ふるさと貢献について
R7年度 第2回姫路城学講演会(1年次)
3月18日(水) 1~2限,1年次対象 第2回「姫路城学」講演会を本校体育館で実施しました。
兵庫県立歴史博物館 学芸課 学芸員の竹内 信 様を講師としてお迎えし,「姫路城学への招待」というタイトルでご講演いただきました。学芸員という仕事内容についてご説明いただいた後,クイズ形式で姫路城の特徴を学び,特別史跡内にある高校が全国的に見てもかなり珍しいこと、そこで「姫路城学」を学ぶ意義を分かりやすいスライドを交えて説明していただきました。
姫路城を城下町とともに今後どのように保存し,地域の人々の生活と共存するかという課題もあり,東高生がこの場所で学び続けられることは当たり前ではないと改めて感じる機会となりました。東高生のみなさんには,「姫路城学」講演会で得た学びや思いを忘れず,地域の文化を大切にしながら,さらに学びを深めてほしいと思います。
【生徒の感想】
・姫路城についてだけでなく、これまでなんとなくしか知らなかった博物館や学芸員の仕事についても知ることができて良かったです。以前から姫路城学に興味があり、お城の近くにある高校として彦根東高校は知っていましたが、特別史跡内にあるのが2校だけなのは知らなかったので驚きました。さらにお城について学べる授業があるのは姫路東高校だけと聞いて、改めて姫路城学の体験は貴重なものなのだと感じました。2年次になったら姫路城学の授業を受け、姫路城の魅力についてさらに知って紹介できるようになりたいです。
・姫路城学というお城について高校と連携して詳しく学べる機会は貴重だと知りました。東高生としてできることや、姫路市民としてできることを考えていきたいです。最近海外の人と交流して日本の文化を発信してみたいという気持ちがあり、今回の姫路城学を通して来年度の姫路城学を受講したいなと思いました。日本でも数少ない特別史跡の中にある学校に通うことができてとても光栄だと思いました。
・姫路城を毎日見られていることや、世界遺産の敷地内で学べていることが全国的にみても珍しく、すごいことだと改めて実感することができました。学芸員というフレーズは聞いたことがあったけど、実際の仕事についてはよく知らなかったので、国家資格が必要なことや、大学で専門的なことを学ぶということは初めて知りました。いろいろな仕事をこなす学芸員はすごいと思いました。
R7年度 「姫路城学」紹介動画
R7年度 第12回姫路城学の実施
3月4日の午後、今年度最後の姫路城学を本校百周年記念館2階大ホールで行いました。
兵庫県立歴史博物館の学芸員 竹内 信 様をゲストとしてお迎えし、「姫路城学」発表会を行いました。
前回、IGESEで発表した内容をブラッシュアップし、各班がすすめてきた研究について、個性あふれる発表をしてくれました。最終回にふさわしい堂々たる発表で、盛んな質疑応答も見られ、それぞれが有終の美を飾ってくれました。
学業や部活動で忙しい中、「姫路城学」を最後まで受講してくれた8名のみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。全12回の「姫路城学」を通じて育んだ興味関心、研究視点を今後の活動に活かしてくれれば幸いです。
【生徒の感想】
・毎回、お話を聞いている間に夢中になり、来てよかった参加してよかったと本当に心から感じています。漆喰の回では、将来、家建てるなら漆喰使おうと思い、千姫の回では、千姫おもしろいと思い、講師先生がおっしゃっていた本を買いました。散策の回では、姫路ってやっぱ綺麗だなぁと改めて感じました。
・今回の発表では、他の班の発表を聞いてこれまでの活動を思い出し、本当に参加してよかった、このメンバーと活動できてよかったと思いました。
・全12回の講座は、長いようであっという間で、しかしより姫路城や周りの城下町、そして千姫や本多忠刻などの人々など様々なことを知れて、とても有意義な学校行事でした。教えられるだけじゃなく自分たちで教わったり調べたことを形にして発表することもとても楽しくて、大学でもこうしてどんどん調べたことを発表していきたいと思いました。
