校長たより
常瀧寺の大公孫樹(おおいちょう)
29日(金)2学期期末考査が終わりました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。2024年も残すところわずかとなり、来週からは12月に入ります。2年生は12月1日(日)から、修学旅行で東京方面へ旅立ちます。私も同行します。互いに支え合い、助け合い、協力しながら、かけがえのない時間を過ごしましょう。
試験期間中に、一昨年まちづくり部が再興プロジェクトのお手伝いをした「常瀧寺の大公孫樹」を見てきました(当時の記事は→こちら)。大公孫樹は、まだ少し緑が残っているものの、美しい黄色に色づいていました。生徒たちが手伝った足場も、木の根を傷つけないように、きれいに保たれていました。
大公孫樹がある場所は、もともと常瀧寺の境内でした。明智光秀の丹波攻めで建物はすべて焼失しましたが、大公孫樹だけは焼けずに残りました。その樹齢は推定で1300年余りと言われています。一見すると数本のイチョウが生えているように見えますが、実は枝から垂れたコブが地面に潜り、長い年月をかけて複数の木のようになっています。全国でも非常に珍しいそうです。