校長たより

オオムラサキ大量羽化

2週間前にオオムラサキについて書きましたが、6月5日(月)には10匹以上(正確には10頭以上)が羽化しました。写真のように、鮮やかな青紫色の羽をもつオスのオオムラサキも確認できました。

現在、その数は30匹(30頭)に迫る勢いです。まだサナギや幼虫もいるので、これからケージの中はオオムラサキの成虫だらけになりそうです。

世話をしてくれている藤澤先生によると、「今年は羽化がだいぶ早い」とのことです。小学生を招いて実施している放蝶会(例年は7月期末考査後に実施)を、今年は早める方向で検討中です。

前回の記事で「県立丹波の森公苑から幼虫を提供していただいている」と書きましたが、今年のオオムラサキは、卵から孵化して越冬したものだと聞きました。昨年の7月14日に曽根前校長先生が書かれた記事の卵が、幼虫となって越冬し、成虫になったようです。

また、新たな情報として「サナギに触ると防御のため大きく震える」ということを知ったので、実際に触ってみました。すると、「これでもか!」というぐらい、はねるように動き回りました。その動きを皆さんにも見ていただきたく、今回は動画を添付しました(ファイルサイズはできるだけ小さくしています)。