取り組みのハイライト

創造科学科ブログより抜粋

令和4年9月20日 理数探究「院生ゼミ」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校ゆ~かり館において理数探究の授業で「院生ゼミ」を受けた。前回の「院生プレゼン」から希望調査で各班の担当院生が決定し、その院生の方の指導のもと研究分野での「テーマの設定」、「研究目的の設定」、「仮説の設定」、「1回目の実験計画を立てる」ことに取り組んだ。1学期の理数探究での「仮説の設定方法」や「実験計画の立て方」についての学びをいかしながら、班員、大学院生とじっくりと話し合い、コミュニケーションをとりながら研究について考えた。

  

最初は漠然としていた研究内容が目的や仮説を設定することでより明確になり、自分たちが行う研究に具体性をもたせることができた。これによって実際に研究・実験に必要な器具や試薬を挙げ、実験計画をたてることに繋げることができた。

  

令和4年9月14日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動④」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での四回目の探究活動を行った。数学班はオンラインで神戸大学の稲葉先生から統計学の基礎を講義していただいた。物理班は大阪大学の小田原先生からの助言を受け、研究の方法について検討を行った。化学班は様々な乳製品からカゼインタンパク質を効率良く取り出す方法を調べた。生物班は学校近隣でハトの分布を調べるためのフィールドワークを行った。都市工学班は都市のコンパクト化のメリットを検証するための方法を検討した。

  

  

令和4年9月14日創造基礎A 「講師との打ち合わせ」

本校創造科学科準備室において、創造科学科7期生(1年)5名が、株式会社ワークライフバランスの山﨑順平氏と打ち合わせを行った。創造基礎Aの授業は、2学期から生徒自ら学習テーマを設定し事前学習をおこない、外部講師による講義やワークショップ等で理解を深める活動を実施する。トップバッターとして、「男性の育休」をテーマにした生徒が、生徒に向けたアンケート結果等をもとに、学習内容やタイムテーブルについて山崎氏と打ち合わせを行った。この件については、9月30日にオンラインで講義を行う予定である。

  

令和4年9月14日創造応用Ⅰ(社会科学) 「夏季休業中活動報告会」

大阪大学豊中キャンパスOSSIP棟において、創造科学科6期生(2年)を対象に、「創造応用Ⅰ(社会科学分野)」のテーマ報告会を実施した。今回は、大阪大学大学院国際公共政策研究科長の赤井伸郎教授と足立泰美招聘教授、お二人の院生から助言をしていただいた。

  

  

令和4年9月7日 創造応用I(自然科学)「分野別探究活動③」「テーマ報告会」

本校において、創造科学科6期生(2年生)の理系生徒(26名)が創造応用Iの授業で、数学/物理/化学/生物/都市工学の5分野での探究活動を行った。夏季休業中に設定した実験計画をもとに実際に実験を開始したグループや、大学の先生からオンラインで助言をいただきながら研究目的や研究手法について再検討を行うグループなど、それぞれの研究班ごとに本格的に研究活動を開始した。

  

7限には全分野が集まり。自分たちの研究のテーマ報告会を行った。各休業中に設定した「研究動機」、「研究の目的」、「研究背景」、「研究計画」について発表した。多くの質問が飛び交い実際の研究を行ってくための刺激となった。神戸大学の秋本誠志准教授に発表を聞いていただき、各研究に対する助言をいただいた。

  

令和4年9月6日 理数探究「院生プレゼン」

創造科学科7期生(1年生)の40名が本校ゆ~かり館において理数探究の授業で「院生プレゼン」を受けた。この授業では、自然科学の最先端の研究に触れ、科学に対する興味関心を深め、神戸大学の大学院生の指導を受けながら実際に自然科学の研究テーマを設定し実験・観察を行っていく。それによって2年次に自分たちで研究していくための基礎知識や研究の流れを実践的に学んでいく。

今回の「院生プレゼン」では、神戸大学 人間発達環境学研究科の大学院生8名に来校いただき、それぞれ大学で行っている物理学・天文学・生物学・数理学分野の研究内容をプレゼンテーションしていただいた。大学で行われている自然科学分野の研究について知り刺激を受けた。

  

その後、グループに分かれ興味をもった分野について、自分たちで研究したいことについて話し合った。大学院生の方から研究分野の魅力や難しさを聞きながら、好奇心をもって高校生らしいテーマを考えていた。

  

令和4年8月21日創造応用Ⅰ(社会科学)「ワンワールドフェスティバル for Youth実行委員会」

大阪YMCAにおいて、創造科学科6期生(2年)1名が「ワンワールドフェスティバル for Youth 2022」実行委員会に参加した。はじめに、同日に開催された関西NGO協議会主催「Summer SDGs Festival for Youth」に参加し、SDGsの具体的な取組みを行う団体とのつながりを作った。続いて、先述のイベントからヒントを得て、自分たちはどのようなプログラムを作っていきたいか、その青写真を描いた。次回以降、役割分担を行い、プログラム内容を検討していく予定である。

  

