない時間を大切に過ごしてください。

 

よいお年をお迎えください

12月24日(火)第2学期終業式を行いました。校長式辞では、「ロケット」を題材に「失敗」について話しました。

失敗しないようにするのは、とても簡単です。
①何もしない。・・・でも、それでは何もできなくなります。
②できることだけやる。・・・でも、それでは成長できなくなります。
③言われたとおりにする。・・・でも、それでは考えられなくなります。

失敗は、新しい挑戦への糧です。皆さんも私も、失敗を恐れずに、どんどん挑戦して、力を蓄えていきましょう。

12月27日(金)仕事納めの日、学校では野球部と吹奏楽部が活動していました。野球部は部員が2人に増え、声を掛け合いながら練習に励んでいました。吹奏楽部は、2月の卒業式で演奏を披露してくれる予定だそうです。

寒い日が続き、インフルエンザが大流行しています。年末年始は体調管理に十分注意しながら、ゆっくりとした時間を過ごしてください。新年の1月8日(水)、全員が元気な姿でそろうことを楽しみにしています。

それでは、2025年(令和7年)が皆さんにとって新しい挑戦の1年となりますように・・・
☆ よいお年をお迎えください ☆彡

 

雪景色 & ボクシング & ライフル射撃 & 絵手紙

19日(木)西高は今年度初めての雪景色に包まれました。昨年度の初雪は1月16日だったので、約1ヶ月早い積雪となりました。

2年生の田村さんが、滋賀県能登川アリーナで開催中の「全日本女子ジュニアボクシング選手権」に出場しました。YouTubeのライブ中継で観戦しました。
19日(木)の2回戦は、1ラウンドRSCの圧倒的な勝利。しかし、20日(金)の3回戦では、素早く動き回る対戦相手に対応して善戦したものの、僅差の判定で惜しくも敗退。かなり悔しい思いをしていると聞きました。この経験を糧に、次こそはさらなる飛躍を!

20日(金)自衛隊体育学校所属で2023年世界選手権にも出場した 清水 綾乃 選手が、本校ライフル射撃部の指導に来てくださいました。国内トップ選手による指導は、部員にとって大きな刺激となったようです。
現在、ライフル射撃部は1年生2人で活動しています。これから部員が増え、より活発な活動となることを期待しています。

校長室前には、1年生が制作した新たな美術作品「絵手紙」が展示されています。美術担当の堂東先生から、「心を届けるたんば絵てがみコンクール」へ作品を応募すると聞きました。展示会は2月に年輪の里で行われます。また足を運びたいと思います。

 

たんば青春俳句祭 & 「もくせい」クリスマス演奏会

最初の記事は、約1ヶ月前にさかのぼります。

11月17日(日)丹波市立山南住民センターやまなみホールで開催された「第24回たんば青春俳句祭」(丹波市俳句協会主催)において、2年生 岸本 柊哉 君の作品が高校生の部大賞(1句)に選ばれました。

☆受賞作品☆ 夏祭り母がゆるした夜の町

高校生の部には全国から1,580句もの応募があり、新潟・岐阜・埼玉・京都・福岡など他府県からの応募も目立ちました。その中での快挙です。岸本君は、昨年の入賞(20句)に続いての受賞です。おめでとうございます。

先日、岸本君と立ち話をした時に俳句の話題になりました。この記事をブログに掲載しようと思いつつ忘れていたことに気づきました。掲載が遅れて申し訳ありません。2学期終業式でも披露させていただきます。

※丹波市ホームページの記事は→こちら


12月14日(土)青中・西高吹奏楽部が、特別養護老人ホーム「もくせい」でクリスマス演奏会を行いました。私も少しだけ様子を見に伺いました。

クリスマス仕様の衣装をまとった部員たちは、手拍子に応えながら演奏し、会場は大いに盛り上がりました。「故郷(ふるさと)」の演奏ではみんなで歌って、私も観客の1人になっていました。最後には入所者の方々から熱い感謝の言葉をいただき、逆にこちらが元気をもらえるような温かい雰囲気に包まれていました。

 

 

県高P連研究大会 & 修学旅行

11月30日(土)兵庫県公立高等学校PTA連合会(略して、県高P連)の研究大会が、丹波市立春日文化ホールで開催されました。今年度は丹有地区が担当で、三田祥雲館高校育友会に主管としてご尽力いただき、氷上西高校PTA三役の方々にもご協力をいただきました。

昨年度から準備を開始し、複数回にわたる実行委員会を経て、無事に成功裏に終えることができました。氷上西高校の大きな役割は「チータン」。来場者に囲まれながら、記念撮影に大忙しでした。

12月1日(日)~4日(水)第2学年修学旅行で東京・横浜方面へ行ってきました。旅行中の様子は、現地からの写真を「学校生活」→「行事特設ページ」(→こちら)に掲載していますので、ぜひご覧ください。

ここでは、私が旅行中に撮った写真を5枚だけ紹介します。個人的にはかなり貴重なショットだと思っていますが・・・。

 

常瀧寺の大公孫樹(おおいちょう)

29日(金)2学期期末考査が終わりました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。2024年も残すところわずかとなり、来週からは12月に入ります。2年生は12月1日(日)から、修学旅行で東京方面へ旅立ちます。私も同行します。互いに支え合い、助け合い、協力しながら、かけがえのない時間を過ごしましょう。

試験期間中に、一昨年まちづくり部が再興プロジェクトのお手伝いをした「常瀧寺の大公孫樹」を見てきました(当時の記事は→こちら)。大公孫樹は、まだ少し緑が残っているものの、美しい黄色に色づいていました。生徒たちが手伝った足場も、木の根を傷つけないように、きれいに保たれていました。