・今まであまり詳しくなかった千姫について改めてしっかりと調べてみて千姫の人柄や人生に深く心を打たれ、感動すると同時に、いつか彼女が主役になった大河ドラマを観てみたいと思うようになりましたし、歴博にも積極的に訪れてみようと思いました。
・1年次のときは、歴史が好きだから、なんとなく史学の方に行くんだろうなと思っていましたが、12回の講座や文献調査を通して、大学でももっと探究していきたいなと強く思うようになりました。みんなでフィールドワークをしたり姫路城に登城したりするのはとても楽しかったし、色んな視点の意見も聞くことができたし、何よりみんなの発表を聞くのが一番楽しかったです。約1年間、このメンバーでとても楽しく活動させていただいて、自分にとってもすごくいい経験になりました。
・小さな頃から歴史的建造物を見て回るのが好きでせっかく姫路城の近くに入学したから!という理由で姫路城学に参加しました。普段のお城巡りでは体験できないような貴重なものばかりで本当に受講できて良かったなと心から思います。
・お城を登城したときはいつもとは違うたくさんの新しい発見があり、これからお城を登った時にさらにマニアックな細かいところまで気づくことができるだろうなと思いました。12回という講座でしたがとても濃い良い思い出になって本当によかったです。
R7年度 第11回姫路城学の実施
2月7日(土)、アクリエ姫路で行われたGirl's Expo with Science Ethicsにて、「姫路城学」研究発表会を行いました。
1年間を通して姫路城学で学んできた内容をベースに、班ごとに進めてきた研究内容の成果を伝える貴重な機会となりました。
特設ブースを作っていただき、多くの観衆の中で各班が個性あふれる発表をしていました。
次回、3月4日(水)が今年度最後の姫路城学です。発表内容をブラッシュアップし、講師の先生方の前で堂々と発表してくれることを期待しています。
R7年度 第10回姫路城学の実施
1月26日(月)の放課後、姫路市城郭研究センターを訪問しました。
今年度学んできた姫路城学の内容を踏まえ、各班で進めている研究の疑問点を学芸員 工藤 茂博先生に質問をし、多くのご助言をいただきました。城主が変わることで城の内装が変わるのか、町名の由来パターン、姫路城の門の特徴など、多分野にわたる質問に対して工藤先生がきめ細やかに説明してくださいました。
初めて訪問する生徒たちは、「学校の近くにこんな場所があったのか」と驚いた様子で、自分たちの出生地の史料を手に取ったり、「また史料を見に来ようね」と約束したりしていました。
【生徒の感想】
・昔の事は全然知らなかったのにどこかで現代に繋がる所があり、本当におもしろいと感じました。特に、酒井時代の三山・一山が行われるために作られた作り物は、私自身が部活で箏をやっているということもあり、とても興味があります。もしこんな大きな美しい作り物がどこかの町にあったら、私も頑張ってたくさん歩いいてでも、ぜひ見たいと思います。
・今までの姫路城学から疑問に持っていたことを教えていただき、今後のプレゼンテーションの参考になりました。
昔の絵図などから、今にはない姫路の街並みなどがあって、とても興味深かったし、面白いなと思いました。
城郭センターにある資料から、過去の姫路城学で得た知識を深めたり、新たな視点に気づくこともできて、良い機会になりました。
R7年度 第9回姫路城学の実施
12月10日(水)の午後、第9回姫路城学を実施しました。今回は、歴史研究家の黒田美江子先生を講師としてお招きし、本校百周年記念館大ホールにて「姫路城と千姫」についてご講演いただきました。
なぜ、姫路城は姫山に築かれたのか、「播磨国風土記」の言い伝えから戦国時代から江戸時代を生きた人々の想いにふれ、黒田先生ならではの視点でお話くださいました。先生の話を聞きながら、生徒たちは千姫の人生の中で一番幸せであっただろう姫路城での10年間に想いをはせ、歴史について学ぶ意義について改めて考えさせられたのではないでしょうか。
【生徒の感想】
・歴史を人物の心情から考えてみると、自分の身近にあるように感じて、面白かったです。外見の良し悪しで歴史が大きく変わったという話も面白く、千姫や秀頼、忠刻が超美男美女だったと聞き、どんな人だったんだろうと妄想してみるとなんだか小説でも読んでいるかのような気持ちで、もっと千姫について知りたいと思いました。
