校長たより
キンモクセイ・ギンモクセイ
毎朝出勤すると、まず校長室の窓を開けます。2週間ほど前から、キンモクセイの甘い香りが漂ってくるようになりました。キンモクセイはどこにあるのかと探してみると、玄関先に大きな木が立っていました。これまであまり意識していなかったので、それがキンモクセイであることに気づいていませんでした。
過去の資料を調べてみると、昭和54年3月31日に植えられたようです。県立学校シンボル樹として行われた植樹の一環で、一本が当時20万円もしたとか。また、キンモクセイは青垣町の町木でもあります。
玄関両脇にキンモクセイが2本並んでいるのかと思いきや、玄関に向かって右側の木はギンモクセイのようです。その花は白色で、香りはキンモクセイよりも控えめで、花に顔を近づけるとほのかに感じられる香りでした。
キンモクセイの花言葉の1つに「謙虚」があります。その由来は、素晴らしい香りを放つのに比べて、花が控えめであることだとされています。ギンモクセイの花言葉の1つは「初恋」です。中国では古くから、デートの前にギンモクセイのお酒を飲んで甘い香りを漂わせる習慣があったそうです。