大公孫樹がある場所は、もともと常瀧寺の境内でした。明智光秀の丹波攻めで建物はすべて焼失しましたが、大公孫樹だけは焼けずに残りました。その樹齢は推定で1300年余りと言われています。一見すると数本のイチョウが生えているように見えますが、実は枝から垂れたコブが地面に潜り、長い年月をかけて複数の木のようになっています。全国でも非常に珍しいそうです。

高源寺の紅葉

4月に坐禅体験でお世話になった高源寺は、兵庫県の紅葉の名所として知られています。氷上西高校の近くにありながら、昨年は紅葉の時期を逃してしまい、見に行くことができませんでした。今年こそはと意気込み、ネットで紅葉の色づき状況をチェックして、「今見頃」になった日に行ってきました。

あいにくの雨模様でしたが、それでも多くの人で賑わっていました。4月に訪れたときは新緑が眩しく、それもまた美しかったのですが、紅葉の時期はやはり感動するほどの美しさでした。特に「天目カエデ」が最も注目を集めていました。このカエデは、鎌倉時代に中国から持ち帰られたもので、高源寺のシンボル的な存在となっています。

今は「色あせ始め」の状態のようです。でも、まだなんとか紅葉を楽しむことができるかもしれません。

 

十人十色~絆を深めろ西高祭~④<番外編>

<展示作品>で紹介しきれなかった1年生美術I選択者の作品が、校長室前に新たに飾られています。これらは、伝統的な造形技法のひとつである「張り子」を用いて、「丹波のお土産物開発」をテーマに制作されました。
作品を手に取ると見た目以上に軽く、中空構造になっていることがわかります。また、制作意図が綴られた「プレゼンボード」も併せて展示されており、作品の背景や意図を知ることで、より深く楽しむことができます。

 

十人十色~絆を深めろ西高祭~③<ステージ>

文化祭の様子、最後はステージを紹介します。ほんの一場面しか紹介できず、本当に申し訳ありません。

2年「3本の動画」
まるでテレビドラマを見ているようでした。編集技術も素晴らしい。

ギター部「弦快突破」
安定のギター部。写真は鶴留先生・・・美声でした。

ダンス部「PROVE YOUR GUTS」
安定のダンス部。全チームを紹介できなくてすみません。

足立花穂さん「短期留学報告会」
ポーランドの空気が感じられる素敵なプレゼンでした。

若林伶奈さん「スピーチコンテスト発表」
流暢な英語は努力の賜。スライド操作を星野さんがサポートしてくれました。

加西の手話ダンス「@home(あっとほーむ)」
全国優勝に輝いた手話ダンスに、心が温まりました。

論理表現Ⅱ「ラプンツェル」
素晴らしい演技と演出で、見事な演劇でした。

有志発表①Ali'i(ダンス)
キレキレのダンスパフォーマンスはさすが。

有志発表②メンタマン(一発芸)
終了後に「校長先生をネタにしてすみません」と謝ってくれました。

有志発表③ヲタ芸(オタ芸)
今や西高の定番出し物となりました。

有志発表④足立花穂さん(ピアノ演奏)
ピアノの先生との連弾で、思わず聴き惚れる演奏でした。

有志発表⑤THE SUPER TEACHERS(ダンス)
普段は見られない意外な一面に、会場も盛り上がりました。

音楽Ⅰ選択「心を一つに輝け西高魂!!」
一生懸命に歌う姿が印象的でよかったです。

英語コミュニケーションⅡ選択「Sing in Englishi !」
何も見ずに Let It Be を歌い切るとは。

西高&青垣中吹奏楽部
いつも一緒に練習してもらったり地域イベントに参加してもらったり・・・ありがとうございます。

生徒会役員のみんな
お疲れさまでした!「最幸」の笑顔に溢れた文化祭になりました!

生徒、教職員、保護者の方々、地域の皆さん・・・いろんな方々の十人十色の協力に対し、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

十人十色~絆を深めろ西高祭~②<展示作品>

文化祭の様子、続いては展示作品を紹介します。見所があまりに多かったため、ほんの一部の紹介となります。

3年「アメリカンフォトスポット」
2枚ともセンスが光るいい写真となりました。

2年「フォトスポット」
ろうそくの灯のゆらめきに心が癒やされました。

1年「アメリカンカフェ・おばけやしき」
おばけやしきは何度か仕掛けが崩れたけど、大丈夫だった?

美術選択者「授業作品の展示」
コラージュ作品のクオリティの高さに驚きました。

家庭基礎選択者「ティッシュBoxカバー」
まつり縫いは難しそう。でも、丁寧に仕上げられていました。

コンピュータ部「作品展示」
写真は五目並べのゲーム画面。個人的にはテトリスが好きです。

茶華道部「お茶席と生け花」
写真が後ろ姿になってしまいました。生け花は校長室に飾ってもらいました。

美術部「作品展示」
タブレットを使ったCG作品が多い?デジタルでの描き方、教わりたいです。

eスポーツ部「eスポーツ見学会」
グランツーリスモ、やはり酔ってしまいました。

中学生・小学生
素晴らしい作品をたくさん展示してくれました。特に、小学生の宇宙の絵に魅せられました。

この他にも、廊下や階段を飾った装飾や探究Ⅰ・Ⅱの活動内容展示など、どれも見応えがあり、心から楽しませてもらいました。皆さん、本当にお疲れさまでした。

十人十色~絆を深めろ西高祭~①<模擬店>

11月8日(金)9日(土)の文化祭の様子を紹介します。まずは模擬店から・・・

1年生は綿菓子と焼き鳥、2年生はフランクフルトとジュース、3年生はフライドポテト・からあげ・チュロスを販売しました。また、+αで射的コーナーもありました。どの学年も準備の様子が楽しそうで、微笑ましく感じました。

からあげは結構ボリュームがあり、お買い得感がありました。カップに入った綿菓子は、カラフルで可愛らしくいい感じでした。模擬店の商品全てを買おうとしましたが、チュロスだけは売り切れで買うことができませんでした(残念・・・)。どれもおいしくいただきました。

