校長たより

校長たより

ありがとうございました

私事ですが、

このたびの人事異動により、西高を去ることとなりました。校長としての2年間、大変お世話になりました。西高での経験は、私にとってかけがえのないものであり、感謝の気持ちでいっぱいです。

2年前の4月1日、緊張しながら着任した日のことを、昨日のことのように思い出します。丹有地区での勤務は初めてで、知っている人もほとんどおらず、不安を抱えてのスタートでした。また、前任校では常にマスクを着用していたため、マスクを外しての新しい環境に慣れることも、大きな課題の1つでした。

しかし、そんな不安もすぐに払拭されました。それは、生徒の皆さん、先生方、保護者の皆様、そして地域の方々のおかげです。皆さんの何事にもチャレンジする姿に、私自身が励まされ、気がつけば私もすっかり西高や丹波市のファンの一人となっていました。特に、部活動の試合やイベントに足を運ぶことは、私にとって大きな楽しみの1つでした。

改めて、これからも「失敗をおそれずに挑戦し続ける西高」であり続け、「輝く地域の星」を目指してほしい、そう強く思います。

4月からは、新しく 松原 正和 校長先生が着任されます。私は西高から離れますが、これからも変わらず、西高のさらなる発展を応援し続けます。生徒の皆さん、先生方、保護者の皆様、そして地域の方々のますますのご活躍をお祈り申し上げます。

本当にありがとうございました。

中西 孝弘

全国高等学校ボクシング選抜大会

3月25日(火)~30日(日)大阪府泉大津市立総合体育館で全国高等学校ボクシング選抜大会が開催されました。氷上西高校の 田村 優奈 さんが、女子ピン級の関西代表として出場しました。

29日(土)準決勝:大阪府大阪高校のIさんと対戦。初めて全国大会を観戦しましたが、会場には独特の緊張感が漂い、思わず手に汗を握りました。素人目ですが、田村さんは前回の全国大会の経験を活かし、積極的に手数を増やして、相手を圧倒していました。試合のたびに成長が感じられ、感心させられました。

30日(日)決勝戦:北海道札幌工業高校のKさんと対戦。決勝戦ならではの演出が加わり、さらに緊張感が高まる中での試合となりました。Kさんは小柄ながらも俊敏な動きを見せ、決勝まで勝ち上がってきた実力の高さを感じさせました。田村さんも随所でいい場面を作りましたが、惜しくも及ばず敗れました。
しかし、堂々の2位!これからのさらなる成長に期待し、引き続き応援していきたいと思います。田村さん、お疲れ様でした!

 

令和7年度に向けて

今週はすっかり暖かくなり、春の陽気が感じられるようになりました。氷上西高校では、令和7年度に向けて、さまざまな準備が進められています。その一部を紹介します。

体育館舞台の壁面塗装
3学期終業式は、美しくなった体育館で実施できました。

普通教室棟1・2階の天井塗装
廊下の天井も新たに塗装され、明るい雰囲気になりました。

正門の塗装
支柱の一部が新しくなり、爽やかなスカイブルーの正門になりました。

学校案内標柱の更新
運動場前と西芦田信号付近の案内標柱が、新しく設置されました。

ガーデンテーブル・チェアの設置
さっそく若い先生方が、ランチ会を開いていました。

コンピュータ室のパソコンを新調
すべてのパソコンが新しくなり、より快適な環境が整います。

 

 

ダンス・吹奏楽・ギター & 第3学期終業式

15日(土)Dance Collection(ゆめタウン POP UP HALL)
西高のRampantが出場すると聞き、初めてPOP UP HALLへ行きました。外は小雨が降り、肌寒い天気でしたが、会場内は熱気にあふれ、とても暑かったです。照明に照らされながら踊るみんなの姿は、最高にカッコよかったです。

16日(日)丹波市吹奏楽祭(丹波の森公苑大ホール)
オープニングは合同演奏。誰がどこにいるのかわからないほどの大人数で、圧巻の演奏でした。青垣中学校・氷上西高校の演奏も、これまでに聞いたことのないほどの迫力ある音量で、圧倒されました。感動しました。

20日(木)卒業ライブ2025 KG卒フェス(ライフピアいちじま大ホール)
西高のA・BECKが出場。「そばかす」懐かしい!おそらく30年近く前の曲?演奏を聴きながら、昔を思い出して少し物悲しい気持ちになりました。三田学園や柏原高校のバンドの演奏もよかったです。