・千姫についてはこのお城のお姫様ということしか知らなかったので、徳川家や豊臣家と密接な関係にあると知って驚きました。城主について、家系図とわかりやすい解説をしていただいて理解することができました。千姫に限らずですが、それぞれが苦労して生きてこられたんだなと、歴史のロマンを感じました。
・千姫についての話は初めて詳しく聞いたので、すごく参考になりました。千姫だけでなく、その周りの人物も絡めた歴史を詳しく教えていただき、勉強になりました。また、姫路城がなぜその場所にあるのかなど、今まで考えたことのなかった姫路城に纏わることも、新たな視点から知ることができました。先生の、今の時代のありがたさを思って生きる、という言葉に強く心を動かされて、この自分のしたいことをできる平和な時代が当たり前じゃないなと思いました。
R7年度 第8回姫路城学の実施
11月19日の放課後、第8回姫路城学を実施しました。今回は、歴博の学芸員 竹内 信さんのご案内で、姫路城周辺を散策しながら、姫路城ゆかりの場所を訪ねました。散策ルートは、姫路城の中堀に沿って北側を西へ歩き、千姫の小径を南下、景福時寺と姫路城埋門跡を通り、大手前通りを歩きました。今年初めての試みでしたが、事前学習をした上で臨んだこともあり、とても充実した時間を過ごすことができました。
【生徒の感想】
・今回は自分が通学路として使っている道を結構通って、何気なく通っていた道にも色々な痕跡が残されていることがわかって興味深く感じました。矢穴の形の違いによって作られた時代が分かるというのも歴史を学ぶことの面白さを感じました。
・今回新企画のMissionとして事前に学習してみましたが、調べるだけではわからないようなことを実際に散策することによって気づけました。私が通学で通ったことのあるなじみのある道でも、ただの石垣だと思っていたところに矢穴があったり、何が書いてあるのかわかっていなかった看板に様々なことが紹介されていたりと、新発見がたくさんありました。
・先に学習して、地図だけでなく、実際に自分自身の目で確かめることが、いつもより楽しいことを知りました。たまに通る道の不思議や、不思議だと思ったこともなかったけれど、実はすごかったこと、ちょっとしたことの理由をたくさん知りました。今の季節は紅葉もしていて、初めて行った反対側からの姫路城がとても綺麗でした。
R7年度 第7回姫路城学の実施
10月22日(水)、10月考査最終日の午後、第7回姫路城学を実施しました。今回は、歴史研究家の平良哲夫先生の案内のもと姫路城へ登りました。
平良先生は、姫路東高校に長年勤務されていたこともあり、はじめに東高の校舎デザインに秘められたトリビアを教えてくださいました。平良先生の解説により5月に自分たちで登城した時の疑問点が解決され、生徒たちは「なるほど!」と頷く様子が多く見られました。
今回は西の丸まで足をのばし、「全体を見た後に細部を見る」という文化財鑑賞法を実践していきました。平良先生の問いかけに答えながら、生徒たちは姫路城に対する理解がより深まったようです。
【生徒の感想】
・美術館や、通学路にある像が有名な人が作った作品だとは全く知りませんでした。姫路城では、これまで習ってきたことに加えて、平良先生の分かりやすく面白い解説から、より深く姫路城を好きになりました!また、平良先生のお話は聞きたいです。
・前回登ったときには気づかなかったところや、石垣の知識など、細かいところまで様々なことを教えていただき、新たな視点を見つけることができました。美術館の像や、石垣は外からでも普段見ているものだったので、これからは教わったことを気にしながら見てみようと思います。
・石垣の作り方で時代が分かるのは興味深かったです。千姫の廊下や塀の復元に関して、資料などの根拠がないと造れないと聞き、やはり国宝、世界文化遺産であるからには厳しいんだなと思いました。意外にも、石棺などを転用して石垣に使用したり、見えるところは緻密に、見えないところは少し甘く造るなど、完璧ではないところがあると知って驚きました。それもまた魅力だなと思います。
