校長たより

オオムラサキ放蝶会

25日(火)青垣小学校の3年生を招いて、オオムラサキ放蝶会を行いました。丹波の森公苑の角谷様にも専門家としてご来校いただき、解説等をしていただきました。丹波の森公苑様には、毎年ご支援をいただいています。ありがとうございます。

西高生によるオオムラサキ講座の後、幼虫やサナギを観察し、実際に触れてもらいました。最後には全員で放蝶を行いました。小学生たちが目を輝かせながらはしゃぐ姿が印象的でした。

西高での飼育担当の中心は藤澤先生です。藤澤先生によると、今年はオオムラサキの生育に関して少し心配なことが起こっている、とのことです。
①今年は6月6日に最初の羽化を確認。近年、羽化がかなり早くなっています。
②今年のオオムラサキは、ほとんどが雄。雌が少ないため、産卵してくれるかが心配です。
③今年のオオムラサキは、例年以上に羽が痛んでいます。

丹波の森公苑の角谷様によると、
①丹波の森公苑では、今年は羽化が遅れている。
②雌は雄より2週間ほど遅く羽化する。今、幼虫やサナギでいるものが雌になる可能性もある。
とのことでした。