令和4年8月21日「Summer SDGs Festival for Youth」参加

大阪YMCAにおいて、創造科学科7期生(1年)3名が特定非営利活動法人関西NGO協議会主催「Summer SDGs Festival for Youth」に参加した。SDGsに取り組む政府関連機関やNGO、大学、高校、学生団体等が参加しており、生徒はそれらから話を聞き、具体的な内容について理解を深めた。

 

                                                                                                                 

令和4年8月19日創造応用Ⅰ(社会科学)「神戸市議会議員、神戸市職員へのヒアリング」

ほっともっとフィールド神戸の利用促進をテーマに研究している、創造科学科6期生(2年)1名が、市議会において同球場に関する質疑を行った神戸市議会議員の村上立真氏と、所管する神戸市建設局公園部の野田課長と山本係長からヒアリングを行った。質問内容は、ほっともっとフィールド神戸の改修について、ほっともっとフィールド神戸の経営状態について、観客数(おもにビジター客)について、地下鉄を利用した広報について質問を行った。野田氏や山本氏から回答を得つつ、村上議員の意見を伺いながら球場設置者である神戸市と運営を行っている球団との関係など、運営実態について理解を深めることができた。

  

令和4年8月16日創造基礎B FW「三者協議」

神鉄本社にて、神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)5班の4名が、神戸電鉄経営企画部の西口課長、同鉄道事業本部技術部の能崎係長、㈱アーティスト・リレーションズの田中社長、同PR部マーケティングマネージャーの森島氏(KOBerries♪リーダー)と3者で協議を行った。まず、西口氏より神戸市と神戸電鉄が締結した「神戸市と神戸電鉄株式会社との神鉄沿線リノベーションに関する連携協定」による「神鉄沿線モヨウガエ」プロジェクトについて説明し、田中氏からKOBerries♪結成の経緯や現在の活動について説明があった。それぞれの活動目的を確認したうえで、本校生徒が考える提案について、議論した。まずは、地域における三者の活動実績の積み重ねが必要で、スモールステップで小さな仕掛けをしてくことが確認された。

  

令和4年8月13日創造応用ⅠL「大丸須磨店」

大丸須磨店において、創造科学科6期生(2年)2名が「マイクロライブラリー」のその後について確認し、今後の見通しについて株式会社大丸松坂屋百貨店店長付専門スタッフの立花氏と青木氏と協議した。1月に大丸須磨店に設置したマイクロライブラリーが、近隣住民の手によって本が循環し、持続可能な取組みとなっており、大丸の担当者も驚いている様子であった。大丸の関わりや地域の特性を分析し、10月16日に実施される「マイクロライブラリーサミット」で報告する予定である。

  

令和4年8月11日創造基礎B実践活動「『神鉄モバイルCoffee』テストトライアル」

神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)の5班4名が、神鉄長田駅前の空き地にて、ブレンドコーヒーのテスト販売を実施した。「#駅活チャレンジャー」の上野氏と全国学生珈琲連盟代表で喫茶あおいオーナーの恒松氏にも協力していただき、ホットコーヒー(300円)、アイスコーヒー(400円)で販売した。なお学生には100円割引で販売した。10時から16時まで営業し、61杯のコーヒーを販売することができた。関係者だけでなく、学生や地域住民にもコーヒーを提供でき、長田駅の活性化の第一歩を踏み出すことができた。今回のテストで見えた課題を改善し、次回の実施に結び付けていきたい。

神戸沿線モヨウガエ「『神鉄モバイルCoffee』のテストトライアルを行いました」https://www.kobe-cube.jp/post-2572/

  

  

  

 

令和4年8月7日創造応用Ⅰ(社会科学)「ワンワールドフェスティバル for Youth実行委員会」

関西NGO協議会において、創造科学科6期生(2年)1名が「ワンワールドフェスティバル for Youth 2022」実行委員会のキックオフミーティングに参加した。はじめに、このイベントの趣旨やこれまでの経緯、今年の実施形態(対面とオンラインのハイブリッド実施)について説明があった。続いて、実行委員9名(いち1名欠席)が自己紹介を行った。最後に「子どもの権利条約すごろく」というゲームを体験し、このイベントに関わる上で、大事にすべき人権感覚について理解を深めた。次回以降、イベントに関する企画等を検討していく予定である。

  

令和4年8月6日創造基礎B FW「KOBerries♪インタビュー」

㈱アーティスト・リレーションズ事務所にて、神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)5班の2名が神戸発のアイドルユニット「KOBerries♪」にインタビューを行った。今回はメンバー3名に対して、KOBerries♪の活動背景や内容について、まちづくりへの貢献について、各メンバーの神戸電鉄とのつながりについて、各メンバーに関する質問をし、回答を得た。神鉄とのつながりはそれほど深くないものの、神戸を盛り上げようとするところは一致点が見いだされ、今後、神鉄とKOBerries♪、生徒の3者で協議し、方向性を見出していく予定である。

  

