取り組みのハイライト

創造科学科ブログより抜粋

令和6年1月16日2月2日 理数探究ポスター模擬発表会

1月16日(火)6限と2月2日(金)6限の2回にわたり、2月3日(土)に行われる神戸高校、兵庫高校、明石北高校の3校合同のポスター発表会に向けての模擬発表会を実施しました。当日は4班ずつに分かれHR教室と化学教室で発表練習を行いました。1回目はまだ原稿を見ながら発表したり、時間配分を間違え質疑応答の時間をとれなくなってしまったりした班も見受けられましたが、発表を観覧した他の班員から寄せられた事後のアドバイスシートを参考にしながら修正を加え、本番前日の2回目では本番さながらの緊張感を保ちながら発表練習会を終えることが出来ました。

  

令和6年2月7日 「創造応用I発表会」

創造科学科7期生(2年生)が本校において創造応用I校内発表会を実施した。
普段の創造応用の授業は文系と理系は分かれて実施しているが、創造科学科として双方の研究発表を聞くことで広い視野、多角的に物事をとらえる力を養うことを目的として発表会は合同で実施した。
研究内容を分かりやすく他者に伝える力を養うことはもちろん、他者の研究内容を素早く理解して的確な質問するなど、これまでの教科「創造」で実践的に身に付けてきた力を存分に発揮する場となった。
講師として参加いただいた大学の先生や大学院生からは、「高校生ならではの発想と着眼点が柔軟でおもしろかった。是非今後も探究活動を続けてほしい」という講評をいただいた。

【社会科学分野研究タイトル】
日本の難民認定制度における現状と課題
日本でソーシャルビジネスが普及しないのはなぜか
ハリー・ポッターから見る翻訳表現の必要性
誰もがアクセスしやすい子ども食堂にするには
高大接続改革の検討
チケット高額転売の解決策とは
(二次元が秘める美味しさ)
(主介護者にとって住みやすい街とは)

【自然科学分野研究タイトル】

効率的な防音方法とは
水力発電の家庭への応用について
消しゴムの種類と紙質の関係
水田環境におけるメタン発酵の抑制に効果的な操作
効果的なストレッチについて
箸の長さと手の関係性
バスケと確率
データでみる競馬
効率的な勉強方法
カラオケの採点システムについて

  

令和5年12月12日創造基礎B 「Exchange Meeting」

本校ゆ~かり館において、創造科学科8期生(1年)が創造基礎B「Exchange Meeting」を実施した。神戸大学大学院の留学生8名(バングラデシュ2名、ブラジル1名、インドネシア1名、中国1名、韓国1名、シエラレオネ1名、パレスチナ1名)に来校いただき、ここまでの創造基礎Bで長田区の地域課題の解決に向けて取り組んでいることについてプレゼンテーションを行い、留学生の方にアドバイスをいただいた。そして、留学生の方による各国の状況や抱える課題についてプレゼンテーションを聞き、質疑応答を行った。そして、各班より、本日の学びについて全体に報告を行った。自分たちのプレゼンも、留学生のプレゼンも質疑応答も全体報告会もすべて英語で行った。初めは英語への不安も抱えていたが、積極的にコミュニケーションをとることができ、生徒たちにとって非常に貴重な機会となった。

  

令和5年12月13日(水)「仙台第三高校・兵庫高校 探究交流会」

12月13日(水)にゆ~かり館にて、創造科学科7期生と宮城県立仙台第三高等学校(2年生1クラス)の生徒で、探究交流会を実施しました。仙台第三高校の修学旅行では、クラス毎に他校との探究交流会を実施しており、本日、7クラスのうちの1クラスが本校に来てくれました。

探究交流会は、各校からの学校紹介に始まり、8グループに分かれての探究発表会を実施し、残りの時間で交流を深めました。本校生徒は、創造応用Ⅰで探究活動を進めている内容を発表し、仙台第三高校の生徒は、第1学年から継続的に進めてきた探究活動の内容を発表してくれました。探究発表はもちろんですが、交流会を通じて、とても良い刺激をもらいました。