・平良先生のお話のおかげで今まで気づかなかった姫路の魅力に気づくことができました。姫路城だけではなく、美術館や東高、正門前の通路まで様々な歴史や人々が関わって今の形になっているんだと思うと、とても感慨深いです。今回は以前登城したときは全く知らなかった石垣の名前や姫路城の「戦に向けて作られた」という考えも少し見直すことができました。
R7年度 第6回姫路城学の実施
8月19日の午後、第6回姫路城学を実施しました。
前回に引き続き、兵庫県立歴史博物館を訪問し、学芸員 竹内 信 様にワークショップをしていただきました。今回は、江戸時代の異なる時代に描かれた2つの姫路城の地図を用いて、地図から推察できるさまざまな情報を2人1組のペアで読み取っていきました。また、疑問点や地図の比較による気づきなどもコピーされた地図に書き込んでいき、全体で共有しました。竹内様の史料解説を聞いた後、歴博のバックヤードも見学させていただきました。生徒たちは普段は見ることができない貴重な史料や施設内部の様子に少し緊張しつつも胸が躍っていました。
次回は、10月22日(水) 10月考査最終日の午後、歴史研究家の平良 哲夫 様と一緒に姫路城を登ります。
【生徒の感想(一部抜粋)】
・教科書や資料集で見るような資料を直接、見ることができてうれしかったです。資料をじっくりみて、考えて、自分が知っている知識と結びつける楽しさを知りました。
・資料に書いてある日付が必ずしも当時の様子を表しているとは限らず、一筋縄ではいかないところが研究の面白いところだなと思いました。また、考えたことを共有すると、自分の考えなかったような視点で考察している人ばかりだったので、1人ではなく複数人で、多角的に物事をみていくことも大切だなと思いました。
・普段は見られない裏側も見せていただいて、全国の資料が集まっていたり研究室があったりと博物館らしい設備が多くありましたが、1番印象的だったのは2500kgも運べるエレベーターでした。
・5W1Hを用いて資料から物事を読み解くことは、それこそ私たちの探究活動の基礎基本になることだけれども、いざやってみると疑問ばかりが見つかって「読み解く」ことに目がいかないものだなあ、と思いました。今回の資料は、写しと原画という違いもあるけれど、お互いに線の細さや、精巧さが全く異なり、たった二世紀でここまで技術は進歩するのか、と感嘆しました。
R7年度 第5回姫路城学の実施
7月29日(火)の午後、兵庫県立歴史博物館にて第5回姫路城学を実施しました。
講師の学芸員 竹内信さんに現在開催中の特別展「描かれたお城と城下町」および常設展の解説をしていただきました。
姫路城に関する時代の異なる古地図や屏風絵を見て、それぞれの史料から読み取れる姫路城や城づくりのイメージに関してお話しいただきました。
この特別展を企画した竹内さんならではの専門的なお話を伺うことができ、生徒からは多くの質問が出ていました。その質問にも丁寧に答えていただきつつ新たな視点を提示してくださり、とても贅沢な時間を過ごしました。
次回は8月19日(火)の午後、今回に引き続き、歴史博物館にて学芸員の竹内信さんによるワークショップを予定しています。
【生徒の感想】
・私は特に、現存12天守の50分の1の模型の展示のところで見た、姫路城の大きさ、立派さにはとても目を惹かれました。徳川家光によって建設された「寛永度江戸城天守(3代目)」の方が姫路城より大きかったので、もし現存していれば…と思うと面白いです。姫路城が世界遺産であることが当たり前になりつつあるので、今こそ「姫路城の何がすごいのか」を考えなければいけないという言葉が印象に残りました。
・私は歴史博物館に訪れるのが初めてだったので、新鮮な気持ちで楽しむことが出来ました。姫路城展の中では、皆が、私では思いつかないような視点での質問をたくさんしていて、知見を深めることが出来ました。竹内さんの解説も詳しくて、まだまだ沢山の知らないことがあるのだなと感じました。50分の1のサイズの城の模型も、姫路城の大きさが他のお城に比べてすごく大きくて、他のお城についてあまり詳しくない私は、他のお城の構造に驚くと同時に、改めて姫路城のすごさを感じられました。