・令和8年度 推薦入学による募集要項等を掲載しました。詳しくはこちら
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・エウレカ通信 10月号 掲載しました。探究祭でこれまでの成果を発表しました!
・令和 7 年度 丹有地区 PTCA 研究大会 詳しくはこちら(2025.10.17)
・9/29(月)探究祭、盛り上がりました! ブログはこちら(2025.9.30)
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Thailand-Japan Student Science Fair 2025 (TJ SSF2025)、3日目、12月18日(木)の内容をお知らせします。
午前中は、oral presentation(口頭発表)でした。
高校の教室で、大学の先生と約20人の聴衆の前に立ち、研究発表を行いました。
祥雲館の生徒2人は、前日のポスターセッションでの経験もあり、堂々と英語で発表することができました。アドバイザーの大学教授からは有意義な助言をいただき、発表の最後には、参加証明書とマスコットキャラクターである象のぬいぐるみが手渡されました。
午後はScience activity。参加者全員が一つの会場に集まり、与えられた課題について、グループで90分間じっくり話し合うワークショップが行われました。
夜は、Night Marketが開かれました。校庭には、タイ料理やスナック、お土産など、さまざまな屋台が並び、生徒たちはそれぞれに自由な時間を楽しんでいました。
今回のイベントを通して、生徒たちは英語で自分の研究を伝えるだけでなく、他校の参加者と議論し、考えを深める貴重な経験をすることができました。発表や活動を重ねる中で、自信をもって行動する姿や、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿に、大きな成長を感じました。
このような素晴らしい学びの場を準備し、温かく迎えてくださったタイの皆さまに心より感謝申し上げます。今回の経験は、生徒たちにとって忘れられない思い出であると同時に、これからの学びにつながる大切な一歩になったと思います。
19日(金)は、Scientific escursion に参加し、夜のFarewell party後、帰国します。
Thailand-Japan Student Science Fair 2025 (TJ SSF2025)、2日目、12月17日(水)の内容をお知らせします。
午前中は、Opening Ceremony。王女様が参列されるので、全員正装です。朝早くから集まり、入念にリハーサルを行い、9時からの本番にのぞみました。
左の写真は、別室で王女様と記念写真を撮影しているところを全体会の会場で見ているところです。この中に塚本校長先生もおられます。終了後は、参加者全員で列をつくってお見送りしました。
午後、いよいよポスターセッションです。タイの38校、日本の37校から高校生が集まり、合計176本の研究発表が行われました。本校からは、科学部生物班の研究「Pigment Differnces in Yellow Flowers of Invasive Plants: Toward Upcycled Crayon and Dye Products」を発表します。英語があまり得意でない2人ですが、一生懸命練習してきましました。提携校であるチェンライ校の先生も応援に来てくださいました(左下の写真)。
1時間のコアタイムの間に何度も発表するうちに、英語の発表にも慣れました。質疑にもなんとか対応できました。
夜はWelcome reception。ホストであるPathum Thani校の生徒たちが、クイズやダンスなど趣向を凝らして歓迎してくれました。
To be continued
科学部生物班の2年次生2名が、Thailand-Japan Student Science Fair 2025 (TJ SSF2025) に参加しています。Thailand-Japan Student Science Fair(TJ-SSF)とは、タイのプリンセスチュラポーンサイエンスハイスクール(PCSHS)が主催し、日本の高専(高等専門学校)やSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の生徒が参加する、日タイの理系高校生による科学交流イベントです。物理、化学、生物、コンピュータサイエンスなどの分野で研究発表を行い、文化交流やフィールドワークを通じて国際的な視野と科学への探求心を育むことを目的としています。
12月15日(月)の真夜中に関空を発ち、16日(月)の早朝にバンコクに着きました。会場校に行くまでに少し時間があったので、アユタヤを観光しました。日本とは全く違うお寺の雰囲気に驚きました。象にも乗れて感動!!
