龍野高等学校 ブログ

防災教育出前講座

 11月6日(木)7限に、防災教育出前講座を開催しました。昨年同様、自衛隊・たつの消防署・たつの防災士の会・赤穂防災士の会・西播磨県民局から講師として大勢の方々にお越しいただき、様々な体験活動を通して災害発生時の対応法を色々な角度から教えていただきました。また地域の自治会の方やたつの市危機管理監危機管理課の方にも訓練の様子を見ていただきました。

 自衛隊の方からは、土嚢づくりや土嚢の積み方、身近なものを使った負傷者搬送法を教えていただきました。消防士の方からは、心肺蘇生法と負傷者搬送法を教えていただきました。また、赤穂防災士の方からは、実技指導として、段ボールベッドやPPS(仮設の間仕切りシステム)、災害時トイレの組み立て方や応急手当の仕方、救助や物資搬送の際に役立つロープワークを教わりました。さらに、たつの防災士の会の方からは、災害時に発生する様々な事態に対して、どのような行動をとるかを意見交換するクロスロードゲームを行っていただき、考えを深めることができました。また西播磨県民局の方からは「山の防災」と題して講義をしていただきました。

 講師の方々の熱心なご指導から防災・人命救助への強い思いが伝わり、防災・減災の意識を高める良い機会となりました。

芸術鑑賞会(落語鑑賞)

 10月30日、赤とんぼ文化ホールにて芸術鑑賞会を開催しました。今年度の芸術鑑賞会は「寄席」体験で、出演者は落語家の桂米紫様、桂吉の丞様、桂鯛蔵様、桂天吾様、桂音紫様、三味線高橋まき様でした。面白くわかりやすい寄席入門解説や創作落語が披露され、始めから終わりまで笑いと拍手が絶えない楽しい芸術鑑賞となりました。なかでも最も会場を沸かせたのは生徒による落語やお囃子の体験コーナーで、生徒達のパフォーマンスが大いに観客を盛り上げてくれました。「転失気(てんしき)」という「おなら」を巡る知ったかぶりの滑稽噺も大うけでした。生徒からは「本当に面白かった!」等の感想も聞かれ、たいへん楽しいひと時となったようです。

球技大会

 令和7年10月23日(木)に球技大会を開催しました。

 上グラウンドでは男子ソフトボール・女子キックベース・男女バレーボール・男女ドッジボール、体育館では男女バスケットボール競技を行いました。生徒は各々競技を1つ選択し、全学年のクラス対抗で行いました。どの会場も盛り上がりをみせ、客席からは大きな歓声があがりました。中でも、ドッジボールの決勝戦は決着がつかず、じゃんけんで勝敗がつく波乱の展開となりました。

 生徒会や各部活動の協力もあり、予定通りに全競技を終えることができました。秋晴れの中、絶好のスポーツ日和の1日となり、考査の疲れをリフレッシュすることができたのではないでしょうか。

 

〈総合順位〉

1位 3年4組   2位 3年7組・2年4組

 

 

令和7年度 第72回 体育大会

 10月3日(金)本校グラウンドにて、第72回体育大会を開催しました。

 全校生徒によるラジオ体操の後、男女200m走、男女100m走、男女4×100mリレーに続いて、男女混合スウェーデンリレーをタイムレース決勝の形で行いました。クラスメイトの大きな声援を力に出場選手は懸命に走りぬきました。

 団体競技では、大繩跳びと綱引きを実施しました。大縄跳びは学年別クラス対抗戦、綱引きは男子20名、女子20名の混合チームによる対抗戦で行いました。競技前にはクラスや学年で円陣を組んだり、生徒一人一人が声を掛けたりと、まさに一丸となって競技に挑んでいました。

 午後の最初の種目では、運動部員による部活動行進を披露しました。その後、部活動対抗リレーを実施し、各部がユニフォームで駆け抜ける様子は大いに会場を盛り上げました。

 今年は新たな生徒会の企画として障害物競走が行われました。「フープトレイン」「ダンボールキャタピラ」「ボール運び」「借り物競争」の4つのコースが用意され、生徒たちは楽しく競技に参加していました。

 最後には3年生のフォークダンスがあり、楽しく踊る姿から3年生の団結力がさらに高まったように感じられました。当日は雨の心配もありましたが、無事最後まで終えることができました。

 

 

令和7年度2学年進路講演会

 10月17日(金)の10月考査終了後に、作家、教育コンサルタント、教育系YouTuber である 

 山内 太地 氏をお招きし、「学問の頂点を目指す大学選び」という題で講演会を行いました。

 内容は、1 現代の日本の状況から、これからの社会で求められる人物についての話、能動的な学習(①計画を立てる ②実行する ③結果を出す)の取り組みを日ごろから実践すべきであること、2 大学受験をするにあたり、「将来のビジョン」「活動実績・能力」「明確な志望理由」を明確にしておくこと、3 大学は研究をするために行くところであることを意識して、学部・学科を選ぶことなど、そして最後に行ける大学でなく、行きたい大学へ進学するために、今すぐできることとして、生活習慣を変え、自己管理能力を身につけることの大切さを話された。また、質疑応答では、生徒8人からの進路についての迷いや志望理由を考える際のポイントなどのさまざまな質問に対して、親身にかつ的確な助言をいただいた。

 受験勉強が本格化していく時機にあった講演の内容であり、生徒たちもこれからの高校生活をどのように過ごすべきなのかについて具体的に意識できたのではないかと思います。

 お忙しい中、有意義な講演をしていただいた、山内 太地 氏には心より感謝申し上げます。

 

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