創造科学科ブログより抜粋
令和4年5月18日 創造応用Ⅰ(自然科学)「探究応用実験-数学」
本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系(26名)が創造応用ISの授業で数学分野の探究応用実験を行った。
今回は「囚人のジレンマ」について、「事象を論理立てて他者に伝えること」をテーマとして行った。頭の中で考えを整理し、それをどのように伝えると周囲の人が納得するのかを意識し、自分の考えをもとに論理的説明を行った。
探究活動において、自分たちの研究の内容や考えを論理だて、他者に伝えることも重要な能力である。これを実践的に学ぶことができた。
令和4年5月17日 創造基礎B FW長田区役所
創造科学科7期生(1年)が「創造基礎B」の授業の一環で、長田区役所を訪問した。1~5班がそれぞれテーマ設定した内容について、長田区役所まちづくり課の職員から説明を受けた。始めに名刺交換から始まり、訪問目的を伝えたり、説明に対する自分たちの考えを述べたり、大人との接し方を実践する場となった。今後それぞれのテーマに沿って、地域に出て活動をしていく予定である。
令和4年4月26日 創造基礎B「テーマ設定」
本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(1年)40名を対象に、テーマ設定の授業を実施した。前回の長田区役所まちづくり課長のお話をもとに、5班に分かれそれぞれ大テーマを設定した。5つの班はさらにABに分かれ、質問内容や自分たちがやりたいことをまとめた。今後それらをもとに、長田区役所まちづくり課の担当者へメールで連絡し、長田区役所を訪問する予定である。
〈各班の大テーマ〉
1班 ふたば学舎
2班 長田神社イベント
3班 高取山ハイキング
4班 高校生鉄人化まつり
5班 神鉄長田駅魅力上場
令和4年4月22日 創造基礎A 「創造基礎を創造しよう」
本校第一STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(1年)を対象に、「創造基礎を創造しよう」というテーマでワークショップを行った。入学前課題として同テーマで、各自で授業案を考えた。それを8つの大テーマに分類し、4~6人の班を編成し、お互いに課題を共有してグループの授業テーマを発表した。授業テーマは以下の通り。
・ベストな発電方法を考える
・韓国から見た日本
・アフラーコロナの時代に何が必要か?
・インクルーシブデザイン
・住みたくなるまち神戸
・模擬裁判
・日本経済と国際情勢
・日本での難民受け入れの現状と課題、その改善方法
今後これらのテーマのうち、いくつかを生徒とともに授業準備や講師選定を行い、実施していく予定である。
令和4年4月20日創造応用Ⅰ(社会科学) 「大テーマ設定」
本校図書室において、創造科学科6期生(2年)を対象に、大テーマの設定の授業を実施した。前回の授業で発表した興味関心がある分野について、参考文献を探し、課題についてキーワードを調べた。それをもとに個人研究は「マンダラート」、グループは「ブレーンストーミング」と「KJ法」という思考ツールを用いてまとめた。さらに、そこからリサーチクエスチョンを設定するところまで進めた。
令和4年4月20日 創造応用Ⅰ(自然科学)「探究応用実験-物理」
本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系(26名)が創造応用ISの授業で物理分野の探究応用実験活動を行った。
今回は「重力加速度の大きさgの測定」を課題とした実験を行った。記録タイマーやおもり、力学スタンド、方眼紙等与えられたものを組み合わせ、重力加速度の測定を行った。
今回は単純に重力加速度を測定するだけではなく、「実験の精度を上げるために必要な条件を考える」ことをテーマとした。途中で、グループごとに実験精度を上げるための工夫を発表し共有し、何が精度を上げる障害になっているのかを考えながら実験を行った。
令和4年4月19日 創造基礎B「獅子ヶ池フォトコンテスト表彰式」