21日(金)第3学期終業式
校長式辞では、1月の校長面談で卒業生から聞いた「後輩に伝えたいこと」を紹介しました。卒業生の思いを、在校生にしっかり受け止めてほしいと思います。そして、これからも「失敗をおそれずに挑戦し続ける氷上西高校」であり続けてください。

 

探究活動イベント & 体育館工事

8日(土)2年生が探究活動イベントを行いました。会場は体育館から教室へと移動して実施されました。私が到着した時にはビンゴゲームは終わっていましたが、福笑い、キャンドル作り、プチ水族館など、楽しい企画を体験させてもらいました。

12日(水)入学者選抜学力検査を実施しました。体調不良者はおらず、出願者全員が受験してくれました。合格者の発表は19日(水)の10時からです。

現在、体育館の舞台壁面の塗装工事が行われています。下の写真は、塗装前と工事中の様子です。卒業式に間に合わせたかったのですが、残念ながら間に合いませんでした。
工事の完了は19日(水)の予定です。21日(金)の3学期終業式や合格者説明会は、美しくなった体育館で行うことができそうです。

 

油絵 & 丹波佐治福よせ雛

校長室前の廊下に、2年生の美術の授業で制作した油絵が展示されています。初めて油絵にチャレンジしたと聞きましたが、どの作品も目を引くものばかりです。廊下を通る教員や生徒、お客さんも、思わず足を止めて鑑賞しています。

3月23日(日)まで、青垣町佐治地域の各所で「福よせ雛」が展示されています。西高の作品は、関西大学佐治スタジオでご覧いただけます。今年のテーマは「秋」。文化祭をイメージし、ギターやドラムを演奏する人や、その音楽を楽しむ人の姿を、雛人形で表現しています。思わず微笑んでしまいます。

同時開催で、西高では様々なイベントを行っています。
3月1日(土)は、ギター部演奏会とeスポーツ体験会。多くの方にご来場いただき、盛り上がったと聞きました。ただ、私が訪れたときには既に片付けの最中・・・活動の様子を見ることができず残念でした。
3月2日(日)は、1年生の探究活動イベント。イベント班は射的やストラックアウト、バザー販売を、カフェ班は喫茶店を開いていました。ほっとするひとときを過ごすことができました。

3月8日(土)には、2年生が探究活動イベントを行う予定です。
 時間:13:00~16:00
 場所:西高の体育館
 内容:キャンドル作り体験・ビンゴゲーム・丹波のプチ水族館展示
すべて申込不要・参加無料です。お時間のある方は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

第49回卒業証書授与式

26日(水)卒業証書授与式を行いました。ご臨席いただいたご来賓の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。
改めまして、第49回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!皆さん一人一人が、西高に確かな足跡を刻んでくれました。「輝く地域の星」として飛躍し、自分を信じて歩んでいくことを、心から願っています。

式辞で紹介した詩を掲載します。これまで西高で学んだこと、そして、これからの人生で大切にしてほしいことが込められています。昨年の卒業式で紹介した詩と同じく、田口久人さんの作品です。

「人生でいちばん」
人生でいちばん不幸なのは 自分が幸せだと知らないこと
人生でいちばん楽しいのは たくさん失敗してたくさん学ぶこと
人生でいちばん寂しいのは 自分に嘘をつくこと
人生でいちばん美しいのは 互いの弱さを支えあうこと
人生でいちばん悲しいのは 自分のことばかり考えて人を傷つけること
人生でいちばんうれしいのは 自分より大切な人がそばにいること
人生でいちばん大切なのは 自分を信じ続けること

卒業生の教室には、後輩たちが思いを込めて描いた「黒板アート」がありました。昨年に続いて力作で、先輩への感謝と尊敬の気持ちが込められていました。

卒業式前日の25日(火)には「卒業生を送る会」が行われました。ギター部演奏、3年生○×クイズ、スライドショー、ビデオメッセージ、記念品贈呈など、和やかな雰囲気の中で、心温まる素晴らしい時間となりました。

 

大雪 & 合格者発表 & 卒業式へ向けて

今週に入り、青垣町は大雪に見舞われました。特に19日(水)は、北近畿豊岡自動車道が通行止めとなり、一般道は大渋滞となりました。バスが遅延し、遅刻する先生方もいましたが、事故などはなく全員無事でした。今週末も再び大雪となる可能性があるようです。安全第一で行動しましょう。