  

令和5年11月14日 理数探究 神戸大学実験実習

11月14日(火)に創造科学科8期生の生徒を対象に、理数探究の授業で神戸大学実験実習が行われました。9月5日から神戸大学発達環境学研究科の大学院生8名に協力いただき、5名ずつ8班に分かれた生徒たちがそれぞれの院生の研究に沿ったテーマを設定し、探究活動を行ってきました。
当日はそのまとめとして、大学の研究室で先端機器を使わせていただきながら、実験実習を行いました。物理と生物分野を中心に高校生だけではできないような研究テーマに取り組み、当日はその仕上げとして充実した探究活動の時間を過ごすことが出来ました。これから来年の神戸高校、明石北高校との合同ポスター発表会と、お世話になった院生の皆さんと神戸大学の谷 篤史先生に向けてのスライド発表会の準備に入ります。

 

                

 

令和5年11月13日創造基礎B 「神戸新聞取材」

本校創造科学科室において、創造科学科8期生(1年)5人が創造基礎B「FRESH 野菜マーケット」についての神戸新聞社に取材を受けた。
11月19日の実施に向けての準備の様子や、開催に至るまでの4月からの取り組みについてのインタビューをしていただいた。その中で、改めて19日への思い入れが強くなった表情が見られた。インタビューで「自分たちも楽しんで取り組みたい」と話した通り、ここから限られた時間ではあるが、しっかりと準備をして魅力発信をしてほしい。

  

令和5年11月12日 瀬戸内海環境保全特別措置法制定50 周年記念式典への出席

神戸国際会議場において、創造科学科7期生(2年)の生物班3名が、瀬戸内海環境保全特別措置法制定50 周年記念式典にて、創造応用Ⅰで探究している内容について、ポスターセッション(来場者向け)と口頭発表(オンライン配信)を行った。式典への参加者は環境省庁の職員、国会議員、県知事、大学教員、環境関連の企業など、多数参加し、ポスターセッションでは、様々な観点から探究内容について質問と意見をいただいた。また、発表内容が評価され、奨励賞を受賞した。
発表後、メインホールにて式典に参加し、会長である齋藤兵庫県知事の挨拶に始まり、大学生の取組み発表や、環境省の水・大気環境局長や兵庫県環境部長をパネリストに迎えたパネルディスカッションを聴講した。

  

令和5年11月11日 創造科学科説明会

11月11日(土)、午前中の学校説明会に続き、午後から創造科学科説明会が実施されました。当日は保護者と中学生合わせて211名の参加がありました。
13:45からの受付が始まり14:30まで普通教室3カ所とコモンホールを利用して、1年生の創造基礎で取り組んでいる「長田区の課題解決のための探究活動」、2年生が取り組んでいる創造応用Ⅰ自然科学分野、社会科学分野のそれぞれの取り組みについてのポスター発表が行われました。
その後14:40から全体説明会が講堂で行われ、校長挨拶、学科長による創造科学科の概要説明に続き各学年の探究活動の中から、いくつかについてスライド発表が行われました。それぞれの発表テーマは以下の通りです。

1年創造基礎     「神戸電鉄長田駅の活性化~長田駅で野菜の直売所を開く~」
2年創造応用Ⅰ化学班 「消しゴムの種類と紙質の関係」
2年創造応用Ⅰ社会科学「アフリカの児童労働問題とソーシャルビジネス」

発表会の終了後15:30からコモンホールで生徒質問会を実施し、中学生の質問に現役の高校生が丁寧に回答しました。
また講堂の隣の教室では「アフリカの児童労働問題」に取り組んでいる生徒が「フェアトレードの事業の継続性についての実験」としてアフリカ産のチョコレートを販売し、売り上げはユニセフを通じて生産国に寄付しました。