長田区役所701会議室において、本校創造科学科6期生(2年生)6名が獅子ヶ池コンテスト主催「獅子ヶ池写真コンテスト」の授賞式を行った。最優秀賞作品を投稿してくれた方にお越しいただき、主催者挨拶、表書状と副賞(ソース詰め合わせ、瓦せんべい)の授与、写真撮影、受賞者からの一言、謝辞、長田区役所からの一言という流れで式が行われた。受賞者の方は丸山地区(獅子ヶ池付近))に暮らす方で、獅子ヶ池の清掃活動にも以前参加されていた方だった。長田区役所のInstagramから生徒のInstagramを見つけ、フォローしたのが応募のきっかけだそうだ。今後、生徒のInstagramに獅子ヶ池写真コンテストに選ばれた写真を投稿する予定だ。また、長田区の広報紙に夏頃掲載される予定である。
令和4年4月19日創造基礎B「神戸市の施策と長田区の現状」
本校同窓会館武陽ゆ~かり館において、創造科学科7期生(1年)40名を対象に、長田区まちづくり課課長の平岩正行氏をお招きし、「神戸市の施策と長田区の現状、そのまちづくりの取り組みについて」というテーマで講義をしていただいた。神戸市が「若者に選ばれる」魅力あるまちづくりに向けた施策や課題について、長田区を中心に講義をしていただいた。本講義は、本校と長田区との連携協定(平成30年)にもとづき、「創造基礎B」の導入として行われたものである。今後、各班が大テーマを設定し、AB2つに分かれ同じテーマで活動していく。
令和4年4月16日 「第12回未来創造シンポジウム」
本校講堂において、令和3年度の学校設定教科「創造」の集大成となる「第12回未来創造シンポジウム」を開催した。普通科2,3年生のグローバルリサーチ受講生と創造科学科5~7期生、県内の中学生とその保護者、他校教員ら約200名を対象に実施した。プログラムは以下の通りである。
1 受付・ポスターセッション
2 学校長開会挨拶
3 基調講演 「人類の最前線で活躍するリーダーとは」
JAXA 有人宇宙技術部門 宇宙飛行士運用技術ユニット
宇宙飛行士グループ長 宇宙飛行士 油井 亀美也 氏
4 学校設定教科「創造」の取り組み 生徒発表
(1)グローバルリサーチ 「フォーより身近な薬剤耐性菌」
普通科グローバルリサーチ受講生(3年)
(2)創造基礎(社会科学分野) 「Create micro library in Myodani」
創造科学科6期生(2年) 社会科学研究4B班
(3)課題研究(自然科学分野) 「彗星の構造再現と観測」
創造科学科6期生(2年) 自然科学研究2班
(4)創造応用ⅠL(社会科学分野) 「~空き家とアーティストをつなぐ~
架け橋プロジェクト」
創造科学科5期生(3年)
(5)創造応用ⅠS(自然科学分野) 「窓の開け方と換気効率」
創造科学科5期生(3年) 物理研究班
5 パネルディスカッション 「人類の最前線で活躍するリーダーとは」
司 会 創造科学科4期生(3年)
パネリスト 油井 亀美也 氏
普通科グローバルリサーチ受講生(3年生)1名
普通科グローバルリサーチ受講生(2年生)1名
創造科学科5期生(3年生)1名
創造科学科6期生(2年生)1名
創造科学科7期生(1年生)1名
基調講演では、壮大な宇宙飛行で体験談や、その体験を基にしたリーダー像について講演をいただいた。パネルディスカッションでは、学年を越え、自身の考えを出し合い油井飛行士にもコメントをいただきながら、笑いもある和やかな雰囲気の中でも、自身の熱い思いを出し合いそれを共有し合い、リーダー像について議論を深めた。
令和4年4月16日 創造科学科「新入生オリエンテーション」
本校講堂において、本校創造科学科6期生(2年生)が創造科学科7期生(1年生)40名を対象にした新入生オリエンテーションを実施した。まず、学校設定教科「創造」の「創造基礎A」「創造基礎B」と新科目である「理数探究」について内容や心構え等を自身の体験を踏まえながら説明した。続いて自己紹介ゲームやジェスチャー伝言ゲームなどのアイスブレイクをはさんだ後、今後必要となる名刺交換の練習を行った。その後、ラウンドワーク「災害時の避難所での年代国籍をこえたコミュニケーション」を行い、1年生4名と2年生2名が1グループとなり、円形ボード「えんたくん」を活用し議論した。複眼的思考力を高めることを目的とし、班員で性別や年代、国籍を越えて円滑な避難所での生活を行っていく方法を模索した。議論の後、各班の代表者が発表を行った。入学間もない1年生に対して、創造科学科で今後必要となってくるエッセンスを実践的に伝えた。