取り組みのハイライト

創造科学科ブログより抜粋

令和3年11月13日 創造科学科説明会

本校講堂において、県内外の中学生88名を対象に創造科学科説明会が行われた。受付後、創造基礎Bについてポスターションと、KOBE研修及び東京代替研修について口頭発表を行い、参加者は自由に観覧した。次に全体会では、学校長挨拶、学科長による学科概要説明、在校生による研究発表を行った。最後に、体験授業を行った。

 

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〈発表タイトル〉

創造基礎「長田坂“fun”クラブ」

課題研究「彗星の再現と分光」「髪の毛を傷めにくくするためには」「ひっつき虫と素材による違いの関係」

創造応用ⅠL(文系)「〝3C″カードゲームによる在日ベトナム人に向けた言語学習~Cool Japan, Card game, Communication~」「駒ヶ林町をアーティストのまちへ」

創造応用ⅠS(理系)「磁性流体の食品保存への利用方法を探る(化学)」「安全に降りられるパラシュートをつくる(物理)」

 

〈体験授業〉

1.RRE(英語・社会)   Teens who May Have Changed the World

2.創造基礎(社会問題)   スタートアップ企業の資金調達を考えよう!

3.創造応用(多文化共生)神戸に住む外国の人たちの文化的背景を理解する

4.創造応用(数学)          日常生活における幾何学

5.創造応用(物理)          光から原子の様子を見てみよう

6.創造応用(化学)          豆腐の化学 ~えっ!?化学で豆腐って‥~

7.創造応用(生物)          ダンゴムシの行動

8.STEAM                         ドローンを飛ばそう!プログラミング教室

9.生徒質問会                    創造科学科について 他

        

令和3年11月10日 創造応用IS「探究活動⑦」

創造科学科5期生(2年生)の理系(31名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの7回目の探究活動と中間報告会を行った。

 数学分野では、自身の研究テーマについてその具体的な手法を大学の先生と相談しながら決定していった。これまでの講義で学んだ統計における関数をどのように組み合わせてどのように結果を導き出していくのかを考えた。

 物理分野では、パラシュートのバルーン部分の表面積を一定に保ちながら形を変えることによって落下速度がどのように変化するのかを作製した模型を使って測定した。バルーンの形により落下時に空気を受ける部分の面積が異なるため、形状による差を確認した。

 化学分野では、先行研究の内容をもとに、磁力をあてることで食品の鮮度が保てるのかを評価するために寒天培地を用いて食品から発生するカビを抑制できるのかという観点から評価する方法を考えた。今後実際に食品に磁力を当てて評価していく。

 生物分野では、野菜に様々なpH指示薬を溶かした水を吸収させ、内部でのpHの変化から水の吸収のメカニズムを探るための実験を行った。野菜に色水を吸収させた後、断面を確認し、維管束部分が染まっていることを確認した。

 都市工学分野では、新長田駅周辺に地域を絞り、現在のコンビニの配置について調べた。また、その地域の人口、年齢分布も調べ、そこからコンビニの適正配置について検討を行っていく。また、自分たちで考えた適正配置が本当に適切なのかを評価する方法についても検討した。

 

分野ごとの活動の後、全ての分野が集まり、中間報告会を行った。今回の報告会では、自分たちの研究をいかに魅力的に伝え、聞き手に興味をもってもらうかという部分を意識して発表を行った。お互いに質問や意見を交わし、今後の研究につなげていく。

  

  

令和3年11月3日 課題研究「高塚公園採水」

課題研究で「環境DNA」をテーマに研究している創造科学科6期生(1年生)の8班4名が、カワバタモロコとブラックバス、ブルーギルがいるかを調べるために、高塚公園内の湯谷池にて採水を行った。前日に大学院生から採水方法の指導を受け、それに従って採水した。

     

令和3年11月2日 課題研究「第5回」

創造科学科6期生(1年生)の39名が本校において課題研究の第5回目の授業を受けた。

8班に分かれてそれぞれの設定したテーマについて実験や観察を本格的に開始した。今回は全ての班に大学院生が指導に参加していただいた。

高分子化合物の合成研究、ひっ付き虫の特徴を探る研究、髪の毛が痛んだ時の変化を調べる研究、地域の水から環境DNAを採取し生態系を調べる研究、彗星の流れを再現する研究など自分たちで研究の方法を考え、実験・観察を行いながら、出てきた課題は大学院生の方と相談しながら克服するための方法を考えながら研究を行った。

  

令和3年11月1日 創造応用IS「探究活動⑥」

創造科学科5期生(2年生)の理系(31名)が創造応用ISの授業で、分野ごとの6回目の探究活動を行った。

 

数学分野では、自分たちの研究テーマについて、具体的にどのように統計をとるか、データをどのようにまとめていくのか検討を行った。これまでの大学の先生による統計学の講義で得た知識や技法をどのように活用して研究を進めるかを考えた。

物理分野では、作製した模擬的な部屋の中で線香の煙を使って空気がどのように対流するのかを実験で確認した。実験方法や条件の設定を細かく検討し、実験の精密度を上げていく。パラシュートの制作においては、縮小版の模型を使っての実験を行った。

 化学分野では、作製した磁性流体を食品保存にいかせるかを確認するための実験方法を検討した。食品に生えるカビを抑制するという観点から評価できないかを考え、具体的な実験方法を考えるとともに、磁性流体を大量作製にも取り組んだ。

 生物分野では、野菜に吸収された後の水がどのように変化するのかを調べるために様々なpH指示薬を用いて植物の体内の水のpHの変化を測定するための実験を行った。短時間では変化が見られず、色の変化を明確にするための条件を検討した。

 都市工学分野では、実際のデジタルマップを用いて、検証地域においてコンビニがどのように配置されているのかを調べた。そこから読み取った情報をもとに今後、その地域に適した配置を考えていく。