令和4年8月4・5日「高校生国際交流の集い2022」

創造科学科7期生(1年)の2名が、関西学院大学、特定非営利活動法人国際社会貢献センター(ABIC)主催「高校生国際交流の集い2022Better than Now ~自分の未来を自分の手で〜」に参加した。1日目はオンラインで、2日目は関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで実施された。生徒は他校生と関学の留学生、ファシリテーターの学生とともにチームを組み、SDGsとソーシャルビジネスを組み合わせたプランを英語でディスカッションし練り上げた。最後に議論の成果を英語で発表した。

   

令和4年7月31日創造基礎B FW「コーヒー淹れ方講座」

本校第一STEAM ROOMにて、神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)4名がコーヒーの淹れ方講座を受講した。講師は大阪で「喫茶あおい」運営している恒松亮平代表で、学生団体としてコーヒーショップを展開し、コーヒーの焙煎やイベント企画・運営等を行っている。今回は、8月11日(木)に神鉄長田駅で生徒とともにテストトライアルを実施する上野氏も参加し、コーヒーの淹れ方の手順について実習した。また、神鉄長田駅をイメージしたコーヒーブレンドについて調整し、8月11日に提供する味を決定した。最後に、上野氏と8月11日の実施方法やそれまでの広報等について調整を行った。

  

  

令和4年7月29日・31日創造基礎B FW「KOBerries♪」

本校にて、神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)4名が神戸発のアイドルユニット「KOBerries♪」の所属事務所である㈱アーティスト・リレーションズ代表取締役社長の田中雅久氏と打ち合わせを行った。はじめに生徒から神鉄長田駅の現状ややってみたい企画について田中社長に説明した。続いて、田中社長からKOBerries♪が結成された経緯(商店街の震災復興記念事業の一環として期間限定で実施、その後アーティスト・リレーションズが引き継ぎ、10年目を迎える)について説明をしてもらった。また、7月31日にライブハウス・神戸チキンジョージで行われる「KOBerries♪結成10周年記念SPライブ」への招待も受け、当日ライブに参加しKOBerries♪のパフォーマンスを観賞した。

※ライブ写真は主催者の許可を得て撮影

  

令和4年7月23日創造基礎B FW「神鉄長田駅カフェ屋台作成」

神鉄長田駅魅力向上をテーマに活動している創造科学科7期生(1年)7名が8月11日に神鉄長田駅でテストトライアル実施する屋台を作成した。まず初めに、今後生徒が活動場所とする神鉄長田駅の倉庫と、屋台の設置場所を確認した。続いて、神鉄に乗車して丸山駅近くの「丸山アンダーザブリッジ」というコミュニティスペースで屋台の作成を行った。建築関係のお仕事をされている上野氏が設計した図面をもとに、準備した木材を切断したり穴をあけてボルトを入れるなどのして組み立てた。神鉄職員の方もお手伝いいただき、屋台を完成させることができた。先述のとおり、8月11日(木)午後に神鉄長田駅でコーヒーを販売するテストトライアル実施予定である。

  

  

令和4年7月22日 創造科学科説明会(7月)

本校講堂において、県内の中学3年生とその保護者を対象に創造科学科説明会が行われた。会場では、創造科学科の生徒の作製した研究活動のポスターを展示した。

全体会では、学校長挨拶、学科長による学科概要説明を行った。

その後、申込時の希望分野に分かれての体験授業を行った。体験授業では、創造科学科6期生(2年生)、7期生(1年生)の生徒が補助に入り、自分たちの経験を中学生に伝えた。

 

〈体験授業〉

1.創造基礎(地域社会)   2.創造基礎(SDGs)

3.理数探究(理数)     4.創造応用(グローカル)

5.創造応用(数学)     6.創造応用(物理)

7.創造応用(化学)     8.創造応用(生物)

9.STEAM(ドローン)   10.STEAM(VR)

  

  

令和4年7月16日-17日「amelias女子高校生起業プログラム」

ひょうご起業プラザにおいて、創造科学科7期生(1年)の女子生徒7名が、ソーシャルアクセラレーターNPO法人amelias主催「女子高校生起業プログラム」に参加した。これは、シリコンバレーで多くの女性起業家を輩出してきた堀江愛利氏が中心となって、"いかに成功するか"ではなく、"いかに社会の中で自分の夢中を活かしながら生きていくか"に焦点をあてて、マインドセットの醸成やアイデア創出、仲間づくり、ディスカッションなどを通じて「起業とはどんなものなのか」を体感するプログラムだ。札幌市、渋谷区、横浜市、神戸市の4会場で約100名の女子構成が集まり、起業アイデアを実現する挑戦に取り組んだ。以下、本校生徒が取り組んだ起業プランである。

 

HAKIDASE(最優秀賞):夫婦喧嘩解決アプリ

さくららみょん(THINK CRAZY賞):30秒(桜の花弁が落ちる時間)でできるカップ麺

ヒトスイ(BE KOBE賞):一口弁当冷凍スイーツ

be/flesh(GREEN賞):future due型生理用ショーツ令和4年7月16日-17日「amelias女子高校生起業プログラム」