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令和5年9月12日理数探究「大学院生ゼミ」

9月12日(火)の6,7限に先週に引き続いて神戸大学の谷 篤史先生と院生8名に参加していただき、創造科学科8期生の理数探究を実施しました。前週のプレゼンを受けて各班から提出された研究テーマの希望調査を基に、班ごとに院生の担当を一人ずつ決定し、今後の探究活動の具体的テーマとその予定について、担当院生を交えてディスカッションを行いました。その中で院生の方の研究内容に沿ったテーマを設定し、フィールドワークの予定など、具体的な研究内容について活発な議論が交わされました。
また次回の授業までに1か月ほど期間が空くため、この間を利用して設定されたテーマまたはその周辺の内容について自分なりの調査を行い、レポートを作成する宿題について説明がありました。

  

令和5年9月5日理数探究「大学院生プレゼンテーション」

9月5日(火)の6,7限に神戸大学発達環境学研究科の谷 篤史先生と大学院生8名に参加していただき、創造科学科8期生の理数探究が実施されました。今年度も「高校生の探究活動に協力してもらえる院生」を5月に募集をしたところ、8名の応募があり自然科学分野の探究活動に協力していただけることになりました。
この日は各院生から自己紹介と各自の研究についてのプレゼンテーションがパワーポイントを用いて実施され、それを基に各班どのような研究を行うかディスカッションを行いました。前半のプレゼンでは院生の皆さんも緊張の面持ちでしたが、後半の班別ディスカッションでは気軽に生徒の相談に乗っていただき、活発な意見交換が行われました。

  

令和5年9月19日創造基礎B「前期最終発表会」

令和5年9月19日創造基礎B「前期最終発表会」
本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科8期生(1年)38名が前期最終発表会を行った。今回の発表会では、お世話になっている区役所や市役所の方々、地域の方々、そして保護者の皆様、総勢40名近くのゲストにお越しいただき、ここまでの活動や自分たちのプロジェクト、今後の活動についての報告をした。最後に、長田区総務部地域協働課課長・田中謙次様からご講評を頂いた。今後、各班はコメント等を参考に企画を修正し、実践活動を行っていく予定である。

各班の発表の内容は以下の通りである。(発表順)
「「Ngon!(おいしい!)」でつなぐ長田と世界」
「#えきべん!~駅で楽しく勉強~」
「一番街を盛り上げ隊」
「真野リンピック」
「きれいな長田で繋がろう!」
「神戸電鉄縦断計画」
「ちゃりっと動画投稿」
「燃やせぼっかけ魂」

  

令和5年9月13日創造応用ⅠL 「院生交流会」

本校第1STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(2年)8名が創造応用ⅠLで名古屋大学大学院の院生と交流会を行った。院生の研究テーマや研究手法などを聞き、論文を書く際のアドバイスをもらったあと、自分たちの問いについて見直した。自分たちの研究の概要や問いを紹介し、それぞれにアドバイスをいただく貴重な時間となった。研究の砂時計モデル、良い問いとは何か、これらの学びをもとに今後の研究を進めていく。

 

令和5年9月6日創造応用ⅠL 「夏休み進捗報告会」

本校第1STEAM ROOMにおいて、創造科学科7期生(2年)8名が創造応用ⅠL「夏休み進捗報告会」を行った。夏休み中にそれぞれが自分のテーマに対して取り組んだことを互いに発表し、今後の方針について互いにアドバイスをしあった。
フィールドワークやインタビュー、アンケートなどそれぞれが進めており、今後の展望も楽しみなものになった。

  

東京みらいフロンティアツアー2023_3日目

東京みらいフロンティアツアー3日目。有志の生徒10名は東京大学を訪れた。 
東京大学に進学された先輩2名に案内してもらい、赤門や図書館、安田講堂を見学した。 
道中で東京大学に通われていた文豪夏目漱石などのお話も伺い、ただ見学するだけでなく知識も深めることができた。 
今回の東京大学を見学した経験は東京大学進学を志すきっかけや決意をする機会になったと思う。 
先輩方の背中を追って私たちも”得意”や”好き”を見つけ、憧れられるような存在になりたい。 
 
   

東京みらいフロンティアツアー2023_2日目C班

東京みらいフロンティアツアー二日目。C班の12名はAkeruE、METoA Ginza、Xcenterに訪れた。

 