21日(金)連携型入学者選抜の合格者発表を行いました。西高の連携型入試は、6年連続で定員を満たしています。合格した皆さん、おめでとうございます。高校入学へ向けて、しっかりと準備を進めてください。3月入試に挑む皆さんは、体調管理に気をつけながら、最後まで全力を尽くしてください。

体育館では、26日(水)に行われる卒業証書授与式に向けた会場準備が完了しました。49回生が登校するのも、あと2日。いよいよ卒業の日が近づいています。

青垣いきものふれあいの里

探究活動でいつもお世話になっている「青垣いきものふれあいの里」に行ってきました。休日ということもあり、年配の方から子ども連れの家族まで、多くの人で賑わっていました。

池のほとりでは、ザゼンソウが開花していました。その名前は、僧が岩穴で坐禅を組んでいる姿に似ていることに由来するそうです。また、早春の訪れを告げるセツブンソウの花も咲いていました。白い花びらのように見える部分はガクで、中の黄色い部分が花弁、紫色のものが雄しべだそうです。

館内では、3年生の探究班「アニフォート」が編集した動画が上映されていました。高校生活の一番の思い出として、この動画の取材・作成・納品の活動を挙げた人がいました。「青垣いきものふれあいの里」とともに、この紹介動画がこれからも長く流れ続けてほしいと感じました。

 

PTA立ち番 & 全校集会

毎月初めに、PTAの皆さんにご協力いただき、教員も一緒に朝の立ち番を行っています。2月3日(月)の立ち番では、「丹波霧」に包まれ、真っ白な霧の中を登校してくる生徒たちの姿が見られました。ただ、昨年に比べると、今年は霧の発生が少ない印象です。昨年は毎朝のように辺り一面が真っ白になっていましたが、今年は朝から快晴の日も多いように感じます。

同じ日には、月に一度の全校集会が開かれました。生徒会役員からは、先日行われた校則会議の集計結果の発表があり、「今ある校則を守ろう!」という呼びかけや、「○月の目標」という新たな取組の提案もありました。みんなの意見を大切にし、学校をより良くしていこうとする熱意が伝わってきました。

 

足湯

3年生が自由登校期間に入り、登校しなくなったことで、西高はすっかり物寂しくなりました。3年生の教室では、机や椅子等が廊下に運び出され、教室内のワックスがけが行われています。

1月30日(木)の放課後、2年生探究活動「温泉班」による足湯が実施されました。温泉班は「丹波に温泉をつくる」を目標に活動しています。足湯は夏の探究フェスでも行われましたが、季節が変わると勝手も変わるようで、今回はなかなか大変そうでした。

雪がちらちらと舞う極寒の中、足湯のお湯はすぐに冷めてしまい、家庭科室で追加のお湯を沸かしていましたが、それでも追いつかず・・・。そこで事務室の給湯器も使わせていただき、事務室の方々にも協力していただきました。

実際に足湯に浸かる人は少なかったものの、ほっこりとした温かい雰囲気が広がっていました。

 

防災講習 & 校則会議

1月20日(月)自衛隊の方をお招きして防災講習を行いました。

まず、兵庫地方協力本部長の 福森秀樹 様にご講話いただきました。能登半島地震時における様々な活動についてお話しいただくとともに、「災害時に高校生ができるボランティアの例」についてもご紹介いただきました。後片付け、トイレ掃除、救援物資の配布、段ボールベッド作成、足湯、声かけなど、高校生にもできることはたくさんあります。

続いて、防災に役立つ実習として、ローブワーク、油圧式カッター体験、ファイバースコープ体験、止血法、担架づくりなどを行いました。災害時に「何ができるか」を考える貴重な機会となりました。

(「学校生活の様子」にも記事があります。→こちら


1月23日(木)生徒会役員執行部主催の校則会議が行われました。

現在の校則を確認しつつ、校則やマナーがきちんと守られているか、また、見直しが必要な校則があるかについて、活発な議論を交わしていました。今後は、全校集会や会議を経て、マナーアップ委員会による校則やマナー強化週間が実施される予定です。

 

体育持久走 & 1.17追悼行事 & 共通テスト

16日(木)体育の持久走に出発する1年生と、玄関で偶然出くわしました。「走りに行ってきます!」と元気よく飛び出していった姿が印象的でした。一方、最近体調を崩して欠席する人が増えています。しっかり休養して、来週の復帰を待っています。

