校長たより

校長たより

ギンモクセイの実

今週は、21日(日)22日(月)1年生オリエンテーション合宿、22日(月)2・3年生進路探究バスツアー、25日(木)部活動総体壮行会と、多彩な行事がありました。これらの様子については、先生方が記事を投稿してくれています。学校生活の様子や行事特設ページは、こちらからご覧ください。

ここでは先日、ふと気づいたことについて書きます。
毎朝、校務員の石井さんが玄関周りの掃除をしてくださっています。25日(木)の朝には、玄関前でいっぱいの実を集められていました。
よく見てみると、玄関に向かって右側にあるギンモクセイに、たくさんの実がついていました。一方、左側にあるキンモクセイには、全く実はついていません。

調べてみると、日本にあるキンモクセイには実はつかないようです。キンモクセイはイチョウと同じ雌雄異株(雌花と雄花を別の株につける植物)ですが、日本には雄木しかありません。キンモクセイは雄木の方が花付きがよく、江戸時代に中国から雄木が輸入され、その後挿し木で増やされたのだそうです。
どうやら氷上西高校のキンモクセイ・ギンモクセイは、雄木・雌木のペアのようです。(昨年10月のキンモクセイ・ギンモクセイの記事は→こちら

高源寺坐禅体験

16日(火)1年生の高源寺坐禅体験を実施しました。今年は、その様子を少しだけ覗くことができました。

昨年のブログでは「座禅」と書きましたが、正しくは「坐禅」と書くようです。「坐」は座る行為を表し、「座」は座る場所を表します。「ざ禅」においては行為が重要であると考え、「坐禅」がよりふさわしい表記とされています。

当日は、山本住職様からさまざまな教えを受けました。特に、坐禅の2つの目標 ①自分の呼吸に集中する ②足が痛いのを我慢する を強調されました。集中力と忍耐力は、学校生活や将来においても必要とされる力です。

これから西高で過ごしていく中で、好きなことだけでなく嫌いなことにも取り組まなければなりません。嫌いなこととどう向き合うか。今回の坐禅を通じて、自分の心に問いかけてみてください。

以下は、高源寺で撮影した写真です。
300年ぶりに大改修された仏殿。4月29日(月)に落慶法要があります。

苔の帽子をかぶった石像。昨年テレビで取り上げられていました。

始業式・入学式

8日(月)午前に始業式、午後に入学式を行いました。

始業式の校長式辞では、「ア・ヒ・ル」の話をしました。
 ア:あいさつをする
 ヒ:人の話を聴く
 ル:ルールを守る
これらは、大人になってからも大切なことです。生徒の皆さんはもちろん、先生方にも心がけてほしいと思います。

入学式の校長式辞では、「校訓」の話をしました。
 自主:誰かに指示される前に行動できる
 互譲:思いやりを持って互いに譲り合う
 責任:自分に与えられたことを最後まで果たそうとする
校訓は、本校の「不易(いつの時代においても必要とされるもの)」の1つです。ことあるごとに思い返しましょう。

入学式で、ダンス部とギター部の人たちが、校歌を披露してくれました。高らかな歌声、ありがとうございました。西高では、毎日放送で校歌が流れます。新入生の皆さんも、一日も早く歌えるようになってください。

当日は、全校生欠席なし!でした。全校生が元気な姿で西高に勢揃いしたことは、何よりも喜ばしいことでした。しかし、無理は禁物です。自分のペースをつかむまでは、しんどいときは休みながら、ゆったりとスタートしていきましょう。

令和6年度スタート

4月1日(月)新着任の先生方を迎えました。今年度は異動が多く、職員室の雰囲気も少し変わったように感じます。しかし、「西高生のために」という強い意志は変わらず、皆さんの熱い思いが感じられます。

4日(木)は新入生登校日でした。新入生たちの緊張した様子が印象的でした。最上級生・中堅学年となる皆さん、3学期に話した「恩送り」をよろしくお願いします。先輩として、新入生を温かく迎え入れてください。

学校では、水仙や桜の花が美しく咲き誇り、新入生を歓迎する雰囲気を作り出しています。週明けは少し天気が悪そうですが、春らしい暖かい日が続きそうです。8日(月)に、新入生を含む全校生徒が、元気な姿で西高に勢揃いすることを楽しみにしています。

令和6年度へ向けて

3月29日(金)は、令和5年度最後の勤務日となりました。3月に入って初めて、ストーブをつけなくても過ごしやすい、暖かい日和が訪れました。

体育館には、新しい音響設備が導入されました。ふるさとひょうご寄付金~環境応援プロジェクト~によるものです。ご寄付いただいた皆様に、心より感謝申しあげます。前方スピーカーからはっきりとした音が流れるようになりました。早速、4月当初の様々な式典から活用していきます。

普通教室棟の1階廊下の天井が、きれいになりました。さらに、事務室から普通教室棟へ向かう通路の上や、体育館前方の壁なども、これから整備していきます。

異動される先生方の見送りが行われました。氷上西高校のためにご尽力いただき、本当にありがとうございました。新しい職場でも健康に気をつけて、さらなるご活躍をお祈りしています。(写真は撮影することができていません。異動される先生方に関する情報は、近々、新聞などで発表されます。)

恩送り

本日22日(金)第3学期終業式を行い、令和5年度を無事に終えることができました。在校生の皆さん、1年間お疲れさまでした。保護者の皆様、1年間ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

校長式辞では、卒業式の式辞でも触れた「恩送り」について、3つの話をしました。

①映画ペイフォワード
②スーパーボランティア尾畠春夫さん
③シンガーソングライターasariさん

この1年間を振り返ると、多くの方々からたくさんの恩を受けたと感じます。先生方、家族、地域の方々、友人たち・・・。受けた恩は心に刻んで、感謝の気持ちを持ち続けましょう。そして、これから出会うであろう人たちに「恩送り」をしましょう。

春休みを充実したものにし、大きな事故や病気、怪我などなく、新入生の皆さんも含め、4月8日(月)に元気な姿で集まることを楽しみにしています。令和6年度も、部活動、学校行事、生徒会活動、学習活動などで、さらなる活躍を期待しています。

丹波佐治福よせ雛

3月2日(土)丹波佐治福よせ雛を見に行きました。氷上西高校からは、探究Iの温泉班と保護猫班が、関西大学佐治スタジオで展示を行っています。
芸が細かくて、よーく見てみると、いろんなところに猫が潜んでいます。後ろで足湯をしている姿が滑稽でしたが、左側の足湯で2体ともひっくり返っているのはわざと?

他のところも見て回りました。今年のテーマは夏で、バーベキューや海水浴、宴会など、微笑ましいお雛様たちの姿に心が和みました。丹波佐治福よせ雛は、3月24日(日)まで、丹波市青垣町佐治地域内の数ヶ所で楽しむことができます。

また、当日は青垣住民センターで、ギター部によるライブが行われました。その様子はこちら→「ギター部活動報告 福よせ雛LIVE」

別の話題ですが・・・
青垣小学校の「まちの自慢発表動画」を拝見しました。「丹波布」の学習として、3年生が綿花を栽培し、1年生が綿くりをして、6年生が丹波布を織るという、繋がっていく活動が印象的でした。下のQRコードから、発表動画を視聴できます。

第48回卒業証書授与式

2月27日(火)第48回卒業証書授与式を挙行しました。48回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。保護者の皆様、お子様のご卒業を心よりお喜び申し上げます。丹波市長様、PTA会長様をはじめ、多くのご来賓の皆様にもご臨席賜りました。深く感謝申し上げます。

卒業式における卒業生・在校生の皆さんの立ち居振る舞いは、とても立派でした。皆さんが「輝く地域の星」として更なる飛躍を遂げ、「幸せになる」ことを心より願っています。2年生は最上級生、1年生は中堅学年として、先輩の意思をしっかり引き継いでください。