模擬店の運営にあたり、レストラン山の駅さんに多大なご協力をいただきました。am*amさんの出店もありました。お世話になり、本当にありがとうございました。

来とくんなはーれ祭り & みんなのピアノフェスタ & 防災ジュニアリーダー活動報告会

11月9日(土)文化祭「十人十色~絆を深めろ西高祭~」。300人を超える方々にご来場いただきました。皆さん、お世話になり本当にありがとうございました。あまりにも盛りだくさんの充実した文化祭だったので、これから数回に分けてその模様をお伝えできればと考えています。整理にもう少し時間をください。

ここでは、文化祭の翌日11月10日(日)にも、様々な場所で活躍していた生徒たちの様子を紹介します。

吹奏楽部:来とくんなはーれ祭り(愛菜館おなざ)

青垣町大名草の収穫祭「来とくんなはーれ祭り」で、青垣中・氷上西高吹奏楽部が演奏しました。日頃お世話になっている地域の方々ともお会いし、たくさんの声をかけていただきました。

3年生足立花穂さん:みんなのピアノフェスタ(ライフピアいちじま大ホール)

ショパンのプレリュードOp.28-15を演奏しました。会場は咳一つできない雰囲気で、聴いているこちらも緊張しました。よく知っている曲で、ポーランドのショパンを存分に感じさせてもらいました。

防災ジュニアリーダー:活動報告会(神戸学院大学ポートアイランドキャンパス)

3年生谷君と2年生小入羽君が参加しました。「西高 Action Plan 守ろう 丹波の未来!」というテーマで、これまでの活動と今後の計画について発表しました。他校の防災ジュニアリーダーたちと交流し、有意義な時間を過ごすことができました。

 

丹波市制施行20周年記念式典 & 八宿まつり & ボクシングショー

11月3日(日)秋晴れのもと、3つのイベントに行ってきました。

午前:丹波市制施行20周年記念式典(春日文化センター)
オープニングでは丹波市を活動拠点とするダンススクール「T-city crew」によるダンスが行われました。西高にも所属しているメンバーがいるとの噂を耳にしましたが、ステージに立っていたかはわかりませんでした。
また、丹波市の20年の歩みについても知ることができました。丹波市の木は「もみじ」です。今年こそ高源寺の紅葉を見に行きたいと考えています。

お昼:丹波八宿 青垣の秋(青垣町佐治)
かつて宿場町だった佐治の町なかを会場として開催されました。西高からは、吹奏楽部(青垣中とのコラボ)とeスポーツ部が参加しました。
残念ながら、吹奏楽部の演奏には間に合いませんでした。吹奏楽部の皆さん、申し訳ありません。eスポーツ部のブースを少しだけ覗きました。小学生の子どもたちで大賑わいでした。

午後:ボクシングショー(氷上西高校体育館)
関西、四国、東海、九州などのジムで練習している小学生以上のアマチュアボクサーによる約50試合が行われました。初めてリングサイドで観戦をさせてもらいました。その迫力に圧倒されました。どの試合も手に汗を握る熱戦で、一瞬も目が離せませんでした。


午前のオープニングでは、西高の田村さんと岡山の長谷部さんによるエキシビジョン・スパーリングが行われました。長谷部さんは全国トップの選手です。直接見ることはできませんでしたが、後から動画を見せてもらいました。2人とも凄い動きで、互いに高め合って成長を続ける姿に感動しました。

芦田ふれあいまつり & 赤い羽根共同募金 & 丹波GO!GO!フェスタ & 西っ子ハロウィンパーティー

26日(土)芦田ふれあいまつり(芦田集学校)
eスポーツ部のメンバーが、eスポーツ体験コーナーの運営補助を担当しました。地元の家族連れの方が多く集まり、大人も子どもも楽しめる賑やかなお祭りでした。
(※同日、ゆめタウン丹波での薬物乱用防止キャンペーンにも生徒が参加していましたが、時間の都合で見に行くことができませんでした。)

27日(日)赤い羽根共同募金(ゆめタウン丹波)
3年生がゆるキャラと一緒に、街頭募金ボランティアを行いました。日曜日ということもあり多くの方が訪れ、呼びかけに応じてたくさんの募金をいただきました。

27日(日)丹波GO!GO!フェスタ(丹波の森公苑)
1年生が2つのブースを運営しました。1つは保護猫活動紹介と輪投げコーナー、もう1つはフライドポテト・フランクフルト・ホットドッグの販売です。イベントは大勢の来場者で大変な賑わいでした。

27日(日)西っ子ハロウィンパーティー(丹波市立西小学校)
ダンス部が参加しました。ダンスの披露だけでなく、来場者と一緒に練習して最後は全員で踊りました。“西”つながりの交流を今後も続けていきたいです。

11月2日(土)3日(日)も各種イベントに参加させていただく予定です。関係者の皆様には大変お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。

ライフル射撃 & 柏原藩織田まつり & ボクシング

17日(木)放課後、ライフル射撃部の練習を見学しました。3年生の横谷君と1年生の2人が、黙々と練習していました。横谷君によると、1年生2人は成長が早く今後が楽しみだとのこと。来年の5月まで大会はないそうですが、モチベーションを保って頑張ってください!