AkeruE

このAkeruEという施設ではPanasonicが考える、今を生きる子供たちに必要なSTEAM教育の本質を学ぶことができた。私たちが通う兵庫高校でもSTEAM教育には力を入れているが、この施設では今までの授業よりもA(Art)の可能性を感じることができた。

工作をする体験プログラムや動画を作れるプログラムもあり、最近では感じなかった童心や好奇心をくすぐられる展示であった。

 

METoA Ginza

この施設では三菱が行なっているサステナブルな社会を目指すために必要な1つの事柄であるプラスチックリサイクルを楽しく学ぶことができた。

ゲーム感覚で学ぶことができ、実際に体験をするのでより理解を深める展示であった。

他にも三菱が行なっており、兵庫高校も協力しているekinoteなどの活動の展示もあるため社会に寄り添った三菱の形を知る機会となった。

 

Xcenter

この施設では三菱が掲げる未来に必要な最先端のシステムを学ぶことができた。

実際に免許がない子供や高齢者でも運転のできるモビリティに試乗したり、人と協働できるロボットを見学した。

人々の暮らしにもっと豊かさをもたらすようなそんな技術の進歩過程を知り、これからの私たちが担う発展により一層責任を感じると共に進化する楽しさも感じた。

  

東京みらいフロンティアツアー2023_2日目B班

東京未来フロンティアツアー2日目は、国会議事堂周辺、アジア開発銀行(ADB)、JFOODOを訪れた。

 

国会議事堂周辺

ここではまず、国会議事堂参議院の見学を行った。参議院の歴史や内装に込められた意味などを学びつつ議事堂の中を見てまわった。歴史ある建造物であり、国の重大な決定を行う場所ということもあり、どこか重みのある空気が感じられた。

次に、国立国会図書館に訪れた。この施設では国内のすべての出版物が保管されている。今回は特別に書庫の中まで見学させていただき、明治初期当時の新聞などを拝見した。普段は見ることのできない貴重な資料も生で見る事ができ、とても興味深い体験だった。

その後、参議院会館にて兵庫高校OBの宮崎雅夫議員と対談を行った。宮崎議員が力を入れている農産業関係のお話を聞き、私たち自身の体験や知識と結びつけることで、より一層日本の農産業の未来について深く考える事ができた。

 

アジア開発銀行(ADB)

ここでは、アジア開発銀行が行ってきたアジアにおける貧困問題解決の経験談を英語で講義して頂いた。様々な事例を学び、国際的な問題をどのような角度から捉え、解決にむけてどう働きかければよいかなどを考えた。耳なれない英単語に苦戦しながらも、ADBの方々と深くアジアの国際問題について話し合うことができた。

 

 

JFOODO

ここでは、北川さんによる講義を聴きながら、日本産食品の海外へのアプローチについてなどを考えた。私たちに身近な食品でも、どのようなプロモーションを行うことで立場や考え方の違う人に興味を持ってもらえるのかなど、話し合いながら新たな目線で見つめる事ができた。

  

  

  

東京みらいフロンティアツアー2023_2日目A班

東京未来フロンティアツアー2日目

私たち2A班は日本アセアンセンター、国連UNHCR、アジア経済研究所に訪れた

 

1.日本アセアンセンター

ここではアセアン加盟国それぞれの文化や特徴を教えてもらった。日本が少子高齢化によりアセアン各国に経済援助を求めなくてはいけない経済の脆弱性や日本とその各国の関係の歴史、近い地域であっても経済を構成する産業の割合の違いなど知ることができよりアジア各国の理解を深めることができた。

 

2.国連UNHCR

難民受け入れに対しての熱い講演をきいた。難民受け入れに対して日本国民が感じているマイナスなイメージは日本がそう思われずにはいられないような社会を構築してしまっているという現状であったり自分たちの先入観で難民の方々の未来の芽を無意識のうちに積んでしまっていることが分かった。講義してくださった方の日本という国を難民にとって生きやすく世界にとって誇れるような国に変えたいという思いを聞き感動したと同時に難民受け入れに対しての考え方が180°変わった。

