龍野高等学校 ブログ

人権教育講演会の開催

 今年「全国水平社」創立100周年を迎えました。今年の人権教育講演会では部落問題を通じて人権問題について考える機会としました。講師にはひょうご部落解放・人権研究所所長の石元清英先生(関西大名誉教授)をお迎えしご講演いただきました。

 講演会の導入部分では「人権には必ず義務がともなうか?」という質問に対して、多くの生徒がそう思ったようです。しかし、人権が生まれつきもった人の権利であり、何かの代償として得られるのではないという、話を聴いて認識を改めました。

 部落についてのイメージでも大学生を対象とした調査では「閉鎖的」であるとの回答が60%近くありました。しかし実際は、明治期以降、都市部を中心に部落への流入人口が増加する一方、部落からの流出人口も多く、それは現在も続いていることが述べられ、部落が他の地域よりも閉鎖的なわけではないなど、私たちが小学校・中学校の同和学習を通じて得られた認識には誤解があることが分かりました。

 部落問題に限らず、人権問題の解消には誤解や偏見に気づき、批判できる力を身につけることが大切であることを教えていただきました。

 

LL教室 生徒からの質問

教室での受講の様子

サッカー部 選手権決勝R 1回戦

兵庫県高等学校サッカー選手権大会の決勝ラウンドが10月15日(土)に開幕しました。1回戦の相手は県高校総体で敗れた神戸高校でした。前半に1点を先制され、苦しい展開で試合は進行しました。押し返す場面もありましたが、相手の速い出足に思うようなプレーができず、逆にチャンスを確実に決められ、0-4で敗退しました。遠い会場でしたが、多くの保護者の方に応援に来ていただきました。ご支援とご声援、ありがとうございました。このレベルの相手にも通用するサッカーを目指して、これから練習に邁進していきたいと思います。

【決勝ラウンド】

1回戦(三田松聖高校グランド)
 10月15日(土) 龍野 0-4 神戸 

【予選ラウンド】

1回戦(港島南球技場)
 10月 2日(日) 龍野 3-2 神戸学院大附

2回戦(琴丘高校グランド)
 10月 8日(土) 龍野 4-0 三木東

校内弁論大会

 令和4年10月6日(木)7校時に、校内弁論大会を行いました。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、1・2年生は体育館、3年生は各教室へのオンライン配信で弁論を聴きました。

 各学年から事前予選を勝ち抜いた2名ずつが参加し、計6名の弁士による弁論が行われました。

 弁士たちはしっかり前を向いて、はきはきと弁論を行っており、熱い想いが伝わってきました。どの弁論も素晴らしく甲乙つけがたいものでしたが、今回は以下の2名が表彰されました。

 

 審査結果 最優秀賞 3年1組 荒木彪吾 「夢は口に出すと強い」

 

      優秀賞  2年3組 小谷那奈 「ダイバーシティな生き方と校則」

 

〈 弁論の様子 〉

〈 表彰式の様子 〉

サッカー部 選手権予選R 2回戦

兵庫県高等学校サッカー選手権大会の予選ラウンド2回戦が10月8日(土)に行われました。立ち上がりのチャンスを得点に結び付け、前半を3-0で折り返し、後半にも追加点を挙げ、勝利を収めました。この勝利で予選ラウンド突破を決め、翌週からの決勝ラウンド(48チームが出場)に駒を進めました。

1回戦(港島南球技場)
 10月 2日(日) 龍野 3-2 神戸学院大附

2回戦(琴丘高校グランド)
 10月 8日(土) 龍野 4-0 三木東

始業式・大会報告・壮行会

 令和4年10月3日(月)に、後期始業式を配信により行いました。

 始業式の校長式辞では、John.F.ケネディ大統領の有名な演説の言葉“We choose to go to the moon.”が紹介されました。月面着陸を目指したアメリカ合衆国のように、困難なことにこそチャレンジして欲しいと生徒を激励しました。

 始業式に続いて、陸上競技部の顧問から近畿大会(9月16日~18日に開催)結果報告が行われました。

近畿大会に出場した木南明道君は1500mの距離を粘り強く走り、ラスト1周で盛り返して結果は6位となり、自己ベストを更新しました。

 また、最後に国民体育大会の全国大会出場が決まった、男子ソフトボール部2年生の菅雪陽君の壮行会を執り行いました。「敗れたチームメイトの分まで頑張る」という力強いあいさつの言葉が印象的でした。ベストを尽くして頑張ってください。

 

【写真】

〈始業式〉John.F.ケネディ大統領の演説を紹介する学校長

 

〈全国大会壮行会〉生徒会長から激励の言葉をもらう菅選手