卒業生の教室には、美術部と2年生有志が描いたという黒板アートがありました。力作だったので、写真を撮らせてもらいました。

体育館の舞台上にあったお花は、玄関に移動して飾られています。玄関が一層豪華になりました。

最後に、式辞で紹介した詩を掲載しておきます。田口久人さんの作品です。当たり前の何気ない日々を大切にしていきましょう。

「幸せになる」
一瞬でも幸せになりたいなら
好きなものを食べなさい
1時間幸せになりたいなら
仲のいい人と話しなさい
1日幸せになりたいなら
大好きな人と出かけなさい
毎日幸せになりたいなら
今が幸せであることに気づきなさい

卒業生を送り出す準備


20日(火)連携型入学者選抜の合格者発表を行いました。西高の連携型入試は、5年連続で定員を超過しています。それはとてもありがたいことですが、不合格者が出るのは心苦しい。3月入試で再挑戦してくれることを願っています。

一方、体育館では卒業式へ向けて、シート敷きと椅子並べが行われていました。卒業生を送り出す準備が着々と進んでいます。
1月10日から始まった「校歌をしっかり歌おうキャンペーン!」が、20日に終わりました。放課後、教室から高らかな歌声が聞こえてきました。27日(火)卒業式での校歌斉唱が楽しみです。

校長室前には、美術の新しい作品が展示されました。スマホスタンド、シーサー、そして土偶(?)だそうです。力作揃いで、一気に華やかになりました。

たんばっ子!学びフェスタ・チャレンジQのメッセージ

たんばっ子!学びフェスタのチャレンジQで、丹波地域の小学2年生から6年生が、各学年ごとに作成された筆記問題に挑戦しました。このたび、氷上西高校の1・2年生が、応募者へのメッセージを書きました。

問題に取り組んだ小学生たちが、高校生からのメッセージを受けて、励みにしてくれれば嬉しいです。ちなみに、小学2年生の問題を見てみると、大人でも少し悩むような骨のある良問でした。小学生たちが懸命に問題に取り組んでいる姿を想像すると、微笑ましい気持ちになりました。

8日(木)は、am*amさんのキッチンカーが今年度最後の来校でした。今回は、下の写真のようなバレンタイン用クッキーの販売もありました。レーザーで加工したというチャームつきです。
1年間お世話になりました。来年度もよろしくお願いします。

早くも2月に突入

1月があっという間に終わり、早くも2月に突入しました。3年生は現在、自宅学習期間に入っています。3年生がいない学校は、ややもの寂しい雰囲気。教室から机・椅子が出され、今はワックスの乾燥中です。

体育の授業では、持久走をしていました。いくつかのチームに分かれての駅伝? 互いに大きな声で励まし合っている姿を見て、とても元気づけられました。(ちなみに私は、高校時代に県駅伝で丹波篠山路を走ったことがあります)

ある生徒が、校長室へ寒中見舞いを届けに来てくれました。タブレットで描いた絵はオリジナル、そのクオリティの高さに驚かされました。寒い日が続きますが、みんなで健康に気をつけて過ごしていきましょう。

大雪(?)

1月24日(水)10:15、丹波市に大雪警報が発表され、3限から臨時休校としました。翌25日(木)朝、警報は解除されていましたが、大雪でした。1週間前の初雪景色と同じ向きで写真を撮ってみました。雪の積もり具合が明らかに違います。

当日は、早朝から多くの先生方が、駐車場や通学路の雪かきをしてくださいました。私も少しだけ手伝いましたが、雪かきの大変さを身をもって実感しました。豊岡市・丹波市在住の先生方や、昨年の大雪を経験された先生方によれば、「これぐらいの雪は普通」とのこと・・・!!

25日は3学年卒業考査の最終日でもありました。3年生の皆さん、高校生活最後のテスト、お疲れさまでした。考査終了後、7人の3年生が合格体験発表会として1・2年生に思いを語ってくれました。自分の言葉で熱く語る姿に、3年間の成長の跡を感じました。ありがとうございました。

初雪景色

1月16日(火)の朝、降雪により、学校が今年度初の雪景色になりました。朝の通勤では、丹波市に入った途端、景色が真っ白になりました。雪は積もっていたものの、凍ってはいなかったので、なんとか通勤に支障はありませんでした。

昨年の1月25日、大雪で大変だったことを思い出しました。氷上西高校では、膝の高さまで雪が積もり、除雪が間に合わず、学校の駐車場に車が入れなかったと聞きました。
(→曽根前校長先生の当日のブログ記事

私は当時、神戸の学校に勤めていました。当日の朝は降雪と凍結のため、高速道路は通行止めになり、一般道路のいたるところで事故が起こり、大渋滞になっていました。結局、途中で出勤をあきらめましたが、自宅に戻れたのはお昼を過ぎた頃でした。

来週の中頃、再び降雪の予報が出ています。昨年のようなことが起こらないよう願うとともに、安全第一で行動したいと思います。

(追伸)
明日、丹波市内高校生による能登半島地震災害支援募金活動を行います。
・日時:1月20日(土)13:00~14:30
・場所:ゆめタウン丹波 正面玄関付近
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

3学期スタート

1月9日(火)3学期始業式を行いました。校長講話では2つの話をしました。

1つ目は、災害に関する話。
・「未災」:私たちは未災者。まだ被災していないだけであり、未来に被災する可能性は高い。
・「災間に生きる」:私たちは災害と災害の間を生きている。災害は、いつか、突然、やってくる。だから、心構えや備えが大事。
・「自分事」:自分ならば災害の時どうするか。自分の命や自分の大切な人の命をどう守るか。

2つ目は、壺にまつわる話。
・「一番最初の大きな石は、一番最初にしか入らない」
・「大きな石」とは、人生にとって一番大事なもの。

大きな災害が起こっている今、改めて考えてほしいと思います。

1月9日(火)10日(水)西高近くの佐治八柱神社で、佐治えびす祭が行われていました。えびす吉兆、学校内に飾らせていただいています。ありがとうございます。

1月11日(木)am*amさんのキッチンカーがやってきました。今回の新作は「サルサハラペーニョ」。辛い物好きの私にとっては、嬉しい新作です。3学期もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

まずはじめに、1月1日の能登半島地震で亡くなられた方々に心からお悔やみを申しあげます。また、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。現地では、一般のボランティアや支援物資の受け入れが、まだ難しい状況だと聞きました。専門の方々による救助や支援を、願いながら見守るしかありません。今できることは、義援金など・・・微力でもできることをやるしかないとの思いです。

氷上西高校は、今日が仕事始めです。「丹波霧」に包まれた真っ白な朝となりました。第3学期のスタートに向けて、様々な会議や研修会を行っています。

校長室前には、美術の授業で制作した年賀状が飾られています。多可町の「杉原紙年賀状全国コンクール」に応募するそうです。

校長室内では、胡蝶蘭が一株だけ咲いています。すべての花が落ちた後に復活し、再び花を咲かせました。

9日(火)第3学期始業式。生徒の皆さんがそろって元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお年をお迎えください

2学期終業式が終わり、冬季休業に入りました。学校では、部活動で登校している人もいますが、もの悲しい雰囲気が漂っています。

クリスマスまでの期間、美術の授業で制作したクリスマスオーナメント(?)が飾られていました。朝日を浴びると光り輝いて、とてもいい感じでした。

久しぶりに、オオムラサキのケージに行ってみました。幼虫の姿は見当たりませんでした。冬は、落葉したエノキの葉の裏側で越冬するそうです。

朝、真っ白な霧に包まれることが多くなりました。秋から冬にかけて発生する風物詩で「丹波霧」と呼ばれています。自然の深さと神秘さを感じます。

寒い日が続きますが、皆さん体調など崩さないよう、くれぐれもご自愛ください。新年の1月9日(火)に、全員がそろって元気な姿を見せてくれることを期待しています。

それでは・・・
☆ よいお年をお迎えください ☆彡

塵も積もれば山となる


12月22日(金)第2学期終業式を行いました。校長式辞では、「塵も積もれば山となる」をテーマに、3つのエピソードを紹介しました。

①のエピソードは、実践すると大変なことになります。元ネタは、戦国時代の武将豊臣秀吉の家臣 曽呂利新左衛門 が秀吉に要求した褒美の話です。興味のある人はぜひ調べてみてください。