会場であるPathum Thani校に到着。学校の広さにびっくり!!構内に学生寮もあって、生徒はその寮に泊まります。
まずは、「Local wisdom」というタイの文化を紹介する歓迎イベントがありました。ダンスや音楽の他、モノづくりやスナックを食べることのできるコーナーなど、盛りだくさんの内容を楽しみました。
to be continued
12月13日(土)に
三田市子ども未来育成課「こうみん未来塾」と共催で
祥雲SSHシンポジウムを実施しました。
本校で毎年2回開催しているイベントで、
今回は「祥雲星空教室スペシャル~宇宙への挑戦~」というタイトルで
天文学についてのシンポジウムでした。
小学生から大人まで、計150名以上が集まり、宇宙に関する様々な話題を楽しみました!
シンポジウムの前半は様々な団体の研究発表でした。
まずはじめは、こうみん未来塾探究コース「天文・宇宙」クラスで活動した
小学生3名が自分が取り組んだことを発表しました。
自分が興味を持ったことをや調べたことを堂々と発表していて、
内容も興味深いものでした。
続いては、本校科学部天文班が
「トランジット法による系外惑星の検出」という題目で研究発表を行いました。
惑星が恒星の前を通り過ぎる際に、恒星の光が惑星に隠されてわずかに減光する
「トランジット」という現象を利用して、系外惑星を検出するという内容で、
今年の総合文化祭自然科学部門地学分野で優秀賞を受賞しました。
こちらも堂々とした発表がとても印象的でした。
そして、3番目は関西学院大学理学部物理・宇宙学科の研究室紹介として、
関学の大学生が自身が研究している超小型衛星VERTECSについて
発表しました。
生徒から「 自分たちが作ったものが宇宙に飛んでいくことにとてもロマンを感じた」という感想もあり
とてもわくわくする、大学で研究するのが楽しみになるような発表でした。
シンポジウムの後半は基調講演として
明石市立天文科学館館長の井上毅先生による「天文学入門~人生を楽しくする天文学~」という題目で
公演をしていただきました。
動画や1円玉を使いながら天体や宇宙のスケールをわかりやすく説明してくださり、
宇宙の広大さを改めて実感しました。
また、先生ご自身がオーストラリアまで行って観測した「皆既日食」についても紹介してくださり、
「人生の中で忘れることのできない数秒間」を様々な思いでとともに、柔らかい語り口でお話ししてくださったのが
とても印象的でした。
今後、世界で起こる皆既日食スケジュールも紹介してくださったので、
興味を持った人はぜひ見に行ってほしいなと思います。
シンポジウムの後半は
校内での天体観測と関学の天体ドーム見学の予定でしたが、
あいにくの曇りで校内での天体観測は中止となり、
本校天文班による天文クイズと、
天体ドームの施設見学のみとなりました。
しかし、関学では物理・宇宙学科 松浦研究室の
松浦周二教授ご本人が研究紹介をしてくださり、大変貴重な機会となりました。
全体を通して、子どもから大人まで宇宙について学べる大変充実した会となりました。
今回のシンポジウムでご協力いただいた方々、参加していただいた方々、
本当にありがとうございました。
このイベントは毎年開催しておりますので、
来年こそは、三田祥雲館高校で一緒に天体観測を楽しみましょう!!
12月16日(火) 7限「サイエンス探究基礎」で
大阪大学基礎工学部電子物理科学科物性物理学コースの
井澤公一先生をお招きして、
「極低温の世界 電子が織りなす不思議な量子現象」と題して
特別講義をしていただきました。
常温の物質の基本的な性質は高校の理科でも学びますが、
極低温の世界では、身の回りにある物質も
普段見られない不思議なふるまいをします。
リニアモーターカーに使われる「超電導」もその一つです。
今回の講義では、超電導をはじめとする極低温の世界について
丁寧に説明していただくとともに、
液体窒素を使って極低温の状態をつくりだし、
様々な演示実験を行っていただきました。
生徒たちも、普段の授業の中では見ることのできない
様々な現象を見て、物性科学についての興味関心が高まっている様子でした。
今日学んだことを、今後の探究活動や進路選択に活かしていってほしいと思います。
兵庫県立三田祥雲館高等学校
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