20日(日)柏原の各所で「織田まつり」が行われました。同時開催の「うまいもんフェスタ」に2年生が出店すると聞き、覗いてきました。ウエストバーガーは安定のおいしさで、同時販売の丹波黒大豆枝豆も思わず買い込みました。時間がなくて武者行列を見ることができなかったのが残念・・・

同じ日、西宮香風高校でボクシングの県新人戦が行われました。2年生の田村さんは、ピン級に階級を落としての出場。一目でわかるくらい体を絞っていました。対戦相手は芦屋学園高校のMさん。これまでに何度も対戦している相手ですが、今回は(素人目ながら)圧勝でした。見る度に成長の跡が見えます。近畿大会・全国大会での活躍を期待しています。

 

JAふれあいまつり

8日(火)から11日(金)までの中間考査が終わり、部活動や地域活動が再開しました。12日(土)には、JA丹波ひかみ青垣支店でふれあいまつりが開催されました。西高からは、吹奏楽部による青垣中学校とのコラボ演奏、3年生によるフライドポテト・からあげ・ウエストバーガーの販売、そして射的で参加しました。

私は午前中に所用があり、午後から様子を見に行きました。昨年と比べてかなりの賑わいで、車を停める場所に苦労しました。到着した時には、吹奏楽部の演奏はすでに終わっており、フライドポテトとからあげは売り切れていました。

なんとか売り切れ間近のウエストバーガーを買うことができ、小さな子どもたちに交じって射的も楽しみました。3年生のイキイキとした姿に触れながら、短い時間でしたが楽しいひとときを過ごしました。

これから11月中旬まで、西高生は様々な地域イベントに呼ばれています。参加する西高生の皆さん、引率の先生方、お世話になる方々、どうぞよろしくお願いします。私もできる限り参加したいと思います。

 

人権HR

9月19日(木)に1年生、10月3日(木)に2年生の人権HRが行われました(3年生は10月17日に実施予定です)。

1年生のテーマは「SNSや日常生活での伝え方を考えよう!」

「何で来るの?」は、「どういう方法で来るの?」とも「あなたは来るな」とも受け取れますね。「ヤバい」も、相手に誤解されそうです。

「文字で伝わる情報量は7%」について、改めて調べてみました。これはメラビアンの法則といい、人と人がコミュニケーションをとる際、言語情報は7%、聴覚情報は38%、視覚情報は55%の割合で、相手に影響を与えるというものです。つまり、ほとんどの情報は文字以外で伝わるという事に・・・思いを文字で伝えるのは難しい。

2年生のテーマは「相手の立場に立って考える」

これができるようになると、相手とのコミュニケーションが良好になり、人間関係のストレスを減らすことができる・・・と頭でわかっていても難しいのが「相手の立場に立って考える」。

まずは、自分と違う意見もいったん受け入れる。そして、自分の意見の伝え方にも配慮する。要は、相手に対する「思いやり」が大事なのだと思います。

8年前に勤めていた学校で、当時の生徒会メンバーが考えた「スマホ利用のルール」を思い出しました。

**高校スマホ利用のルール
~相手も大事、自分も大事~
①夜12時から朝6時まで、SNSは使わない
②ながらスマホはしない (歩き、自転車、食事)
③送る前に、相手の気持ちを考えて、言葉を選ぶ
④ネット上で知り合った人には、会わない・写真や動画を送らない
⑤フィルタリングをして、自分を守る

特に③は、スマホ利用時だけでなく普段の生活から心がけてほしいことです。

 

校章

これまであまり取り上げられることのなかった「校章」について調べてみました。

氷上西高校の校章をデザインしたのは、山本 茂斗萌(やまもと もとめ)さんです。1902年東京生まれで、東京美術学校(現東京芸術大学)日本画本科を卒業。1928年から旧制柏原中学校(現柏原高校)に美術教師として勤務し、1962年に定年退職するまで一度も異動がなかったそうです。1936年、34歳の時に「小憩」で日展初入選を果たし、その後も日展に24回入選しました。丹波市内に多くの作品を残し、柏原高校の校章デザインも手がけています。1985年にご逝去されました。

氷上西高校の校章は、1976年の開校記念式典で校歌・校旗とともに披露されました。当時の記録には、山本さんが校章に込めた思いが残されています。以下に原文のまま掲載します。

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 どこの学校の校章も、学校の名称とか地域の紋章等を図案化しているものが多いと思いますが、私はこんな高校生であってほしいと云う希望を具象化して図案を描きました。
 大空を飛翔する雲を見ていると魂が浄化されて、もろもろの雑念が消え去り、そこはかとなき希望が胸の中に燃え上がってくるといわれています。私は雲が大好きです。雲に関係のある言葉を辞書からひろってみると、青雲の士・青雲の志・瑞雲・祥雲等、よい言葉が沢山あります。そんなわけで雲をテーマにとりました。
 見ないでよい地上の現象が余りに多すぎます。そこで、目を天上に向けて、スケールの大きな気持ちになって、こせつかない青年になってほしいと云う希望をこめてかきました。
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さらに、今回調べてみて初めて気づいたことがあります。本館1階から2階にあがる階段途中に掲げられている絵画が、山本茂斗萌さんの作品でした。これまで何気なく観ていたことが恥ずかしく思えました。

カームダウン室

氷上西高校には、カームダウン室という部屋があります。カームダウン室は、感情のコントロールが難しい時に、一人になって気持ちを落ち着かせ、前向きに考えたり気持ちを切り替えたりするための場所です。

タイルカーペットが敷かれ、いろんな備品も持ち込まれて、落ち着いた空間になっています。教員に声をかければ、誰でもいつでも利用できます。

先日、カームダウン室の前に「特別支援教育コーナー」が設置されました。ここには、特別支援教育に関するニュースや案内パンフレット、書籍などが揃っています。「あとどのぐらい時間が残っているか」を視覚的に確認できる「タイムタイマー」を使ってみたところ、思わず「なるほど!」と声が出ました。

一人一人の特性に応じた理解や支援によって、「障害」は「個性」へと変化していきます。まずは、発達障害のある人もその周囲の人も、発達障害について正しく理解することから始めましょう。

 

青中体育大会&架け橋丹波祭

14日(土)青垣中学校体育大会

氷上西高校から7人が、大会運営ボランティアとして参加しました。青中出身の生徒ばかりということもあり、中学校の先生方からも温かい言葉をかけていただきました。

青中生徒会長の太田さんを筆頭に、青中生の皆さんの元気があふれる体育大会でした。ももあげのような駆け足、最後まで諦めない競技、全員での全力応援など、とても見応えがありました。