②のエピソードは、こんなことにならないように、という教訓として受け取ってください。個人的に大好きな漫画・アニメで、実写映画化もされています。その物語の発端となった出来事の話でした。

③のエピソード「1日1%」の結論は、計算結果が示すとおり客観的な事実です。ただし「1年間継続する」ことが最も大変です。「継続は力なり」と言いますが、まさにそのとおり。

私もこれを機に「1日15分の努力」を始めました。何を始めたかは秘密です。1年後に37倍の成果が現れるよう、頑張ります。

第2回氷上西高校魅力化推進協議会

12月13日(水)氷上西高校において魅力化推進協議会を行いました。丹波市教育委員会、芦田集学校、青垣地域自治協議会、佐治倶楽部の方々に集まっていただき、特にeスポーツ部の活動に焦点を当てて協議しました。部長の金井君と副部長の山下君からは、現在の活動報告と今後の活動提案がありました。

eスポーツ部は、4日(月)から正式に活動をスタートしています。この日、各新聞社の取材を受け、記事が掲載されました。(神戸新聞NEXTの記事はこちら→https://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/202312/0017127686.shtml

現在、部員は1年生7人、活動は週4回(月火木金)。今後さらに部員が増えることを期待しています。部員同士でルールを協議したり、スキルに基づいて各自の目標を設定したりしています。「部活動」として着実にスタートしていると感じました。

今後は、月1回で交流会を開催する予定です。まず、1月20日(土)に地域の方々を対象とした企画を計画中です。近々、詳細を案内できると思います。また、2月には同世代向けの交流会を考えています。近隣の中学生や高校生を、氷上西高校に招く会となりそうです。

魅力化推進協議会でも、メンテナンス費用やプロコーチ招聘など、今後の様々なサポートについて検討していただいています。その支援に感謝の気持ちでいっぱいです。今後の活動の展開が楽しみです。

2学年修学旅行

12月4日(月)から7日(木)まで、修学旅行で沖縄へ行ってきました。いろんな「人」「もの」「こと」と出会い、貴重な時間を過ごすことができました。2年生にとって、大きく成長する機会になったと思います。

修学旅行中の様子は、「学校行事」の「行事特設ページ」をご覧ください。ここでは、修学旅行中に感じたことを、少しだけ書き留めておきます。

ひめゆり平和祈念資料館。宮良ルリさんの記録映像にハッとしました。元ひめゆり学徒隊の一人で、資料館館長も務められ、2年前に97歳で亡くなられました。20年前に直接お会いして話を聞き、涙したことを思い出しました。

ビーチでの一コマ。マリン体験ができなかったのは残念でしたが、ゆったり・まったりとした時間が流れていました。

飛行機雲。美ら海水族館の館内から出たときの1枚。雲が飛行機の形に見えたので、思わず撮りました。

ホテルでのビュッフェ形式の食事。品数豊富で、どれも美味しくて、思わず食べ過ぎてしまいました。今日から節制生活です。

校内点描2

西高は今日まで2学期期末考査でした。5日間全員欠席なしで受験できました。生徒の皆さん、ご苦労さまでした。

来週12月4日(月)から7日(木)まで、2学年は修学旅行に行きます。行き先は沖縄です。沖縄の来週の天候は良くなさそうですが、全員で事故・怪我・病気なく思い切り楽しんできたいと思います。

今回のブログでは、試験期間中に校内を見回って、目についたものをいくつか紹介します。

まず、職員室前廊下。提出課題と思われる冊子類が山積みになっていました。提出しなければならないものがたくさんあるようです。大変そうです。

次に、校長室前。美術2年生の個人作品「ストーンアート」が展示されています。1つ1つ個性的で興味深い。思わず見入ってしまいます。

最後に、特別教室棟。校内美化のポスターが刷新されていました。C類型の人が作成したようです。どれも力作でしたが、特にシュールだったのが下の写真です。

カメムシ

最近は寒くなって数が減りましたが、今年はカメムシが大量発生していました。西高の校長室では、今もカメムシが頭上を飛び回っています。

西高に出現しているカメムシは、茶色です。私が住んでいる加西市では、緑色です。これまで、南北の気候差によって色が変わるのだと思っていましたが、種類が違うようです。西高で見られるのは、茶色の「クサギカメムシ」。加西市では、緑色の「ツヤアオカメムシ」が多く見られます。

西高の校内では、次のような掲示がしてあります。作成者が誰なのかは聞いていません。もしかしたら、無断転載となるかもしれません・・・。(後日談:西本教頭先生作でした。掲載についても許可済みです。)

以前勤めていた宍粟(しそう)市の高校でも、カメムシが多かったです。宍粟市では、カメムシと呼ばずにガイザと呼びます。丹波市でも特別な呼び方があるのかと思っていましたが、普通にカメムシと呼ぶようです。

ちなみに下の写真は、メスのガイザと教えてもらったもの(当時の生徒による情報)「メスはオスに比べて大きくて、滅多に見ることができない」と聞き、写真を残していました。今回改めてネットで調べてみると、「オオトビサシガメ」という別の種類のカメムシのようです。

文化祭「いろどり王国」

先週末10日(金)11日(土)の文化祭「いろどり王国」の報告です。「学校生活の様子」の記事(→こちら)もご覧ください。

各々が自分たちの「いろどり」を発揮し、一つの大きな絵を描きあげてくれた、そんな素晴らしい文化祭でした。全てを伝えようとすると書き切れないので、ステージ以外の特筆すべきほんの一部だけの記事です。

青垣小・青垣中・氷上中の作品展示。青垣小1年生の絵に心動かされました。青垣中・氷上中の吹奏楽部にもお世話になりました。

模擬店、全制覇。どれもおいしかった。

1年生ケーキセットとクッキーとマシュマロ。あまりにもかわいいデコレーションで、インスタ映えしそう。

2年生お化け屋敷。なかなかの雰囲気。脅かし役が不在だったのが残念。

3年生ネコバス。学年対抗優勝だけあって、クオリティが高い。

茶華道部のお茶会。絵になるかっこよさ。お茶、おいしかったです。

PTAの方には、模擬店・受付・駐車場整理とフル回転でお世話になりました。

レストラン山の駅さんのWESTバーガー。清水さん家のシイタケソテーが絶品でした。(形を崩してしまった写真ですみません)

3 Roasteryさんのラテ。ハートのラテアートに心躍りました。

eスポーツ見学会。キーボード、マウスなど、いろんなものがレインボーに輝いていました。

全ての出し物で、思いっきり楽しませてもらいました。興奮と感動が冷めやらぬ2日間でした。ありがとうございました。

地域イベント満喫

今日10日(金)と明日11日(土)は、西高文化祭「いろどり王国」!文化祭の詳細は、次週のブログで改めてお伝えします。今回は、先週末に西高生が参加した地域イベントの様子を紹介します。

11月4日(土)
(青垣中学校文化祭)
西高ダンス部のステージを見ました。青垣中学校の展示は、レベルが高い。驚きました。西高の文化祭でも、青垣小学校・青垣中学校・氷上中学校の展示作品をお借りしています。感謝。


(常瀧寺もみじ祭り)
荒木本舗さんと共同開発したお饅頭を販売していました。もちろん、購入しました。大公孫樹(大イチョウ)を見るため山を登りましたが、想像以上にきつかった・・・