17日(金)阪神・淡路大震災の発生から30年が経ちました。西高では「1.17追悼行事」を実施しました。災害は、いつか、突然やってきます。だからこそ、今、自分なら災害の時どうするか、自分の命・自分の大切な人の命をどう守るかを考え、備えておきましょう。

18日(土)19日(日)大学入学共通テストが兵庫教育大学で実施されました。西高からは3人が挑戦しました。進学決定後の腕試しとして受験している人もいれば、これから国公立大学に挑戦する人もいます。最後まで諦めずに努力を続けてください。

 

今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

1月8日(水)に第3学期始業式を行いました。校長式辞では、年末の紅白歌合戦を題材に、「2025年はちょっと嫌なことをやってみよう」という話をしました。

好きなことはする・嫌いなことはしない、そういう行動は人生をつまらなくします。これまでの自分だったらやらなかったことにあえて挑戦してみる。そうすることで、思いがけないワクワクやドキドキに出会えるはずです。

まずは「ア・ヒ・ル」を実践。そして、そのほかにも「ちょっと嫌なこと」を探して、ぜひ挑戦してください。私も挑戦してみます。

今年もある生徒から年賀状をいただきました。イラストはオリジナルの力作です。そのイラストについて、興味深い小ネタを教えてもらいました。

今年の年賀状は右半分が過去、左半分が未来を表しているそうです。右は平安時代の元服(げんぷく・貴族男子の成人式)前の少年、左は裳着(もぎ・貴族女子の成人式)後の少女を描いています。これは、自分が未成年から成人になったことを表現したとのことです。

3年生の皆さんは、高校生活も残りわずかとなりました。今しかない時間を大切に過ごしてください。

 

よいお年をお迎えください

12月24日(火)第2学期終業式を行いました。校長式辞では、「ロケット」を題材に「失敗」について話しました。

失敗しないようにするのは、とても簡単です。
①何もしない。・・・でも、それでは何もできなくなります。
②できることだけやる。・・・でも、それでは成長できなくなります。
③言われたとおりにする。・・・でも、それでは考えられなくなります。

失敗は、新しい挑戦への糧です。皆さんも私も、失敗を恐れずに、どんどん挑戦して、力を蓄えていきましょう。

12月27日(金)仕事納めの日、学校では野球部と吹奏楽部が活動していました。野球部は部員が2人に増え、声を掛け合いながら練習に励んでいました。吹奏楽部は、2月の卒業式で演奏を披露してくれる予定だそうです。

寒い日が続き、インフルエンザが大流行しています。年末年始は体調管理に十分注意しながら、ゆっくりとした時間を過ごしてください。新年の1月8日(水)、全員が元気な姿でそろうことを楽しみにしています。

それでは、2025年(令和7年)が皆さんにとって新しい挑戦の1年となりますように・・・
☆ よいお年をお迎えください ☆彡

 

雪景色 & ボクシング & ライフル射撃 & 絵手紙

19日(木)西高は今年度初めての雪景色に包まれました。昨年度の初雪は1月16日だったので、約1ヶ月早い積雪となりました。

2年生の田村さんが、滋賀県能登川アリーナで開催中の「全日本女子ジュニアボクシング選手権」に出場しました。YouTubeのライブ中継で観戦しました。
19日(木)の2回戦は、1ラウンドRSCの圧倒的な勝利。しかし、20日(金)の3回戦では、素早く動き回る対戦相手に対応して善戦したものの、僅差の判定で惜しくも敗退。かなり悔しい思いをしていると聞きました。この経験を糧に、次こそはさらなる飛躍を!

20日(金)自衛隊体育学校所属で2023年世界選手権にも出場した 清水 綾乃 選手が、本校ライフル射撃部の指導に来てくださいました。国内トップ選手による指導は、部員にとって大きな刺激となったようです。
現在、ライフル射撃部は1年生2人で活動しています。これから部員が増え、より活発な活動となることを期待しています。

校長室前には、1年生が制作した新たな美術作品「絵手紙」が展示されています。美術担当の堂東先生から、「心を届けるたんば絵てがみコンクール」へ作品を応募すると聞きました。展示会は2月に年輪の里で行われます。また足を運びたいと思います。

 