今度は秋の文化祭での中高連携・・・これからもよろしくお願いします。


15日(日)架け橋プロジェクト丹波祭

丹波市内の高校生が創る丹波の未来への架け橋プロジェクト。今年は、青垣町神楽のFOREST DOOR(旧神楽小学校)で開催されました。

当日、私は朝から所用があり、18時に神戸三宮を出て車を飛ばしましたが、現地到着は19時半過ぎになってしまいました。それでも短い時間の中で、大盛り上がりのビンゴ大会を楽しませてもらいました。ギター部やダンス部、大喜利、線香花火なども見たかった。。。

終了間際にもかかわらず、多くの方々が集まり、活気にあふれていました。いろんな方々に声をかけていただき、皆さんの支えをひしひしと感じました。ありがとうございました。

実行委員の皆さん、本当にお疲れさまでした。皆さんの目の輝きも印象的でした。来年の架け橋プロジェクトも楽しみにしています。

 

2学期スタート

9月2日(月)第2学期始業式を行いました。全員勢揃いといかなかったのは残念でしたが、久しぶりに皆さんの元気な姿を見ることができたのが、何よりも嬉しかったです。

2024夏、実にいろんな事がありました。南海トラフ巨大地震注意、記録的な猛暑、台風、豪雨など、不安や心配は絶えません。一方、パリオリンピック、夏の甲子園(特に決勝戦)、大リーグ大谷選手40-40達成など、感動と興奮も続きました。

西高生においても、ボクシングインターハイの田村優奈さん、石川県ボランティアの谷拓海くん、ポーランド留学の足立花穂さんをはじめ、多くの人が貴重な体験をし、周りの人をワクワクさせてくれました。

夏休み前に「少し意識を変えて、いろんなものを見て、聞いて、感じてほしい」と話しました。私自身は、西高の皆さんをとおして、いろんなものを見て、聞いて、感じることができた夏休みでした。充実した夏休みでした。

さぁ、2学期が始まります。しばらくは夏休みの余韻に浸りながら、ソフトランディング。ムリせず、ゆっくり、ぼちぼちとスタートしていきましょう。

夏季補習

8月27日(火)夏季補習の様子を見学に行きました。他の学年や教科の補習も行われていたようですが、特に興味のあった1年生の数学補習を見に行きました。

この補習は富永先生が担当され、午前は「1学期の復習をしたい、苦手なところを重点的に学びたい人」、午後は「進学に向けて復習と応用問題をしたい、新しい内容を学びたい人」が対象でした。

午前・午後それぞれ3人ずつの少人数ながら、互いに声を掛け合ったり教え合ったりして、とても意欲的に取り組んでいました。最初は戸惑っていても、一度コツを掴むとスムーズに問題を解けるようになり、その姿に感心しました。

翌日の28日(水)午前にも少しだけ様子を覗きました。さらに人数が増え、活気あふれる補習となっていました。数学は苦手だという人も「真面目にあきらめずに努力し続ける」ことで、必ず結果に繋がります。これからも頑張ってください。

来週から2学期がスタートします。有意義な夏休みを過ごせましたか。全員が元気に揃うことを願っています。

(追伸)
台風が接近しています。明日31日(土)の午後以降、兵庫県に最も接近する見込みです。大雨や暴風に対して厳重な注意が必要です。安全第一で行動しましょう。

トビタテ!ポーランドへ 3

8月1日からポーランドへ留学していた3年生 足立 花穂 さんが、18日に帰国し、19日に校長室を訪ねてくれました。まだ時差ぼけが残っているという中、興味深い話をたくさん聞かせてくれました。

留学中に練習した曲は、ノクターン9-3、エチュード(新練習曲)第2番変イ長調、きらきら星変奏曲。年配の男性指導者は厳しくて、同じフレーズを何度も繰り返し練習したそうです。説明は英語で行われましたが、最初は聞き取れずに苦労したとのこと。練習の合間にはピアノコンサートに2回行き、生の音とCDの音の違いに驚いたそうです。

ピアノの音が入った動画や写真も見せてもらいました。どれも「芸術」を感じさせるもので、とても刺激的でした。今後は、秋に行われるピアノフェスタに向けて練習を継続し、その後に学校で全体発表をしたい、とのことでした。磨き上げたピアノ演奏が聴けることを楽しみにしています。

吹奏楽部・青垣中学校との共演

氷上西高校と青垣中学校の吹奏楽部が共演し、様々な場所を訪問しています。

今年度最初の共演は、7月15日(月・祝)に行われた「青垣ひろっぱーくリニューアルオープンイベント」でした。認定こども園あおがきの園児たちも合流し、笑顔あふれる演奏となりました。

1日(木)には、ふれあいの郷もくせい(特別養護老人ホーム)を訪問しました。私は来客のため見に行けませんでしたが、後ほどもくせいの方とお話しし、とても好評だったと伺いました。

6日(火)は、認定こども園あおがきで演奏会を開催しました。大きな楽器の音に、小さな園児たちが驚かないか心配でしたが、みんな礼儀正しく、一緒に手拍子をしながら楽しんでくれました。最後は、演奏のお礼として、園児と「アルプス一万尺」を一緒に踊りました。微笑ましい姿に、元気をもらいました。

ミライプロジェクト & SPLASH!!丹波!!