11月5日(日)
(八宿祭り)
あまごバーガー(FLOPPY BURGER HOUSEさんとのコラボ)とマリトッツオ(Gulten Free Bakery 369さんとのコラボ)を販売していました。どちらも美味しかったです。他にも多くのお店や催し物がありましたが、時間の都合で泣く泣く後にしました。


(架け橋プロジェクト丹波祭・のど自慢大会)
柏原高校・氷上高校・氷上西高校の生徒による共同企画。丹波市長の林時彦様もお越しになりました。優勝は山南町。司会の徳岡さん、大活躍でした。

すべてを訪れることは叶いませんでした。ほんの一部の紹介です。西高生、大活躍!皆さん、お疲れさまでした。

自主・互譲・責任

氷上西高校は「自主・互譲・責任」の校訓を基に建学の精神を継承してきました。今回は、今も学校に残っている校訓を探してみました。

まず、体育館。校歌の上に校訓が掲げてあります。この校訓がいつ誰によって書かれたものかは、記録に残っていません。

次に、中庭。校訓碑がありました。碑の裏側には「十周年記念60.11.1」とあります。しかし、創立二十周年記念誌には「昭和62年4月30日建立」とありました。真相は・・・謎です。

さらに、こんな碑も見つけました。「元気・根気・やる気」初代校長、松尾源三先生の言葉を、第4回卒業生が後輩に伝えたいと思い、卒業記念として建てたそうです。


(追伸)

今週末は、氷上西高生が様々なイベントで活躍します。すべてを見て回ることができないのが残念ですが、皆さんの活躍を期待しています。

11月3日(祝)
・佐治八宿祭り:地域ビジネス栗ぜんざい班、架け橋クイズ大会、ダンス部出演
・緑の中のコンサート(年輪の里):ギター部出演
・氷上中文化祭:ダンス部出演

11月4日(土)
・常瀧寺もみじ祭り:地域ビジネスぎんなん&栗饅頭班
・青垣中文化祭:ダンス部出演

11月5日(日)
・佐治八宿祭り:地域ビジネスあまごバーガー班、マリトッツォ班
・常瀧寺もみじ祭り:地域ビジネスぎんなん&栗饅頭班
・芦田ふれあい祭り:eスポーツ部ボランティアスタッフ、ダンス部出演
・架け橋丹波祭(年輪の里):架け橋6町対抗イベント(私はのど自慢大会で審査員をします)

eスポーツ部~本格稼働まであとわずか!

eスポーツ部を覗くと、今日も準備作業に余念がありませんでした。

ゲーミングデスクとゲーミングチェアの組み立て作業は完了。さらに、PCやモニターなどの接続と配線も完了。ついに、本格稼働へ向けた雰囲気が高まってきました。

おそらくデスク配置についても検討を重ねたのでしょう。最新スペックの5人用対戦ゲーム環境は、部屋の奥に設置されていました。また、練習用のロースペックPCは、パーティションに沿う形で設置されていました。まだできていないものの、Nintendo Switchでくつろぐスペースも確保できそうです。

週明けの10月30日(月)に、専用回線工事を行います。回線が引かれれば、パソコンの設定やアカウントの取得などの作業に入り、いよいよ本格稼働となります。まもなく「eスポーツ部始めました!」という告知ができそうです。

後日、完成披露の報道発表を、改めて大々的に行う予定です。生徒の皆さんだけでなく、地域の皆様も楽しみにしておいてください(・・・というか、自分自身が最も楽しみにしているのかもしれません)。

キンモクセイ・ギンモクセイ

毎朝出勤すると、まず校長室の窓を開けます。2週間ほど前から、キンモクセイの甘い香りが漂ってくるようになりました。キンモクセイはどこにあるのかと探してみると、玄関先に大きな木が立っていました。これまであまり意識していなかったので、それがキンモクセイであることに気づいていませんでした。

過去の資料を調べてみると、昭和54年3月31日に植えられたようです。県立学校シンボル樹として行われた植樹の一環で、一本が当時20万円もしたとか。また、キンモクセイは青垣町の町木でもあります。

玄関両脇にキンモクセイが2本並んでいるのかと思いきや、玄関に向かって右側の木はギンモクセイのようです。その花は白色で、香りはキンモクセイよりも控えめで、花に顔を近づけるとほのかに感じられる香りでした。

キンモクセイの花言葉の1つに「謙虚」があります。その由来は、素晴らしい香りを放つのに比べて、花が控えめであることだとされています。ギンモクセイの花言葉の1つは「初恋」です。中国では古くから、デートの前にギンモクセイのお酒を飲んで甘い香りを漂わせる習慣があったそうです。

氷上西高校校歌3番解説

9月15日のブログに続いて、今回は校歌3番の解説をします。校歌解説はこれで完結となります。3番のテーマは「校訓にあるような理想を抱いて未来に臨む西高生」です。

♪3番♪
自主と互譲と負う責任と
永代不変の理想に生きる
手立てを探る未知への門出
還らぬ時の束の間惜しみて
氷上西高 氷上西高 挙りに挙る

<言葉の意味>
互譲:自己の利益ばかりにとらわれず、他を思いやり譲り合うこと。
手立て:方法
束の間:一瞬。短い間。
挙る:一斉に、一致して事を行う。西高全体がそろって理想に向かって進むことをいう。

<大意>
自主・互譲・責任の校訓をいただいて、氷上西高生は時代を越えた真の理想に生きようとする。
その手立てを求めたずねて、未知の世界へと旅立つ時は来る。
今こそ、二度と還らない時の一瞬をも惜しんで、氷上西高そろって、理想に向かって進もう。

*****
作詞・作曲をされた方について調べてみました。

作詞:富田 砕花(とみた さいか)
「兵庫県文化の父」と称される詩人、歌人。岩手県盛岡市出身で、1921年(大正10年)に芦屋市に移住。1976年(昭和51年)4月17日、校歌作詞のため氷上西高校に来校されています。そして同年6月18日、氷上西高校開校記念式典で校歌が披露されました。

作曲:橋本 喬雄(はしもと たかお)
旧中町出身の作曲家。多くの学校の校歌を作曲されています。近くでは、丹波市立和田中学校、丹波市立神楽小学校、丹波篠山市立丹南中学校など。私の地元、加西市立善防中学校の校歌も作曲されています。

残念ながら、お二人とも既にお亡くなりになっています。調べてみて、歴史の深さや重さを改めて感じました。お二人の思いも受け継ぎ、校歌を大切に歌い続けていきたい、そう思いました。

eスポーツ部~進捗状況報告

10月4日(水)eスポーツ部の準備作業を見学しました。部屋の中にはタイルカーペットが敷き詰められていました。部屋の雰囲気が一気に変わりました。9月15日神崎先生の記事の写真と比べてみてください。→記事へのリンク

その後は、ゲーミングデスク&チェアの組み立て作業が行われました。ものづくりが大好きな私も組み立てたかった・・・しかし「生徒の手作りでeスポーツ部を形にする」というコンセプトを尊重し、泣く泣く手はつけませんでした。

すべて組み立てるには、もう少し時間がかかりそうです。ゲーミングデスク&チェアをそれぞれ10台ずつ組み立てる予定です。それが完了すれば、次にPC、Switch、モニターなどの配線や設定作業が待っています。なかなか活動をスタートできていませんが、楽しみながら着実に準備が進行しています。

(訂正)
8月25日の校長たよりで「9月4日に専用回線工事を行います」と書きました。しかし、その後工事が延期となりました。9月20日再調査が行われ、10月30日工事予定。NTTさんに「できるだけ早く工事をしてください」とお願いしていますが、なかなか対応してもらえないのがもどかしい・・・

ウェルビーイング教員研修会

9月25日(月)放課後、全教員が集まって研修会を実施しました。テーマは「ウェルビーイング~幸せに働ける組織づくり~」です。

ウェルビーイングとは、「身体的・精神的・社会的に良い状態にあることをいい、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念」のことを言います。これからの教育現場でキーワードとなる概念です。