 

3,アジア経済研究所

世界でも手に入るかわからないアジアのとても貴重な資料また4階にもなる図書館を拝見できて圧巻された。中には戦前のものや北朝鮮の資料もあったりしてとても歴史を感じ取ることができた。またカンボジアの昔から今に至るまでの歴史をお聞きすることができた。カンボジアとアジアのつながりであったり国民が情報操作をされ政府の意識を変えられており、政治に関しての言論の自由が失われている今を知ることができた。観光のイメージしかないカンボジアの見方が変わった。

 

今日はとても自分たちの考え方や見方が変わりました。楽しかったです。

  

東京みらいフロンティアツアー2023_東京武陽会交流会

東京みらいフロンティアツアー1日目の夜には東京武陽会に所属されているOBOGの方との交流会に参加した。 
地元では見られない皇居とビル群の夜景を楽しみながら先輩方と交流した。 
同じ兵庫高校出身であるという仲間意識からなのか、夕食からどの班のテーブルでも談笑が絶えず、和気あいあいとしながら自分たちが進めている研究テーマについてのアドバイスをいただいた。 
先輩方は専門分野をそれぞれ持っておられたのでより詳しい見解を聞くことができた。中には、研究を進めるうえでの心構えやプロセスの重要さを学んだ班もある。 
武陽会の方々は皆何かしらの要職に就き、自分の専門分野のみならず幅広い知見を持ち余裕があって非常にかっこいい尊敬できる先輩方であった。私たちもああなりたい。 
今と昔の兵庫高校の変化の話も交えながら楽しく学ぶことができた充実したひと時であった。 

  

東京みらいフロンティアツアー2023_1日目B班

新神戸9時10分発ののぞみ84号に揺られ、(と言っても揺れはあまり感じられなかったが)我々B班一行は東京の土を、品川駅において踏んだ。やはり新幹線というものは速いらしく、エスカレーターで左による人々を見るまでは東京にいるという実感がなかった。お台場まで電車を乗り継ぎキャリーバッグをがらがらと押し、川崎重工業によるロボットのショールームであるKawasaki Robostageを訪問した。溶接用の屈強なロボットとVRゴーグルなどを組み合わせたドローンの視点をリアルに体験できる装置が目玉で、ある者はUSJのアトラクションのようだと表現するほど面白いものだった。ゲーム産業の更なる発展などを期待できた。講義においてもその内容は非常に充実したもので質問が尽きなかった。 
Kawasaki Robostageを後にし、夏のじりじりとした日差しの中、フジテレビ本社やガンダム像を横目に次の訪問先の産業技術総合研究所に向かった。産業技術総合研究所では人間の労働や生活における運動などに関わる2つの研究を紹介していただいた。どちらも非常に面白い研究で、人体の研究における精密さに驚かされた。 
 今日は非常に有意義で、また楽しい体験を多くすることができた。ご協力いただいたすべての方々に改めて感謝を申し上げる。 

  

  

東京みらいフロンティアツアー2023_1日目A班

東京未来フロンティアツアー1日目A班の14名は、千葉県にある量子科学技術研究開発機構へ訪問した。はじめに、機構が行っている研究などの講義を受けた。その後、主加速器(シンクロシトン)を見学し、3つの班に分かれてそれぞれ体験を行った。 
 A班では、窒素(N)が含まれるダイヤモンドの特殊な性質を利用して慢性炎症を予防する実験室の概要を聞き、実際に研究設備を見学した。できて1年ほどと新しい研究室であったが内容がとても面白く免疫についての知識を深められた。 
 B班では、「PET装置の原理を学び、未来のPET装置開発現場の見学」を行った。PET装置のもととなる機械を用いて、どこに放射線を出す物があるのか探す体験をした。また、新しい頭用のPET装置について実際に見た。 
 C班では、光の吸収を利用し、普段目に見えない放射線を測定する体験を行った。講義で学習した内容を踏まえることができ、実践しながら、理解する貴重な体験をすることができた。