4日(日)丹波市議会☆ミライプロジェクト(丹波市議会議事堂議場)

丹波市内の4校(氷上特支、氷上西高、氷上高、柏原高)の生徒たちと、市議会議員の皆様、福知山公立大学の学生たちで、丹波市の未来を考えました。西高からは「空き家を活用した猫カフェ」の提案を行いました。この経験を通じて、人との絆や繋がりの大切さを改めて実感しました。
市議会の皆様、福知山公立大学の皆様には、大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。


4日(日)SPLASH!!丹波!!(県立丹波年輪の里)

ミライプロジェクト終了後に、現地へ向かいました。ギター部1年生がデビューすると聞いていたのですが、到着した時にはすでに出演が終わっていました。応援できず、申し訳ありませんでした。写真は、丹生先生のパンダ飯店。暑さを吹き飛ばすようなエネルギッシュなステージでした。

その後、ダンス部のステージ、かき氷とウエストバーガーの販売(もちろん、買って食べました!)、ステージイベントのサポート(丸太切り競争?)など、様々な場面で西高生が活躍している姿を見ました。丹波青年会議所の皆様、お世話になりありがとうございました。SPLASH!!丹波!!は、夏にピッタリなイベントです。お疲れさまでした。

 

探究フェス

7月27日(土)青垣住民センターで探究フェスを開催しました。オープニング後、ギター部とダンス部のステージからスタートしました。

質問コーナー:中学生の質問に対し、生徒会のメンバーがしっかりと答えていました。

ひまわり:「はるかのひまわり」の栽培、よろしくお願いします。

丹波の魅力紹介班:ヱビスシネマの取材動画を上映。近兼監督、ご協力ありがとうございました。

キャンプ班:きれいなキャンドルが完成しました。

水族館班:一番手前は「アカザ」。絶滅危惧種だそうです。

温泉班:足湯、ドラム缶風呂、プール。ドラム缶風呂に入った人はいた?

写真展:日常の風景を切り取った写真。とてもよかったです。

にゃん×ハピ・シャシャット:写真撮り忘れました。猫はかわいい。

イベント班:外に出るのが遅くなり、出たときにはすでに終了。みんなビショ濡れになっていました。

帰り道:とんでもない暑さ。加古川と青垣の山が美しい。

お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。やりたいことにチャレンジした皆さん、お疲れさまでした。

1学期終業式

7月19日(金)1学期終業式を行いました。校長式辞では、「人間の意識の力」を体験してもらいました。

「できる」「余裕」「簡単」「勝つぞ」・・・という意識を持てば、さまざまなチャンスをつかむことができます。逆に、「無理」「できない」「どうせやってもムダ」「めんどくさい」「うっとおしい」「だるい」・・・という意識を持ってしまうと、チャンスを逃し、本来できるはずのことさえもできなくなってしまいます。

夏休みには、これまでの学校生活とは少し意識を変えて、いろんなものを見て、聞いて、感じてください。意識を変えることで、今まで見えなかったものが見えてきます。小さな幸せが見えてくるかもしれません。

9月2日(月)2学期始業式。全員が、大きな事故や怪我、病気などなく、元気にそろうことを願っています。有意義な夏休みを過ごしてください。

吹奏楽部・サブカルチャー(茶華道)部

7日(日)多可町文化会館(ベルディーホール)で行われたブラスフェスタに行ってきました。氷上西高校と多可高校の吹奏楽部が、合同で出演しました。顧問の中澤先生と富永先生も出演されていました。両校とも部員が少ないので、今後も一緒に活動する機会が増えれば・・・と思います。
吹奏楽部は、15日(月・祝)に青垣住民センター西側「青垣ひろっぱーく」で行われるリニューアルオープンイベントでも演奏します。今度は、青垣中学校吹奏楽部との共演です。そちらも楽しみにしています。

10日(水)サブカルチャー(茶華道)部の活動を見学しました。中島先生のご指導のもと、和やかな雰囲気で活動していました。私自身、茶道の作法には詳しくありませんが、部員の皆さんにいろいろ教えてもらいながら、お茶を楽しみました。
3年生の足立眞白さんは、3年間の活動経験があり、非常に落ち着いた振る舞いでした。2年生の3人はまだまだこれからかな・・・学ぶことが多くて大変そうです。これからの頑張りに期待しています。ほっとする時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。

ふれあい体験

7月1日(月)から5日(金)まで、1学期期末考査を行いました。本日(5日)無事に終了しました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。
テストが終わり部活動再開、という人もいるでしょう。最近は蒸し暑い日が続いています。熱中症にはくれぐれも注意しながら、体を徐々に慣らしてください。

今回は、テスト前に行われた1年生の「ふれあい体験」について書きます。

28日(金)1年生の家庭基礎(中澤先生)の授業で、認定こども園あおがきを訪れ、ふれあい体験を行いました。私が見に行ったときは、ちょうど玉入れを始めるところでした。

そら組(5歳児)のみんなは礼儀正しくて元気いっぱい、西高の1年生も負けじと元気でした。玉入れが始まると、1年生は情け容赦なく必死になり、そして・・・園児たちに勝ってしまいました。

園児たちのくやしそうな表情に少し心が痛みましたが、玉片付けでは園児たちが勝ち一件落着しました。最後には、園児たちとタッチをして退場しました。その光景を見て、心が洗われ、優しい気持ちになり、元気をもらいました。

園の先生方からは、認定こども園あおがきを卒業した1年生もいると聞き、懐かしい顔を見ることができてよかったと言っていただきました。また、園の先生方と談笑する1年生の姿も見られました。
園児たちや園の先生方には、大変お世話になりました。これからもどうぞよろしくお願いします。

オオムラサキ放蝶会

25日(火)青垣小学校の3年生を招いて、オオムラサキ放蝶会を行いました。丹波の森公苑の角谷様にも専門家としてご来校いただき、解説等をしていただきました。丹波の森公苑様には、毎年ご支援をいただいています。ありがとうございます。

西高生によるオオムラサキ講座の後、幼虫やサナギを観察し、実際に触れてもらいました。最後には全員で放蝶を行いました。小学生たちが目を輝かせながらはしゃぐ姿が印象的でした。