事前に教員アンケートを実施し、その結果データを用いて対話をする「サーベイフィードバック」という手法を用いました。職場改善に向けての取組(=アクションプラン)について話し合いました。

教員が笑顔でいる方が、生徒の皆さんも幸せだと思います。西高の魅力を維持するためにも、教員が笑顔でいられる職場環境をつくります。

校内点描

在校生でも意外と気づいていないかも・・・そんな校内のさりげない風景(?)を集めてみました。

(メダカ)
校務員の石井さんが飼育されています。かなりお腹が大きくなっているので、もしかしたらまた卵を産むのかもしれません。

(自動販売機)
2台のうち1台は、100円からのリーズナブルな価格です。6月に教育実習に来られた中垣先生が、西高在籍中に生徒会役員として要望し、導入されたものです。

(エレベーター)
特別教室棟にあるエレベーターは、最新式です。非接触型のボタンを備えています。思わず「ハーッ」と手をかざしてしまいます。

(幼虫)
久しぶりにオオムラサキのケージを覗いてみると、緑色の幼虫がいっぱいでした。エノキの葉もかなり食べられているようです。

氷上西高校校歌2番解説

8月18日のブログに続いて、今回は校歌2番の解説をします。2番のテーマは「伝統産業と土に生きる郷土の人々」です。

♪2番♪
燃えさかる雲凝る山西の
丹波の国原はたての狭路を
杼筬の往き来たゆまぬ手業
思えや土と祖らの生きざま
氷上西高 氷上西高 競いて励む

<言葉の意味>
燃えさかる雲:燃えるようにさかんに湧き出る雲
凝る:形をなす。寄り集まる。
山西:町村合併前の丹波の地区名の一つ。五台山、烏帽子岳を含む山なみの西側、氷上町の北部と青垣町一帯をさす。
丹波(たにわ):たには→丹波の語源かと言われる谷端・田庭(たには)から来た音(おん)。丹波のこと。
はたて:はて。限り。
狭路:狭い路。谷あいの地佐治のことをさす。
杼筬:機織りの道具。杼は緯糸(よこいと)を通し、筬は経糸(たていと)を整え、緯糸を押し付ける。杼筬が忙しくたてよこに往き来するうちに織物が布になっていく。
たやまぬ手業:普段の努力と勤勉に支えられた手仕事。伝統産業としての佐治木綿、いわゆる丹波布を示して、地場産業を象徴している。

<大意>
燃えさかるかのように、さかんに湧きおこる雲が、くっきりと形をなすこの山西の地、丹波の氷上のはて、谷あいの地佐治には、杼筬のいききが途切れない。
そのごとく、勤勉に支えられた手仕事が今も生きている。
思いみよ。土の恵みと祖先の生きざまを。
氷上西高生はそれらを心に刻んで、競って勉励する。


*****
5月5日のブログで書いた「丹波布」のことが、校歌の歌詞に盛り込まれていたとは・・・! 強い郷土愛が感じられる歌詞です。
3番についても、また後日解説します。
(写真の掲載はありません。想像力を働かせて、校歌の雰囲気を楽しんでみてください)

am×clos kitchen

7日(木)の昼休み、am*amさんによるam×clos kitchen(キッチンカー)が来校しました。1学期にもお世話になり、毎週木曜日の楽しみになっています。( am*amさんのHPはこちら → https://amam.fun/

メニューは、各種ライスボウル全4種類。①ジャポネライスボウル、②ポークシチューライスボウル、③ハンバーグハヤシライスボウル、④洋食キーマカレー。どれもクオリティが高く、普通の学食では味わえない美味しさです。

1学期に4種類全てを制覇しました。私の一番のお気に入りは「ジャポネライスボウル」です。初めて食べたときは、口に入れた瞬間に「ウマッ!」と唸ってしまいました。食べ物で久々に感動しました(これはあくまで私個人の感想です)。

というわけで、2学期は「ジャポネライスボウル」からスタートです。これにサラダとスープをつけるのが私の定番です。

しかし、2学期になって新メニューが追加されていました。そちらも気になる。。。am*amさん、これからもお世話になります。どうぞよろしくお願いします。

無理・・・かどうか、とりあえずやってみよう

9月1日(金)第2学期始業式を行いました。校長式辞では、「とりあえずやってみる」ことが「無理を可能に変える第一歩になる」ということを、皆さんに体験してもらいました。

あの漢字の覚え方2つをここに掲載しておきますので、必要なときに見返してください。

①リンカーンはアメリカンコーヒーを三杯飲んだ

②キカンキワ 凶、、、、 ヒミ

人間の脳は、非常に効率的に機能します。無理だと感じた瞬間、脳は活動を停止させてしまいます。やっても無駄なことに、脳はエネルギーを発揮しません。

例えば、受験勉強において、「こんな大学に受かるわけがない、無理!」と考えながら勉強するのと、「なんとか頑張れば受かるかも!」と考えながら勉強するのでは、脳の働きに何倍もの違いが生じます。無理だと思うと脳は本来の働きをしないので、無理だと思えば絶対に無理になってしまいます。

2学期は、「無理」でとまらずに、「無理・・・かどうか、とりあえずやってみよう」を口癖にして、さまざまなことに挑戦しましょう。この考え方の重要性は、生徒の皆さんだけでなく、教員や保護者の方々、地域の方々にも共通することです。

eスポーツ部~まもなくスタート

準備が遅れていたeスポーツ部。2学期から少しずつスタートできそうです。

丹波市高校魅力化支援事業の第一弾として、西高のeスポーツ部設立に支援していただきます。西高魅力化推進協議会の設立には時間がかかりましたが、8月4日に総会を開催し、無事に交付が決定されました。お世話になった丹波市教育委員会、佐治倶楽部、芦田集学校、青垣地域自治協議会連合会の皆様に感謝申しあげます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

西高では、活動場所として、第4選択教室(特別教室棟2階)を整備中です。必要な機材等の発注は完了しており、今日の時点で、パーテーション、ラグマット、ルーターが届いていました。まもなく実際に使用する機材が入ってくる予定です。9月4日には専用回線工事を行います。

2学期になると、部員募集、機材接続、アカウント作成と忙しくなりそうです。業者任せでなく、教員と部員も一緒にセッティング等を行っていきます。さらに今後、大会への参加や、他校・地域の方々とのゲーム交流会の実施、西高主催の大会開催も計画しています。

多様な人々が交流する場をつくることで、西高と地域の活性化を図っていきます。将来の丹波市を担う人材育成や魅力ある丹波市の実現につながっていくことを期待しています。

氷上西高校校歌1番解説

最初は難しいと感じた校歌も、徐々に歌えるようになってきました。歌えるようになってくると、今度はその意味を知りたくなりました。

西高の先生方に聞いてみましたが、校歌の詳しい意味については誰も知らないようでした。そこで校長室を探してみると、校歌の解説文書が見つかりました。今回はそれをもとに、校歌の解説をします。

1番のテーマは「古い歴史を持つ豊かな自然に満ちた郷土」です。

♪1番♪
氷の水上よ舞う風花は
生々流転の歴史の証
青垣山も真澄の空も
寄り来て涵す流れぞ産土
氷上西高 氷上西高 応えて発く

<言葉の意味>
氷の水上:加古川の古称に氷の川(ひのかわ)というのがある。佐治川のこと。佐治の地。
風花:雪のこと。寒冷地を示す。
生々流転:万物は永遠に生死をくりかえし、絶えず移り変わっていくこと。
青垣山:濁らず「あをかきやま」という。青々として緑の垣根のような山々をいう。(青垣の地に連なる山々をさす。)
真澄の空:澄み切った空。
産土:生まれた土地。または土地の守り神のこと。
応えて発く:郷土の期待、要望に応えて開校する。