たんば青春俳句祭 & 「もくせい」クリスマス演奏会

最初の記事は、約1ヶ月前にさかのぼります。

11月17日(日)丹波市立山南住民センターやまなみホールで開催された「第24回たんば青春俳句祭」(丹波市俳句協会主催)において、2年生 岸本 柊哉 君の作品が高校生の部大賞(1句)に選ばれました。

☆受賞作品☆ 夏祭り母がゆるした夜の町

高校生の部には全国から1,580句もの応募があり、新潟・岐阜・埼玉・京都・福岡など他府県からの応募も目立ちました。その中での快挙です。岸本君は、昨年の入賞(20句)に続いての受賞です。おめでとうございます。

先日、岸本君と立ち話をした時に俳句の話題になりました。この記事をブログに掲載しようと思いつつ忘れていたことに気づきました。掲載が遅れて申し訳ありません。2学期終業式でも披露させていただきます。

※丹波市ホームページの記事は→こちら


12月14日(土)青中・西高吹奏楽部が、特別養護老人ホーム「もくせい」でクリスマス演奏会を行いました。私も少しだけ様子を見に伺いました。

クリスマス仕様の衣装をまとった部員たちは、手拍子に応えながら演奏し、会場は大いに盛り上がりました。「故郷(ふるさと)」の演奏ではみんなで歌って、私も観客の1人になっていました。最後には入所者の方々から熱い感謝の言葉をいただき、逆にこちらが元気をもらえるような温かい雰囲気に包まれていました。

 

 

県高P連研究大会 & 修学旅行

11月30日(土)兵庫県公立高等学校PTA連合会(略して、県高P連)の研究大会が、丹波市立春日文化ホールで開催されました。今年度は丹有地区が担当で、三田祥雲館高校育友会に主管としてご尽力いただき、氷上西高校PTA三役の方々にもご協力をいただきました。

昨年度から準備を開始し、複数回にわたる実行委員会を経て、無事に成功裏に終えることができました。氷上西高校の大きな役割は「チータン」。来場者に囲まれながら、記念撮影に大忙しでした。

12月1日(日)~4日(水)第2学年修学旅行で東京・横浜方面へ行ってきました。旅行中の様子は、現地からの写真を「学校生活」→「行事特設ページ」(→こちら)に掲載していますので、ぜひご覧ください。

ここでは、私が旅行中に撮った写真を5枚だけ紹介します。個人的にはかなり貴重なショットだと思っていますが・・・。

 

常瀧寺の大公孫樹(おおいちょう)

29日(金)2学期期末考査が終わりました。生徒の皆さん、お疲れさまでした。2024年も残すところわずかとなり、来週からは12月に入ります。2年生は12月1日(日)から、修学旅行で東京方面へ旅立ちます。私も同行します。互いに支え合い、助け合い、協力しながら、かけがえのない時間を過ごしましょう。

試験期間中に、一昨年まちづくり部が再興プロジェクトのお手伝いをした「常瀧寺の大公孫樹」を見てきました(当時の記事は→こちら)。大公孫樹は、まだ少し緑が残っているものの、美しい黄色に色づいていました。生徒たちが手伝った足場も、木の根を傷つけないように、きれいに保たれていました。

大公孫樹がある場所は、もともと常瀧寺の境内でした。明智光秀の丹波攻めで建物はすべて焼失しましたが、大公孫樹だけは焼けずに残りました。その樹齢は推定で1300年余りと言われています。一見すると数本のイチョウが生えているように見えますが、実は枝から垂れたコブが地面に潜り、長い年月をかけて複数の木のようになっています。全国でも非常に珍しいそうです。

高源寺の紅葉

4月に坐禅体験でお世話になった高源寺は、兵庫県の紅葉の名所として知られています。氷上西高校の近くにありながら、昨年は紅葉の時期を逃してしまい、見に行くことができませんでした。今年こそはと意気込み、ネットで紅葉の色づき状況をチェックして、「今見頃」になった日に行ってきました。

あいにくの雨模様でしたが、それでも多くの人で賑わっていました。4月に訪れたときは新緑が眩しく、それもまた美しかったのですが、紅葉の時期はやはり感動するほどの美しさでした。特に「天目カエデ」が最も注目を集めていました。このカエデは、鎌倉時代に中国から持ち帰られたもので、高源寺のシンボル的な存在となっています。

今は「色あせ始め」の状態のようです。でも、まだなんとか紅葉を楽しむことができるかもしれません。