西高での飼育担当の中心は藤澤先生です。藤澤先生によると、今年はオオムラサキの生育に関して少し心配なことが起こっている、とのことです。
①今年は6月6日に最初の羽化を確認。近年、羽化がかなり早くなっています。
②今年のオオムラサキは、ほとんどが雄。雌が少ないため、産卵してくれるかが心配です。
③今年のオオムラサキは、例年以上に羽が痛んでいます。

丹波の森公苑の角谷様によると、
①丹波の森公苑では、今年は羽化が遅れている。
②雌は雄より2週間ほど遅く羽化する。今、幼虫やサナギでいるものが雌になる可能性もある。
とのことでした。

近畿総体

近畿総体を観戦してきました。


☆15日(土)ボクシング部田村さん、女子ライトフライ級で決勝進出☆彡

大阪朝鮮中高級学校で試合が行われました。対戦相手は、和歌山高校のNさん。初めて対戦する相手ですが、中学の時に日本一になっている強豪でした。

素人目ですが・・・構えた姿に、いい意味で力が抜け、余裕が感じられました。狙いを定めて、パンチを繰り出す瞬間にスピードを上げる、そんなレベルアップが見られました。試合は相手を圧倒し、3-0の判定勝ちで、決勝進出を果たしました。

(決勝は翌日の16日(日)、ライフル射撃部と日程が重なり、観戦できませんでした・・・)

決勝の対戦相手は、近畿最強の大阪府羽衣学園高校のMさん。善戦したものの、0-3の判定負けで2位となりました。これまでの対戦で最も善戦したと聞きました。

そして、女子ライトフライ級からは2人が全国へ出場できるということで、2年連続の全国インターハイ出場を決めました!強豪ひしめく中での出場決定は、見事としかいいようがありません。次の目標へ向かって、全国でまず1勝、を願っています。


☆16日(日)ライフル射撃部横谷君、ビームピストルで9位☆彡

大阪府能勢ライフル射撃場で試合が行われました。本格的なライフル射撃場で、独特の雰囲気がありました。かなり暑くて、じっとしていても汗が出るような環境。集中力を持続させるのは、なかなか難しいと感じました。

結果は501点。県総体の491点を上回る得点を出しました。特に最後の2発、59発目・60発目は、連続で満点の10点を出しました。精神的な強さを感じさせてくれた競技内容でした。

順位は2点差の9位。8位までがファイナル進出だっただけに、悔しい思いもしましたが、大健闘でした。兵庫県から出場した選手の中では3番目、というところにも成長の跡が見られました。

横谷君はこれで引退となります。今回の経験は、今後の高校生活やこれからの人生に活かされることと思います。引き続き、後輩の指導もよろしくお願いします。

第1回(?)体育祭

8日(土)体育祭を実施しました。風がかなり強かったものの、爽やかな快晴の1日でした。これまでは「体育大会」と呼んでいましたが、49回目を迎える今年、初めて「体育祭」としました(今回を「第1回体育祭」と呼ぶかどうかは、もうしばらく検討します)。

応援旗の部では、第1学年が優勝しました。遠くから見ると、夕焼けを思わせるグラデーションが映えました。予行では全く飛べなかった大縄飛びが、1日で見違えるように飛べるようになったことに驚きました。

競技の部では、第2学年が優勝しました。綱引きでは、一斉に全員が上を向くという体勢が見事でした。パフォーマンスバトルでは、昨年とガラッと雰囲気を変え、さすがと思わせる団結力を見せてくれました。

パフォーマンスバトルの部では、第3学年が優勝しました。あのパフォーマンスは凄かった!体が震えるような感動を、久々に感じさせてもらいました。途中から、涙を流しながら見入っていました。3年生にとっては高校生活最後の(そして、おそらく人生最後の)体育祭となりましたが、今後の人生における大きな財産になったと思います。

準備を進めてくれた生徒会をはじめとする生徒の皆さん、いろんな面でサポートしてくださった先生方・PTAの皆様、ボランティアとして運営補助をしてくれた青垣中学校の生徒の皆さん、生徒たちに熱い声援を送ってくださった保護者の皆様・地域の皆様、本当にお世話になり、ありがとうございました。

改めて「氷上西高校の体育祭最高!」と思いました。

体育祭予行

明日8日(土)に体育祭を開催します。今日7日(金)は明日の本番に向けて、午前は会場準備や予行、午後は学年別練習を行いました。

今日は、ほぼ全員が学校指定の体操服を着用しています。氷上西高校の体操服は「赤色」です。真っ赤な姿もなかなか見応えがあります。ちなみに明日は、各学年ごとのTシャツ姿になります。

今年は、吹奏楽部の人員が増えました。中澤先生、富永先生、事務室の壇さんも加わっています。体育祭の開会式や閉会式での演奏が、かなり華やかになりそうです。

午後の学年別練習では、恒例のパフォーマンスバトルへ向けて、大きなかけ声が響いていました。どの学年も気合い十分で、明日が楽しみです。

保護者の皆様、地域の皆様、お時間が許すようでしたら、ぜひ氷上西高校の体育祭にお立ち寄りください。生徒たちへ熱いご声援を送っていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。

県総体

26日(日)県総体を観戦しました。ボクシング部は西宮香風高校で、ライフル射撃部は明石西高校で、大会が行われました。

☆ボクシング部・田村さん、女子ライトフライ級優勝、近畿大会へ☆彡

対戦相手は、昨年度と同じ芦屋学園高校のMさん。試合は(素人目ですが)両者とも昨年よりスピードが上がり、成長を感じました。そんな中、田村さんは積極的に前へ前へと出て、相手を圧倒しているように見えました。
判定結果は2-1の勝利。専門的なことはわかりませんが、改めてボクシング競技の難しさを感じました。とりあえず第一関門突破です!
神戸新聞NEXTの記事は→こちら(会員でないと全文は読めません)

☆ライフル射撃部・横谷君、ビームピストル5位、近畿大会へ☆彡

ボクシング会場の西宮香風高校から、ライフル射撃会場の明石西高校へ大急ぎで移動しました。明石西高校に到着したときには、ビームピストルは終わり、ビームライフルの試射が始まっていました。
ビームピストルの得点は491点。本番で大自己ベストを出したそうです。男子4位で全国大会は逃したものの、男女あわせて5位に入り近畿大会出場を決めました。昨年全国・近畿に進めなかった先輩のリベンジを果たしてくれました!