<大意>
佐治の地こそは、昔氷の川と呼ばれた加古川の源である。
この地に舞う雪は生々流転の歴史を身をもって表すかのように降る。(次々と生まれては消え、変化しつつ、限りもなく降ってくる。)
青垣の山々をも、くもりなく澄んだ空をも、水面に浮かべ浸して、いくつもの川は流れ寄り、佐治川へと注ぐ。その流れこそは我々の心のふるさと、郷土の象徴である。
いまここに氷上西高は、郷土の期待に応えて開校し、伸びていこうとする。

***
壮大な意味を秘めた歌詞です。開校当時の郷土の期待感も伝わってきます。2番や3番についても、後日解説したいと思います。
(今回は写真の掲載はありません。想像力を働かせて、校歌の雰囲気を楽しんでみてください。)

SPLASH!! 丹波!! 2023

8月8日(日)、県立丹波年輪の里で「SPLASH!! 丹波!! 2023」が開催されました。「SPLASH!! 丹波!!」は丹波最大の水祭り。丹波青年会議所が主催され、今年で5度目の開催だそうです。西高からは、探究班、ものづくり部、ダンス部が参加しました。

(スプラッシュエリア:探究班)
1年生は、制限時間内に水鉄砲を駆使して、トイレットペーパーで吊るされた景品を落とすというイベントを開催。小さな子どもたちの大行列ができていました。落とせなくて悔しがる子、落として大はしゃぎする子。その元気さや必死さを見て、こちらも元気をもらいました。
2年生は、水鉄砲を使ってコップをいかに倒すかのチーム戦を開催。これも、必死に取り組む子どもたちの姿に癒されました。また、西高の生徒たちの案内や声掛けも良かったです。

(スプラッシュステージ:ダンス部)
探究フェスの時と比べ、ダンスが更に洗練されている印象を受けました。特に最後のダンスはストーリー性があり、興味深かったです。8月13日に大会が控えているとのこと。ギリギリまでブラッシュアップに取り組んで、頑張ってほしいです。

(SPLASH!! タイム!!)
すごかった。服装をミスってしまいました。

「SPLASH!! 丹波!! 2023」とても素晴らしいイベントでした。暑さを吹き飛ばすいい1日が過ごせました。まさに地域活性化。これからも西高が少しでもお手伝いできれば・・・と感じました。 

徒然なるままに・・・

☆30日(日)探究フェス

当日は、丹波市長の林様、丹波市市議会議員の小川様をはじめ、中学生の皆さん、保護者の皆様、地域の皆様と一緒に、楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。大成功だったと思います。

詳細な記事は「学校生活の様子」に掲載してあります→こちらまで写真は、水族館で撮影したアカハライモリ。妙に見つめてくるので、気になりました。


☆3年宮垣さん、留学中

留学前の20日(木)に校長室に来てくれて、現地での生活予定を話してくれました。写真は、平日・休日の生活予定。なかなかハードそうです。体調に気をつけて頑張ってください。

現地からレポートを送ってくれることになっています→1回目はこちら。また、ツイッター改めXでもレポートしてくれています。


☆1年田村さん、ボクシングIH

8月2日(水)に準々決勝を戦いました。相手は九州チャンピオン、大分県宇佐高校2年生の山田選手でした。身長が170cmほどあり、リーチが長くて、体格差が大きかった・・・。

ラウンド間に兵庫県チームが、大きな声で応援してくれました。善戦しましたが、2ラウンドでRSC(Referee Stop Contest)となりました。しかし、次に向けてのいい経験になったと思います。これからも期待しています。

 

☆最後に・・・入道雲

ある場所でふと空を見上げると、あまりに大きな入道雲が見えて、思わずカメラを向けました。とんでもない暑さが続いています。皆さん熱中症には気をつけて、くれぐれもご自愛ください。

 

バンドフェスタ 25th

7月23日(日)、丹波市アマチュアアーティスト育成事業の1つ「バンドフェスタ」に行ってきました。「アマチュア」と「アーティスト」のそれぞれの頭文字"A"をとって「A2事業」と言うそうです。市島町のライフピアいちじまで開催されました。

バンドフェスタは、今年で25回目の記念開催。コロナ禍を乗り越え、4年ぶりに制限のない形で行われました。氷上西高校ギター部だけでなく、柏原高校、三田学園、福知山成美、京都共栄学園、さらに一般のバンドも数多く出演されていました。

まず、Junior Stage(特設ステージ)に1年生の2つのバンドが出演したそうですが、時間の都合で観ることができませんでした。申し訳ないです。

Main Stage(ホール)では、2年生のバンド「A・BECK」が出演しました。演奏した曲は全く知らない曲でした(世代的には、一般のバンドが演奏した「六本木心中」ぐらいしかわからない・・・)。まだ初心者レベルとのことでしたが、なかなかどうして。他の高校生バンドに決して引けをとっていなかったです。特に、澄んだボーカルとイカしたギターが印象的でした。

さらに、西高ギター部顧問である丹生先生が率いるバンド「パンダ飯店」も出演。演奏された3曲はすべてオリジナルとのこと。初めて聴いたにも関わらず、体が自然に動き出してしまうほど、とてもいい曲でした。そして何と言っても・・・丹生先生のボーカルに惚れました。

子どもからお年寄りまで、世代を超えて音楽を楽しんで、交流を深めることができる場に触れて、いい一日になりました。西高ギター部の次回の出演も楽しみにしています。

意識を変えると見えなかったものが見えてくる

7月20日(木)1学期終業式を行いました。校長式辞では、動画を通して「人間は意識したものしか見えない」ことを体感してもらいました。動画を再確認したい人のために、YouTubeのリンクをはっておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=IGQmdoK_ZfY

ちなみに…終業式で動画を見た皆さんは、最初は見えなかった「アレ」を、もう見てしまいました。一度見てしまうと、自分で意識しないように心がけても、時間がたって忘れても、「アレ」が見えないということは今後一生起こりません。それは「アレ」が潜在意識に記憶されてしまったからです。潜在意識に記憶が残っているため、無意識のうちに脳がそれを意識してしまいます。(ネタバレがないように「アレ」という表現を使っています)

夏休みには、いつも見ているなにげない日常を、少しだけ意識を変えて見てみてください。すると、今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。少し意識を変えて、いろんなものを見て、聞いて、感じてください。そうすることで、小さな幸せに気づくことができるかもしれません。

9月1日(金)2学期始業式。全員が、大きな事故や怪我、病気などなく、元気にそろうことを願っています。素敵な夏休みを過ごしてください。

(今回、写真はありません。使用したPowerPointのスライドを2枚だけ示します。(文字だけですが…))

Sailing KOBE 2023

7月8日(土)神戸市のメリケンパークで開催された Sailing KOBE 2023 に、西高ダンス部が出場すると聞き、観に行ってきました。

Sailing KOBE とは、2021年、コロナ禍で踊りの活動が制限される中で、「大好きな踊りの文化を次の世代に残していくためにできることは何か」と考えた学生さんたちが集まって始めたイベントだそうです。

当日は、心配された雨も何とかパラパラ程度でおさまり、絶好の踊り日和(?)になりました。そして、さすが神戸!とんでもない数の人であふれかえっていました。

他の高校や大学のダンス部も出場していました。100人ぐらいいる?というよさこいのチームもありました。そんな中、西高ダンス部は、少人数ながらも結構な盛り上がりを見せてくれました。知らないお客さんとのコミュニケーションも取り、熱い声援や拍手をもらっていました。顧問の神崎先生も出演し、キレッキレのダンスを披露してくれました。

正直なところ、ダンスのことはよくわかりません。でも、シンプルに「楽しかった」です。そう思えたことが一番ではないかと思います。個人的なことですが、メリケンパークは若い頃よく遊びに行った場所です。「楽しかった」のは、久しぶりのメリケンパークでテンションが上がっていたこともあったかも・・・

