校長たより

2023年7月の記事一覧

バンドフェスタ 25th

7月23日(日)、丹波市アマチュアアーティスト育成事業の1つ「バンドフェスタ」に行ってきました。「アマチュア」と「アーティスト」のそれぞれの頭文字"A"をとって「A2事業」と言うそうです。市島町のライフピアいちじまで開催されました。

バンドフェスタは、今年で25回目の記念開催。コロナ禍を乗り越え、4年ぶりに制限のない形で行われました。氷上西高校ギター部だけでなく、柏原高校、三田学園、福知山成美、京都共栄学園、さらに一般のバンドも数多く出演されていました。

まず、Junior Stage(特設ステージ)に1年生の2つのバンドが出演したそうですが、時間の都合で観ることができませんでした。申し訳ないです。

Main Stage(ホール)では、2年生のバンド「A・BECK」が出演しました。演奏した曲は全く知らない曲でした(世代的には、一般のバンドが演奏した「六本木心中」ぐらいしかわからない・・・)。まだ初心者レベルとのことでしたが、なかなかどうして。他の高校生バンドに決して引けをとっていなかったです。特に、澄んだボーカルとイカしたギターが印象的でした。

さらに、西高ギター部顧問である丹生先生が率いるバンド「パンダ飯店」も出演。演奏された3曲はすべてオリジナルとのこと。初めて聴いたにも関わらず、体が自然に動き出してしまうほど、とてもいい曲でした。そして何と言っても・・・丹生先生のボーカルに惚れました。

子どもからお年寄りまで、世代を超えて音楽を楽しんで、交流を深めることができる場に触れて、いい一日になりました。西高ギター部の次回の出演も楽しみにしています。

意識を変えると見えなかったものが見えてくる

7月20日(木)1学期終業式を行いました。校長式辞では、動画を通して「人間は意識したものしか見えない」ことを体感してもらいました。動画を再確認したい人のために、YouTubeのリンクをはっておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=IGQmdoK_ZfY

ちなみに…終業式で動画を見た皆さんは、最初は見えなかった「アレ」を、もう見てしまいました。一度見てしまうと、自分で意識しないように心がけても、時間がたって忘れても、「アレ」が見えないということは今後一生起こりません。それは「アレ」が潜在意識に記憶されてしまったからです。潜在意識に記憶が残っているため、無意識のうちに脳がそれを意識してしまいます。(ネタバレがないように「アレ」という表現を使っています)

夏休みには、いつも見ているなにげない日常を、少しだけ意識を変えて見てみてください。すると、今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。少し意識を変えて、いろんなものを見て、聞いて、感じてください。そうすることで、小さな幸せに気づくことができるかもしれません。

9月1日(金)2学期始業式。全員が、大きな事故や怪我、病気などなく、元気にそろうことを願っています。素敵な夏休みを過ごしてください。

(今回、写真はありません。使用したPowerPointのスライドを2枚だけ示します。(文字だけですが…))

Sailing KOBE 2023

7月8日(土)神戸市のメリケンパークで開催された Sailing KOBE 2023 に、西高ダンス部が出場すると聞き、観に行ってきました。

Sailing KOBE とは、2021年、コロナ禍で踊りの活動が制限される中で、「大好きな踊りの文化を次の世代に残していくためにできることは何か」と考えた学生さんたちが集まって始めたイベントだそうです。

当日は、心配された雨も何とかパラパラ程度でおさまり、絶好の踊り日和(?)になりました。そして、さすが神戸!とんでもない数の人であふれかえっていました。

他の高校や大学のダンス部も出場していました。100人ぐらいいる?というよさこいのチームもありました。そんな中、西高ダンス部は、少人数ながらも結構な盛り上がりを見せてくれました。知らないお客さんとのコミュニケーションも取り、熱い声援や拍手をもらっていました。顧問の神崎先生も出演し、キレッキレのダンスを披露してくれました。

正直なところ、ダンスのことはよくわかりません。でも、シンプルに「楽しかった」です。そう思えたことが一番ではないかと思います。個人的なことですが、メリケンパークは若い頃よく遊びに行った場所です。「楽しかった」のは、久しぶりのメリケンパークでテンションが上がっていたこともあったかも・・・

紙一重の勝負~高校野球兵庫大会1回戦~

☆氷上西・生野9-10X姫路商 最大8点差を追いついたが・・・☆彡

7月2日(日)、雨の影響で1日遅れて兵庫大会が開幕しました。氷上西高校は生野高校との連合チームで、姫路商業高校との1回戦に臨みました。氷上西は選手6名とマネージャー1名。選手は全員が3年生で、これが高校最後の大会です。

序盤に8点差までリードを広げられ、コールド負けもあるかもしれないと思いましたが、選手たちはそんな気持ちを全く持っていませんでした。

8回表で同点に追いつき、8回裏に1点を失いましたが、9回表にはツーアウトランナー2・3塁、一打逆転という場面まで相手を追い込みました。スタンドでは氷上西・生野の応援団が一体となって、お祭り騒ぎでした。しかし、紙一重のところで及びませんでした。

最後まで本気で「勝つ」という気持ちを持ち続けたからこそ、もう一歩のところまでいけたと思います。淡路佐野球場のスタンドはかなり暑かったけれど、氷上西・生野の試合はもっと熱かったです。感動的な試合を見せてもらい、本当にありがとうございました。

翌朝、選手・マーネージャーの皆さんが挨拶に来てくれました。ただ、期末考査に「ノー勉」で臨むと聞いて心配になりましたが・・・大丈夫でしたか?

試合の模様(動画)は「バーチャル高校野球」で全て観ることができます!
https://vk.sportsbull.jp/koshien/video/abc/localtournament_nocut/hyogo/koya105_localtournament_nocut_hyogo_2023_10.html