(日程が重なり、今年も観戦することはできませんでしたが・・・)
☆トライアスロン・金井君、県高校選手権で1位☆彡

26日(日)「みんなのチャレンジトライアスロンin丹波青垣」に出場。この大会は県高校選手権を兼ねており、昨年に続いて1位になりました。
しかし今年は、他府県の高校生に敗れて全高校生では2位。悔しい思いをしていると聞きました。7月の全国大会での更なる奮起に期待しています。

さらに・・・
☆陸上競技部・五十川君、砲丸投、県大会出場☆彡

5月11日(土)明石公園陸上競技場(きしろスタジアム)で行われた丹有地区予選を突破し、県総体に出場しています。
県総体は、31日(金)神戸ユニバー記念競技場で行われましたが、平日のため観戦することができませんでした。顧問の先生から、写真を送ってもらいました。

校門前には、昨年度の卒業生が贈ってくれた卒業記念品の横断幕が掲げられました。「輝く地域の星」としての活躍、嬉しい限りです。

トビタテ!ポーランドへ2

3年生の足立花穂さんと校長室で話をしました。並々ならぬ思いの強さとレベルの高さを感じました。
8月1日から2週間、ポーランドへ留学します。滞在する都市は、クラクフ、ワルシャワ、チェンストホバ。チェンストホバは、足立さん曰く「ポーランドの精神的首都」だそうです。練習曲は、ショパンのエチュード10-10、10-11、10-8、ノクターン9-3、さらにいくつかのワルツ。調べてみると、かなり難易度の高い曲です。クラクフ音楽大学とショパン音楽大学でレッスンを受けます。

改めて応募書類を確認しました。5000字以上の文章を書き上げ、内容も素晴らしいものです。その中の応募理由(ほんの一部)を紹介します。

『将来自分の演奏で地域の人々に感動を届け、皆を笑顔にして元気づけ、地域の活性化を図りたいという私の思いを、実現に近づけてくれるきっかけとなると確信しました。事前学習では日本全国から集まった高い志を持つ高校生の方々と出会うことができ、渡航するまでの間にもお互いを高めあえることができると知りました。非常に音楽に関わりの深い生活をされているポーランドの人々を目の当たりにし、その中で自分自身も沢山のことを学び、将来の夢の実現に近づけたいです。』

ちなみに、私とショパンとの出会いは映画「さびしんぼう」でした。1985年公開、監督は大林宣彦さん(2020年に亡くなられましたが、一世を風靡した監督)、主演は富田靖子さんと尾美としのりさん(お二人とも現在も活躍中)。広島の尾道を舞台とし、「転校生」「時をかける少女」とあわせて「尾道三部作」と呼ばれています。
映画全編にショパンの「別れの曲」が流れ、「別れの曲」が中心となってストーリーが進んでいきます。私の青春時代、お気に入りの映画の一つです。この映画がきっかけで、ショパンにもはまりました。

完全定時退勤日

9日(木)は「完全定時退勤日」でした。先生方の勤務終了時刻の16:50にあわせて、生徒も先生も事務室の方も、全員が一斉に下校・退勤します。昨年度に月1回から始めて、今年度からは月2回実施しています。

今年度新しく来られた先生方は、最初戸惑われていました。「本当に定時に退勤するんですか」と聞かれたこともありましたが、徐々に定着してきました。生徒たちは慣れた様子で、部活動をしていてもうまく時間の管理を行い、16:50には校門を出ています。

月2回の実施日については、先生方の仕事や生徒たちの部活動などに影響が出ないように日程調整をして、事前に行事予定に組み込んでいます。その日にあわせて計画的に仕事を進めていき、当日に仕事を持ち帰ったり、翌日に仕事を持ち越したりすることがないようにしていきたいと考えています。

生徒も先生も事務室の方も、リフレッシュする時間をとりながら、毎日を元気に過ごしていきましょう。できれば「完全定時退勤日」以外の日も、早く帰れる日は早く帰る、でいきたいものです。健康第一です。

以下の写真は、9日(木)17:00の学校の様子です。

トビタテ!ポーランドへ

5月1日(水)朗報が入ってきました。3年生の足立花穂さんが「トビタテ!留学JAPAN」の選考を通過し、奨学金を受けて留学することが決まりました。昨年の宮垣さんに続き、2年連続の快挙です。花穂さんはピアノを学ぶため、本場のポーランドに8月1日から留学します。

花穂さんのピアノについて知ったのは、昨年の5月終わり頃でした。昼休みになると毎日音楽室や体育館でピアノを弾いているという話を聞き、様子を見に行ったのが最初でした。

その美しいメロディーに、感動を覚えました。実はそのとき、私の好きなショパンの「別れの曲」をリクエストしました。練習して完成したら、聴かせてもらう約束をしています。

1月には、写真を入れた応募書類の「自己PR」を見せてもらいました。そこからは、本場で音楽を学びたい!という強い意志が伝わってきました。

また、応募に際して、かなりの量の文章も書いていました。その文章にも読む人を感動させる力がありました。今週は花穂さんとゆっくり話する時間が取れなかったので、ゴールデンウィークが終わったらじっくり話を聞いて、応募書類の文章も紹介できればと思います。

全く別の話題ですが・・・下の写真は、普通教室棟2階の掲示板。思わず目を引かれて、写真に収めました。スキルアップに向けて、皆の意識が高まることを期待しています。