紙一重の勝負~高校野球兵庫大会1回戦~

☆氷上西・生野9-10X姫路商 最大8点差を追いついたが・・・☆彡

7月2日(日)、雨の影響で1日遅れて兵庫大会が開幕しました。氷上西高校は生野高校との連合チームで、姫路商業高校との1回戦に臨みました。氷上西は選手6名とマネージャー1名。選手は全員が3年生で、これが高校最後の大会です。

序盤に8点差までリードを広げられ、コールド負けもあるかもしれないと思いましたが、選手たちはそんな気持ちを全く持っていませんでした。

8回表で同点に追いつき、8回裏に1点を失いましたが、9回表にはツーアウトランナー2・3塁、一打逆転という場面まで相手を追い込みました。スタンドでは氷上西・生野の応援団が一体となって、お祭り騒ぎでした。しかし、紙一重のところで及びませんでした。

最後まで本気で「勝つ」という気持ちを持ち続けたからこそ、もう一歩のところまでいけたと思います。淡路佐野球場のスタンドはかなり暑かったけれど、氷上西・生野の試合はもっと熱かったです。感動的な試合を見せてもらい、本当にありがとうございました。

翌朝、選手・マーネージャーの皆さんが挨拶に来てくれました。ただ、期末考査に「ノー勉」で臨むと聞いて心配になりましたが・・・大丈夫でしたか?

試合の模様(動画)は「バーチャル高校野球」で全て観ることができます!
https://vk.sportsbull.jp/koshien/video/abc/localtournament_nocut/hyogo/koya105_localtournament_nocut_hyogo_2023_10.html

 

授業公開週間

先週の6月19日(月)から23日(金)まで、授業公開を実施しました。中学校の先生・保護者・生徒の皆さん、本校の保護者の皆さんなど、数多くの方々にご来校いただきました。受付を担当した事務の方も、来校者の多さに戸惑うほどでした。生徒たちにとっても、大きな励みになったと思います。

お帰りになる際に「来校者カード」にご意見・ご感想を書いていただきました。いただいた意見や感想は、全教職員で情報共有させていただいています。その中のいくつかを紹介します。
・中学校の時にリーダーではなかった子が、ハキハキ頑張っていてとてもうれしかった。
・学校が楽しいと、よい表情で返してくれる姿に感動しました。
・生徒達がそれぞれのテーマについて、前向きに自発的に取り組んでいる姿が印象的でした。何より楽しんで活動できている。多くの笑顔が見られる。

私も、授業公開週間中にウロウロさせていただきました。多人数で行われる座学の授業は、さすがに厳しそう・・・一方、少人数のグループで話し合う授業は、とても活発な議論がなされていました。

探究の授業では、7月30日(日)に行うフェス(詳細はこちらを参照)について話し合っていました。あるグループから質問されました。「お湯を沸かすために、木を燃やしてもいいですか?」「ごめん、わからない」と答えましたが、そのあと自分たちで、丹波市消防本部や青垣住民センターに問い合わせていたようです。その行動力に驚かされました。

なお、授業公開週間中の様子は、授業中にカメラを向けることができず、撮影できませんでした。代わりに、29日(木)から始まった期末考査中の様子を、外からこっそり撮影しました。悔いが残らないよう、最後まで全集中で頑張ってください。

ボクシング近畿高校総体

☆1年田村さん、全国インターハイ出場決定☆彡

6月17日(土)、京都廣学館高校で行われたボクシング近畿高校総体の応援に行ってきました。1年田村さんが、兵庫県代表として女子ライトフライ級に出場しました。

準決勝で対戦したMさん(大阪府・羽衣学園高校)は、かなりレベルの高い選手でした。中学時代には全国制覇を果たし、今夏にカザフスタンで開催されるアジアジュニア選手権に日本代表として選出されています。

 試合が始まると、さすがに凄い動きをします。対する田村さんも決して引けをとらず、対抗していました。しかしながら、惜しくも3ラウンドでTKO負けとなりました。この試合の様子はYouTubeにアップされています。(https://www.youtube.com/watch?v=fs3FR5I8z4k

目標とするレベル・超えなければならない壁を経験し、さらに大きく成長するきっかけになったと思います。田村さんを見ていると、しっかり上を見据えていると感じました。

翌日の18日(日)、Hさん(滋賀県・能登川高校)が決勝でMさんと対戦しました。結果は1ラウンドでのTKO負けだったそうです。Mさんはアジア大会出場のため、インターハイ出場を辞退。Mさんとの試合内容が考慮され、田村さんのインターハイ出場が決まりました!

インターハイ(全国高校総体)のボクシング競技は、8月1日から4日まで北海道の札幌市中央体育館で開催されます。現状に満足することなく、全国大会でさらに経験を積み、より高いレベルを目指してください!これからも応援し続けます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育大会「宣戦布告」

スローガン「宣戦布告」のもと、6月10日(土)に第48回体育大会を実施しました。3年生が1・2年生の前に壁となって立ちはだかり、競技・応援旗・パフォーマンスの3部門とも優勝。その活躍の様子は、「学校生活の様子」や「丹波新聞」の記事をご参照ください。ここでは、3年生の活躍以外で、個人的に感じたこと(ほんの一部)を記します。

【応援旗】
1年生の応援旗は、草木染めをしていたそうです。丹波布伝承館にお願いして、渋い桜色(?)に染めてもらっていました。全て生徒たち自身の発案だったとか。草木染めをしてもらおうという発想力や、直接出向いて実現した行動力に驚きました。

【大縄跳び】
3年生の108回も立派でしたが、2年生の74回にも感心しました。2年生はゆっくり着実に跳ぶというスタイル。1・3年生と異なる雰囲気でしたが、落ち着いた感じが妙によかったです。

【パフォーマンスバトル】
採点者泣かせ。優劣をつけるのはムリです。どの学年も最高でした。

【乗り物リレーの一輪車】
3走の一輪車は難しい。どんなに時間がかかっても、最後まで諦めずにやりきった。どんなに時間がかかっても、周りの人たちが温かく見守った。そんな時間が流れたことに、ほっこりとした気分になりました。

【PTAの皆さん】
駐車場整理や受付、飲み物やタブレットでのサポート、本当にお世話になりました。特に駐車場整理に関しては、朝から夕方まで生徒の安全面にも配慮していただきました。その心遣い、本当に感謝しています。

【青垣中学校の生徒さん】
ボランティアとして、フル回転で活動してくれました。急遽、靴飛ばしに参加してもらいましたが、一緒に楽しんでくれたようです。今度は、西高から青中へボランティアに行くことができれば・・・。

【生徒会の皆さん、先生方】
当日の進行はとてもスムーズでした。それは、生徒会の皆さんや先生方の、周到な準備があったからこそだと思います。また、硬式野球部の皆さんも、用具係としてよく頑張ってくれました。

【そして、生徒の皆さん】
一言で言えば「レベル高っ!」当日は、各学年1クラスという人数の少なさを全く感じませんでした。それはつまり、全員がフルに動き回っていたということです。準備や後片付けも、全員で取りかかっていたことが印象的でした。そして、何よりも最高だったのは、一日中皆さんの笑顔がはじけていたことです。皆さん一人一人が「輝く地域の星」です。そのことを改めて実感した1日でした。

写真は、各学年の応援旗と集合写真です。応援旗の映像を残しておきたかったので、ここに掲載しました。集合写真は解像度を下げています。

お世話になった皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオムラサキ大量羽化

2週間前にオオムラサキについて書きましたが、6月5日(月)には10匹以上(正確には10頭以上)が羽化しました。写真のように、鮮やかな青紫色の羽をもつオスのオオムラサキも確認できました。

現在、その数は30匹(30頭)に迫る勢いです。まだサナギや幼虫もいるので、これからケージの中はオオムラサキの成虫だらけになりそうです。

世話をしてくれている藤澤先生によると、「今年は羽化がだいぶ早い」とのことです。小学生を招いて実施している放蝶会(例年は7月期末考査後に実施)を、今年は早める方向で検討中です。

前回の記事で「県立丹波の森公苑から幼虫を提供していただいている」と書きましたが、今年のオオムラサキは、卵から孵化して越冬したものだと聞きました。昨年の7月14日に曽根前校長先生が書かれた記事の卵が、幼虫となって越冬し、成虫になったようです。

また、新たな情報として「サナギに触ると防御のため大きく震える」ということを知ったので、実際に触ってみました。すると、「これでもか!」というぐらい、はねるように動き回りました。その動きを皆さんにも見ていただきたく、今回は動画を添付しました(ファイルサイズはできるだけ小さくしています)。

 

 

紙一重の勝負~県高校総体~

5月28日(日)に行われた県高校総体の観戦レポートです。


☆ライフル射撃(於明石西高校)「3年池本さん、ビームライフル女子6位、全国大会出場を逃す」☆彡

ライフル射撃部の4名が、10mビームライフル立射60発に出場しました。個人戦では、男女各5位までが全国大会へ出場。結果は、女子4位Mさん(明石西)586.7点、5位Fさん(明石西)586.6点、6位池本さん(氷上西)586.3点。僅か0.3点差で全国大会出場を逃しました。

私は、ボクシングの会場へ向かうため、池本さんの試射のみを観戦し会場を離れました。最後まで応援できず、本当に申し訳なかったです。


☆ボクシング(於西宮香風高校)「1年田村さん、女子ライトフライ級優勝、近畿大会に出場決定」☆彡

田村さんが、女子ライトフライ級の試合に出場しました。相手のMさん(芦屋学園)はハードパンチャーで試合経験も豊富、と事前に聞きました。試合は一言で言えば「怖い」!

3ラウンドが終わっても、どちらが優位なのか全くわかりませんでした。勝利が発表された瞬間、久しぶりに感動して体が震えました。表示された得点は同点でしたが、さらに細かい採点で僅差の勝利だったようです。


ライフル射撃もボクシングも、紙一重の勝負でした。本当にギリギリのところで戦っていると感じました。それぞれに異なる静と動の魅力を感じ、ともに凄いものを見させてもらいました。


さらに、観戦することはできませんでしたが・・・
☆トライアスロン(於青垣町)「1年金井君、ジュニアB(高校生)で優勝」☆彡

同じ日に青垣町で開催された「みんなのチャレンジトライアスロンin青垣2023」。金井君がジュニアB(高校生)で優勝を果たしました。

スイム400m、バイク20km、ラン5kmのコースで行われ、1時間3分11秒の記録でゴール。以前からトライアスロンに取り組んでいることは聞いていましたが、次回の機会にはぜひ現地に駆けつけて応援したいです。

みんなまさに☆輝く地域の星☆彡です。

オオムラサキ

先日、ある専門学校の方が西高に来られて、名刺交換をする機会がありました。その際に、西高のマスコットキャラクター「にしたん」が話題になりました。「にしたん」は、オオムラサキをモチーフにしています。

オオムラサキは、タテハチョウ科最大種の蝶で、1957年日本昆虫学会によって国蝶に指定されました。日本全土に生息していますが、雑木林の減少により絶滅の危機に瀕しています。

西高では、県立丹波の森公苑からオオムラサキの幼虫を提供していただき、それらをケージで育てています。実際にケージを覗いてみると、元気に動き回る幼虫と、葉っぱのようなさなぎがいました。写真は5月24日(水)に撮影したものです。

県立丹波の森公苑のホームページ「国蝶オオムラサキの舞う里山づくり」(https://www.tanba-mori.or.jp/project/oomurasaki/)には、オオムラサキについての詳しい情報があがっています。5月から6月にかけて、幼虫からさなぎへと変態するそうです。成虫のオスは、鮮やかな青紫色の翅を持っているとか。成虫になるのが楽しみです。

ちなみに・・・茨城県下妻市には、オオムラサキを萌え擬人化したマスコットキャラクター「シモンちゃん」というのがいるようです(著作権の関係で画像は掲載できません)。

 

 

 

 

 

 

HAP体験

12日(金)と13日(土)の2日間、1年生が県立嬉野台生涯教育センターでオリエンテーション合宿を行いました。私は今回も出張が重なってしまい、一緒に行くことができませんでした。本当にごめんなさい。

13日(土)午前中のHAP体験だけ、見に行くことができました。行事特設ページに詳細な記事が掲載されていますが、とても印象的だったので、改めて記事にします。

HAPとは、Hyogo Adventure Project(ひょうご冒険教育)の略称です。冒険を通してチャレンジ精神や思いやりの心を育み、こころ豊かでたくましい人間の育成を目指します。

ハイエレメントは安全面が心配でしたが、細心の注意が払われた設計と指導が行われていました。ファシリテーターの方々には大変お世話になりました。ありがとうございました。

より高い場所へ踏み出す勇気も立派でしたが、途中で断念する勇気も必要だと感じました。活動の様子を見ていると、途中で諦めることを非難する雰囲気は全くなく、皆で温かく励まし合いながら取り組んでいました。

最後に少しだけジャイアントシーソーを体験しましたが、これがなかなか難しい!1年生の皆さんは、お互いに意見を出し合いながらクリアしていて、本当にすごい!

トビタテ!留学JAPAN

3年生の宮垣さんが「トビタテ!留学JAPAN」の選考に通過し、8月1日から1ヶ月間、奨学金を受けて留学することが決まりました。

「トビタテ!留学JAPAN」とは、文部科学省が民間企業・団体等と連携し、オールジャパンで取り組んでいる留学促進キャンペーンです。詳しくは、トビタテ!留学JAPAN公式ホームページ(https://tobitate.mext.go.jp/)をご覧ください。

9日(火)の放課後、直接校長室まで報告に来てくれました。その時に、応募書類(オンライン申請)を見せてもらいました。

応募理由や留学の概要、探究活動・アンバサダー活動・エヴァンジェリスト活動について、夢や将来の展望、自己PRなど、実に多岐にわたる内容が詰まっていました。6,000字にも及ぶ文章を読んで、宮垣さんの志の高さと熱意に感動しました。

留学中は、K-POP ART SCHOOLが実施するレッスンを受け、オーディションを4回程度受ける予定だそうです。宮垣さんの希望に満ちあふれたキラキラと輝く瞳を見て、私も元気をもらいました。今回の留学が「輝く地域の星」への大きな一歩となることを、心から願っています。

丹波布

氷上西高校校長室のテーブルの上には、大きなテーブルマットが置いてあります。渋い色の縞模様の布ですが、これが何なのかは謎でした。

先日、丹波市役所の方が校長室に来られたとき、その謎が解けました。「大きな丹波布ですね。これはかなり高価なものですよ」「丹波布?」「道の駅あおがきにある丹波布伝承館に行ってみるといいですよ」というわけで、ゴールデンウィーク中に行ってみました。

丹波布は、明治末期まで丹波佐治の地(氷上西高校がある地域)で盛んに織られて愛用された、手つむぎ・草木染め・手織りの織物だそうです。平成5年には、兵庫県伝統的工芸品に指定されています。

手でつむいだ糸と紡績機でつむいだ糸は、明らかに違っていました。手でつむいだ糸には、柔らかさや温かみを感じました。また、何でも染色の素材になるそうですが、その中に「丹波栗の皮」があることに驚きました。

丹波布伝承館では、全く無知な私に対し、とても丁寧に説明していただきました。刺激的な良い学びとなりました。ありがとうございました。

余談ですが・・・丹波布伝承館を出ると、焼き栗の屋台がありました。思わず買って食べました。秋の栗のシーズンも楽しみです。